【仮想通貨】Monero(モネロ) /XMR の特徴・仕組みを徹底解説
2018/02/15

【仮想通貨】Monero(モネロ) /XMR の特徴・仕組みを徹底解説

さっちゃん【CRYPTO TIMES公式ライター】

さっちゃんCRYPTO TIMES公式ライター

2017/12のピーク時から仮想通貨に触り始めました。こちらでは通貨・プロジェクトについてまとめた記事を書くことが多いです。クリプト外ではWebまわりの集客、広告に携わっていたりします。

日本の取引所「Coincheck」にも上場していた銘柄として、日本でもよく知られているモネロ(Monero/XMR)。

匿名通貨ということくらいは知っている人が多いのではないでしょうか。

こちらの記事ではそんなMoneroの特徴や将来性などについてまとめています。

いままでMoneroって匿名系通貨だよね?くらいしか知らなかった人は、ぜひこの機会にMoneroについて知っておきましょう。

Monero(モネロ) /XMR の概要

モネロ(Monero/XMR)

通貨名称 Monero
ティッカー XMR
総発行枚数 18,400,000枚
アルゴリズム Crypto Night
システム PoW
公式サイト https://getmonero.org/

Monero(モネロ) /XMRの特徴

「モネロ」という名前はエスペラント語で「コイン」という語源からきています。

Coincheckで取り扱われており、時価総額上位の仮想通貨として日本においても知られている通貨です。

Moneroの特徴は大きく3つがあります。

  • 匿名性が高い (匿名通貨)
  • 送金(取引) が早い
  • マイニングが簡単である

Moneroの上記3つの特徴に関して詳しく解説していきます。

匿名性が高い(匿名通貨)

モネロは匿名性が高く、プライバシー保護の観点から優位性が高い通貨です。

匿名性が高い通貨とは
第三者からは「誰が誰に送金したかが特定できない」通貨のことを「匿名性が高い通貨」といいます。
モネロの匿名性が高いのはリング匿名、ステルスアドレスという技術を採用しているところにあります。

リング匿名

リング匿名では、複数人の秘密鍵で署名するため、だれが署名したのかがわからなくなります。

リング署名の解説

画像のように、複数人の秘密鍵で署名、複数人の公開鍵で複合します。

そのため、受取側は誰が送金したのかが特定できなくなります。

図解では4人ですが、これが何人にもなると送金者を特定するのは非常に困難です。

例えると、歴史で習った「傘連判状(からかされんぱんじょう)」に似ています。

傘連判状(からかされんぱんじょう)

引用:教えてgoo

昔、一揆のときなどに誰がリーダーかわからないようにするために、このような署名形式が使われました。

モネロのリング匿名も複数人で署名するため、誰が送金しているのかがわからないということになります。

ステルスアドレス

ステルスアドレスとは、送金する際に一時的に有効なワンタイムアドレスをつくり、それを経由して取引をするというものです。

ステルスアドレスの解説

Aさん→Bさんに送金するのを想定します。

  1. Bさんが共有鍵生成(Aさんと共有)
  2. Aさんが共有鍵を利用、ワンタイムアドレスに送金
  3. Bさんが共有鍵を使って受け取る

このとき、CさんはがBさんのアドレスを見ても、Cさんは共有鍵を持ってないのでワンタイムアドレスが見れない(だれから受け取ったのかがわからない)

これも例えるなら宅配便に似ています。

Aさん→Bさんへの配送を想定します。

  1. Bさんが住所・宅配便発送を指定(共有鍵生成)
  2. Aさんが宅急便で依頼(ワンタイムアドレスに送金)
  3. Bさんが宅急便で受け取る(ワンタイムアドレスを使って受け取る)

このとき、CさんはBさんが荷物を受け取ったのを知っても、Cさんは宅配業者の情報にアクセスできないので、だれから受け取ったのかはわからない
(宅配業者が共有鍵、宅配業者のデータがワンタイムアドレスのようなイメージ)

ブロックサイズ無制限で高速取引ができる

モネロのブロック生成時間は2分です。これは決まっていることで不変です。

ただし、モネロのブロックサイズは大きくすることができるので、全体の取引量が多くなっても速度を落とさずに取引をすることができます。

ブロックサイズ(取引を記録する容量)は無制限だけどブロック生成時間が変わらない、ということが高速取引ができる秘密です。

マイニングが簡単

モネロはGPUやハイスペックPCがなくてもマイニングができます。

ビットコインやイーサリアムなどの仮想通貨ではハイスペックなPCが無いとマイニングができません。

また、電気代のかからないクラウドマイニングでもモネロの採掘ができるのでマイニングのハードルは低いと言えます。

モネロのクラウドマイニングができるGenesis Mining

DASH・Zcashとの違いは?主な匿名通貨との特徴比較

XMR DASH ZEC
匿名技術 リング署名
ステルスアドレス
プライベートセンド ゼロ知識証明
匿名範囲 送金履歴 送金履歴 送金履歴、アドレス、送金枚数
承認時間 2分 1.3秒 10分
発行枚数 1,840万枚 2,200万枚 2,100万枚

coincheckでも取り扱われている匿名通貨DASH(ダッシュ)とZCash(ジーキャッシュ)との特徴比較です。

実際に通貨を利用する上での大きな違いは送金速度、匿名化できる範囲などになります。

今後の価格は?Monero(モネロ) /XMR の将来性

Monero(モネロ)の価格が今後上昇するか、下落するかは誰にもわかりません。

ただ、時価総額上位の仮想通貨ではあるので、仮想通貨全体が盛り上がるのと同時にモネロの価格が上がることは十分に考えられます。

 

モネロの将来性に関する懸念点

匿名性の高い通貨ゆえ、マネーロンダリングなどに利用される可能性があります。

マネーロンダリング防止の観点から今後、各国にて政府などの規制にかかる可能性は否定できません。

モネロ自体は匿名性の高い優秀な通貨ですが、外的な要因で価値が下落する可能性はあるということを覚えておきましょう。

Monero(モネロ) /XMR のチャート・価格推移


Monero(モネロ) /XMR の取り扱い取引所・購入方法

モネロの取引所

モネロは国内外のいろいろな取引所で取引・購入することができます。

記事執筆時点ではHitbtcでの取引高が一番大きいです。

国内 海外
Coincheck Hitbtc、Binance、Bittrex、Bitfinex、Poloniex、Kraken、Livecoin、Cryptopia、Gateなど

Monero(モネロ) /XMRのウォレット

ハッキングなどによるGOXがいつおこるかもわからないので、取引所に預けておくのはリスキーです。

モネロに限らず、できるだけウォレットに保管しておきましょう。

まとめ

匿名通貨 Monero(モネロ) /XMR について解説しました。

モネロは時価総額上位の通貨で価格が安定しているともいえるので、手堅いポートフォリオに相性がよさそうです。

マイニングしやすい通貨なので、現物ホールドだけでなくマイニングも検討してみてもいいかもしれませんね。

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