おすすめの DEX(分散型取引所)とは?リスクや注意点も解説

2023/12/30・

airutosena

おすすめの DEX(分散型取引所)とは?リスクや注意点も解説

この記事では、おすすめのDEX(分散型取引所)について解説しています。

DEXはブロックチェーンとスマートコントラクトを活用し、CEX(中央集権型取引所)には無い魅力を持っています。

しかし、各DEXによって持っている特徴や機能大きく異なっています。

この記事では、多種多様なDEXの中から自分にあったDEXを見つけるためのポイントを以下から解説していきます。

この記事のまとめ

・DEXは用途やチェーンなどに応じて選定
・DEXによって仕様や機能は大きく異なる
・DEXでもショートやレバレッジは利用可能
・DEXの利用にはさまざまな注意点があるため注意が必要

DEXとは?概要をおさらい

DEX(分散型取引所)は、中央集権的な仲介者を排除し、スマートコントラクトなどを通して、ユーザー間での仮想通貨の取引を可能にするソリューションです。

DEXは、ブロックチェーンやスマートコントラクトを活用しているため、取引の透明性が高いことが特徴です。

また、ユーザーはDEXの利用に伴い、各自が管理するウォレットを通して取引を行うのが一般的なため、自身の資産を直接コントロール可能できます。

DEXは上記のようなブロックチェーンやスマートコントラクトのメリットを活かしつつ、仮想通貨のスワップや運用ができます。

DEXの選び方

これから、DEXの選び方について以下のポイントから解説していきます。

・TVLや取引量の多さ
・展開しているチェーン
・用途別に必要な機能・取引

DEXの選ぶ際のポイントを、かんたんにチェックしていきましょう。

TVLや取引量の多さ

DEXを選ぶ際、重要な指標の一つがTVL(Total Value Locked)です。

TVLは、DEXに預けられている・ロックされている資産の総額を指し、プラットフォームの人気や信頼性を示す指標の1つになります。

また、DEXを測る指標として取引量(取引ボリューム)も重要です。

取引量が多いことは、アクティブに利用しているユーザーが多いことを示すケースが多いため、プラットフォーム選びの際に重要な観点となります。

展開しているチェーン

DEXが採用しているチェーンを確認するのも重要な要素です。

ブロックチェーンはそれぞれ独自の特性を持ち、取引の速度やコスト、セキュリティ面で異なる利点を有しています。

例えば、レイヤー1のEthereumは多くのDEXで採用されており、TVLも多い傾向にありますが、ガス代(手数料)が高いケースが多いです。

一方で、同じようなセキュリティを共有しているEthereumをベースとしたレイヤー2周りのプラットフォームでは、ガス代が低くなる傾向があります。

チェーンによって、ガス代として使用する仮想通貨も変わってくるケースが多いため、用途や各チェーンの特性を考慮した上で、用意する仮想通貨や使用するDEXを選定するのがおすすめです。

用途別に必要な機能・取引

DEXを選ぶ際には、目的や用途に合わせた機能や取引の種類を考慮しておきましょう。

例えば、シンプルにスポット取引を主に行う場合は、多様な通貨ペアや高い流動性を提供するDEXが適しています。

また、デリバティブ取引やレバレッジ取引に興味がある場合は、これらの取引をサポートするDEXを選ぶ必要があります。

さらに、ファーミングやステーキングを主な目的とする場合、何らかの形で高い利回りを提供するDEXや、独自のトークンを使ったインセンティブがあるDEXが適切かもしれません。

おすすめのDEXランキングTOP5

これから、おすすめのDEXランキングを、以下から解説していきます。

・Uniswap
・Balancer
・dYdX
・GMX
・THORChain

主要なものや独自の特徴を持つDEXをチェックしていきましょう。

1.Uniswap

引用元:Uniswap

はじめに挙げられるのが、Uniswapです。

Ethereum、主要なL2、Avalanche、BNB Chainなどに展開されています。

代表的なDEXの1つであり、もっとも取引が行われているAMMのDEXです。

Uniswapを模倣したDEXが多数でていますが、依然として最大級の規模を維持しています。

Uniswapは仕様上、かんたんに通貨を上場させることができるので、CEX(中央集権型取引所)に上場前のトークンであっても取引できるケースが多いです。

玉石混交な面がありますが、DEXに挙げられがちな特徴やメリットを多数体現しています。

2.Balancer

引用元:Balancer

Balancerは、流動性プールに焦点を当てたプロトコルです。

Ethereum、L2,Avalancheなどにさまざまなチェーンに展開されています。

Balancerは、他のDEXと同様にスワップなどが可能なのはもちろん、流動性プールにおける柔軟性が高いです。

前述したUniswapや後述するような各DEXは、何らかの方法で流動性を確保しています。流動性を提供した主体に対して何らかの報酬を与えることが一般的で、自身が保有している仮想通貨を提供し報酬を得ることも可能です。

Balancerでは、独自の特性を持つ流動性プールを作成したり、すでにある多種多様な特性を持つ流動性プールに対して、流動性を提供したりすることが可能です。

代表的なメリットとして、各流動性プールに含まれる通貨を2つ以上設定したり、通貨間の割合を任意で設定・自動的に調節したりといった点が挙げられます。

ただし、多種多様なプールが存在する反面で、特定の仕様を持つ一部のプールに脆弱性が発見されたケースも見られるため、注意も必要です。

3.dYdX

引用元:dYdX

dYdXは、デリバティブを扱っているDEXです。

バージョンによって採用しているチェーンや細かな仕様が異なっていますが、最新のV4についてはCosmos SDKベースで作成されています。

前述したようなDEXと異なって、デリバティブに焦点を当てているので、レバレッジやショート取引(空売り)の使用が可能です。

CoinMarketCapを参考にすると、dYdXはもっとも取引量の多いDEXになっています。

デリバティブを扱いたいという方は是非チェックしたいDEXです。

4.GMX

引用元:GMX

GMXも、dYdXと同じようにデリバティブを扱っているDEXです。

Arbitrum・Avalancheに展開されています。

主要な機能はdYdXと大差ありませんが、GMXの場合は流動性を提供することで高いリターンを得られる可能性があります。

V1・V2で仕様が異なっており、最新のV2については複数の異なるプールが存在する仕様です。

タイミングによって異なってくるため一概には言えませんが、通貨によってはAPRが数十%になるものも見られます。

5.THORChain

引用元:THORChain

THORChainは、クロスチェーンのスワップが可能なDEXに焦点を当てているプロジェクトです。

THORChainでは、RUNEという通貨をベースの決済通貨にして、異なるブロックチェーン間でのさまざまな資産の交換を可能にしています。

似たようなソリューションはいくつかありますが、複数のチェーンをまたがる交換をしたい場合、チェックしたいDEXの1つです。

DEXを利用するときの注意点

これから、DEXを利用するときの注意点について以下から解説していきます。

・スワップと損失
・ウォレットやコントラクトの管理
・ファーミングや運用のリスク
・予期せぬトラブルへの心構え

DEXには魅力的な利回りや利便性を提供をしているものが多いですが、いくつかある注意点チェックしていきましょう。

スワップと損失

当然ですが、仮想通貨の取引を行う場合は損失が発生する可能性があります。

これは、DEX・CEXに共通しているポイントです。

また、上記に加えて、DEXの場合は流動性の観点からそれほど大きくない取引であっても、価格に対して大きな影響を与えてレートが悪くなることがあります。

特にAMMのDEXで、流動性の低いプールを通した取引を行うと、レートが悪い状況で通貨の交換を行ってしまう事態が発生することが多いです。

管理が行き届いている傾向が高いCEXのように全ての通貨に対して、十分な流動性があるとは限りません。

ウォレットやコントラクトの管理

DEXを利用する際は、ウォレットのセキュリティとスマートコントラクトのリスク管理が必要です。

ユーザーは自身の秘密鍵を厳格に管理し、ウォレットのセキュリティを確保する必要があります。

また、秘密鍵のみならず、DEXはスマートコントラクトによって運用されているため、コントラクトのバグや脆弱性によるリスクも存在します。

利用しているDEXにおいて脆弱性が見られた場合、DEXにロックしている仮想通貨や、承認しているコントラクト経由からウォレットの資産にリスクが発生することもあります。

信頼できるDEXを選び、定期的にセキュリティのアップデートや情報を確認することが重要です。

また、仮に一般的に信頼できる・知名度があるDEXであっても、上記のようなトラブルが起こることがあるのは常に頭に入れておきましょう。

ファーミングや運用のリスク

DEXに限らず、DeFi全体のファーミングや運用にはリスクが伴うことが一般的です。

高いリターンを提供するプラットフォームほど、リスクも高くなる傾向にあります。

しかし、そうでない場合でも前述したような脆弱性などのリスクがあります。

基本的に、ファーミング周りのトピックでは、何らかのリスクがあると考え、そのリスクが許容できるものであるかチェックするのがおすすめです。

予期せぬトラブルへの心構え

上記したようなものに加えて、DEXやDeFiの利用にはこれまで想定していなかったリスクやトラブルが発生することがあります。

その発端となるのはケアレスミスからプロトコルの根本的な脆弱性など幅広いです。

常に予期せぬトラブルが発生すると考えて使用しましょう。

おすすめのDEXまとめ

この記事では、おすすめのDEXをテーマにさまざまなポイントについて解説しました。

前述したようにDEXには、さまざまな特性を持つ多種多様なプロトコルが存在しています。

用途などに応じて、必要なDEXを選定していきましょう。


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