Ethereum上の無期限先物取引プラットフォーム「dYdX」がdydx Foundationの設立を発表

2021/08/04・

Shota

Ethereum上の無期限先物取引プラットフォーム「dYdX」がdydx Foundationの設立を発表

Ethereum上の無期限先物取引プラットフォーム「dYdX」は、dYdX Foundationの設立を発表しました。

dYdXのプロダクトはこれまで、dYdX Trading Inc社の主導により開発が進められていましたが、今後はスイス・ツークに設立されたdYdX Foundationを中心とした、コミュニティガバナンスへの移行を目指します。

dYdX FoundationはdYdXの技術的なサポートなど、エコシステムの成長と拡大を推進するための役割を果たします。

dYdXは、Ethereumのレイヤー2と呼ばれる領域で、低コスト・高速な無期限先物取引向けのプラットフォームを展開しており、これまで4度の資金調達を完了、直近は2021年6月15日にParadigmをリードとする6,500万USDのシリーズCラウンドとなっています。

プロトコルの利用者にトークンの配布

また、dYdX Foundationの設立発表と同時に、Foundationによるガバナンストークンの配布も発表されています。

https://docs.dydx.community/dydx-governance/rewards/retroactive-mining-rewards

トークンは10億枚を総発行枚数としており、うち7.5%となる7,500万枚が過去の利用者向けに配布されます。

対象のユーザーは、エポックの終了までにマイルストーン目標に到達することで、報酬を請求することができとるようです。

*米国を含むその他一部の地域では、法規制の影響でトークンの請求が不可能とされています。

dYdXのトークン報酬とマイニングプログラムに関する詳細はこちらからご覧いただくことができます。

記事ソース:Introducing the dYdX Foundation

 

免責事項

本記事で紹介したプロジェクトは、CryptoTimesが利用を推奨するものではありません。DeFiの利用にはハッキングやバグのリスクが伴いますので、必ず調査の上ご自身の判断に基づいたプロダクトの利用をお願い致します。

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