米Digital Assetと提携でGoogle Cloud上で分散型台帳の開発が可能に
2018/07/25・
Yuya
ニュース
米Googleは今月23日、スマートコントラクト開発言語「DAML」の開発者である米企業Digital Assetと提携し、Google Cloud上で分散型台帳(DLT)の開発を可能にすると発表しました。
IT Media Newsの報道によると、Digital AssetはGoogleにDAMLのSDKを提供するとのことで、これによりGoogle Cloud上で分散型台帳を開発・公開できるようになるとされています。
Digital Asset Modelling Language、通称DAMLは、金融サービス業界に特化したスマートコントラクト開発言語で、これを利用することでブロックチェーンを開発することができるようになります。
DAMLでは、データを全てのノード間で共有しなくてもよい、などといった他の開発言語と大きく異なる特徴があるとされています。
企業はこの特徴を利用すれば、特定の第三者に見られたくない金融取引もスマートコントラクト上で行えるというメリットがあります。