Kucoinプラットフォームがver 2.0にアップデート、独自トークンのKucoin Shares $KCS は10%上昇

Kucoinプラットフォームがver 2.0にアップデート、独自トークンのKucoin Shares $KCS は10%上昇

シンガポールに拠点を置く仮想通貨取引所Kucoin(クーコイン)は18日午前8時(UTC)にプラットフォーム2.0のアップデートを実施しました。今回のアップデートを受けて、同取引所が発行するトークンのKucoin Shares(KCS)は10%ほど上昇しています。

Kucoinは昨年11月にシリーズA資金調達ラウンドにおいて2,000万ドル(約22億円)を調達しており、この資金は今回のプラットフォームアップデートおよび海外展開に活用されています。

Kucoinはアップデートに伴って混乱が生じるのを防ぐために、18日午前6時(UTC)から出金や入金、取引機能などを停止していました。同取引所がユーザー宛てに送ったメールによると、アップデートは14時間ほどで完了して、現在ver 2.0としてオンラインになっています。

KuCoin2.0にアップデートをし、現在すべてのペアでの取引手数料が無料となっています。

今回アップグレードされたKucoin 2.0には主に3つの特徴が含まれます。

1つ目は新たなAPIで、取引戦略をより簡単かつ効率的に実行できるものになると記載されています。

2つ目は注文方法の追加です。Kucoin 2.0ではストップ注文やリミット注文、Post Onlyなどの注文方法が選択可能になります。

3つ目は効率的な通知モジュールの追加です。これはアプリやKucoinのWebページにSMSプッシュ通知機能を持たせることでより素早く市場データにアクセスすることを可能にします。

Coinmarketcapのデータによると、Kucoinが発行するKucoin Shares(KCS)は記事執筆時点で前日比9.3%上昇しており、49円前後で取引されています。

記事ソース: Kucoin, Coinmarketcap

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