【速報】市場が昨年11月並みの価格に大急落 資産は新参ステーブルコインに逃げか
2018/11/15・
Yuya
ニュース
年末が近くにつれ価格に関する様々な推測・議論が交わされていた暗号資産市場が、14日午後6時半ごろから大急落しています。
ビットコイン($BTC)は15日午前6時半時点の24時間比で約12.5%下落しており、CoinMarketCapでの価格は約5500ドル、現在からちょうど一年前の17年11月と同等となっています。
市場時価総額(マーケットキャップ)も同時間帯に200億ドルほど下落しており、ほぼ全ての銘柄が10~25%減となっています。
市場は未だに下落を続けており、記事執筆時点では下落の谷底に達したかどうかはわからない状況となっています。
テザーは2%減、新参ステーブルコインは1.5%増
今回の下落の原因は未だ定かではない中、ステーブルコインの価格推移は大変興味深いものとなっています。
ペグの崩壊や5億USDTの無効化などで批判を受けていたTether(テザー/$USDT)は2%下落し、記事執筆時点では1USDTあたり97セントとなっています。
対して、True USD($TUSD)や、新参の米ドルステーブルコインであるUSD Coin($USDC)、Paxos Standard($PAX)はそれぞれ約1.3%、1.7%、1.2%ずつ上昇しています。
多数の投資家らは市場から離脱するにあたり、不信感の高まるテザーではない他のステーブルコインを選んでいるものとみられます。