テレグラム元社員がトークンの流動性をコントロールできるプラットフォームを創設

2018/06/15・

Yuya

テレグラム元社員がトークンの流動性をコントロールできるプラットフォームを創設

テレグラム元社員であるAnton Rosenberg氏がブロックチェーンプロジェクトのトークン価格安定化を手助けするプラットフォーム・Mikado(ミカド)を創設しました。

同プラットフォームでは、ICO後の価格の急激な下落を避けたいプロジェクト向けに、トークンの流動性をコントロールする派生商品を作成・取引することが可能とされています。

「ICOを行っている会社の多くは投資家獲得の目的で、ICO後のトークン価格に与える影響を理解しないままにトークンのボーナスや割引を行っている。」

Coindeskに語ったRosenberg氏は、テレグラムではスペシャルプロジェクトディレクターも務めていました。

今回ミカドが提供するサービスでは、早期投資家プロジェクト関係者が所有するトークンを一時的に凍結する派生商品型通貨・ミカドトークン($MKT)を発行することができるとされています。

MKTトークンは取引することも可能で、凍結期間の満期に達するとMKTトークンの焼却と引き換えに元のトークンがMKTトークン保有者に支払われるというシステムのもようです。

同サービスを利用するプロジェクトは該当するトークンの凍結期間を設定でき、トークンを徐々に市場に解放していくことで取引量をコントロールすることができるとされています。

ミカドの経営責任者・Andrey Nayman氏によると、同社はMKTトークンが金融商品としてみなされてしまうのを避けるためにICOは行わず、プライベートセールのみ行うとのことです。

ニュース/解説記事

Enable Notifications OK No thanks