大手ブロックチェーンプラットフォームのNEOが、ネットワークのメンテナンス等ダウンタイムを削減するアップデートを実装しました。
これまでのNEOネットワークでは、ブロック生成中のノードが接続エラーから復帰した際に孤立したブロックを作り出してしまうことがあり、この一時的なフォークがトランザクションの大きな遅延を起こしていました。
ラテンアメリカを拠点とするNEO開発コミュニティ「NeoResearch」が今回導入したアップデートでは、接続エラーに陥ったノードの復帰を効率化することでこのようなダウンタイムの削減に成功しています。
NEO Economyの報告によれば、アップデート導入後のブロックレートは大幅に改善され、以前は20〜30秒前後であったブロックタイムも15〜20秒にまで縮まったといいます。
また今回のアップデートでは、手数料やサイズを基準とした新たなトランザクション優先度が設けられました。
手数料が0.001GAS以下、あるいはサイズが1024バイト以下のトランザクションは優先度の低いトランザクションとみなされ、1ブロックあたり20件までが処理されることになりました。
逆に、手数料が0.001GASを超えるものは優先度の高いトランザクションとして、1ブロックあたり500件までが処理されるようになっています。
記事ソース: Cryptobriefing
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