ビットコイン7〜9月期に43%上昇|年末は14.7万ドルの試算も

2026/10/01・

よきょい

ビットコイン7〜9月期に43%上昇|年末は14.7万ドルの試算も

ビットコインは2026年7〜9月期に約43%上昇し、2024年以来で最も強い四半期となりました。ビットフィネックスとコイングラスによると、7〜9月期としては2013年以降で2番目、米国の現物ビットコインETF(上場投資信託)が2024年1月に取引を始めて以降では3番目に大きい四半期上昇率です。

ビットコインは1〜3月期に22.2%、4〜6月期に14.09%下落した後、7月初めは5万8600ドル付近で推移していました。同期間のナスダック総合指数は約5%、S&P500は約4%、金は2%未満の上昇にとどまっています。

上昇を支えたのは米国の現物ビットコインETFへの資金流入です。年初来の純流出額は7月末時点で約50億ドルでしたが、9月下旬には約10億ドルの純流入に転じ、2カ月で約60億ドル改善しました。9月21日〜25日の週の流入額は23億9000万ドルと、2025年10月以来の大きさです。

一方、先物の建玉(未決済の契約残高)は9月21日の70万BTC超から約64万4000BTCへ減少し、レバレッジ取引の巻き戻しが進んでいます。

ただし上値には売り圧力が控えています。ビットフィネックスは、8万4000〜8万6500ドルで取得されたビットコインが約139万BTCあると推計しており、価格が戻るたびに売りが出やすい状況です。

市場参加者の平均取得価格に近い実現価格は約7万7000ドルで、クリプトクアントによると、ビットコインは2023年3月以来初めて365日移動平均線を回復しました。ビットフィネックスは8万1300ドルを重要な水準とし、ETFからの流出とともにこれを下回れば7万7000ドル付近が意識されるとしています。

10〜12月期は過去に最も上昇率が高い季節とされ、ブロフィン・リサーチは過去平均の77.07%上昇なら約14万7000ドル、中央値の47.73%なら約12万3000ドルになると試算しています。ただし機械的な計算にすぎず、サイクルを追うごとに上昇幅は縮小してきました。

米10年債利回りが5%を超える中、10月27〜28日の米連邦公開市場委員会(FOMC)での利上げ観測も変動しています。10月2日の米雇用統計が、最も強い季節の出だしを占う材料になりそうです。

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