「ビットコインが60~70%」Bitget CEOが投資戦略明かす
Crypto Times 編集部
仮想通貨取引所BitgetのCEOを務めるGracy Chen氏がCNBCのインタビューに登場し、トランプ政権の動向が仮想通貨市場に与える影響や自身の投資戦略について語りました。
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The CNBC interview today was pretty spontaneous but packed with interesting points. The host threw out a big question: how long is the crypto market volatility gonna last? 🤔 I don’t have a definite answer, but here’s my take – as long as the tech and assets still have value,… pic.twitter.com/V78kRpVKbC
— Gracy Chen @Bitget (@GracyBitget) February 12, 2025
Chen氏はトランプ氏の就任直前のミームコイン発行やカナダ、メキシコ、中国に対する関税を課した事例など仮想通貨市場にも大きな影響を与えた事例を改めて指摘。関税導入時にイーサリアムが一時30%下落したことに触れ「かなり予想外であった」と述べています。
変動が激しい仮想通貨市場において長期的な視点を持つことの重要性をChen氏は強調し、自身の投資スタイルとしてビットコインがポートフォリオの60~70%を占めていることを明らかにしました。
同氏は米国、中国、そしてその他の主要経済国は今後数年間で量的緩和や財政・金融政策の失敗によりさらに深刻な状況に陥る可能性があると指摘し、ビットコインには依然として成長の可能性があると主張。トランプ氏やイーロン・マスク氏といった影響力のある人物によって、より明確な仮想通貨の規制が導入される可能性があり長期的な視点で市場を見ることの重要性を改めて強調しました。
Bitmex創業者のアーサー・ヘイズ氏は米国の包括的な仮想通貨の規制整備について、米国に拠点を置く全ての仮想通貨系企業に恩恵をもたらすわけではないと指摘しています。同氏によると、仮に米国で仮想通貨の規制整備が行われたとしてもそれに対応できるのは一定のキャリアを持つ弁護士のみであり、彼らを雇用するには新興企業にはコストの面で厳しい負担になるとのことです。
記事ソース:CNBC、cryptohayes.substack.com