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ビットコインETFの進展について、21Shares共同創業者がコメント

ビットコインETFの進展について、21Shares共同創業者がコメント

21Shares共同創業者オフィリア・スナイダー氏がBloombergのインタビューに出演し、ARK Investと共に米国証券取引委員会(SEC)に提出した現物型ビットコインETFの承認申請に関する最新の進展を明らかにしました。

同社は先日、ETFの修正案を新たにSECに提出しその中でETFの管理手数料として0.8%を要求することを明記しています。

米国で上場しているETFの平均管理手数料が*0.54%とされる中、21Sharesが提案する手数料はやや高い水準に設定されてます。スナイダー氏は「米国の現物型ETFには特有の複雑さがあり、価格設定が難しい」と述べ、さらに「多くの人々がETFではカストディ、会計、管理などのサービスがパッケージ化されていると思い込んでいるが、実際はそうではない」とコメント。また、仮想通貨ETFでは、全てのプロダクトで異なるプロバイダーを導入する必要があり、それが運用コストの増加につながっていると述べました。*Bloombergより参照

スナイダー氏は「私たちは規制の範囲内で、投資家にとって最善かつ最も効率的な商品を市場に投入しようと努めている」と21 Sharesが目指しているETFの目標と取り組みについて述べています。現物型ビットコインETFへの転換を目指すグレイスケールのGBTCの管理手数料が2%であることを考慮すると、21 Sharesが提案する0.8%は相対的に低い水準であると言えます。

スナイダー氏はSECによるETFの承認時期についての予測するのは難しいとするものの、SECの対応が従来のものから変化しておりそれが結果に影響を与える可能性があると述べました。

「ビットコインは650,000ドルになる可能性がある」

21Sharesと共に仮想通貨ETFを申請している米投資会社ARK Investのキャッシー・ウッドCEOは、先日行われたインタビューの中でビットコインに対する自身の見解を明らかにしました。

同氏はビットコインを「歴史上初のグローバルでデジタルな、プライベートなルールベースの通貨システム」と評価し、将来価格はベースケース(最も可能性が高いと見られるシナリオ)で600,000~650,000ドルに達すると予測しています。

ウッド氏もスナイダー氏と同様にETF申請のプロセスにおいて、昨今SECとのやりとりがこれまでと異なる展開をみせていることに言及。承認に関しては一度に複数のETFが認可されるだろうと同氏は予想しています。

記事ソース:Bloomberg

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