CFTC委員長「CLARITY法の成否によらず」|仮想通貨規則を最終化へ

2026/08/13・

よきょい

CFTC委員長「CLARITY法の成否によらず」|仮想通貨規則を最終化へ

引用元: ChiccoDodiFC / Shutterstock.com

米商品先物取引委員会(CFTC)のマイケル・セリグ委員長が8月4日、仮想通貨に関する規則案の準備が整っており、市場構造法案「CLARITY法」の成否にかかわらず現政権のうちに最終化する方針を示しました。米証券取引委員会(SEC)のヘスター・パース委員も、議会が動かなくても意味のある規則制定を続けられるとの考えを示しています。

議会側の状況は不透明です。上院は8月の休会前にCLARITY法を処理せず、ジョン・スーン院内総務が審議入りの動議に討論終結を申し立てたため、9月15日前後の採決が想定されています。可決には60票が必要です。下院は昨年7月に294対134で独自案を可決していますが、法律の成立には至っていません。

当局はすでに一定の枠組みを整えつつあります。SECとCFTCは3月、多くの仮想通貨自体は証券に当たらないとする共同解釈と、ステーキングやマイニング、ラッピング、エアドロップを対象とする分類を示しました。CFTCは5月に米国初のビットコイン無期限先物を承認し、レバレッジ取引や取引所の登録区分に関する規則づくりも指示しています。SECは8月14日の会合で一部の仮想通貨投資契約向けの募集制度の提案を検討する予定です。

ただし当局の措置は永続的ではありません。スタッフ声明は撤回や失効が容易で、解釈も見直しの余地があります。正式な規則であれば覆すのに同じ手続きが必要になりますが、法律ほどの安定性は持ちません。ビットコインは商品としての扱いが確立しており相対的に影響は限られる一方、トークン発行体や取引所、DeFiは法的リスクの割引を抱えたままとなりそうです。

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