米銀行がリップルRLUSDに対応、XRPへの恩恵はあるのか?

2026/10/17・

よきょい

米銀行がリップルRLUSDに対応、XRPへの恩恵はあるのか?

米ニュージャージー州のクロスリバー銀行は10月15日、リップル社の米ドル連動型ステーブルコイン「RLUSD」を基幹銀行プラットフォームに追加すると発表しました。XRPレジャー(XRPL)上の取引に対応します。

顧客は1つのAPIを通じ、ブロックチェーン基盤を自ら構築せずにRLUSDを利用できるとしています。ただしサービスは米国の一部の州に限られ、対象州は明らかにされていません。

同行は独自の基幹システム「Core Operating System(COS)」で、米ドルとRLUSDの相互移動や、国際送金・資金移動の24時間決済が可能になると説明しています。ACH(米国の自動決済網)、電信送金、リアルタイム決済も同じ接続から利用できます。同行はXRPレジャーの決済時間を3〜5秒としています。

RLUSDはXRPレジャーのネイティブ資産であるXRPとは別のもので、今回の発表ではXRPの役割は示されていません。同行は2025年11月24日にもCOSと統合したステーブルコイン決済サービスを発表しており、今回はそこにRLUSDを加えた形です。顧客名や取引量、展開スケジュールは開示されていません。2026年10月12日にはスタンダードチャータード銀行が、ドバイ国際金融センターの支店で適格機関向けのRLUSDカストディ(資産保管)を始めています。

RLUSDの時価総額は10月16日時点で約24億ドルで、同行はXRPレジャー上の発行額が10億ドルを超えたとしています。決済インフラを他の金融事業者に提供する銀行との提携は、リップル社にとって新たな流通経路となります。

既存の銀行取引の延長でステーブルコインを扱える点が今回の提携の要点です。銀行経由でのRLUSD普及がどこまで進むか、今後の展開が注目されそうです。

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