ビットコイン7.7万ドル割れ|好調アルトも下落

ビットコイン7.7万ドル割れ|好調アルトも下落

ビットコインは9月11日に一時7万7,000ドルを下回りました。ビットコインは記事執筆時点24時間比で約1.3%安となり、週間では3%の下落を記録しています。

Bitcoin price by TradingView

ビットコイン以外の銘柄にも売りが広がっています。

下げが目立ったのは取引の匿名性やプライバシー保護に特化した暗号資産Zcash (ZEC) です。同通貨は24時間で9.7%下落。直近1年で約2220%(22倍)の上昇を見せるなど好調な値動きを続けていた中で短期的な調整が入った形です。

分散型取引所HyperliquidのHYPEも24時間で約4.3%下落して80ドルを下回り、週間の下落率は約7%に拡大しました。HYPEも年間で45%の高騰を見せており、ZEC同様に直近の好調な値動きに軽い調整が入った模様です。

市場の背景にはエネルギー価格の上昇とインフレへの警戒があります。米労働統計局が9月10日に発表した8月の生産者物価指数(PPI)は前月比0.4%、前年同月比5.4%上昇しました。エネルギー価格は前月比4.2%上昇し、財価格を押し上げました。

米国市場では原油高が進み、ブレント原油が1バレル107ドルを超え、WTI原油は102ドル付近に。同日の米10年国債利回りは約0.12ポイント上昇して4.9%となり、節目の5%に接近しました。

金利上昇は国債などの利回りの魅力を高める一方、借入を使った投資の負担を増やします。こうした環境が暗号資産への投資意欲を弱めた可能性があります。

記事掲載時点で金利先物市場が織り込む9月15〜16日の米連邦公開市場委員会(FOMC)での利上げ確率は約7割でした。8月の米消費者物価指数(CPI)は日本時間9月11日午後9時30分に公表される予定です。物価指標を受けて利上げ観測がどう変わるかが次の焦点となります。

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