DMMビットコインが550億円を調達し、BTCの買い戻しを完了

2024/06/17・

kiyu

DMMビットコインが550億円を調達し、BTCの買い戻しを完了

2024年6月14日、DMMビットコインは、5月31日に発生した暗号資産の不正流出事件の全額保証に必要なビットコイン(BTC)の買い戻しを完了したことを発表しました。

今回の不正流出では、約482億円相当のビットコインの流出被害を受けました。DMMビットコインは、グループ会社からの支援を受け調達資金を確保し、市場への影響を考慮しながらBTCの買い戻しを進めてきました。

調達資金の内訳は以下の通りです。

  • 借入による資金調達:50億円(6月3日実施済み)
  • 増資による資金調達:480億円(6月7日実施済み)
  • 劣後特約付借入による資金調達:20億円(6月10日実施済み)

不正流出の原因究明等については、現在も調査を継続して実施しているとのことであり、詳細が判明次第、続報にて速やかにお知らせしますと述べられています。

今回の不正流出の被害額である4502.9BTC(約482億円相当)は、日本の暗号資産流出事件の中ではコインチェックの流出事件に次ぐ過去2番目の規模となっており、今後の法規制議論などへの影響が注目されます。

記事ソース:DMM Bitcoin

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