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香港仮想通貨取引所の取引量が急増|約108億円に

香港仮想通貨取引所の取引量が急増|約108億円に

香港の仮想通貨取引所HashKey Exchange(以下:HashKey)の取引ボリュームが直近1週間で急増しています。

今年8月28日にローンチされたHashKeyの直近24時間の現物の取引ボリュームは11月13日時点で7130万ドル(約108億円)を記録。1週間前の11月6日時点で760万ドルだった取引ボリュームが大幅に増加していることがわかります。

HashKeyでは現在$USD、$HKD(香港ドル)、$USDT、$USDC建てで$BTCや$ETH、$AVAX、$UNI、$LINK、$SPICEのトレードが可能。同取引所で取引ボリュームの多くを占めているのがBTC/USDTとETH/USDTペアとなります。

Hashkey Exchangeの取引データ|画像引用元:CoinGecko

今年6月から、香港証券先物委員会(SFC)の承認制で、個人投資家への仮想通貨取引所サービスの提供が開始された香港。同エリアで勢力を拡大するHashKeyは先日、iOS/Android用のスマホアプリをリリース。また、ERC20規格での$HKSトークンのリリースも計画するなど積極的な取り組みを続けています。

今月上旬には、SFCの梁鳳儀行政総裁は、規制上の問題が解決された場合、個人投資家による仮想通貨ETFへのアクセスを認可する意向を示していることが報じられました。

香港政府はWeb3領域への進出には積極的で、香港政府が全額出資して支援するCyberportマネジメントカンパニーによって管理され新興のWeb3企業やその他のテクノロジー関連企業が拠点を置いているエリア「Cyberport」に対して、2023年-24年度の財政予算として5000万ドルを確保すると発表しています。

関連:香港政府支援のCyberport、Web3企業のハブへ|1年間で150社以上が設立

今年7月には「Web3開発推進タスクフォース」を政府は設立し、大手ブロックチェーンゲーム開発・投資会社アニモカ・ブランズ共同創設者兼執行会長ヤット・シウ氏が同団体に参加しています。

香港専用のパブリックチェーンの創設も検討されるなど、積極的なWeb3分野での取り組みが進められる香港の動向に今後も注目が集まります。

記事ソース:CoinGecko

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