HyperEVMのメインネットがローンチ
Crypto Times 編集部

引用元: CryptoFX / Shutterstock.com
記事の要点
▪️ Hyper FoundationがHyperEVMのメインネットをローンチ
▪️ $HYPEがHyperEVMのガストークンとして機能し、DeFiアプリ向けに「WHYPE」も展開
▪️ リリースは段階的に実施予定
Hyper Foundationは、Hyperliquidのエコシステムを支える「HyperEVM」のメインネットローンチを正式に発表しました。
The HyperEVM is live. This is a major step toward the vision of housing all finance by bringing general-purpose programmability to Hyperliquid’s performant financial system. The initial mainnet release of the HyperEVM includes:
1. HyperEVM blocks built as part of L1 execution,… pic.twitter.com/sleqk1N7T5
— Hyper Foundation (@HyperFND) February 18, 2025
HyperEVMではネイティブガストークンとしてHyperliquidの$HYPEが利用されます。Hyperliquidチェーン上の$HYPEはHyperEVM上で展開される$HYPEとの間で転送が可能になるといいます。これにより、ユーザーはHyperliquidのエコシステム内での資産の移動をより柔軟に行うことができます。
加えて、HyperEVMではDeFiアプリ向けの新たなシステムコントラクト「WHYPE」を導入。このトークンは、エコシステム内での流動性向上やDeFiアプリの活用を促進することを目的としています。
現時点では、HyperEVMは一般的なERC20のネイティブ転送とプリコンパイル機能をサポートしていませんが、これらの機能は将来のネットワークアップグレードにおいて有効化される予定だといいます。
さらに、既存のL1ユーザーへの影響を最小限に抑えるため、HyperEVMのメインネットリリースは段階的に実施される方針です。これにより、Hyperliquidエコシステム全体の安定性を維持しながら新たな機能の導入が進められる見込みです。
記事ソース:Hyperliquid Docs