米国証券取引委員会、現物型ソラナETFを拒否
Crypto Troll
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米国証券取引委員会(SEC)は、現物型ソラナETFの2件の申請を却下する方針であることが判明しました。
🚨SCOOP: I’ve confirmed that the @SECGov has notified at least two of the five prospective issuers that it will reject their 19b4 filings for the $SOL spot ETFs.
The consensus here, I’m told, is that the SEC won’t entertain any new #crypto ETFs under the current administration.
— Eleanor Terrett (@EleanorTerrett) December 6, 2024
Fox Newsの報道によると、SEC議長ゲンスラー氏は2025年1月20日に辞任予定であるものの、彼の在任中に新たな暗号資産関連ETFを承認する意思がないとの情報が、ソラナETFの発行者2社から得られたとのことです。
一方で、BloombergのETFアナリストであるエリック・バルチュナス氏は、次期SEC議長に指名されたポール・アトキンス氏の就任後、これらのETF申請が再提出されると予想しています。
SECがソラナ関連のETFを拒否する理由について、Bloombergの別のアナリスト、ジェームズ・セイファート氏は、「SECが複数の訴訟で暗号資産を証券と見なしている状況下で、SOL関連の上場投資信託を認めるのは誠実ではない」と指摘。これにより、新しいSEC体制がソラナに関する訴訟や規制の方向性を決めるまで、ETFの承認は事実上棚上げ状態となるとの見方を示しました。
また、セイファート氏は、ソラナETFの承認スケジュールがさらに遅れる可能性を指摘し、元々は2025年8月を目処に承認されると予測していましたが、この期限が延びるのは避けられないと述べました。
SECはバイナンス訴訟においても、強気の姿勢を維持
リップル社の最高法務責任者スチュアート・アルデロティ氏は最近、規制当局が、投資契約として11のトークンを提供していると非難するバイナンスの訴訟を却下しないよう裁判所に求める81ページの文書を提出したことを明らかにしました。
Instead of standing down and pausing crypto litigation with new leadership just weeks away, Gensler’s SEC filed an 81-page brief in the Binance case yesterday, recycling the same failed arguments—including the absurd (and unsupported) claim that crypto has no inherent value.…
— Stuart Alderoty (@s_alderoty) December 5, 2024
ゲンスラー氏の退任後、SECの新体制がどのように暗号資産規制を進めていくのか、注目が集まります。ソラナETFやバイナンス訴訟の行方は、暗号資産市場全体に影響を及ぼす可能性が高いと言えるでしょう。