WalletConnectの仮想通貨$WCTが上場
Crypto Times 編集部

Web3インフラストラクチャの主要プレイヤーであるWalletConnectのネイティブトークン$WCTが主要取引所に上場しました。これは、同社が2018年の設立以来、Web3エコシステムにおいて重要な役割を果たしてきた中での大きな節目となります。
1/ $WCT listings are live 🔥
Exchange partners have completed the rollout – WCT is now available across leading platforms
Huge thanks to @okx, @binance, @Bybit_Official, @kucoincom, @cryptocom, @MEXC_Official, @bitvavocom, @Gate_io, @bitgetglobal, & @krakenfx for day 1 support pic.twitter.com/QmuC1ZpHuY
— WalletConnect (@WalletConnect) April 15, 2025
WalletConnectは、仮想通貨ウォレットと分散型アプリケーション(dApps)を安全かつシームレスに接続するプロトコルとして広く普及しています。2025年1月時点で3870万以上のユニークなアクティブウォレットを接続し、累計接続数は2億4000万回を超え、57,000以上のアプリケーションで利用されています。
$WCTを買うなら「Bitget」
$WCTは国内の仮想通貨取引所ではまだ取り扱われていないものの、仮想通貨取引所Bitget(ビットゲット)ではすでに現物取引が可能となっています。
$WCTトークンの取引状況と概要
2025年4月15日、OKX、Binance、Bybit、KuCoin、Crypto.com、MEXC、Gate.io、Bitget、Krakenなどの主要な取引所は$WCTトークンの取り扱いを開始しました。
発表翌日の4月16日現在、$WCTは約0.3ドルで取引されています。総供給量は10億枚で完全希薄化後評価額(FDV)は約3億ドル、現在の時価総額は約5300万ドルとなっています。
$WCTの4つの機能
$WCTトークンは、WalletConnect Networkのエコシステムを強化するために設計されたユーティリティトークンです。その主な目的は、Web3全体のユーザーエクスペリエンス(UX)の革新を促進し、より使いやすいオンチェーン環境を実現することです。$WCTには主に4つの機能があります。
- 手数料
- 報酬
- ステーキング
- ガバナンス
分散化を目指すWalletConnect Network
WalletConnect Networkは、特定のチェーンに依存せず、EVM系のチェーンやSolanaなど様々なブロックチェーンに対応しています。
単一組織に依存しない分散型ネットワークを構築し、回復力、プライバシー、検閲耐性を高めることを目指す同プロジェクトのネットワークは現在、許可されたノードオペレーターによって運営されていますが、将来的には誰でもノードを運営できる完全なパーミッションレス型への移行を目指しています。
$WCTトークンの詳細:配布と将来性
$WCTの総供給量10億枚は、WalletConnect Foundation(27%)、エアドロップ(18.5%)、チーム(18.5%)、報酬(17.5%)、初期支援者(11.5%)、コア開発(7%)に割り当てられています。
WalletConnect Foundationは、ネットワークの採用促進、助成金の提供、エコシステムの開発支援などを担います。将来的には技術評議会やパートナーシップ評議会などが設立され、コミュニティ主導のガバナンス体制へと段階的に移行していく計画です。
$WCTを買うなら「Bitget」
$WCTは国内の仮想通貨取引所ではまだ取り扱われていないものの、仮想通貨取引所Bitget(ビットゲット)ではすでに現物取引が可能となっています。
記事ソース:WalletConnect、Whitepaper、Altcoin Daily
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