Ethereum L2のOptimism、第2回目の$OPエアドロップを実施
Taka
Ethereumのレイヤー2スケーリングソリューションであるOptimismが、第2回目となるネイティブトークン$OPのユーザーエアドロップを行いました。
Today Optimism is announcing OP Airdrop #2.
11.7M OP distributed to over 300k unique addresses to reward positive-sum governance participation and power users of Optimism Mainnet.
Read on for details on eligibility criteria and distribution.https://t.co/lgLMHqli26
— Optimism (✨🔴_🔴✨) (@optimismFND) February 9, 2023
- エアドロップとは
- 暗号資産プロジェクトがトークンを発行する際、初期の貢献者やプロダクトユーザーに対してそのトークンの一部を無料配布すること。インセンティブによってユーザーをエコシステムに誘致できることから、過去にはUniswapやAptosなど、多くのプロジェクトがエアドロップを実施。
Optimismは2022年5月に1回目のエアドロップを実施し、250,000人以上の早期参加・貢献ユーザーに対し、2億OPトークン以上を配布しています。
公式ドキュメントによれば、OPトークンの初期供給量の19%がユーザーエアドロップとして割り当てられ、第一回目のエアドロップでは5%が配布されました。
エアドロップは複数回予定されており、いずれもOptimismコミュニティにプラスの影響を与えるアドレスに配布することを目的としています。
第2回目となる今回の配布では、初期供給量の0.27%しか割り当てられておらず、1回目と比較するとそのサイズは約1/20となっています。
ユーザーへのエアドロップとして割り当てられた残りの13.73%は、将来のエアドロップのために残されています。
Optimismエアドロップ#2
- 配布量:11,742,277.10 OP(初期供給量の0.27%)
- 対象アドレス数:307,965
- スナップショット:2023年1月20日 0:00 UTC
- 配布方法:各対象アドレスに直接付与
対象条件
- OPトークンによるVoting Power(投票権)をデリゲート(委任)したアドレス
- 2022年3月25日以降、L2のガス(手数料)に6.10ドル以上費やしたアドレス(Ethereum L1での平均取引コスト)
今回のエアドロップは、ガバナンスへの関与に対して報酬を与えること、またOptimismでの取引手数料をカバーすることが主な目的とされており、主には以下の要素によってアドレス毎の配布量が決定されています。
- デリゲートされたOPの量と期間に基づくガバナンスデリゲート報酬
- ガス手数料を一定額以上使用したアクティブなOptimismユーザーへの補填
- ガバナンスおよび利用に関する追加要素によって決定されるマルチプライヤーボーナス
各アドレスの配布量に関する詳細はOptimism公式ドキュメントに記載されています。
記事ソース:OP Drop #2 / Optimism Docs