スペインの大手商業銀行グループであるサンタンデール銀行が、Nivauraのブロックチェーン技術を活用した変動利付債(フローティング・レート債 / FRN)を試用していることがわかりました。
サンタンデール以外にも、自動車リース業を提供するLeasePlanがこのFRNを試用しており、Nivauraは同社に資金提供を行ったロンドン証券取引所グループ(LSEG)などとも話を進めているといいます。
NivauraのFRNは、スマートコントラクトがロンドン銀行間取引金利(LIBOR)などのデータフィードを引き金に利率を再計算する仕組みになっているといいます。
変動利付債とは金利動向で利率(クーポンレート)が上下する債権のことを指します。
利率の変わらない確定利付債を「セキュリティトークン」としてブロックチェーン上で発行・管理する試みはこれまで多くの企業が行ってきましたが、Nivauraはそこからさらにもう一歩進んだプロダクトを開発しているようです。
フランスの大手投資銀行ソシエテ・ジェネラルがEthereum上で債権を発行
記事ソース: Coindesk
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