SBIホールディングスが国産仮想通貨c0banを提供するLastRootsに対して追加出資
2018/08/22・
Shota
ニュース
SBI Virtual Currencyなどのサービスを提供するSBIホールディングス株式会社(SBIHD;以下SBIグループ)が公開したプレスリリースで、同社が仮想通貨c0banなどのサービスを提供するLastRoots社に対して追加出資を行ったことが明らかになりました。
LastRoots社は2016年6月に既にICOで約6億円の調達に成功し、c0banを組み合わせた動画視聴プラットファームである「こばんちゃんねる」のサービスを提供してきました。
「こばんちゃんねる」では、LastRoots社により提供される数十秒の動画を視聴することで、独自の仮想通貨c0banを獲得することができます。
このサービスに関して、同社の報告によれば、2018年7月にはc0banの月間付与回数が500万回を上回ったと報告されています。
SBIグループは2017年12月に既にLastRoots社に対して出資を行っており、今回は2度目の出資となります。
プレスリリースによれば、この追加出資は今年四月に関東財務局から業務改善命令を受けた同社に対する仮想通貨交換業及び事業成長の支援が目的であるとされています。
SBIグループは、多くの利用者を抱える「こばんちゃんねる」を運営するLastRoots社への出資を行うことで、仮想通貨に対する更なる実需の創出・拡大、その結果として仮想通貨産業全体に対する盛り上がりに寄与することができると考えています。