【SBI VCトレードの登録方法・使い方】入出金・仮想通貨売買まで徹底解説
さっちゃん
日本代表する金融企業SBIグループが運営する仮想通貨取引所「SBI VCトレード」。
ビッグネームであることはもちろん、人気の仮想通貨「リップル(XRP)」とも関係が深い取引所として注目を集めています。
- 取引所に登録するのは初めてなんだけど…
- 国内取引所とはいえ使いこなせるか不安
- 取引の仕方がよくわからない…!
こちらのページでは、このような方向けにSBI VCトレードの登録方法や基本的な使い方についてまとめています。
これさえ読んでおけば、初心者の方・慣れていなくて不安な方でもバッチリSBI VCトレードを使いこなせるようになります!
ハイレバレッジ取引という仮想通貨取引の幅を広げるためにも、ぜひ使えるようになっておいてくださいね。
目次
仮想通貨取引所「SBI VCトレード」の基本情報
取引所名称 | SBI VCトレード |
---|---|
公式サイト | https://www.sbivc.co.jp/ |
運営会社 | SBI VCトレード株式会社 |
設立 | 2016年11月1日 |
所在地 | 〒106-0032 東京都港区六本木1-6-1 泉ガーデンタワー |
資本金 | 19億9,000万円(資本準備金を含む) |
代表取締役CEO | 北尾 吉孝 |
取り扱い通貨ペア | リップル/日本円 ビットコイン/日本円 イーサリアム/日本円 |
取引の種類 | 現物取引のみ。 レバレッジ取引はありません。 |
SBI VCトレードの運営会社であるSBI VCトレード株式会社は、国内有数の金融企業グループであるSBIグループ傘下です。
CEOの北尾氏は、SBIホールディングスCEOも兼ねている金融界のビッグネームであり、仮想通貨に強い思い入れを持っています。
取り扱いペアが少なめなこと、現物取引のみに限定されていることなど、サービスの幅が少し限定的ですが、背後に巨大な金融グループを持つ安定感は、安心して取引したい利用者には大きなメリットです。
SBI VCトレードの登録・口座開設を3STEPで解説!
まずは、SBI VCトレードの登録・口座開設の手順を解説していきます。
画像付きで解説しているので、基地と登録できるか不安な方でも、これを見ながら進めていけば大丈夫です。
先に全体の概要を示しておくと、公式サイトへの仮登録、続いて本人情報の登録をした後、SBI VCトレードからの口座開設完了の簡易書留を受け取って、完了です。簡易書留は、本人情報の登録から1週間程度で、手元に到着します。
それでは早速、登録・口座開設の方法を、順を追って確認していきましょう!
Step1. 公式サイトから仮登録
SBI VCトレードの公式サイトから、「口座開設」をクリックしましょう。
上の画像のような「新規登録」のページが開きますので、そのページで「メールアドレス」を入力します。
さらに、「口座開設のご注意事項」を確認して、右下の「確認・承諾しました」をチェックした後に、「アカウント作成」をクリックします。
しばらくすると、入力したメールアドレス宛に、SBI VCトレードから「ご登録が完了いたしました」というメールが届きます。
このメールに記載されているURLをクリックしましょう。
メールに記載されたURLをクリックすると、パスワードの設定の画面が開きます。
この画面でSBI VCトレードのログインに使用するパスワードを入力し、「送信する」をクリックすると、パスワードが登録され、ログインできるようになります。
ここまで終われば仮登録は終了、次は本人情報の登録です。
- メールに記載されたURLの有効期間は2時間
- 登録リンク発行から2時間を過ぎてしまった場合、またStep1の最初から始めましょう。
Step2. 本人情報の登録
本人情報の登録では、利用者情報の登録をしていきます。
SBI VCトレードにログインすると上のような「ご本人情報登録」のページになります。
ここで入力が必要な情報は以下の通りです。
- 交付書面や約款の確認
PDF形式の書面を確認して、「確認・承諾しました」をチェックします。 - コンプライアンスに関する確認
確認事項を読んで、「該当します」/「該当しません」のどちらか、あるいは「はい」/「いいえ」のどちらかを選択します。 - 利用者の基本情報の入力
姓名や住所などの、利用者に関する基本事項を入力します。 - 本人確認書類の提出
本人確認書類をWebからアップロードします。(アップロードの仕方は後述) - 職業や勤務先に関する情報の入力
仮想通貨の発行や管理を行う法人の関係者かどうかの確認も、行われます。 - 投資に関する質問
投資の方針や、現有の保有資産、投資の経験などの質問に対して、回答します。 - 取引に関する諸注意
仮想通貨取引に関して、利用者に理解してほしい項目が列挙されています。内容を確認して、それぞれに対して「理解しました」をチェックします。
すべての情報の入力と、本人確認書類のアップロードが終了したら、ページ最下部の「登録情報を確認する」をクリックしましょう。
これまでで入力した情報に不備がないかが確認されます。
- エラーが出たときは
- 不備があればエラーが表示されます。指示に従って内容を訂正し、再度「登録情報を確認する」をクリックしてください。エラーがなければ、最下部に「登録する」のボタンがある確認ページが表示されますので、「登録する」をクリックします。
利用者情報が正常にアップされると、上の画像のような「ご登録ありがとうございました。」のページが表示されます。
この画面が表示されれば、本人情報の登録は完了です。
本人確認書類の提出について
本人確認書類の提出は、該当の書類をスキャン、あるいは写真を撮って、「jpeg」「jpg」「jpe」「png」「gif」「bmp」の拡張子のファイルを作成し、画面の指示に従ってアップロードします。
「ご本人情報登録」のページの「Webアップロード」を選択して、さらに、「本人確認資料をアップロード」をクリックすると、上の画像のように、ファイル選択のウインドウが表示されます。
このウインドウで、本人確認書類のファイルを選択して、「開く」ボタンを押せば、アップロードが完了です。
本人確認書類として有効なものは、以下の4種です。
- 運転免許証
顔写真がある表面は、提出します。裏面に住所変更などの記載がある場合は、裏面も提出する必要があります。 - パスポート
顔写真のあるページと、住所が記載されているページの、2ページが必要です。 - マイナンバーカード
顔写真がある表面のみを提出します。 - 健康保険証
表面は提出します。裏面に住所の記載がある場合には、裏面も提出する必要があります。
Step3. SBI VCトレードによる審査
本人情報の登録が終了すると、SBI VCトレードによる審査が行われます。
通常、審査期間は1週間程度です。審査に通過した場合には、取引に必要な「取引パスワード」が記載された簡易書留のハガキが届きます。
ハガキを受け取ったら、登録・口座開設は終了です。
ハガキに記載されている「取引パスワード」は、SBI VCトレードでの各種取引に使用しますので、ハガキはなくさないように管理してくださいね。
- 審査に落ちたら?
- 審査に通過しなかった場合、登録したメールアドレスに連絡があります。とはいえ、それほど厳しい審査ではないので、信用情報等に問題がなければ心配しなくても大丈夫です。
SBI VCトレードで資産管理する方法をマスターしよう
無事にSBI VCトレードに登録ができたら、まずは日本円・仮想通貨の入出金などの資産管理の仕方について確認しておきましょう。
SBI VCはセキュリティが万全な取引所とはいえ、大金を預けておくのはお勧めできません。
まずは資産管理の仕方をきちんと覚えて、低リスクで利用できるように準備をしておいてくださいね。
【まずはじめに】住信SBIネット銀行の口座開設をしておこう
日本円の入出金には、住信SBIネット銀行の口座が必要です。
また、口座の名義は、SBI VCトレードの利用者本人と同じでなければなりませんので、住信SBIネット銀行の本人名義の口座をお持ちでない方は、口座を用意しておきましょう。
住信SBIネット銀行の口座を持っていれば、同銀行の口座から即時に入金することができます。
日本円を入金する方法
SBI VCトレードにログインしたら「入出金」ページを開き、「入金」のメニューを選択します。
「日本円」を選択して、金額を入力し、「次へ」をクリックすると、「取引パスワード」の入力を求められます。
「取引パスワード」を入力して、「完了」をクリックすると、住信SBIネット銀行の「即時決済サービス」へつながります。
住信SBIネット銀行の「即時決済サービス」での手続きを終了すると、入金は完了です。
入金額は、すぐに買付余力に反映されます。
日本円を出金する方法
日本円を出金するには、事前に出金先の銀行口座を登録する必要があります。
ここでは、まだ登録していない方向けに、銀行口座登録から解説していきますね。
出金先の銀行口座の登録
SBI VCトレードにログインし、「入出金」ページを開き、「出金」のメニューを選択します。
出金先の銀行口座が登録されていない場合、「銀行口座を登録する」をクリックします。
「銀行口座登録」のページが表示されますので、「銀行名」や「口座番号」などの情報を入力して「登録情報を確認する」をクリックします。
確認画面が表示されますので、内容を確認して問題がなければ、「登録する」をクリックします。
これで、出金先の銀行口座の登録は終了です。
登録した銀行口座への日本円の出金
出勤先の銀行口座が登録できていると、上のような画面になります。
出金先の口座を選択し、出金金額を入力して、「日本円を出金する」をクリックしましょう。
「取引パスワード」の入力を求められますので、入力して「完了」をクリックすれば、出金の手続きは完了です。
仮想通貨を入金する方法
SBI VCトレードから仮想通貨を出金するには、TOPページログイン後「入出金」ページを開き、「入金」のメニューを選択します。
さらに「仮想通貨」をチェックして、入金したい仮想通貨の種類を選択しましょう。
XRPを選んだ場合を例に解説すると、「XRP受取時のご注意事項」が表示されます。
この表示は、「リップルの受取には、受取アドレス以外に宛先タグ(Destination Tag)が必要であること」の確認を求めていますので、「宛先タグが必須であることを確認しました」をチェック。
「XRP受取時のご注意事項」の下には宛先タグと受取アドレスが表示されるので、それらを送付側のウオレットにコピーして、送信側のウオレットからXRPの送信処理を実行します。
これでSBI VCトレードへのXRPの入金は完了です。
- XRP以外の仮想通貨の場合
- XRP以外の仮想通貨を入金する場合は「宛先タグ」などの表示がないので、宛先タグに関するチェックは必要ありません。それ以外は基本的にXRPの場合と同様に進められます。
仮想通貨を出金する方法
SBI VCトレードでは同社指定のハードウェア・ウォレット「Cool X Wallet」のみへの仮想通貨の出金が可能です。
いったんCool X Walletに出金した通貨は、そこから他のアドレスに対して送金することができます。
SBI VCトレードから仮想通貨を別の取引所やウォレットに移行したい方は、Cool X Walletが必須なので、こちらも用意しておいてくださいね。
Cool X Walletへ仮想通貨を出金する場合、SBI VCトレードにログインし、「入出金」ページを開いて、「出金」のメニューを選択します。さらに「仮想通貨」をチェックして、出金する仮想通貨の種類を選びます。
自分のCool X Walletの送付先アドレスが表示されているので、そのアドレスが正しいことを確認しましょう。
- アドレスは絶対に間違えないようにしよう
- 間違ったアドレスに送金すると送った仮想通貨を回復することはできないので注意が必要です。
送金先アドレスが正しければ、送付する数量を入力し「XXXを送付する」(XXXは仮想通貨名)をクリックします。
その後、送付確認のウインドウが表示されるので、内容を確認して「確認メール送付」をクリックします。
しばらくするとSBI VCトレードから出金確認のメールが届くので、その中に記載されている「承認用URL」をクリックすれば出金は完了です。
SBI VCトレードの基本的な使い方を徹底解説!
通常取引 | SVI VCトレードPro | |
---|---|---|
取引形式 | 販売所形式 | 取引所形式 |
使い方 | 超簡単 | 慣れるまで少し難しい |
手数料 | 高め | 安め |
SBI VCトレードの資産管理の方法がわかったら、実際に取引をする方法について確認していきましょう。
SBI VCトレードでの仮想通貨の売買方法は、「通常取引(販売所形式)」と「SVI VCトレードPro(取引所形式)」の2つです。
上の表にまとめた通り、2つの取引方法には「使いやすさ(とっつきやすさ)」や「手数料」に違いがあります。
それぞれの使い方について丁寧に解説していくので、どちらもマスターできるように一緒に確認してみてくださいね。
- SBI VCの使い方
通常の取引のチャートを表示する方法・チャートの見方
通常の取引のページは、SBI VCトレードにログインし、「取引」のメニューを選択して表示します。
このページで、「銘柄選択」をクリックして、取引したい通貨を選び、「チャート」をクリックすれば、選択した通貨のチャートが開きます。
チャートの一部をマウスで選べば、その部分の値動きを拡大して表示することもできます。
SBI VCトレードProのチャートを表示する方法・チャートの見方
SBI VCトレードProの取引のページへは、SBI VCトレードにログインし、「取引所」のメニューを選択します。
すると、以下のようなチャートと取引板のページが表示されます。
チャートの周辺には、チャートの表示を操作するためのメニューがならんでいます。
各メニューについて簡単に紹介しておきますね。
- 通貨ペアの選択
表示する通貨ペアを選択できます。 - ローソク1本の時間設定
ローソク1本分の時間間隔を設定できます。 - 各種インジケーターの画面表示
チャートと一緒に表示する各種インジケーターを選択できます。複数のインジケーターを同時に表示できて便利です。 - チャートの基本的な表示設定
ローソクの表示色や背景色など、チャートの表示に関する基本的な設定をするためのメニューです。 - チャートへの作図ツール群
チャートの理解のために図形を書き込むためのツール群です。
通常の取引での仮想通貨の買い方・売り方
通常の取引のページへは、SBI VCトレードにログインし、「取引」のメニューを選択します。
売買の手順はとっても簡単です。
- Step1. 売買する通貨を選択
「銘柄選択」をクリックして、売買したい通貨を選択します。 - Step2. 売買する注文数を入力
「日本円の金額」あるいは「XXX数量」(XXXは仮想通貨の名称)を選んで、数量の単位を決め、その後に売買する数量を入力します。 - Step3. 注文価格を決定
「成行」あるいは「価格指定」を選びます。「成行」は、売買の価格を指定せず、その時のレートで売買を実行する方法です。これに対して「価格指定」は、指定された価格での売買を実行します。「価格指定」を選択した場合は、売買を行う価格を入力しなければなりません。 - Step4. 取引パスワードの入力
取引パスワードを入力します。取引パスワードは、SBI VCトレードへの登録時に、SBI VCトレードから送られてきた簡易書留のハガキに記載されています。 - Step5. 売買注文の発行
保持している仮想通貨を売る場合は「コインを売る」、仮想通貨を新たに買う場合は「コインを買う」をクリックします。
以下のような確認のウインドウが表示されますので、もう一度「コインを売る」あるいは「コインを買う」をクリックすれば、売買注文が発行されます。
SBI VCトレードProでの仮想通貨の買い方・売り方
SBI VCトレードProの取引のページへは、SBI VCトレードにログインし、「取引所」のメニューを選択します。
SBI SVトレードProでも、仮想通貨の売買の手順は簡単です。
- Step1. 売買する通貨ペアを選択
取引のページの左上部にあるメニューで、売買したい通貨ペアを選択します。 - Step2. 売買する量と価格を入力して売買決定
売買する数量と価格を入力するのは、ページの右下です。
青字の表示が売り、赤字の表示が買いの指示を入力する部分になります。
価格と数量を入力して、「売り」あるいは「買い」をクリックすれば、売買注文の発行完了です。
まとめ
SBI VCトレードの登録・口座開設方法や基本的な使い方について解説しました。
SBIグループは日本の巨大な金融グループの1つであり、仮想通貨取引所の中でもトップクラスの安定した資金力が期待できる仮想通貨取引サービスです。
取り扱い通貨をメジャーどころのビットコイン/イーサリアム/リップルの3種に限定していたり、ハードウエアウオレットの利用を促進したりと、金融グループが手掛けるサービスらしい「手堅さ」もあります。
長期的に安心して付き合うことのできる、信頼性の高い仮想通貨取引サービスになっているので、ぜひ早めに使いこなせるようになっておきましょう!