ステイク、Chainlinkと技術的連携を開始しPlasm Network上の分散オラクル構築へ
アラタ | Shingo Arai
パブリックブロックチェーンの相互運⽤性とスケーラビリティ問題を解決するブロックチェーン「Plasm Network(プラ ズムネットワーク)」を開発するStake Technologies(ステイクテクノロジーズ)株式会社が、Plasm Networkの開発にあたり分散オラクルを提要するChainlinkと技術的連携を開始しました。
今回、Plasm Network上の上のChainlink使⽤⽅法については、パブリックブロックチェーンであるPlasm Network上にChainlinkの開発するミドルウェアを統合することでアプリケーションの開発者及び参加者はブロックチェーン外部のデータをセキュアにPlasm Network上で利⽤できるようになります。
連携の初期ユースケース作成としてChainlinkの分散オラクルを⽤いたETH/BTC価格の取得を実装し、将来的にはETH/BTCの価格にとどまらず分散⾦融、IoT、スマートシティやゲームなどのソリューションをChainlinkと連携して作成していくとしています。
今回の技術提携に関して、各Founderのコメントは下記のとおりとなっています。
■ Chainlink Head of Business Development Daniel Kochisコメント
“Weʼre excited to empower Plasmʼs scalable smart contract platform using Chainlinkʼs decentralized oracle ne tworks to provide access to off-chain data resources. We look forward to further integrations to help them unlock m ore value for their developers and users, allowing Plasm to seed DeFi within the Polkadot ecosystem.”
(⽇本語訳)Plasmのスケーラブルなスマートコントラクトプラットフォームを、オフチェーンのデータリソースを提供 するChainlinkの分散オラクルネットワークを⽤いて強化できることが⾮常に楽しみにしています。私達はPlasmの開発 者とユーザーにさらなる価値を届け、Polkadotエコシステム内で使⽤されるDeFiなどのサービスが⽣まれることを楽しみにしています。
■ ステイク CEO 渡辺コメント
世界的に実績の豊富なChainlinkと、弊社がコアコントリビューターとして開発するPlasm Network上で連携ができるの を⾮常に楽しみにしています。過去に我々はWeb3財団、Parity Technologies、UC Berkeley、LongHashなど世界的なチームと連携を強化してきましたが、これからも世界トップクラスのブロックチェーンスタートアップとの連携を通して 世界で通⽤するパブリックブロックチェーンを作りにいきます。
5月に行ったステイクテクノロジーのインタビューに関してはこちらの記事より読むことが可能です。