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2022/08/01STEPNとは?概要や始め方について解説 ※最新情報追記
"歩くだけで稼げる"として新たにM2E(Move to Earn)と呼ばれるジャンルを確立した「STEPN」。 そんなSTEPNは先日、大型アップデートを行い、従来のSolana・BNBに加えてEthereumに対応しました。 APE Realm is now live! Genesis/OG/Enhancement winners will receive your APE OG Sneakers in your Spending accounts in the next 24 hours. pic.twitter.com/Za9QIhaKUW — STEPN | Public Beta Phase IV (@Stepnofficial) July 18, 2022 Ethereum上のシューボックスNFTが一時2.7ETHの値段を付けるなど再び注目を集めているSTEPNですが「実はどんなゲームかわかってない」という方も多いのではないでしょうか。 本記事では、最新アップデートの情報と併せて、STEPNの概要について説明していきます。 (8月9日:追記) 最新アップデート情報 注目の変更点・$GMT獲得機能のプラン公開 ・LINE Blockchainへの展開が計画中 以前より伝えられていた歩いてガバナンストークン$GMTが稼げるシステムに関して、詳細プランが公式発表されました。 Thanks for joining our #STEPN twitter spaces today. Read all about our #GMT earning plans here :https://t.co/zGYNoQmnkK — STEPN | Public Beta Phase IV (@Stepnofficial) August 8, 2022 既存のスニーカーをLv.30までレベルアップを行う、または新たに発表された「レインボースニーカー」を手に入れることで$GMTを稼ぐことが可能となります。(詳細は下記記事参照) STEPN(ステップン)が新プランを公開 | 過去最大のアップデートか さらに、LINEの暗号資産・ブロックチェーン関連事業を手掛けるLINE Xenesis株式会社とSTEPN運営会社が提携し、LINE ブロックチェーン上でSTEPNの開発を手がけていくと発表しました。 We are excited for this partnership with LINE Blockchain. We believe this collaboration will help us better engage with the LINE users, and in return help LINE promote a healthy lifestyle and carbon offsetting / ESG initiatives to its global users.https://t.co/hXw4stbUDr — STEPN | Public Beta Phase IV (@Stepnofficial) August 9, 2022 上記の発表により、以前より発表されていた第四のレルムのチェーンがLINEブロックチェーンとなる可能性が高まりました。(*正式な発表は現時点では行われていません) STEPN(ステップン)がLINE Blockchainと締結 | 第4レルムはLINEか STEPN = 歩いて稼げるゲーム STEPNは、NFTのスニーカーを購入し歩くだけで「GST」というトークンが得られるゲームです。 上記のGSTは他の仮想通貨と交換し、国内仮想通貨取引所に送金することで、日本円に換金できます。 過去には、スポーツブランドのASICSとのコラボも実施しており、非常に大きな注目が集まりました。 STEPNがASICSとコラボ。BinanceでIGOも開催決定【限定1000足】https://t.co/BehW4MdGWQ — CRYPTO [email protected] Conference 7/15 (@CryptoTimes_mag) April 12, 2022 記事執筆時点ではSolana・BSC・Ehereumの3つのブロックチェーン上で展開されており、どちらのチェーンであっても基本的な仕様は変わりません。 STEPNは知名度や規模感などから、Move To Earn系における代表的な存在に挙げられます。 STEPNのはじめ方 STEPNのはじめ方を以下のポイントから、1から解説していきます。 SOLなどを入手 STEPNをダウンロード、登録 ウォレットの設定と送金 STEPNのはじめ方をチェックしていきましょう。 SOLなどを入手 STEPNの利用にはSolanaの「SOL」、BSCであればBNB、EthereumであればETHが必要です。 SOL or BNB or ETHは、STEPNで利用するスニーカーの購入資金や、ガス代の支払いなどに利用します。 どちらもガス代はそれほど高くありませんが、スニーカーの購入資金とガス代分の余裕を持ったトークンを準備しておきましょう。 SOLは海外版FTX(国内からでは制限あり)、FTXJP(海外版よりも機能・銘柄が少ない)などで入手可能です。 SOLだけが欲しいというケースであれば、FTXJPの利用を検討してみるのも良いかもしれません。 また、Binanceを利用すれば、BNB・SOLのどちらでも入手できます。 ETHに関しては、国内外の取引所で扱われているので、ご自身にあった取引所でご用意ください。 STEPNのダウンロード〜登録 必要な仮想通貨が揃ったら、STEPNのダウンロードから登録までを済ませていきましょう。 以下の手順で、STEPNのダウンロードから登録までが可能です。 コチラからSTEPNをスマホにダウンロード メールアドレスを入力し「Send code」へ コードを入力 「LOGIN」へ アクティベーションコードを入力 おそらく、多くの方がつまづくのが「アクティベーションコード」の入力です。 STEPNでは、登録の前段階で「アクティベーションコード」が無いと、スタートできません。 現時点では以下のような方法で、アクティベーションコードが入手可能です。 既存のSTEPNユーザーに発行してもらう (既存のユーザーはアクティベーションコードを発行できる) DiscordやTelegramなどで依頼する STEPNを利用する前の段階で、アクティベーションコード入手の目処を予め立てていたほうが良いでしょう。 入手の目処が立たないという方であれば、アクティベーションコード入力画面下部にある「Join Waitlist(待ちリスト)」に入っておくのも良いかもしれません。 ウォレット作成と送金 STEPNでスニーカーを購入するには、STEPNのウォレットにSOLなどを送金する必要があります。 STEPN内のウォレットは予め作成しておく必要があるので、以下の手順で作成していきましょう。 ウォレットのマークへ 「Wallet」へ 「Create a new wallet」へ パスワードの作成 フレーズの保管と確認の入力 STEPN内の「Wallet」にあるアドレスを各取引所・ウォレットなどの送金画面で入力することで、STEPN内のウォレットに送金できます。 また、ウォレットを作成する際に出てきたフレーズは、重要なため予め厳重に保管しておきましょう。(後々リカバリーする際などに必要になる) ゲームの中心となるスニーカーの仕様 STEPNは、スニーカーで歩くだけで稼げるというシンプルなゲームです。 しかし、その一方で各スニーカーによって「仕様・効率」が大きく異なります。 これから、スニーカーの仕様を左右する最も大きな要素である「対応速度」「ステータス」という2つの観点から解説していきます。 スニーカーの対応速度 STEPNのスニーカーには、対応している歩行速度ごとに以下のような4つの種類があります。 靴の種類 適切な歩行速度(時速) Walker 1km~6km Jogger 4km~10km Runner 8km~20km Trainer 1km~20km 各スニーカーが対応している速度よりも、遅すぎたり、早すぎたりするとGSTが稼げる効率が落ちてしまいます。 予め、ウォーキング・ジョギングなどを行って、自身に合った歩行速度をチェックしておくのがおすすめです。 各スニーカーによって異なるステータス STEPNのスニーカーには以下のようなステータスが振られており、各スニーカーによってステータスの値が異なります。 各ステータスの名前 ステータスの概要 QUALITY 全体のステータスを左右するレア度を表す EFFICIENCY GSTを入手できる効率を表す、高ければ高いほど効率よくGSTを入手可能 LUCK 靴のステータスを強化できるジェムを入手できるボックスの出現率に影響 RESILIENCE 靴の回復力や修理費用を左右 COMFORT レベル30以降で可能なGMTの入手に影響 このステータスによって「スニーカーの得意なポイント」が異なってくるため、特徴が大きく左右します。 また、上記のステータスの中でも「QUALITY」は、全体のステータスを左右する要素になっています。 QUALITYは以下のように5つの種類があり、COMMONが一番レア度が低く、LEGENDARYが最もレア度が高いです。 COMMON UNCOMMON RARE EPIC LEGENDARY QUALITYが高ければ高いほど、スニーカーの価格は高くなり傾向にあります。 STEPNの遊び方・稼ぎ方 STEPNの概要やスニーカーについて把握したところで、STEPNの遊び方・稼ぎ方について以下のポイントから解説していきます。 マーケットプレイスからスニーカーを購入 歩いてGSTを入手 修理について 1つ1つチェックしていきましょう。 マーケットプレイスでスニーカーを探す まず、STEPNのスニーカーを購入していきましょう。 購入するスニーカーは、前述した各スニーカーの特徴を押さえた上で、用途・予算にあったスニーカーを選択していく必要があります。 スニーカーのマーケットプレイスは、STEPN内の画面下部の項目から選択可能で、「Filter」の項目から予め条件を設定した上でスニーカーを探せます。 お気に入りのスニーカーを見つけていきましょう。 ※アップデートにより、現在iOSアプリ内でのマーケット機能は停止され、アプリ内のブラウザからマーケットにアクセスすることでスニーカーの売買が可能となっています。 歩いてGSTを入手 STEPNでスニーカーを購入したら、実際に歩いてみましょう。 以下のような手順で、カウントをスタートできます。 画面下部の左へ 「START」へ 歩行速度などをチェックしながら歩く STEPNでは、エネルギーという仕様があり、これは歩くと消費されていきます。 (画像上の「ENERGY CAP」からエネルギーの値は確認可能) このエネルギーは最大値の25%ずつ、6時間ごとに貯まっていきます。 エネルギーが全て消費されてしまうと、歩いたとしてもGSTを稼げません。 エネルギーをチェックした上で、歩くのがおすすめです。 また、上記のような手順で稼いだGSTは国内仮想通貨取引所が取り扱っている仮想通貨とスワップ・送金することで、日本円に換金できます。 修理も必要になる スニーカーは使用していくと、徐々にダメージが蓄積されていきます。 ダメージが蓄積されていくと、GSTを入手できる効率が低下していき、歩いても効率的に稼げません。 GSTを用いることで修理が可能になるため、効率が落ちてきたら定期的に修理を行いましょう。 ※前述のHP STEPNの注意点 これから、STEPNの注意点について以下の4つの観点からチェックしていきます。 無料で始められない 効率を左右する細かな仕様がいくつもある チェーン間による共有できる要素の違い 価格変動や仕様変更などさまざまなリスクがある STEPNのリスクや予め知っておきたいポイントを押さえていきましょう。 無料で始められない STEPNは現時点で、無料ではじめられません。 STEPNをはじめるには、予めNFTスニーカーを購入する必要があります。 このことから、稼ぐ目的でSTEPNを利用する場合「原資を回収できないリスク」が存在しています。 GSTの獲得と売買によって、STEPNは「歩くだけで稼ぐ(日本円に換金する)」ことができます。 上記のことから、STEPNによる稼ぎはGSTの市場価格に左右されます。 STEPNのGSTの価格は日々変動しており、2022年6月28日時点ではピーク時と比較するとかなり下落している状態です。 [caption id="attachment_76285" align="aligncenter" width="831"] 引用元:Coingecko[/caption] 今後、GSTの価格が著しく下落する可能性は否定できません。 一方でSTEPNのロードマップには、今後「レンタル機能」がリリースされる旨が記載されています。 (2022年Q4の「RENTAL SYSTEM」) このレンタル機能によって「スニーカーを持っていなくても、レンタルで稼げる」といった環境が、アップデートによって実現するかもしれません。 ただし、現時点では原資が必要になるため、原資が回収できないリスクは押さえておいたほうが良いでしょう。 効率を左右する細かな仕様がいくつもある 前述のとおり、STEPNには細かな仕様が無数にあります。 ステータス、修理、エネルギーなど、複数の要素によってSTEPNにより稼ぎは左右されます。 また、STEPNは歩いている途中に何らかの問題が起きると「ムーンウォーキング」という状態になります。 ムーンウォーキングは、GPS・ネットワーク接続などが不安定になった場合などに発生し、ムーンウォーキング中はGSTを獲得できません。 また、場合によってはムーンウォーキング中でも「エネルギーが消費」されます。(GSTが獲得できないのにエネルギーが消費される) STEPNをスタートする際は「STEPNのゲームとしての仕様」をしっかりと押さえておくのがおすすめです。 Solana-BSC-Ethereum間では共有できない要素も 前述の通り、STEPNでは現時点で「Solana」と「BSC」と「Ethereum」に展開されています。 しかし、同じゲームだとしても要素が全て共有できるわけではありません。 例えば、GSTは各チェーンごとに共有されておらず、SolanaにおけるGSTとBinanceのGST、EthereumのGSTは別のトークンです。(各GSTによって時価総額や価格も異なる) また、エネルギーに関しても一定の条件下から外れると共有されません。 チェーン間においてゲームとしての仕様の違いはありませんが、周辺環境が全く同じではないです。 各チェーン(realm)の共有要素の詳細はコチラからチェックできます。 仕様変更・予期せぬトラブルなどのリスク 仮想通貨関連のプロジェクトには常にハッキング・予期せぬ技術的な欠陥のリスクが存在しています。 仕様変更などによって、これまで通りの利用ができないといったことが発生する可能性もあるでしょう。 また、STEPN自体のトラブルではありませんが、実際に中国でSTEPNが規制されるといった事例も発生しています。 STEPNに限った問題ではありませんが、常にこういった可能性・リスクは考慮しておいたほうが良いでしょう。 まとめ この記事では、STEPNについて解説しました。 STEPNは、積極的にアップデートが行われており、直近では「Ethereumチェーン上でゲームリリース」「ミンティングスクロール」の導入といった変更がなされています。 また、今後第4のチェーンが実装されるといった情報もあります。 これからも、新たな機能・チェーンなどが期待でき、注目したいプロダクトの1つであると言えるでしょう。 最後まで読んでいただきありがとうございました。
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2022/07/27話題のL1チェーン「Aptos」とは?概要や特徴を徹底解説【480億円調達済】
元Diemメンバーによって開発されたL1チェーン「Aptos」が先日、FTXベンチャーズ等から1.5億ドル(約205億円)の資金調達を行い大きな話題を呼びました。 1/ Today, we announced our $150M Series A funding round. This is a testament to our team's technical expertise, the strength & activity of our ecosystem and the vision & ethos we all share. https://t.co/GGnn4TY9Lw — Aptos (@AptosLabs) July 25, 2022 一定の条件下において16万TPSを記録するなど、高い処理性能・スケーリングの観点からも注目を集めるAptos。 元Diemチームメンバーのチェーンということもあり、Moveを採用していたりとDiemの片鱗を感じる面も。 この記事では、そんな注目のAptosにフォーカスして、Aptosの概要から特徴、注目のプロダクトなどについて解説しています。 記事内容のまとめ ・Aptosは元Diemメンバーが開発したL1チェーン ・Diemで使われていた開発言語Moveを採用 ・1時間に数百万のミントができる処理性能 ・3.5億ドルを超える資金調達 ・年内にもメインネットがローンチへ 元DiemメンバーによるL1チェーン「Aptos」の概要 Aptosは、開発中のL1(Layer 1)ブロックチェーンやそのプロジェクトの総称です。 高処理能力・低遅延を強みとしており、スマートコントラクトを扱うこともできるため、AvalancheやSolanaといったチェーンと競合するプロジェクトであると言えるでしょう。 Aptosは、Diemの元メンバーであるMo Shaikh氏・Avery Ching氏が中心となって開発がスタートしました。 Diemとは、Meta社が主導していたプロジェクトです。(現在は運用が頓挫し、Diem関連の資産も売却済み) Diemの元メンバーが開発しているということもあり、プロジェクト全体でDiemで培ったリソースや技術・知見が活かされているものが多いです。 年内にはメインネットをローンチする方針ということもあり、現在注目が集まりつつあります。 Aptosの5つの特徴 抑えておきたいAptosの特徴を以下の5つの観点から解説していきます。 Aptosの強み・特別なポイントをチェックしていきましょう。 ①開発にMove・MVMを採用 ②高い処理能力と低遅延 ③独自のコンセンサスアルゴリズム「Aptos BFT」 ④著名なプロジェクトが参画 ⑤3.5億ドル(約480億円)を超える資金調達 ①開発にMove・MVMを採用 Aptosは、Diemのプロジェクトで開発されていたプログラミング言語「Move」と、スマートコントラクトのプラットフォームとしてMove VM(MVM)を採用しています。 両者は、イーサリアムにおける「Solidity(Move)・EVM(MVM)」にあたる存在です。 Moveは、線形論理から着想を得た概念を活用しており、安全性などの観点からWEB3と相性の良い開発を可能にしています。 Aptosの「バリデーターの管理」「取引手数料」「アカウント」といったコアとなる機能は全てMoveで開発されています。 また、Aptosに限らず、元Diemメンバーが関連しているようなプロジェクトで、Moveが活用されているケースが見られ(Suiなど)、今後開発言語の1つとしてSolidityと競合する可能性もあるかもしれません。 ②高い処理能力と低遅延 Aptosでは、トランザクションの実行とコンセンサスを切り離す、並列実行エンジンのBlock-STMの実装など、さまざまな技術的なアプローチによって高い処理能力を実現しています。 Aptosのブログでは、一定の条件下において「TPSが16万」を記録したという情報も見られ、ファイナリティまでの時間(TTL)についても、1秒未満という数値を記録しています。 また、Aptosのdevnet(開発者向けのネットワーク)における実験では、1時間以内に数百万のNFTをミント(作成)できるという結果を得られたようです。 ただし、上記はあくまでメインネットの数値ではなく試験的な数値です。 メインネットでどのような数値を出すのか?については不透明な点は否めないものの、一定のポテンシャルは期待できるでしょう。 ③独自のコンセンサスアルゴリズム「Aptos BFT」 Aptosは、コンセンサスや安全性の領域においてもさまざまなアプローチを行っています。 Aptosでは、コンセンサスアルゴリズムに「Aptos BFT」というHotStuffに改良を加えたものを採用しています。 HotStuffとは、BFT(ビザンチン将軍問題に耐性を持つ)コンセンサスプロトコルのことで、Diemのコンセンサスにおいても活用されていた技術でした。 ここでも、元Diemメンバーという特性が出ていると言えるでしょう。 また、詳細は明らかになっていませんが、安全性向上のため秘密鍵をローテンションさせる機能や、紛失による損失を防止するために秘密鍵をリカバリー(復元)する新たな機能も開発しているようです。 ④著名なプロジェクトが参画 さまざまな著名なプロジェクト・企業が、Aptosのチェーンでの構築や参画を公表しています。 AptosのDevnet(開発者向けのネットワーク)へ参加しているものから抜粋すると以下が挙げられます BNB CHAIN Coinbase Rarible NODEREAL Livepeer Aptosの注目度が高まるにつれて、上記のような企業・プロジェクトが増えていく可能性もあるでしょう。 ⑤3.5億ドル(約480億円)を超える資金調達 Aptosはここ数ヶ月で、2回ほど数億ドル規模の資金調達に成功しています。 はじめの資金調達は2022年3月に行われ、a16z crypto主導で2億ドル調達の調達に成功しており、出資者には以下のような名前が挙がっています。 Multicoin Capital Katie Haun 3 Arrows Capital ParaFi Capital IRONGREY Hashed Variant Tiger Global BlockTower FTX Ventures Paxos Coinbase Ventures 上記に加え2022年7月には、FTX VenturesとJump Cryptoが主導し、1.5億ドルの追加の資金調達に成功しました。 Apollo Griffin Gaming Partners Franklin Templeton Circle Ventures Superscrypt a16zcrypto Multicoin 上記2つの資金調達を合わせると、合計で3.5億ドル(約480億円)を超える調達に成功しています。 バイナンスラボがL1チェーン「Aptos」へ追加出資 Aptosでローンチ予定のプロジェクト3選 Aptosのメインネットはローンチされていないものの、すでにAptosでローンチ予定のプロジェクトはいくつか確認できます。 これから、Aptosの公式Twitterで触れられていた注目のプロジェクトを3つご紹介していきます。 ・Martian ・Liquidswap ・Hippo Labs Martian Martianは、AptosにおけるMetaMaskのようなウォレットを手掛けるプロジェクトです。 Martianを利用することで、Aptos関連の仮想通貨の管理や、Aptosに構築されたアプリケーションなどにアクセスできるようになります。 DAppsを利用するにはウォレットが必須になりますから、Martianのようなプロダクトは今後必要になるでしょう。 公式Twitter:https://twitter.com/martian_wallet Liquidswap Liquidswapは、Aptosに構築されたはじめてのAMMのDEXです。(Pontem Network曰く) Liquidswapでは、Aptosチェーンにあるさまざまな仮想通貨の取引を、Aptosのチェーン上で行えます。 Uniswapなどと同じようにLiquidswapはAMMのため、流動性の提供なども可能で、そこから利益を出していくことも可能です。 また、Liquidswapを開発した「Pontem Network」は、MoveやAptosのプラットフォームを用いてさまざまなプロダクトを開発中で、今後も新たなプロダクトをローンチしていく旨を明らかにしています。 Liquidswapはもちろん、Pontem Network自体の動向も注視していきたいと言えるでしょう。 公式Twitter:https://twitter.com/PontemNetwork Hippo Labs Hippo Labsは、各DEXの中から最適な取引レートを探し出すアグリゲーターなどを開発しています。 今後、Hippo Labsによるアグリゲーターがローンチされることで、Aptosに構築された各DEXが提供するレートの中から、最適なレートで取引が可能になるかもしれません。 既出のプロジェクトでは、1inchに近しいプロジェクトであると言えるでしょう。 Hippo Labsは最も開発の優先順位が高いプロダクトとして、開発中のアグリゲーターを挙げています。 しかし、同時に開発者が利用するようなコンパイラ・SDK・フレームワークといったツールを開発・提供していく旨も公表しています。 今後Aptosのエコシステムを支えるさまざまなプロダクトをローンチしていくのかもしれません。Hippo Labsの動向には要注目です。 公式Twitter:https://twitter.com/hippolabs__ Aptosのこれまでとこれから 最後に、Aptosのこれまでと今後について、過去に公表されたタイムラインを元に解説していきます。 これまでの開発状況・運用状況や、今後の注目イベントをチェックしていきましょう。 2022年Q1 開発者向けのテストネット Aptosは、2022年月からDevnet(開発者向けのネットワーク)をローンチしました。 18,000を超えるフルノードが参加したようです。 2022年Q2 インセンティブテストネット インセンティブテストネットでは、テストネットへの参加に伴って、一定のインセンティブが用意されています。 また、開発者でなくとも、要件をクリアすることで参加可能です。 Aptosのインセンティブテストネットには、各テストネットの目的に応じて、テストネットにおける成功の基準・参加人数・報酬などが設定されています。 現在公開されている範囲における各テストネットの参加人数と各報酬は以下のとおりです。 テストネット名 参加人数と報酬 AIT1 100名 500Aptosトークン AIT2 100ノード~500ノード 成功した参加者全員に500Aptosトークン (上位の投票者ノードには別途インセンティブ) AIT3 1,000名 成功した参加者全員に500Aptosトークン (上位の投票者ノードには別途インセンティブ) AIT4 1,000名以上 500Aptosトークン 他のインセンティブは検討中 記事執筆時点では、AIT1・AIT2が終了しています。 上記の予定だと、メインネットのローンチまで、あと2つのインセンティブテストネットが実施されることになるでしょう。 2022年Q3 メインネットのローンチ 2022年Q3に、Aptosのメインネットはローンチされます。(予定) 多くの方はこのタイミングで、Aptosチェーンに触れることになるでしょう。 すでに、Liquidswapなどいくつかのプロダクト・プロジェクトはローンチされていますから、メインネットのローンチまでは気になるプロジェクトに目星をつけておくのもよいかもしれません。 2022年Q4~2023年Q1 新機能のアップデート まだ詳細は明らかになっていないものの、何らかの重要な機能を2022年Q4~2023年Q1あたりに、Aptosにローンチすることが明らかとなっています。 こういったアップデートは、チェーンに大きな影響を与えることが少なくないため、注視していきたいところです。 Aptosについてまとめ この記事では、Aptosについて解説しました。 Aptosは、まだメインネットがローンチされておらず、現在進行系でテストネットが実施されている未完成なL1チェーンです。 周辺のプロダクト・エコシステムも、既存のチェーンと比較すると、整備されていない印象を受けるかもしれません。 しかし、Moveや独自のコンセンサスアルゴリズムの採用など、独自のアプローチでWEB3における諸問題を解決しようとしています。 未完了のテストネットやメインネットのローンチなど、今後注目したいイベントが多いので、これからも目が離せないプロジェクトであると言えるでしょう。 最後まで読んでいただき、ありがとうございました。 – Aptos 公式リンク – 公式サイト:https://aptoslabs.com/ Twitter:https://twitter.com/aptoslabs ドキュメント:https://aptos.dev/
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2022/07/26L2間でスワップが可能 | Hop Protocolの概要や使い方について徹底解説
本記事では、 ブリッジプロジェクトHop Protocolについて解説しています。 Optimism・ArbitrumといったL2ソリューションの利用が広がる中「L2ソリューション間の資金移動はどうにかならないのか・・」と感じた方も少なくないでしょう。 上記のような問題を解決するのがHop Protocolで、同プロジェクトが提供する機能では「L2ソリューション間の送金」を実現しています。 この記事では、そんなHop Protocolの概要から仕組み、使い方について解説しています。 前提:L2(Layer 2)について Hop Protocolについて理解するためには「Layer1・Layer2(以下、L1・L2)」や「L2回りのソリューション」についての理解が不可欠です。 そのため、簡単にL2について解説していきます。 DeFiなど、各プロダクト・サービスを利用する際に、これといったソリューションを利用していない場合、L1のネットーワークを利用している状態です。 L1とはイーサリアム(イーサリアムメインネット)のように、仮想通貨が運用される上でもっとも基礎的な役割を担っている層のことです。 基本的に、なにも利用していない普通の状態は「L1を利用している」と考えて問題ありません。 しかし、L1上で処理しきれないほどトランザクション(取引)が増加すると、ガス代高騰・処理性能の低下といった問題が発生します。 [caption id="attachment_72151" align="aligncenter" width="1033"] イーサリアムガス代のチャート(引用元:https://ycharts.com/indicators/ethereum_average_gas_price)[/caption] このような問題を解決するため、トランザクションを別の場所・方法で処理する「L2ソリューション」が登場しました。 L2ソリューションを利用すると、L1だけでトランザクションを通すよりも、高処理性能・低いガス代で処理を行うことが可能です。 [caption id="attachment_72153" align="aligncenter" width="1206"] イーサリアムメインネットとL2ソリューションのガス代比較[/caption] DeFiなどの流行によって、トランザクションが増える中、現在多数のL2ソリューションがローンチされています。 Hop Protocol = L2 to L2に対応したソリューション 前述した通り、L1の問題を解決するL2ソリューションは続々と登場しつつありますが、各L2の仮想通貨(トークン)を柔軟に送受信するといったことはできません。 そのため、例えば両者ともL2ソリューションである「Optimism」から「Arbitrum」へ資金を移す場合、以下のような送受信プロセスを経る必要があります。 Optimismへ資金を移す (L1からL2へ) Optimismから資金を出す (L2からL1へ) Arbitrumへ資金を移す (L1からL2へ) 当然ですが、上記した一連のフローでは、資金を送受信するたびに、ガス代がかかってきます。 また、Optimism・Arbitrumは両者とも、資金を引き出す際に一定の検証期間(1週間程度)がかかるため、時間・経済的な面から効率的ではありません。 このような問題を解決するのがHop Protocolが手掛ける「Hop Exchange」です。 例えば、Hop Exchangeでは「Optimism to Arbitrum」といったL2間の送受信が可能です。 わざわざ、L1を介さずに仮想通貨の送受信するため、時間・経済的な観点から、L2間において従来よりも効率的な送受信が可能です L2 to L2が可能になる仕組み では、どうやって、L2間での送受信を可能にしているのでしょうか。 HopBridgeでは、hトークンというHopBridgeのトークンとAMMを活用して、各ネットワーク間での送受信を行います。 具体的には、各仮想通貨をAMMを通じて「仮想通貨 → hトークン」に換金し、さらにAMMを通して「hトークン → 仮想通貨」を行い、いくつかの取引を介して送受信を実現しています。 一例として、ETHを「Optimism」から「Arbitrum」へ送金すると仮定して、簡単なフローをチェックしてみてましょう。 OptimismのETHをAMMへ送金 AMMでOpimismのETHをhETHへ換金 「Hop Bridge Contract」でhETHをブリッジ AMMでhETHをArbitrumのETHへ換金 ArbitrumのETHが利用者へ (実際には、各ソリューションへブリッジする際に送金元のhトークンはburnされ、送金先のブリッジで新しくmintされます) 少々複雑に感じられますが、重要なポイントは送受信する際、利用者の手元に来る前にhトークンとAMMを介するということです。 Hop Exchangeでは、以下のようなネットーワーク間の送受信に対応しています。 「L1 → L2」 「L2 → L1」 「L2 → L2」 送受信を行うネットーワーク間によって、前述した送受信のフローは若干異なります。(概ね、hトークン・AMMを介することは共通しています) 利用できるネットーワークと仮想通貨 Hop Exchangeでは、各L2ソリューション間での送受信に対応していますが、全てのL2ソリューションに対応している訳ではありません。 Hop Exchangeが対応しているソリューションや、仮想通貨は以下のとおりです。 - 対応している仮想通貨 - ETH USDC USDT MATIC DAI - 対応しているL2ソリューション - (前提として、イーサリアムメインネットには対応しています) Polygon Gnosis Optimism Arbitrum Hop Exchangeが対応しているL2ソリューションは、主にOptimistic RollupのOptimism・Arbitrumが中心になっています。 現時点ではzk-Rollup系のL2ソリューションを利用することはできません。 上記のような各L2ソリューションの概要や、詳細についてはCT Analysisの「Ethereumを飛躍的にスケールさせるロールアップの概要と動向」で、詳しく解説しています。 CT Analysisでは、DeFi・NFTをはじめとした仮想通貨の今知りたい話題に関する信頼性の高いレポート無料でを提供しています。 L2ソリューションの技術的な部分をもっと詳しく知りたい DeFiやNFTの最新情報を網羅的に知りたい 今仮想通貨で注目のトピックをサクッと知りたい クリプトオタクとして成長したい! といった方は、ぜひCT Analysisをご覧ください。 CT Analysis L2レポートへ Hop Exchangeでできること ①各ネットワーク間での送受信 ②流動性の提供 ③hトークンへの換金 ④ステーキング Hop Exchangeは複雑なフローを経て、L2ソリューション間の送受信を可能にしているため、できることは多岐にわたっています。 Hop Exchangeでできる内容をまとめてチェックしていきましょう。 ①各ネットワーク間での送受信 もっとも基本的な機能が、各ネットワークへの送受信を行う画面です。 こちらの画面で、仮想通貨やネットーワークを選択することで、L2ソリューション間での送受信が可能です。 ②流動性の提供 前述の通り、Hop ExchangeではL2ソリューション間の送受信に伴い、AMMを経由します。 上記の画面では、そのAMMに流動性を提供できる画面にあたります。 ③hトークンへの換金 流動性を提供する際などに、hトークンが必要な場面があります。 上記の画面では、直接仮想通貨とhトークンを換金可能です。 ④ステーキング 上記の画面では、ステーキングが可能です。 Hop Exchangeで流動性を提供することによって得られるLPトークンをステーキングすることで、リターンが得られます。 Hop Exchangeの使い方 これから、Hop Exchangeの各機能の使い方についてご紹介していきます。 Hop Exchangeの使い方をマスターしていきましょう。 前提として、Hop Exchangeの利用にはETHなどの仮想通貨が必要です。 まだ、ETHなどを購入していないという方は、ビットフライヤーで購入するのがおすすめです。 ビットコイン取引量日本1位 1円から仮想通貨が買える Tポイントからも購入可能 ビットフライヤーの詳細はコチラ。 Hop Exchangeとウォレットを接続する まず、はじめにHop Exchangeを利用する際には、Hop Exchangeとウォレットを接続する必要があります。 MetaMaskなどのウォレットを作成していない方は、コチラ。 Hop ExchangeとMetaMaskを接続する手順は、以下のとおりです。 Hop Exchangeへアクセス 「Connect Wallet」へ 「MetaMask」へ ウォレットの処理を済ませる 文字列が表示されたことを確認 また、Hop Exchangeでは利用に伴い、各L2ソリューションなどと複雑に送受信を行います。 利用予定のL2ソリューションの使い方やネットワーク設定などは、予め把握しておくのがおすすめです。 関連:METAMASKでのMatic(Polygon)ネットワークへの接続方法を解説 関連:L2ネットワーク「Arbitrum One」の概要や設定方法、基本的な使い方からリスクまで徹底解説! 関連:L2ネットワーク「Optimistic Ethereum」| 概要・使い方・リスクまで徹底解説! Hop ExchangeでL2 to L2の送受信を行う方法(Send) これから、Hop ExchangeでL2 to L2の送受信を行う方法は、以下のとおりです。 Hop Exchangeの「Send」へ 送受信する仮想通貨を選択 送金元・先のネットワークを選択 「Approve」へ 「Send」へ ウォレットの承認などを行う また、上記は「L2 to L2」の例になっているものの、ネットワークの送金元・先を変更することで「L1 to L2」「L2 to L1」といった送受信を行うことができます。 利用に伴い、Fees(手数料)が引かれますが、この手数料の算出には複雑な要素が組み込まれており、タイミングによって細かく変化します。 Hop Exchangeで流動性を提供する方法(Pool) Hop Exchangeで、流動性を提供する方法は、以下のとおりです。 「Pool」へ どの通貨で流動性を提供するか選択 どのネットワークで流動性を提供するか選択 金額を入力 「Add Liquidity」へ ウォレットの承認を済ませる 画面下の各数値の意味は、以下のとおりです。 Price Impact:価格への影響 (プールの需供で価格が変化) Share of pool :プールに対するシェア APR:年率のリターン Reserves:プール内の内訳(トークンの総額と割合) TVL:USDでのロック額総額 Fee:流動性提供者にはいる手数料 Hop Exchangeでは、流動性を提供する際に同じだけの価値をロックする必要がありません(1ETH + 1hETHで預ける必要がない)。 それに加えて、片方の通貨だけを預けることも可能です。 通常であれば、流動性を提供したあとに同じ画面の下側にポジションなどが表示され、現在の状況が確認可能できます。 Hop Exchangeでhトークンへ換金する方法(Convert) Hop Exchangeを利用していると、流動性の提供などの際にhトークンが必要になることがあります。 Hop Exchangeでは「Convert」からhトークンを直接入手することが可能です。 「Stake」へ どのネットワークのhトークンか選ぶ どの仮想通貨が選ぶ どれを経由するか選ぶ 金額を入力 「Approve」へ 「Convert」へ ウォレットの承認 (矢印でネットワークを逆にすることで、hトークンをL2の仮想通貨へ換金することも可能です) 各ネットワーク・仮想通貨ごとに対応したhトークンがあるため、利用を想定しているネットワークのhトークンを設定しましょう。 AMM・HopBridgeという2通りの経由方法がありますが、L2ソリューションでの換金はAMM、イーサリアムネットワークから直接換金するならHopBridgeを選択しましょう。 各経由方法によって換金元のネットワークが変更されるため重要な設定となっているので、しっかりとチェックしておきましょう。 Hop Exchangeでステーキングする方法(Stake) HopBridgeでステーキングする方法は、以下のとおりです。 「Stake」へ 保有しているLPトークンを選ぶ 金額を入力 「Approve」へ 「Stake」へ ウォレットで承認を行う HopBridgeでステーキングを行う場合は、予め流動性の提供によって得られるLPトークンが必要です。 ステーキングを行いたいという方は、該当するLPトークンが得られるプールで流動性の提供を行っておきましょう。 Hop Exchangeを利用するときの注意点 ①中央集権的な取引所への送金 ②予期せぬトラブルが発生する可能性 ③送受信など仮想通貨の取扱 ④まだ完全なソリューションではない これから、HopBridgeを利用するときの注意点についてご紹介していきます。 HopBridgeのリスクなどについて押さえていきましょう。 ①中央集権的な取引所への送金 HopBridgeに限らず、L2ソリューションを利用するときに注意したいのが、L2で利用する仮想通貨の取扱です。 中央集権的な取引所(普通の取引所)のアドレスは、L1にしか対応していないというケースが少なくありません。 このようなアドレスに仮想通貨を送金してしまうと、最悪の場合、仮想通貨が無くなってしまう可能性もあります。 中央集権的な取引所などのL1のアドレスに送金する際は、送金する仮想通貨がL1に換金されたものかしっかりとチェックしておきましょう。 ②予期せぬトラブルが発生する可能性 HopBridgeは、L2間の送受信を可能にするためさまざまな試みが行われています。 AMMやスマートコントラクトなど、さまざまな要素が複雑に絡むソリューションのため、予期せぬトラブルが発生する可能性は否定できません。 HopBridgeの開発チームは、スマートコントラクトの開発 ・監査において経験豊富なメンバーによって構成されているものの、潜在的なリスクは常にあると考えた方が良いでしょう。 ③送受信など仮想通貨の取扱 L2ソリューション関連で送受信を行う際には、しっかりと送金元・先を確認しておく必要があります。 特に、HopBridgeは複雑に各ネットワークを行き来するため、送金に伴う送金元・先を間違わないように注意しましょう。 意図しない操作によって無駄なガス代が掛かったり、最悪の場合仮想通貨を失ってしまう可能性も否定できません。 ④まだ完全なソリューションではない HopBridgeは、まだ完全なソリューションではありません。 徐々に利用できるネットワークなどが増えつつあるものの、zk-Rollup系のソリューションは利用できないです。 また、ERC-20ならどれでも利用できるといった状況ではありません。 各仮想通貨・ネットワークごとに流動性がある必要があるため、流動性が足りないといった現象も発生します。(この場合、警告が表示され、流動性が追加されうまでトランザクションは保留に) これに加えて、AMMでhトークンが変換されず、そのまま送金されてしまうといった現象も見られるようで、この場合は前述したConvertを利用して、hトークンを換金する必要があります。 さまざまな面で、何らかの不具合・リソース不足が発生する可能性があるため、完全なソリューションではないと考えた方が良いでしょう。 Hop Protocolについてまとめ この記事では、Hop Protocolについて解説しました。 HopBridgeは、L2ソリューションを利用する際に不便だった痒いところに手が届くソリューションです。 まだ、完璧ではない側面が見られるものの、今後利用の拡大や開発が進んでいくことで解決していくことに期待したいところです。 最後まで読んでいただきありがとうございました。 - Hop Protocol 公式リンク - 公式サイト:https://hop.exchange/ Twitter:https://twitter.com/HopProtocol ドキュメント:https://docs.hop.exchange/ ホワイトペーパー:https://hop.exchange/whitepaper.pdf
初心者向け
2022/07/20DeFiとは?ジャンル別に徹底解説 | 代表プロジェクトも紹介
TVL(Total Value Locked)が2022年のピーク時では約$210b(約29兆円)にのぼるなど、金融分野に革命を起こしているDeFi。 しかしDeFiにはさまざまなプロダクト・ジャンルが存在しており「正直よく分からない」という方も多いかと思います。 本記事ではそのような方に向けて、DeFiの概要から注目したい代表的なさまざまなプロダクトをジャンル別にご紹介していきます。 混沌としているDeFiについて、本記事を参考に把握し数十年に一度の時代の変化について押さえていきましょう。 成熟しつつあるDeFi DeFiは「Decentralized Finance」の略で、日本語では分散型金融と訳されます。 DeFiとは、既存の古い金融サービス・エコシステムに取って代わるよう仕組みを、イーサリアムといった分散型のチェーンを活用することで、非中央集権的な金融サービスを実現する仕組みや枠組みの総称です。 DeFiは、既存の金融システムと比較して以下のような特徴を持っています。 既存の金融システム DeFi センサーシップ データは自分だけのもの 一部の人々しかアクセスできない オープンで誰もがアクセス可能 ブラックボックス 高い透明性を持つ カウンターパーティーリスク 検証可能なコード CT analysisの「2022年5月度版DeFi市場レポート」のデータでは、代表的なイーサリアムにおける*TVLは12兆円を超えています。 *TVL = Tatal Vallue Lockedのことで、ここではチェーンにロックされている金額を指す これはあくまでイーサリアムのみの数字であって、BSCやAvalancheといった他のチェーンを含めると、DeFiにロックされている金額はより多くなります。 記事執筆時点では、市場全体でロック総額が落ち込み気味ではあるものの、すでに非常に大きな規模になっていることが分かるでしょう。 CT analysisでは、各チェーンのTVLやDEX出来高、各月で発生したDeFi関連の注目ニュースなど、DeFi市場に関するレポートを毎月無料で公開しています。 毎月のDeFi市場をまとめて無料でチェック可能となっているので、DeFiに少しでも興味がある方はぜひレポートをご覧ください。 CT Analysisのレポートへ DeFiの3つのジャンル「DEX」「レンディング」「デリバティブ」 「具体的に分散型金融と言ってもどんなものか分からないし想像できない・・・」という方も多いはずです。 そのため、これから多数のプロダクトがローンチされているDeFi領域において、人気の高いジャンルを以下の3つから解説していきます。 ・DEX ・レンディング ・デリバティブ DeFi市場において人気の高いジャンルをチェックしていきましょう。 DEX おそらく、最もイメージしやすく分かりやすいDeFiのジャンルが「DEX」です。 DEX(Decentralized Exchange)は、日本語で「分散型金融所」を指します。 ブロックチェーンの技術を活用して構築された分散的な取引所のことで、DEXを活用すれば企業や業者などの仲介者を挟まずとも、コントラクトを通して仮想通貨の取引が可能です。 2022年5月におけるDEXの出来高は16兆円を超えており、これはCEX(中央集権的な取引所)における出来高の10%以上に相当します。 数ヶ月単位で見て、対CEXとの%が伸びていることが分かるでしょう。 レンディング レンディングは「資産の貸し借り」が可能なプロダクトのことです。 レンディングでは、DEXと同じく企業や業者などの仲介者を必要とせずに、仮想通貨を貸したり借りたりすることができます。 レンディングを活用すれば、自身が保有している仮想通貨を貸し出して利息を得たり、貸し出したものを担保に借り入れを行うことができます。 デリバティブ 最後のジャンルが「デリバティブ」です。 DeFiにおけるデリバティブでは原資産を元にした取引はもちろん、既存の金融システムにもあるようなさまざまなデリバティブ取引を、仲介者不在で実現しています。 DeFiにおけるデリバティブで扱われている商品や取引は多種多様ですが、各資産などをトークン化しブロックチェーン上に実装していることが多いです。 DEXやレンディングと比較して規模は小さいものの、運用上のリスクヘッジとしての活用が期待されており、今後DeFiがより成熟していく上で、重要になっていくと見られています。 DeFiのジャンル別の代表的なプロダクト これから、前述した「DEX」「レンディング」「デリバティブ」の中で、代表的なものや知名度の高いプロトコルやプロダクトをご紹介していきます。 各ジャンルの代表的なプロダクトをチェックして、DeFiの実例や提供されているサービス、特徴の違いなどをチェックしていきましょう。 DEX系プロダクト3選 DEX系の代表的なプロダクトには、以下の3が挙げられます。 ・Uniswap ・PancakeSwap ・Curve Uniswap チェーン イーサリアム、Polygon、Arbitrum、Optimism ティッカー UNI 1日あたりの取引高(2022年7月3日時点時点) 約710億円(V3) TVL(2022年7月3日時点時点) 約6,000億円 Uniswapは、記事執筆時点で取引高No.1のDEXです。(DEX間での取引高) Uniswapを模倣したプロジェクトは多数見られますが、依然としてDeFiやAMMの領域において代表的な存在となっています。 2022年6月には、NFTアグリゲーターであるGenieを買収したことを発表し、今後Uniswap関連のプロダクトとの統合される旨も発表されました。 今後も注目していきたいDeFi領域におけるプロダクト・プラットフォームに挙げられます。 分散型取引所プロトコル「Uniswap」の登録方法と使い方を徹底解説 PancakeSwap チェーン BSC ティッカー CAKE 1日あたりの取引高(2022年7月3日時点時点) 約200億円(V2) TVL(2022年7月3日時点時点) 約4,000億円 PancakeSwapは、BSCで最も高い取引高・TVLを持つDEXです。 基本的な仕様はUniswap・Sushiswapといったイーサリアムに展開している代表的なDEXと大きな違いはありません。 BSCで最も取引高の高いDEXという点から、BSC版のUniswapに近しい存在であると言えるでしょう。 PancakeSwapがNFTマーケットプレイスを開発していることを発表 Curve チェーン イーサリアム、Polygon、Avalanche、Fantom、Arbitrum、Gnosis、Optimismなど ティッカー CRV 1日あたりの取引高(2022年7月3日時点時点) 約160億円 TVL(2022年7月3日時点時点) 約7,000億円 Curveは、何らかの資産と価格が連動しているペッグ系のトークンのみを専門に扱っているDEXです。 USDT・USDC間や、wBTC・sBTC間などを取引可能になっています。(Synthetixの枠組みを活用することで異なる資産間の取引も対応) スリップページが発生しにくいなど、さまざまなメリットが見られます。 ソフトペッグトークン専用AMM DEX「Curve」の基本的な使い方・リスクを徹底解説! レンディング系プロダクト3選 次に、レンディング系の代表的なプロダクトを以下の3つからご紹介していきます。 ・AAVE ・Compound ・Venus AAVE チェーン イーサリアム、Polygon、Avalancheなど ティッカー AAVE TVL(2022年7月3日時点時点) 約9,000億円 AAVEは、記事執筆時点で最もTVLの高いレンディング系のプロダクト、プラットフォームです。 多数のチェーン・トークンに対応しており、選択肢が非常に多いです。 また、通常のレンディング系のプラットフォームでは需要と供給に応じて金利が変動するのが一般的ですが、AAVEでは設定時には不利な金利となるものの、固定金利が設定できるといった特徴を持っています。 DeFi市場におけるレンディングプロトコル「Aave」の基本的な使い方・リスクを徹底解説! Compound チェーン イーサリアム ティッカー COMP TVL(2022年7月3日時点時点) 約4,000億ドル Compoundは、記事執筆時点でTVL第2位に位置しているレンディングプラットフォームです。 他のレンディンと比較するとトークンのバリエーションが少ないものの、大きな規模を持っているレンディングプラットフォームであると言えるでしょう。 DeFiレンディング「Compound」の基本的な使い方を徹底解説!金利を稼ぐ手段まとめ Venus チェーン BSC ティッカー XVS TVL(2022年7月3日時点時点) 約1,000億円 Venusは、BSCのレンディング系のプロダクトです。 BSCにおいて最も高いTVLを持っており、BSCにおける代表的なレンディングプロダクトに挙げられます。 基本的なレンディングとしての機能を持っているのはもちろん、貸し付けた資産を元にVAIというドルと価格が連動しているトークンを発行できるといった特徴を持っています。 DeFiレンディングプロトコル「Venus Protocol」の基本的な使い方・リスクを徹底解説! デリバティブ系の代表格・Synthetix チェーン イーサリアム ティッカー SNX TVL(2022年7月3日時点時点) 約500億円 Synthetixは、デリバティブ系のプラットフォーム・プロダクトの代表格の1つに挙げられます。 Synthetixは、合成資産と呼ばれるデリバティブの金融商品をトークン化したものを扱っています。 利用者はSynthetixのSNXを担保にして、合成資産を発行可能です。 Synthetixの登場によって、今後オンチェーンに存在しないような商品も、チェーン上で取引できるようになるかもしれません。 【収益トップクラス】合成資産プロトコル「Synthetix」の概要や使い方を解説 【知っておきたい】L2ソリューションについて これまで、レンディングやDEXなどをご紹介してきましたが、「Layer2(以下L2)」のソリューションを活用するとDeFiはさらに便利になる可能性を秘めています。 L1のチェーン(イーサリアムであればイーサリアムメインネット)で処理しきれない計算を、L2のソリューションで代替することで、ガス代軽減や処理速度の向上が期待できます。 前述したようなプロダクトの中にも、トランザクションが集中してくるとガス代が高騰するケースも多いです。 DeFiを利用する過程で、ガス代や処理速度にストレスを感じたら利用を検討するのがおすすめです。 L2の中でもロールアップ系のものは、以下の2点をすでに詳細に解説していますので、ぜひご覧ください。 ・L2ネットワーク「Arbitrum One」の概要や設定方法、基本的な使い方からリスクまで徹底解説! ・L2ネットワーク「Optimistic Ethereum」| 概要・使い方・リスクまで徹底解説! まとめ 本記事では、さまざまなDeFiについてご紹介しました。 クリプトの業界では日々新たなDeFiプロダクトが登場するだけでなく、既出のプロダクトであっても魅力的なアップデートが日々実装されています。 DeFiの領域は、今後も注目していきたいトピックの1つであると言えるでしょう。 是非本記事を参考に、DeFi情報のピックアップにご活用ください。 最後まで読んでいただきありがとうございました。
プロジェクト
2022/06/29合成資産プロトコル「Synthetix」とは?概要や使い方を解説【収益トップクラス】
収益が高いブロックチェーンプロトコルとして、記事執筆時点でBitcoinに次ぐ第6位にランクインしているのが合成資産プロトコル「Synthetix」です。 Synthetixについて「聞いたことはあるけど中身をしっかり理解していない」という方は案外多いのではないでしょうか。 本記事では、そんな注目プロジェクト「Sythetix」について解説していきます。 Synthetixは特性上、複雑な概念がいくつかありますが、他のDeFiでは扱えないようなサービスも提供しているため、DeFiを利用している方なら一度チェックしてきたいプロジェクトとなります。 是非最後まで読んでみてください。 Synthetixとは?概要を解説 まず、はじめにSynthetixの基本的な概要や主要な機能についてご紹介していきます。 Synthetixの大枠を掴んでいきましょう。 Synthetix = 合成資産を発行 (Mint)・取引できる Synthetixは、合成資産のMintや、取引が可能なプロトコル、プラットフォームです。 Synthetixでは、合成資産を「Synths」と表記しており、現在扱っている合成資産に「法定通貨」「仮想通貨」「インデックス」が挙げられます。 また、Synthetixの合成資産には「sUSD」「sJPY」「sETH」といった形で、ティッカーの前にsが記載される点も特徴の一つ。 Synthetixの合成資産は発行に伴い「SNX(Synthetixのトークン)」を担保に用いる必要があり、この担保が合成資産の価値の源です。 仮想通貨とは直接繋がっていないような既存の資産の合成資産の扱いも可能で、今後は先物・レバレッジなどにも対応する予定となっています。 上記の画面では、Synthetixで合成資産の1つであるsUSDを発行できる画面になります。 Synthetixで合成資産を発行する際には担保が必要になるため、ステーキングを行う場所であると言えます。 後に詳しく解説しますが、少し特殊なリスクもあるため注意が必要です。 上記の画面は、Synthetixの合成資産の取引を行っている画面です。 Synthetixでは、発行した合成資産を取引することが可能な取引所を提供しています。 ただし、他の取引所と異なって「合成資産を取引する場所」に特化しており、利用にはSynthetixの合成資産が必要となっているため、注意が必要です。 Synthetixの3つの特徴 ①L2のOptimistic Ethereumに対応 ②将来的にはユニークな資産も登場 ③合成資産の発行でインセンティブが得られる 次に、Synthetixの特徴をいくつかご紹介していきます。 Synthetixの強みをチェックしていきましょう。 ①L2のOptimistic Ethereumに対応 Synthetixは、L2のOptimistic Ethereumに対応する旨を発表して以降、徐々に移行を進めてきました。 Optimistic Ethereumとは、処理性能の高さや、コストの低さで知られているL2のソリューションです。 Ethereumのガス代の高さが指摘される中、L2のソリューションを活用する流れは珍しくありません。 Optimistic Ethereumは、Uniswap・1inchなどにも導入されている著名なソリューションとなっています。 2021年11月時点、SynthetixでもOptimistic Ethereumを活用することは可能ですが、Optimistic Ethereumに対応している合成資産の数はあまり多くありません。 徐々に対応する合成資産は増えているので、今後に期待したいところです。 ②将来的にはユニークな資産も登場 Synthetixでは、法定通貨・仮想通貨・インデックスといった合成資産を扱っています。 将来的にはより幅広い合成資産を扱う予定となっており、銘柄のバリエーションが増えていく可能性があります。 執筆時点では、L2への移行のため合成資産のバリエーションが少ないですが、もともとはAmazon・Apple・Googleといった著名な株式の合成資産も扱っていました。 (L2移行に伴う合成資産の非推奨化については、コチラをご覧ください) L2で本格的に合成資産のバリエーションが増えてくると、ユニークな資産が扱える可能性も出てくるでしょう。 ③合成資産の発行でインセンティブが得られる Synthetixの合成資産の発行にはSNXを担保として利用する必要があり、SNXが担保として存在していることで、合成資産は価値を保っています。 そのため、SNXを担保として提供することと同じ意味を持つ合成資産の発行には、インセンティブがついてきます。 インセンティブはいくつか種類がありますが、代表的なものは取引手数料によるものです。 Synthetixの合成資産間の取引には手数料が発生してその手数料が元となって、インセンティブが配布されます。 SNXを持っているのみでは、SNXの価格上昇でしか利益を上げることができませんが、合成資産の発行を行うことで新たな収益を生み出すことが可能です。 Synthetixの使い方を解説 Synthetixの基本的な部分が分かったところで、Synthetixの使い方を解説していきます。 まずは事前準備が必要なのでこちらから解説していきます。 仮想通貨の購入 Synthetixを利用するには、前提として運用する元になる仮想通貨が必要です。 また、Synthetixで何らかの処理を行う際には、ガス代(手数料)としてイーサリアムの支払いが必要になります。 そのため、日本に仮想通貨取引所で予め、イーサリアムを購入しておきましょう。 イーサリアムの購入は、ビットコイン取引量日本1位で「100円から仮想通貨をスタート」できるビットフライヤーがおすすめです。 ビットフライヤーの登録などはコチラ。 ウォレットの作成 Synthetixの利用には、ウォレットが必要です。 ウォレットとは、仮想通貨を保管しておく(秘密鍵を管理)場所のようなもので、基本的にDeFiを利用する際はウォレットが必要になります。 特にこだわりが無いなら、MetaMaskを利用するのがおすすめです。 知名度が高く、基本的にどんなDeFiでも対応しているため、汎用性も高いです。 MetaMaskの登録・作成はコチラ。 MetaMaskの利用方法について、以下の動画でも詳しく解説しています。 ウォレットへの送金 ウォレットの作成が完了したら、日本の仮想通貨取引所で購入したイーサリアムをウォレットへ送金しましょう。 細かな送金方法は、各取引所によって異なりますが、それほど難しいものでありません。 また、タイミングによってはトランザクションが通る(処理が終了する)までに時間がかかるかもしれません。 ビットフライヤーの送金手順は、コチラ。 ウォレットとSynthetixの接続 最後に、ウォレットとSynthetixを接続していきましょう。 ここまで来ると、Synthetixの利用まではあと少しです。 Synthetixへアクセス 右上の「NO CONNECTED」へ 「CONNECT WALLET」へ ウォレットを選ぶ ウォレットの処理を行う 右上に文字列が表示されたことを確認 これで、Synthetixは利用可能な状態になります。 SNXの購入 Synthetixで合成資産を扱うには、基本的にSNXが必要です。(合成資産の発行などに伴い) そのため、DEXを利用するなど何らかの方法でSNXを入手しましょう。 Uniswapや1inchなど、著名なDEXで取引することが可能です。 Uniswapで取引する方法は、コチラ。 1inchで取引する方法はコチラ。 DEXなどで、SNXを購入できたら、Synthetixを利用する準備は完了です。 Synthetixで合成資産を発行・ステーキングする(ミント) SynthetixでSNXを利用して、合成資産(sUSD)を発行する手順は、以下のとおりです。 Synthetixへ(ステーキング) 「STAKING」へ 「MINT&BURN」へ 「MINT MAX」or「MINT CUSTOM」を選択 (MAXは最大量のSNXをステーキング、カスタムは数量調節) 「MINT sUSD」へ ウォレットの処理を行う ステータスが反映されたことを確認 また、MINTの横にあるBURNから、SNXをロック解除(引き出す)ことが可能です。 Synthetixで合成資産間の取引する Synthetixで合成資産間の取引を行う方法は、以下のとおりです。(ステーキングとは、別ドメインです。) Synthetixの取引サイトへ 「Start Trading」へ ウォレットをSynthetixと同じような手順で接続 買いたい通貨を選択 振替元を選択 「Buy 通貨名」を選択 ウォレットの処理などを行う 銘柄によって「取引できない時間帯」が存在するため、注意が必要です。 仮想通貨関連の取引は、基本的に24時間対応のものが多いため珍しく感じられるかもしれません。 また、仮想通貨関連の合成資産であれば、基本的にどんな時間帯でも可能です。 インセンティブを獲得する方法 synthetixで、インセンティブを獲得する方法は、以下のとおりです。 Synthetixへアクセス 「CLAIM SNX」へ 「CLAIM NOW」へ ウォレットの処理などを行う インセンティブの額面は、毎週水曜日に確定します。 Optimistic Ethereumへの切り替え方法 Synthetixから、Optimstic Ethereumへの切り替え方法は以下のとおりです。 Synthetixのステーキング画面の切り替え方法 「SWITCH TO L2」へ ウォレットで処理 Synthetixの取引所の切り替え方法 右上の「Switch to L2」へ ウォレットで処理 どちらの方法であっても、自動的にネットワーク設定を済ませてくれるため、便利です。 Synthetixの3つの注意点 ①Synthetixの仕様を把握しておく ②清算のリスクを知っておく ③開発・技術的なリスクを理解しておく Synthetixは、数あるDeFiの中でも、かなり仕組み・仕様が複雑です。 いくつかリスク・注意点も存在しているため、利用前に押さえていきましょう。 ①Synthetixの仕様を把握しておく Synthetixで、合成資産を発行する際には担保が必要になる(ステーキング)というのは、前述のとおりです。 しかし、価格の変動などによって担保の取り扱いや状態を、細かく調整する必要があり、予め予習しておくことを推奨します。 この仕様はかなり複雑なので、詳細はコチラをチェックするのがおすすめです。 担保率(C-Ratio)について まず前提としてSynthetixで合成資産を発行する際には、C-Ratioと表記されている「750%」の担保率が必要になっています。(今後、変更される可能性あり) つまり、1ドルを発行する際には、7.5倍の7.5ドルが必要になるということです。 また、750%の担保率を下回ると、発行に伴って得られる手数料によるインセンティブなどを入手できないため注意です。 この場合は、発行した合成資産をBurnさせるなどして、担保率を調整させる必要があります。 逆に担保率が750%を上回った際には、より多くの合成資産の発行が可能になります。 発行と解除の仕様 Synthetixでは、合成資産の発行・解除までの価格変動などによって、発行後であっても発行可能額や担保率などが変動します。 例えば、担保としているSNXの価格が上昇すると、最初の合成資産の発行後により多くの合成資産の発行が可能になったり、余分な担保のロックが解除されてたりします。 一方で、ステーキングの解除を行う際には、発行したときよりもより多くのBurnが必要となったり・減少したりと、変動があるため注意が必要です。 ②清算のリスクを知っておく 先程、ご紹介したSynthetixの担保率(C-Ratio)が著しく下落した場合には、清算のリスクがあります。 Synthetixの担保率が200%になると清算の対象となり、対象外になるには合成資産のBurnや担保の追加などで、600%まで調整する必要があります。 短いものの3日間という猶予機関が設定されているため、清算をされたくない場合は、期間内に何らかの方法で担保率を調整しましょう。 なぜこのような仕様があるのか?と疑問になるところですが、Synthetixの合成資産の価値は担保が元のため、合成資産の価値を保証するために必要な仕様となっています。 開発・技術的なリスクを理解しておく DeFiでは、技術的な脆弱性を突いた攻撃を受けることが少なくありません。 このような攻撃によって、ユーザーが被害が受ける可能性も否定できず、攻撃によって仮想通貨が無くなってしまうといったリスクがあります。 実際に、過去にはSynthetixが3700万sETHを奪われる事例もありました。 もちろん、このようなリスク・事例は、Synthetixに限らず他の著名なDeFiでも見られるため、Synthetixのみの問題ではなく、DeFi全体に潜在的に存在しているものです。 Synthetixについてまとめ この記事では、Synthetixの概要から使い方・注意点についてご紹介しました。 Synthetixは、数あるDeFiの中でも若干概念が複雑で、分かりにくいと感じた方も少なくないでしょう。 しかし、今後L2へどんどん合成資産の銘柄が追加されたり、レバレッジの導入、TSLA・S&P500などの銘柄登場する可能性などが期待できます。 今後も注目していきたいDeFiの1つであると言えるでしょう。 最後まで読んでいただきありがとうございました。
ウォレット
2022/06/10【バックアップ不要】最先端ウォレット「Argent」の特徴や使い方を徹底解説!
スマートコントラクトウォレットの1つである「Argent」。 Argentはリカバリー・シードフレーズが不要など魅力的なポイントも見られますが「使い方・仕組みがよくわからない!」と感じている方も多いかと思います。 本記事では、Argentの概要から特徴、利用方法について詳しく解説していきます。 Argentの仕組みから使い方まで把握して、Argentをストレス無く利用できる状態にしていきましょう。 Argentはリカバリーフレーズが不要なウォレット Argentは、仮想通貨やNFTの管理ができるスマホ向けのウォレットです。 Argentではウォレットを同期したりリカバリーする際に、通常必要になる秘密鍵やリカバリーフレーズ・シードフレーズが必要ありません。 その代わりに、ユニークな方法でリカバリーして、ウォレットのセキュリティを守ることができます。 これは、Argentがイーサリアムのスマートコントラクトを利用した「スマートコントラクトウォレット」のため可能になっています。 Argentは、通常のウォレットと異なる仕様・概念が多いため、少し複雑に感じられるかもしれません。 しかし、利便性やセキュリティは高いため、特徴や使い方を覚えておいて損はないと言えるでしょう。 Argentの4つの特徴 これから、Argentの以下のような4つの特徴についてご紹介していきます。 ・取引・ステークが気軽にできる ・承認の権限を分散できる ・リカバリー方法がユニーク ・セキュリティの安全性が高い 1つ1つチェックして、Argentのメリットを把握していきましょう。 取引・ステークなどが気軽にできる Argentでは、ウォレット内で仮想通貨取引・ステークができます。 Paraswapを利用した仮想通貨 to 仮想通貨の取引に対応しており、手数料は0.5%が設定されています。(別途、変動するガス代が必要) また、ウォレット内から、Uniswap・AAVE・Compoundといった著名なDeFiにアクセスして、ステーク・レンディングなどが可能です 承認の権限を分散できる Argentにはガーディアンズという仕組みがあります。 ガーディアンズを活用すると、Argentを導入したデバイス以外に、ウォレットに関する以下のような承認の権限を渡すことが可能です。 ウォレットロックの承認 ウォレットのリカバリーの承認 信頼されていないトランザクションの承認 ガーディアンズには、以下のようなものを用いることができ、複数のガーディアンズを登録することもできます。 ハードウェアウォレットや別のスマホなど 友人や家族といった信頼できる人物 Argentのガーディアンズなどサードパーティのサービス 上記のようなガーディアンズが各事項へ承認を行うことで、Argentを導入したデバイスが無くとも、ウォレットのリカバリー・ウォレットのロックなどが可能です。 また、各承認事項によって承認に必要な割合が異なっており、例えばリカバリーでは登録されているガーディアンズのうち50%の承認が必要です。 承認に必要な割合の詳細などについてはコチラをご確認ください。 リカバリーの利便性が高い 通常、ウォレットを別の端末に同期させたり、紛失したりして復元させる際には、秘密鍵やフレーズ(シークレット・シードフレーズなど)が必要です。 一方で、Argentではリカバリーの方法として、これまで一般的に使用されてきた秘密鍵やフレーズを必要としません。 その代わりに、Argentでは前述したガーディアンズ(guardians)や、オフチェーンでのリカバリーキーなどを利用してリカバリーします。 特に、オフチェーンでのリカバリーキーを利用するものであれば、ネットワークを利用しないためガス代も不要です。 セキュリティが高い ガーディアンズに承認の権限が渡るということで、セキュリティについて懸念されるかもしれませんが、その心配もありません Argentでは、Argentを導入したデバイスに秘密鍵が保存されます。 この秘密鍵にガーディアンズなどがアクセスすることはできません。 また、ガーディアンズが、資金にアクセスといったことも不可能です。 あくまで、ガーディアンズができるのは、信頼されていないトランザクションやリカバリーの承認などです。 逆に、秘密鍵・何らかのフレーズが露出する・紛失するといったセキュリティ上のリスクを抑えることができます。 Argent「zkSync」「Vault」「X」の3種類が展開 Argentでは以下の3つのウォレットが展開されており、各ウォレットによって若干仕様が異なってきます。 ・Argent zkSync ・Argent Vault(イーサリアム) ・Argent X Argent zkSyncとVaultは、アプリ内で切り替えが可能で、Argent Xはウェブブラウザ用のウォレットとなります。 それでは、各ウォレットの概要や特徴についてチェックしていきましょう。 【ガス代が安い】Argent「zkSync」の概要と特徴 ネットワーク zkSync(L2) Argentの利用に伴うガス代 安い Argentの機能へのアクセス ガーディアンズなどセキュリティ関連に制限あり Argent zkSyncは、L2のzkSyncを利用できるウォレットです。 zkSyncがL2ということもあって、リーズナブルなガス代でトランザクションを通すことができます。 一方で、Argentのウォレット内でアクセスできる機能には制限がかかっています。(主にスマートコントラクトを利用するもの) 制限がかかっている機能には、一例として以下のようなものが挙げられます。 ガーディアンズ 信頼されているリスト (リストに加わっていると承認が不要) エマージェンシーキット (何かあったときの緊急用のツール) しかし、zkSyncネットワークを利用するだけなら、特に問題となるような制限ではありません。 【機能が多い】Argent「Vault」の概要と特徴 ネットワーク イーサリアム Argentの利用に伴うガス代 高い Argentの機能へのアクセス ほぼ全ての機能へアクセス可能 Argent Vaultのウォレットは、Argentのほぼ全ての機能へアクセスできます。 ガーディアンズ関連の機能はもちろん、その他のスマートコントラクトを利用したセキュリティ関連の機能へアクセス可能です。 一方で、Argent Vaultはウォレットの機能利用しているだけで、ガス代がかかってくることもあるため注意が必要です。(タイミングによっては高額になる可能性も) 【StarkNetが利用可能】Argent「X」の概要と特徴 ネットワーク StarkNet(L2) Argentの利用に伴うガス代 安い Argentの機能へのアクセス 少ない、zkSyc・Vaultとは大きく異なる Argent Xは、現在主に開発者向けに展開されているウォレットです。 前述したVault・zkSyncと違ってスマホにアプリが提供されていません。 リカバリーにもシードフレーズが利用されています。 また、ウォレットの各機能についても制限されているため、Vault・zkSyncと仕様が大きく異なります。 記事執筆時点では、スマホアプリに展開されているものと全く異なる製品であるというポイントを押さえておきましょう。 Argentのはじめ方(ウォレット作成方法) これから、スマホのArgentのはじめ方(ウォレットの作成方法)についてご紹介していきます。 以下の手順で、Argentを利用できる状態にしていきましょう。 Argentへアクセスしてアプリをダウンロード 「Create new wallet」へ ユーザーネームを入力 電話番号を入力 メールアドレスを入力 パスワードなどを決定 他のウォレットと比較してシードフレーズを保管は不要ですが、電話番号・メールアドレスなどが必要です。 Argentの使い方(zkSync・Vault) つぎに、Argentでよく使う以下のような機能の使い方をご紹介していきます。 ・zkSyncとVaultの切り替え ・入金や送金のやり方 ・取引 ・ガーディアンズの管理 Argentの使い方をマスターして、使いこなせるようになっていきましょう。 zkSyncとVaultの切り替え Argentをダウンロードして、ウォレットの作成を済ませると「zksync」がデフォルトで設定されているはずです。 以下の手順で、イーサリアムネットワークが利用できるVaultと切り替えて、各機能へアクセスできるようにしていきましょう。 画面上部へ イーサリアムへ切り替える (初めての場合はプラスマークが表示される) 表示がイーサリアムへ変わればOK zkSyncとVaultは、上記の手順で簡単に切り替えることができます。 入金・出金の手順 はじめて、イーサリアムのウォレットを利用する場合は、アクティベーション(有効化)が必要です また、アクティベーションするには、ガス代を一定金額を支払う必要があります。(タイミングによって変動) 以下の手順でArgentのイーサリアムに入金し、アクティベーションしていきましょう。 アクティブ化と入金の手順 Argent Vaultの「Assets」の「Receive」へ 警告が表示される「Deposit」へ (ガス代が表示されるまで少々時間が必要) 「View your Wallet address」へ アドレスを確認し入金 Depositをタップした時点で、表示された料金に同意したことになり、アクティベーションに必要な金額が入金され次第、自動的にアクティベーションされます。 アクティベーションが終了した後も同じような手順で、入金を行うことができます。(アクティベーションに伴うDepositは最初の一度のみ) また、以下のような手順で、Argentから出金することも可能です。 出金の手順 「Assets」へ 送信したいトークンをタップ 予め登録したcontactか、新しいaddressを入力 金額を入力 「Review」へ よく使う送金先は、アプリ下部の「Send」から登録しておくこともできます。 取引 以下の手順で、Argentのウォレットから仮想通貨を取引できます。 「Assets」の「Trade」へ 取引したい通貨を選択 支払うトークンと金額を入力 手数料や条件などを確認 「Buy」へ また、Vaultの「Invest」からは取引機能に加えて、さまざまなDeFiのステーク・レンディングにアクセスできます。 ただし、Uniswap V3など一部のものについては外部サイトへ飛ばされるものもあります。(通常の利用と同じ様にWEBからウォレットへの接続が必要) ガーディアンズ(Guardians)の追加 Argentのウォレットを利用する際は、ガーディアンズを登録しておく方が利便性が高くなり、何かあったときも安心です。 以下の手順で、Metamaskをガーディアンズに追加していきましょう。(ガーディアンズ機能を利用できるのはVaultのみです) Metamask側 セキュリティページへアクセス 「Add a guardian」へ 「MetaMask」へ 「Connect」へ メタマスク側の認証を済ませる QRコードが表示される ArgentのWallet側(Vault) 「Security」へ 「Guardians」へ 「Add guardian」へ 「More options」へ 「Scan QR code」へ 先程のQRコードをスキャン 「Assets」からでもコードはスキャンできますが、こちらは入金用のためガーディアンズの追加には使用できません。 zkSync・Vault共通のリカバリー方法 これから、zkSync・Vault共通で利用できて、オフチェーンのリカバリーキー(KEK)を用いた方法のリカバリー方法を解説していきます。 こちらの方法ではガス代が掛からないため、ガーディアンズを利用したリカバリー方法よりもおすすめです。 リカバリーキーの取得 画面上部のアイコンへ 「Settings」へ 「Wallet Recovery」へ iosならiCloud、AndroidならGoogleドライブが表示される 「Enable」へ リカバリーキーを用いたリカバリー方法 次のデバイスへArgentをダウンロードして開く 「I have an Argent wallet」 へ メールアドレスを入力 (作成の際に利用したメールアドレス) 新しいパスワードを入力 AndroidならGoogleDrive、iosなら「Start Recovery」へ 電話番号の確認 48時間後に利用可能 ガス代が掛からず利便性も高いですが、こちらの方法はあくまで「リカバリーキーが予め用意されていること」が必要です。 何らかの理由で用意できなかったときは、ガーディアンズを利用したリカバリーを行いましょう。 Argentの注意点 これから、Argentを利用する上で、注意したいポイントをいくつかご紹介していきます。 Argentで仮想通貨を失ったり、予期せぬ出費を発生させないためにチェックしていきましょう。 意外なところでガス代が発生 Argentは、スマートコントラクトウォレットのため、Metamaskなど通常のウォレットでは発生しないようなガス代が発生することがあります。 一例になりますが、例えば以下のような機能の利用に伴い、ガス代が発生してきます。 ウォレットの作成とそれに伴うアクティベーション ガーディアンズを利用したウォレットのリカバリー ガーディアンズの追加や削除 信頼できるリストの有効、無効 (上記以外でも、ガス代は発生してきます。) 基本的に、スマートコントラクト・ブロックチェーンが利用されている機能には、ガス代が必要です。 ガーディアンズの登録・削除の最小化やオフチェーンでのリカバリーを行うなど、工夫して無駄なガス代を発生させないようにするのがおすすめです。 複数のチェーンが扱えるため送金などに注意が必要 Argentでは、複数のチェーンを扱うことができますが、送金には注意が必要です。 Argentが対応しているのは「Vaultではイーサリアム」、「zkSync」「XではStarkNet」のみです。 各ウォレットに対応していないチェーンから、仮想通貨やNFTを送信しないように注意しましょう。 OptimismやArbitrumなどは、zkSyncと同じくL2ソリューションですが送信することはできません。 送受信の設定・調整で誤ると、仮想通貨やNFTが失われます。 まとめ この記事では、スマートコントラクトウォレットであるArgentについて解説しました。 Metamaskなどのウォレットと比較すると、根本的な仕組みが異なるため、少々複雑な部分が多いです。 しかし、秘密鍵の管理やリカバリー方法は魅力的なので、興味のある方は一度利用してみるのがおすすめです。 最後まで読んでいただきありがとうございました。 【評価額1兆円】StarkWare手掛ける注目のトークンブリッジ『StarkGate』を解説
ウォレット
2022/06/01【使えると便利】Phantom Wallet | ウォレットの概要や使い方を解説!
Solana関連のプロダクトを利用する方なら、是非利用を検討したいウォレットが「Phantom」です。 PhantomではトークンやNFTの管理ができるのはもちろん、スワップ機能など魅力的な実装されています。 この記事では、Phantomの使い方にフォーカスして、概要から主要機能の使い方、注意点などについて解説しています。 PhantomはSolanaのウォレット Phantomは、Solana用のウォレットです。 Phantomでは、SPL規格の通常のトークンや、NFTなどを管理できます。 また、Solanaに関連している各種プロダクト・プロジェクトへの接続も可能で、Solana系のNFTマーケットプレイス・DEXなどを利用できるようになります。 Solanaについてはコチラで解説しているので、「まずSolanaの詳細が知りたい」という方はご覧ください。 Phantomのはじめ方(ウォレットの作り方) Phantomを利用するには各デバイスにダウンロードをしてウォレットを作成する必要があります。 以下の手順で、Phantomのダウンロード・ウォレット作成を行っていきましょう。 Phantomのダウンロードからウォレット作成まで コチラからプラットフォームに応じたウォレットをダウンロード 「Create New Wallet」へ パスワードを設定 シークレットリカバリーフレーズを保管 作成完了 この際に、表示されるシークレットリカバリーフレーズは必ず保管しておきましょう。 Phantomの主要機能の使い方 これから、下記のPhantomの主要機能の使い方について解説していきます。 入金と出金 NFTの閲覧と管理 スワップ機能 ステーキング ハードウェアウォレットとの接続 必要な項目をチェックして、Phantomの使い方をマスターしていきましょう。 入金と出金 入金と出金を行う方法を1つ1つチェックしていきましょう。 Phantomのウォレットを開いた状態で進んでください。 入金方法 「Deposit」へ 通貨を選択 QR or アドレスをコピー SOLなどの詳細な送金方法は、各取引所によって異なるため、予めチェックしておきましょう。 また、入金のオプションとしてMoonPay・FTXが選択可能ですが、MoonPayは日本からでは利用できないので注意が必要です。 出金方法 「Send」へ 通貨を選択 送付先アドレスと送金量を入力 送付先アドレスを予め用意しておくことで、スムーズに出金が行えます。 NFTの閲覧と管理 Phantomでは、NFTの閲覧や、送受信を行うことができます。 以下の手順で、Phantom内のNFTを管理していきましょう。 PhantomでNFTをチェックする方法 左下の項目へ コレクションが表示される コレクションを選択することで送信可能 受信は、NFTのコレクション画面の「Your Collectibles」の右側からできます。 SolanaはNFT取引が活発なので、利用場面が多い機能であると言えるでしょう。 スワップ機能 Phantomはウォレットでありながら、スワップ機能が搭載されています。 Phantomのスワップ機能におけるトレードなどは主に著名DEX「Raydium」が適応されている状態です。 気になる方は以下の手順で利用してみてください。 スワップ機能の使い方 Phantomの下部真ん中へ 振替元と振替先を決定 数量を入力 「Review Order」へ 「Swap」へ 詳細な手数料は通貨によって異なりますが、主要なSOL・USDTなどが含まれる取引には一律0.85%の手数料が必要なケースがあります。 手数料の詳細についてはコチラをご確認ください 気軽にウォレットからスワップできるのは、利便性が高いですね。 SOLのステーキング Phantomでは、SOLのステーキングも気軽にできます。 PhantomにおけるSOLのステーキングとは、Solanaネットワークを担っているバリデーターにステーキングを委託(SOLを預ける)することを意味します。 気になる方は、以下の手順でステーキングを行っていきましょう。 Phantomのステーキング方法 SOLを選択 「Start earning SOL」へ (読み込みに若干時間がかかることがあります) バリデーターを選択 数量を入力 「Stake」へ ステーキングが完了すると、現在のステーキング報酬などをPhantomのウォレット内から確認できます。 ハードウェアウォレットとの接続 Phantomは、ハードウェアウォレットLedgerとの接続に対応しています。 ウォレットをお持ちの方は、以下の手順でLedgerとPhantomを接続していきましょう。 (前提として、予めLedgerサイドでSolanaを利用可能な状態にしておく必要があります。) ハードウェアウォレットとの接続方法 右上のメニューへ 「Add/Connect Wallet」へ 「Connect hardware wallet」へ 画面の指示に従う USB接続したハードウォレットを選択 使用するアドレスを選択したら利用可能 また、記事執筆時点においては、モバイルアプリ、Firefoxとハードウェアウォレットとの接続はできません。 Chrome・Brave・Edgeといったブラウザでのみ対応しています。 Raydiumと接続してみる Phantomをブラウザに導入した状態で各アプリ・プロダクトを利用する例として、Raydiumへ接続していきます。 「Solana系のDEXとかを利用してみたいけど、やり方が分からない」という方は参考にしてみてください。 以下のような手順で、RaydiumとPhantomは接続可能です。 Raydiumへアクセス 「ConnectWallet」へ Phantomを選択 「Connect」へ 文字列が表示されたら完了 各アプリ、プロダクトによって若干手順が異なるものの、基本的には同じような手順でPhantomを接続していくことができます。 スマホとの同期方法 Phantomでは、複数のデバイス(PCとスマホなど)とウォレットを同期することができます。 「スマホアプリとPCを同期させたい」という方は、以下の手順で同期させていきましょう。 秘密鍵のチェック(PC) 右下へ 「Export Pricate Key」へ パスワードを入力 秘密鍵をチェック 同期先の操作(スマホ) アプリをダウンロード アプリ上部へ アイコンへ 「Add/Connect Wallet」へ 「Import private key」へ 秘密鍵を入力後、「Import」へ ブラウザ to スマホアプリに限らず、他のプラットフォーム間でも同じような手順で、同期可能です。 いずれのケースでも、秘密鍵 or シークレットリカバリーフレーズが必要になるので、予め用意しておきましょう。 Phantomの注意点とリスク これから、Phantomの利用に伴って、押さえておきたい注意点やリスクについてご紹介していきます。 Phantomを安全に利用できるようになっていきましょう。 トークンの送信・管理に要注意 Phantomのようなウォレットを利用すると、トークンやNFTを送受信できます。 特にSolanaはガス代が安いこともあって気軽に送受信が可能ですが、アドレスを間違えるなどのミスをしてしまうと、トークンを取り戻すことは基本的にできません。 Phantomに限った話ではありませんが、トークンの送受信には細心の注意を払いましょう。 秘密鍵などの管理を徹底する シークレットリカバリーフレーズ・秘密鍵を利用すると、簡単にウォレットへアクセスすることが可能です。 シークレットリカバリーフレーズ・秘密鍵などを提供するというのはウォレットを好きなように扱える状態にさせてしまうのと同義です。 シークレットリカバリーフレーズや秘密鍵は、絶対に第三者に教えないでください。 これは、信頼性のありそうなWEBサービスや、Phantomを名乗る何らかの媒体(メールやSMS含む)でも同じことが言えます。 銀行口座における暗証番号や印鑑のようなものなので、安全性の高い方法で保管しておきましょう。 ステーキングのリスク Phantomでは、気軽にSolanaへのステーキングを行うことができますが、リスクが付き物であることは押さえておきましょう。 引き出すまでにはクールダウンが必要 Solanaではステーキングの解除に伴って約2日のタイムラグがあります。 この間にSOLの価格などが大きく下落してしまうなどの可能性は十分考えられるので注意しましょう。 【ステーブルコイン崩壊】今回のUST暴落は一体何だったのか?今後を考察 $UST $LUNAhttps://t.co/VdxWihJ2Sa — CRYPTO TIMES@ブロックチェーンメディア (@CryptoTimes_mag) May 12, 2022 LUNAの価格が1日にして崩壊したことは記憶に新しいですが、何らかの原因でSOLが同じような事態になる可能性はゼロとは言えません。仮想通貨市場では、予想外の出来事が頻発する業界ですので尚更です。 このような事態が発生したと仮定すると、SOLを売買できない2日間の存在は潜在的なリスクを持っていると言えるでしょう。 スラッシュのリスク Solanaには、スラッシュと言われるバリデーターに対するペナルティのようなものが存在しています。 スラッシュは、バリデーターが望ましくない・悪意のあるような行動を取らないようにするために設定されています。 スラッシュのペナルティの1つに、バリデーターに委任されているステークの一部削除というものがあります。 このことから、スラッシュされたバリデーターにSOLを預けていると、損失を受ける可能性があります。 スラッシュのリスクを押さえるためにもvalidators.appなどでリサーチし、安全性の高いバリデーターを選択していきましょう。 【安全対策】Phantom Wallet(ファントム ウォレット) のリボークの概要とやり方を解説 まとめ この記事では、Phantomについてさまざまなポイントを解説しました。 PhantomはSolana関連のサービスを利用する上で欠かせないツールとなっており、一般的に想像されるウォレットとしての用途のみならず、さまざまな機能が提供されています。 今後も新たな機能がアップデートが期待できるため、Solanaに興味がある方は注目しておきましょう。 最後まで読んでいただきありがとうございました。
プロジェクト
2022/05/18Avalanche(アバランチ)とは?概要や使い方、注意点を解説!
Avalancheは、高い処理性能と分散性を持つL1チェーンの1つです。 Ethereumとは異なるプラットフォームが続々と登場する中、Avalancheは注目を集めつつあります。 本記事では、そんなAvalancheの概要から、AvalancheのMetaMaskの使い方、各プロダクトの利用方法などについて解説していきます。 Avalancheとは?概要を解説 まず、はじめにAvalancheの基本的な概要についてチェックしていきましょう。 DeFiなどに利用されるプラットフォーム Avalancheは、DeFiなどに利用されることを想定した高処理能力・分散性を持つプラットフォームです。 L1ですが、Ethereumと高い互換性を持っており、EVMを実装しています。 Avalancheの類似のプラットフォームとしてBSC・Solanaなどが挙げられ、Ethereumの競合に当たるプロジェクトの1つです。 すでに、多数のプロダクト・プロジェクトでAvalancheの採用が進んでおり、Avalanche公式サイトで確認できるだけで175(記事執筆時点)を超えています。 採用されているプロジェクトには、DEX・レンディング・NFTマーケットプレイスなど多数のプロダクトが挙げられ、今後も増加していく可能性が高いでしょう。 ネイティブトークンはAVAX AvalancheのネイティブトークンはAVAXで、AVAXはEthereumにおけるETHと同じようなポジションにある仮想通貨です。 AVAXはAvalancheのプラットフォームでトランザクションの際の手数料(ガス代)や、ノードとして参加する際のステーキングに用いられます。 また、詳しくは後述しますが、Avalancheでは複数のチェーンが展開されており、どのチェーンもAVAXを基軸的な通貨に設定しています。 記事執筆時点で、AVAXは時価総額ランキング11位(222億ドル)に位置しており、77ドルの価格をつけています。 Avalancheの規模・立ち位置 AvalancheのようにEthereumと同じような機能を持つチェーンは、現在複数市場に登場しています。 チェーンの規模をチェックする上で、参考になる1つの指標であるAvalancheのTVL(記事執筆時点)は、以下のとおりです。 [caption id="attachment_73155" align="aligncenter" width="800"] 引用元: Defi Llama https://defillama.com/chain/Avalanche[/caption] 一時期と比較すると、TVLの伸びは鈍化していますが、他の主要チェーンと比較して、著しく成長性を欠いている訳ではありません。 一時期と比較したTVL伸びの鈍化はAvalancheに限った現象ではないと言え、他のチェーンと比較しても順調にTVLを維持していると言えるでしょう。 上記の主要チェーンの比較は、CT AnalysisのDeFiマンスリーレポートから引用したものです。 CT Analysisでは、DeFiに関する気になる情報をまとめたレポートを定期的に公開しています。 主要チェーンのTVL DEXの出来高 主要プロダクトの動向 「主要なDeFi・チェーンの動向をまとめてチェックしたい」といった方は、ぜひCT Analysisをご覧ください。 CT Analysisへ Avalancheの3つの特徴 ①高い処理能力と分散性を持つ ②複数のチェーンが存在している ③ネットワークの作成が可能 Avalancheの概要が分かったところで、Avalancheの特徴についてチェックしていきます。 Avalancheの強みをまとめて把握していきましょう。 ①高い処理能力と分散性を持つ まず、はじめに挙げられるAvalancheの特徴は、高い処理能力と分散性を持つというポイントです。 TPS(1秒あたりのトランザクション処理能力)は4500となっており、Bitcoin(7)・Ethereum(14)・Polkadot(1,500TPS)などと比較してみると、その性能の高さが分かるでしょう。 また、Avalancheコンセンサスとして知られる独自のコンセンサスアルゴリズムを採用することで、分散性も確保しています。 コンセンサスアルゴリズムには、「クラシカルコンセンサス」「ナカモトコンセンサス」という2種類が広く知られていますが、これらには一長一短の側面がありました。 Avalancheコンセンサスでは、ナカモトコンセンサスが得意なセキュリティ・分散性、クラシカルコンセンサスが得意な処理性能・効率の良さといった両方の強みを持っています。 ②複数のチェーンが存在している Avalancheでは、用途・目的ごとに複数のチェーンが存在しており、現在Xチェーン・Pチェーン・Cチェーンが展開されています。 このようなチェーンの使い分けの必要性は開発者のみならず、利用者も利用する際には適宜ネットワーク設定の変更など調整を行う必要があります。 チェーン名 用途 Xチェーン トレードや資産の作成など Pチェーン サブネットの作成やバリデータの管理など Cチェーン スマートコントラクトなど 利用者が触れることが多くなるのは、主にXチェーン・Cチェーンにあたります。(Pチェーンは主にステーキングなどで利用) 他のチェーン・プラットフォームにはあまり見られない特徴のため、少々混乱するかもしれません。 ③ネットワークの作成が可能 Avalancheでは”サブネット”と呼ばれるものを作成することで、独自のネットワーク・ブロックチェーンなどを作成可能です。 作成したネットワーク・ブロックチェーンは、その特性を調節することが可能で、参加に一定の条件を設定したり、クローズ・オープンなどを変更可能です。 実際にAvalancheのこちらの機能は、メキシコのキンタナロー州会議(Congress of Quintana Roo)の文書管理などに利用されています。 AvalancheとMetaMaskの設定 Avalancheのプラットフォーム・サービスを利用する際には、MetaMaskなどウォレットの設定が必要になります。 また、そもそもウォレットを持っていないという方は、MetaMaskを作成しておきましょう。(MetaMaskの作成方法はコチラ。) 実際に設定する手順を解説していきます。 MetaMaskを開く 画面上部へ 「ネットワークの追加」へ ネットワークの情報を入力 「保存」へ ネットワークの情報は、以下のとおりです。 ネットワーク名Avalanche Network 新規 RPC URL https://api.avax.network/ext/bc/C/rpc チェーンID 43114 記号 AVAX ブロックエクスプローラーのURL https://snowtrace.io/ さきほど、Avalancheには複数のチェーンが存在するとご紹介しましたが、こちらのネットワーク設定は「Cチェーン」にあたるものです。 Xチェーンを利用する際には、別途ウォレットが必要になるため注意してください。 Avalancheの使い方 次にAvalancheの使い方を解説していきます。 AVAXの購入、MetaMaskの送金方法などを押さえていきましょう。 BinanceでAVAXを購入 Avalancheのネットワークを利用する際には、基本的にAVAXが必要になります。 そのため、まずはじめにAVAXを購入しておきましょう。 これから、Binanceを利用した手順についてご紹介していきます。(Binanceの登録がお済みではない方はコチラ) Binanceへ トレードからコンバートへ 振替元・振替先を設定 金額を入力 取引へ また、取引方法については、コンバート以外であっても問題ありません。 BinanceからMetaMaskへ 次に、BinanceからMetaMaskへ送金していきます。 ウォレットからBinanceの出金画面へ 検索してAVAXの出金画面へ アドレスを入力 ネットワーク(AVAXC)・金額などを入力 出金へ この際に、予め送金元・送金先の両方のネットワークがAVAXのCチェーンのものになっていることを、予めチェックしておきましょう。(アドレスを入力すると、自動的にXチェーンは除外されますが念の為注意してください) Binanceでは、この他にXチェーン(Binance内ではAVAX)・BSCが選択できます。 Xチェーンの場合は少々複雑 AVAXの送受信には、Xチェーンも利用可能になっています。 ただし、Xチェーンを取り扱う際には、Avalancheの専用ウォレットが必要です。 Avalancheウォレットの作り方 Avalancheのウォレットのサイトへ 「新規ウォレットの作成」へ キーフレーズなどをメモ コチラの画面に行くと完了 作成した際のキーフレーズは非常に重要なものなので、何らかの安全性の高い方法で保存しておきましょう。 ここまでできたら、Cチェーンと同様の方法でBinanceであれば「AVAX(Xチェーン)」のネットワークを選択した上で、Avalancheの専用ウォレットへ送金しましょう。 ただし、Xチェーンの場合、使用用途が限られるため、Cチェーンへの振替を行う必要が出てくる可能性が高いです。 XチェーンからCチェーンへのAVAXの振替は以下のとおりです。 XチェーンからCチェーンへ さきほど作成したAvalancheのウォレットへ 「Cross Chain」へ 振替先チェーンを「C Chain」へ 金額を入力 「確認」へ これで、AXAXをXチェーンからCチェーンに振替できます。 Cチェーンへの振替が完了すると、MetaMaskなどへの送金が可能になります。 Avalancheでステーキングを行う方法 Avalancheで、ステーキングを行うにはバリデータ(Validate)、デリゲータ(Delegate)という2つの選択肢があります バリデータで2,000AVAX、デリゲータでは25AVAXが必要となり、少額から気軽にステーキングを行うといったことはできません。 また、Avalancheでステーキングを行うには、Pチェーンへの振替が必要になります。 前述したXチェーンからCチェーンへ振替するのと同様の手順で、Pチェーンへの振替を済ませておきましょう。 Avalancheのウォレットへ 「獲得する(Earn)」へ ここまで来ればあとは下記の流れでステーキングを行うことが可能です。 デリゲータへ バリデーターを選ぶ 数量や期間などを入力 「Confirm」へ Avalancheネットワークへブリッジ すでにEthereumにある仮想通貨を、Avalancheのネットワークへブリッジすることも可能です。 つまり、Ethereumにある仮想通貨を、Avalanche上で利用できる状態にすることができます。(逆も可能です) EthereumからAvalancheへのブリッジ手順は以下のとおりです。 Avalancheのブリッジへ ウォレットを接続する 通貨・振替元・振替先を設定 金額を入力 「Transfer」へ (逆のブリッジは真ん中の矢印をクリックすると、自動的にネットワークが変更される) Ethereum to Avalancheへのブリッジを行う場合は、ETHがガス代として必要になり、逆の場合はAVAXが必要になります。(ネットワークの切り替えも同様) また、ブリッジを行う場合であっても、利用に伴ってガス代でAVAXが必要になったりケースが多いです。 そのため、Avalancheのネットワークの利用を考えているなら、AVAXを予め購入しておくのがおすすめです。 SushiSwapを利用できる状態にしてみる 次に、AvalancheのネットワークのSushiswapを利用できる状態にしてみます。 Sushiswapへ ウォレットを接続 ネットワークを選択する箇所へ 「Avalanche」を選択 Avalancheが表示されたことを確認 ここではSushiswapを例にだしましたが、他のプロダクトであってもほとんど同じ手順で利用可能です。 Avalancheの注意点 ①複数チェーンが存在するなど全体的に複雑 ②全ての機能が利用できるとは限らない ③潜在的なリスクが存在している これから、Avalancheの注意点についてご紹介していきます。 Avalancheのリスクや利用する上で注意したいポイントを押さえていきましょう。 ①複数チェーンが存在するなど全体的に複雑 Avalancheは、EthereumやBSCなどと比較すると若干複雑です。 特に、Cチェーン・Xチェーン・Pチェーンといった複数のチェーンの使い分けに違和感を感じた方もいるかもしれません。 同じAVAXの送金であったとしても、Cチェーン・Xチェーンなどの送金に伴うネットワーク設定などを誤ると最悪の場合、AVAXが失われる可能性も否定できません。 また、各取引所などで対応しているチェーンの送金も異なっています。 AVAXを扱う際には、ネットワーク設定など各チェックを必ず済ませましょう。 ②全ての機能が利用できるとは限らない 他のネットワークでも共通していることですが、各プロダクトで全ての機能が利用できるとは限りません。 例えば、Sushiswapでは、EthereumとAvalancheで提供されている機能に以下のような違いがあります。 Ethereum Trade Pool Explore Farm Lending Launchpad Avalanche Trade Pool Lending 上記はあくまで一例で、各プロダクトによってネットワークによって開放されている機能は異なります。 Sushiswapの例ではTrade(取引)など基本的な核となる機能・サービスは可能となっており、他のプロダクトでも同様の傾向があります。 ③潜在的なリスクが存在している Avalancheには、潜在的なリスクも存在しています。 これは、Avalancheのみに限った話ではありませんが、仮想通貨関連のプラットフォーム・プロダクトには、さまざまなリスクがあります。 例えば、同じようにL1の1つとして注目されているSolanaでは、2022年1月に障害によってネットーワーク遅延などが見られました。 1/ Solana mainnet beta is experiencing high levels of network congestion. This is related to issues previously identified that engineers have been working to improve and resolve, starting with the 1.8 release. — Solana Status (@SolanaStatus) January 22, 2022 このような技術的な問題は、潜在的にAvalancheでも発生する可能性は十分にあると言えます。 まとめ この記事では、Avalancheについて解説しました。 Avalancheは、さまざまなL1チェーンが登場する中、注目を集めているプラットフォームの1つです。 SolanaやBSC同様に、これからも動向を注目しておきたいと言えるでしょう。 本記事を参考に是非Avalancheを使ってみてください。 最後までありがとうございました。
プロジェクト
2022/05/15仮想通貨Solana(ソラナ)とは?概要や特徴、注意点を解説【始め方】
スマートコントラクトを実装したEthereumの競合となる代表的なチェーンの1つがSolanaです。 大手仮想通貨取引所FTXがSolanaを利用した開発に積極的なことも知られており、さまざまなポイントからEthereumと同様に注目したいチェーン1つであると言えるでしょう。 本記事では、そんなSolanaを購入・利用する前に知りたい概要や特徴、注意点などについて解説していきます。 Solanaを理解して、クリプトライフをさらに豊かにしていきましょう。 Solanaの概要 Solanaは、2017年から開発が開始され、2020年3月に本格的な運用が始まったプロジェクト・プラットフォームの総称です。 そんなSolanaはEthereumと同様に、スマートコントラクトを実装したブロックチェーンとなっています。 性能として、Solanaは1秒あたり50,000を超えるトランザクションを処理できると言われています。 2022年4月のCT Analysisのデータによると、他のチェーンと比較してもTVLは引けを取りません。(下記画像参照) 上記の点から、Solanaは現状運用されているブロックチェーンの中でも、代表的な存在の1つとして挙げられます。 SOLトークンの用途と現状 Solanaは、ネイティブトークンにSOLを備えています。 SOLは、主にSolana全体のプラットフォームを機能させるために利用されます。 代表的な用途は、以下のとおりです。 ステーキング 取引手数料 (ガス代の支払い) 投票などのガバナンス どれもSolanaにとって、重要な役割を担っていることが分かりますね。 2022年5月の記事執筆時点でSOLの価格は8,800円、時価総額は約2兆9,000億円で、仮想通貨時価総額ランキングでは、7位に位置しています。 [caption id="attachment_74785" align="aligncenter" width="833"] 引用元:Coingecko[/caption] トークンセールの割当などについては、コチラのレポートで詳しく解説しています。 Solanaの特徴 = 高速処理+低コスト Solanaの特徴はなんと言っても、処理性能の高さとコストの低さです。 2020年3月から本格的な運用が始まったのにもかからわず、記事執筆時点で既に700億件を超えるトランザクションを処理しています。 その一方で、平均的なガス代はトランザクションあたり「0.00025ドル」と少額です。 このような高い処理能力を実現している背景には、PoH(Proo of History)など、Solana独自の仕様が存在します。 PoHなど、Solanaが高い処理能力を実現している詳細については、CT Analysisの「Solanaプロジェクト概要レポート」で解説しています。 Solanaについて詳しく知りたい! Solanaの技術・エコシステムを網羅的に知りたい! クリプトオタクとして成長したい! と言った方は、ぜひ一度Solanaのレポートをご覧ください。 Solanaの概要レポートへ Solanaの代表的な4つのプロジェクト Solanaの概要について分かったところで、「実際にどのようなプロジェクトがSolanaで構築・利用されているのか?」について解説していきます。 Solana関連で気になる以下のプロジェクトをピックアップしてご紹介していきます。 Serum Raydium solsea Solend 1つ1つチェックしていきましょう。 Serum Serumは、Solanaに構築されている代表的なDEX・プラットフォームです。 特徴として、オーダーブックを搭載していることが知られています。 Solanaに構築されているDeFi関連のプロダクトには、Serumのリソースを利用している事例が複数見られます。 記事執筆時点におけるTVLは4億ドル以上、Solana上のランキングでは4位に位置しており、大きな存在感を持っていることが分かりますね。 また、Serumの開発・運用などに伴って、大手仮想通貨取引所のFTXがサポートを行ってることも知られています。 Raydium Raydiumは、Solanaに構築されており、なおかつSerumとも接続されているDEX。 Solana上に構築されていることから、処理性能の高さ・コストの低さには定評があります。 Serumと接続しているためSerumの流動性へのアクセスも可能です。 また、DEXとしては珍しく、指値注文ができます。 記事執筆時点におけるTVLは5億ドル以上、Solana上のランキングでは3位に位置しています。 solsea solseaは、主にSolanaベースのNFTを扱っているNFTマーケットプレイスです。 Solana関連のNFTを扱っているマーケットプレイスでは、最もOpenSeaと似通ったマーケットプレイスとして知られており、機能面などはOpenSeaと同じ様に利用できます。 solseaは、ミント機能を実装したはじめてのSolanaベースのマーケットプレイスであり、個人でも気軽にNFTをミント可能です。 また、法定通貨の支払いも受け付けており、FTX Pay・Moon payなどが利用できます。 Solend Solendは、Solanaに構築された仮想通貨の貸し借りが可能なプロジェクトです。 他のレンディング関連のプロジェクト同様、仮想通貨の預け入れで年利を受け取り、預けた仮想通貨を担保に仮想通貨の借入も可能です。 記事執筆時点で、Solana上では最もTVLが高く、10億ドル以上の金額がSolendにロックされています。 Solanaの利用方法・はじめ方 Solanaに構築されているさまざまなプロジェクトを見て、Solanaを利用してみたいと考えた方もいるかもしれません。 これから、Solanaを利用するまでの全体的な流れについてご紹介していきます。 Solanaの利用に必要なもの Solanaのチェーンを利用する際には、ガス代の支払いなどにSOLが必要です。 しかし、このSOLは国内仮想通貨取引所では扱っていません。 そのため、仮想通貨をこれまで触ったことがないといったケースで、一からSolanaを利用しようとすると、以下のような下準備が必要です。 国内仮想通貨取引所への口座開設 SOLを扱う海外仮想通貨取引所への口座開設 Solana対応のウォレットの作成 特に、国内仮想通貨・海外仮想通貨取引所への口座開設などは時間がを要することもあるため、予め開設しておきましょう。 実際に利用するときの流れ Solana関連のプロダクトを利用するには、以下のような手順が必要となります。 国内仮想通貨取引所で仮想通貨購入 Binanceなどの海外仮想通貨取引所でSOLを購入 Solana対応ウォレットへSOLなどを送金 ウォレットとプロダクトを接続 (上記は一例で、プロダクトによって必要な手順は異なるケースがあります。) 既に国内仮想通貨取引所、海外仮想通貨取引所への口座開設が済んでいる方であれば、SOLの購入とウォレットの作成のみで利用可能です。 Solanaの注意点やリスク これまでSolanaの概要から魅力的なポイントについて解説してきましたが、Solanaには他のチェーン同様に色々と潜在的なリスクが存在しています。 これから、Solanaに関する注意点・リスクについてご紹介していきます。 予期せぬトラブルが発生する可能性 予期せぬ技術的なトラブルというのは、Solanaに限らず、全てのチェーン・プロジェクトに対して、潜在的に見られるリスクです。 しかし、Solanaについてはいくつか実例があり、過去1年だけでも複数の事例が確認できます。 事例①:NFTの大量ミントによるクラッシュ 直近では日本時間5月1日に大量のトランザクションが原因で、ブロックの生成が停止するという事態が発生しました。 On April 30th, Solana's Mainnet Beta cluster suffered a 7 hour outage caused by stalled consensus. Below is an investigation into the cause of the outage, and the steps core developers are taking to increase network resiliency and stability. https://t.co/pfkMTEwPda — Solana Status (@SolanaStatus) May 3, 2022 Solanaのレポートによると、毎秒600万を超えるトランザクションの送信によって、ネットーワークがクラッシュしたとされています。 当時、Solanaのネットワークを担う各ノードに対して、100Gbpsを超えるトラフィックが確認されました。 背景として、ボットを使用したNFTの大量のミント、バリデーターのメモリ不足があると見られています。 その他の事例 実は、上記のような例に加えて、Solanaでは2021年9月・2022年1月にも似たような事例が確認されています。 2021年9月に関してはボットを利用した攻撃、2022年1月に関しても類似の原因によって、ネットワークが停止しました。 Resource exhaustion in the network is causing a denial of service, engineers are working towards a resolution. Validators are preparing for a potential restart if necessary. — Solana Status (@SolanaStatus) September 14, 2021 どの事例にも共通しているのは、悪意・善意に掛からわず、ボットによるトランザクションの送信が影響している点です。 ただし、暗い話題ばかりではありません。 ここ数ヶ月〜1年ではクラッシュ・障害の情報が相次いでいるものの、例えば2022年5月1日の障害では2021年9月の障害よりも、1万%のトランザクションに耐えることができました。 単純計算で、100倍のトランザクションに耐えることができたということになります。 しかし、今後類似の事例が発生しないとは言い切れませんし、他のことを原因とする障害が発生し、致命的なものになる可能性もあります。 Solanaへの投資・Solanaネットワークの利用には、潜在的なリスクが伴うと押さえておきましょう。 詐欺などに遭う可能 Solanaに限ったリスクではないものの、チェーンの利用やSolanaで人気のNFTの売買などで、詐欺に遭遇する可能性も認識しておくべきリスクです。 特にNFTに関しては、Solanaにおいて複数の詐欺事例が報告されており、注意が必要です。 Damn.. @IconicsSol just RUGGED. Did a presale for 2K at .5 and made off with I think 1000 SOL. FUCK YOU SCAMMERS!! Sorry to anybody who took the L here. I minted a bunch also as art looked good. Lesson Learned. Onwards, with that out of the way lets focus on the GOOD STUFF! — S◎L Big Brain (33.3%) (@SOLBigBrain) September 30, 2021 また、NFTに限らず、仮想通貨には詐欺のリスクが常に潜んでいます。 何かを売買する・交換するといったウォレットを用いる行為については、細心の注意を払いましょう。 まとめ この記事では、Solanaの概要から特徴、注意点などにフォーカスして、さまざまなポイントを解説しました。 Solanaは既に大規模なプロジェクトとなっており、FTXといった大きな後ろ盾もあるものの、まだまだ不安定なポイントも複数見られるチェーンです。 ただし、魅力的なポイントや将来性があるのも確かなので、今後も注目したいチェーンの1つと言えるでしょう。 最後まで読んでいただきありがとうございました。 ・CT Analysis第17回レポート『Solanaプロジェクト概要レポート』 ・CT Analysis NFT『Solana NFT マーケットプレイス 概要と動向レポート』
取引所
2022/04/22暗号通貨取引所FTXの特徴、StakingやLendingなど使い方を徹底解説
追記:現在FTXグループは米連邦破産法第11条(チャプター11)を申請しています。 デリバティブ仮想通貨取引において世界トップクラスの知名度・取引量を持つ仮想通貨取引所FTX。 しかし、FTXはデリバティブのみならず多数の取引機能を提供しているため「概要や細かい利用方法がよく分からない」という方が多いのが現状です。 本記事では、そんなFTXに焦点を当てて、 FTXの概要 提供されている取引の種類と使い方 ステーキングやレンディングのやり方 などについて解説していきます。 FTXは一定の条件を達成すると手数料が無料・マイナス手数料になるケースもあるため、お得にFTXを利用したい方も是非最後までご覧ください。 FTXとは?概要を解説 FTXは、主に仮想通貨関連の金融商品を扱っている海外仮想通貨取引所です。 特に、FTXが提供しているデリバティブ取引はバリエーション豊富さや利便性から人気が高いです。 CoinMarketCapのデータによると、FTXのデリバティブ取引量は世界第7位(記事執筆時点)となっており、多数の利用者を抱えています。 "I'll just watch some baseball on this flight to get my mind off FTX..." https://t.co/2LcH7qYDGk pic.twitter.com/JN9xYLDEtM — FTX (@FTX_Official) July 14, 2021 昨年には、MLBとパートナーシップ契約を結び、大谷翔平選手が出場している試合で審判の胸にFTXのロゴが映るなど日本でも大きな話題を呼びました。 世界的に見ても知名度が高く、さまざまな観点からトップクラスの人気を持つ仮想通貨取引所であると言えます。 FTXを利用する3つのメリット ①さまざまな取引・運用が可能 ②銘柄のバリエーションが豊富 ③手数料が安い 上記がFTXを利用する3つのメリットです。 それぞれ見ていきましょう。 ①さまざまな取引・運用が可能 FTXでは、多種多様な取引が可能です。 詳しくは後述しますが、先物・現物などもちろん、トークン化された株式なども取引できます。 他の取引所同様に、先物取引ではレバレッジをかけて取引できます。 また、ステーキングやレンディングも提供しており、シンプルな取引のみならず保有している仮想通貨をさまざな方法で運用することも可能です。 FTXの主力サービスは先物取引ですが、上記のように多種多様な取引・運用ができます。 ②銘柄のバリエーションが豊富 FTXは、全体的に銘柄が豊富です。 先物では250、現物では100を超える銘柄を取引できます。 また、これに加えて多数のトークン化された株式を取引できるので、多様な選択肢の中から取引を行えます。 日本の仮想通貨取引所では扱えないような銘柄も扱えるのは、大きな魅力ですね。 ③手数料が安い 手数料については後に詳しく解説しますが、条件をクリアすることで、取引手数料を抑えることができます。 例として、以下のようなケースで、割引を受けられます。 過去30日間に一定以上の取引量 FTTの保有 FTTのステーキング (マイナス手数料になるケースも) 紹介プログラムの活用 後に詳しく解説しますが、それほどハードルの高くない条件もあるため、取引金額の大きい方や取引回数の多い方は活用していきましょう。 FTXの始め方 では、実際のFTXの始め方を一から解説していきます。 FTXを利用できる状態にして読み進めてください。 (日本からFTXに登録すると自動的に"FTX JP"のものになりますが、以下は海外FTXの手順になります) FTXに登録する FTXを利用する場合は、まずFTXへの登録を済ませる必要があります。 以下の手順で、FTXへの登録を済ませていきましょう。 FTXへアクセス 「Register」へ メールアドレスとパスワードを入力 上記の手順で、FTXへの登録は完了します。 他のサービスと比較しても、かなりシンプルです。(認証メールなども必要ありません) また、登録の途中で氏名・住所などの入力を求められますが、メールアドレスとパスワードを入力すると登録自体は完了します。 本人確認を行う(KYC) 前述した手順で、FTXへの登録は完了しますが、メールアドレスとパスワードのみではほとんど何もできません。 そのため、FTXの取引・機能を利用したい方は、本人確認を行う必要があります。 KYCの段階によって、利用できる機能に以下のような違いがあります。 登録内容 できること メールアドレスとパスワードのみ FTXの閲覧のみ (入出金、取引などは不可) メールアドレス 氏名 生年月日 SMS認証など 1日あたり2,000USDまでの仮想通貨出金。 (入金の制限なし、一部の機能に制限あり) 氏名 住所とそれを証明する書類 パスポートなど本人確認書類 (一般的なKYC) 無制限の入出金と機能へのアクセス 前述の通り、FTXはさまざまな取引・機能を提供していますが、KYCの段階によっては利用できないケースもあるので注意しましょう。 KYCを行う手順は、以下のとおりです。 人型のアイコンから「settings」へ 「Identity Verification」へ 認証したい方を選ぶ 手順に従い氏名入力・書類のアップロードなどを行う 「FTXをフル活用したい」という方は、パスポートなどの提出が必要なKYCを行っておきましょう。 FTXへ入金する KYCが完了して、入金が可能な状態になったら実際にFTXへ入金を行っていきましょう。 以下の手順で、FTXの口座へ入金できます。 「Wallet」へ 入金したい仮想通貨の「DEPOSIT」へ (通常はKYC完了で、DEPOSIT・WITHDRAWALSなどが表示されます) チェーン(規格)を選ぶ アドレスをコピー 各ウォレット、取引所から送金 (出金は、同じページのWITHDRAWALS からアドレスを入力できます) タイミングや仮想通貨によって異なるものの、ほとんどのケースで数分以内に入出金が完了します。 FTXでは、ETHやERC20トークン、少額のBTC(0.01BTC以上で無料)以外の入出金手数料はかかりません。 ここで1つ注意したいのが「チェーンやアドレスの確認を徹底する」という点です。 FTXでは、同じ通貨でも複数のチェーンから支払い(SOLなど)を受け付けていますが、間違ったチェーン・アドレスに送出金すると、殆どのケースで仮想通貨を失ってしまいます。 仮に復旧が可能な場合であっても、時間を要したり、多額の手数料が必要なケースが見られます。 送金前に、送付元・先のチェーン・アドレスなどはしっかりと確認しておきましょう。 各取引の使い方(Markets) 次にFTXのMarketsにある取引の使い方について解説していきます。 FTXのMarketsにアクセスすると、以下の中から取引を選定可能です。 FUTURES(先物) SPOT(現物) STOCKS(株式) LECERAGED TOKENS(レバレッジトークン) VOLATILITI(ボラティリティ) PREDICTION(選挙結果など様々な予測) FIAT(法定通貨) 今回は上記の中から主要なFUTURESとSPOTをチェックしていきます。 FUTURES(先物)の使い方 まずは、FTXを代表する取引であるFUTURES(先物)の使い方を紹介していきます。 FUTURESでは、さまざまな種類の先物取引を行うことが可能です。 以下の手順で、FUTURESを利用していきましょう。 「Markets」へ 「FUTURES」へ 銘柄を選定 「Buy 」もしくは「Sell」へ 注文方法を選択 (Limit = 指値注文、Market order = 成行注文) 数量を入力 (Limitの場合は、価格も入力しましょう) 「Buy 」もしくは「Sell」へ 豊富な銘柄が用意されているため、見つけにくいと感じる方もいるかもしれません。 そのような際は、画面上部の「Search market」で直接銘柄を指定して探すことも出来るので覚えておきましょう。 SPOT(現物)の使い方 SPOTでは、名称の通り現物の取引を行うことができます。 以下の手順で、SPOTを利用していきましょう。 「Markets」へ 「SPOT」へ 銘柄を選定 「Buy 」もしくは「Sell」へ 注文方法を選択 (Limit = 指値注文、Market order = 成行注文) 数量を入力 「Buy 」もしくは「Sell」へ SPOTの使い方はFUTURESと大きく変わりませんので安心ですね。 その他の取引について 前述の通り、FTXではFUTURES・SPOT以外にも利用可能な取引がありますが、こちらも使い方自体は大きく変わりません。 ただ、ユニークな取引・商品を扱うものもあるため、ユニークなものを中心に概要についてまとめていきます。 LEVERAGED TOKENS LEVERAGED TOKENS(レバレッジトークン)は、各仮想通貨の値動きに対して予め3倍のレバレッジが設定されているトークンです。 例えば、BTCのレバレッジトークンであるBULL/USDでは、BTC価格1%が上昇した場合、3%の変動が起こるようになっています。 レバレッジの比率や、ポジションによって、各仮想通貨ごとに4つのトークンがあります。 レバレッジトークンと通貨ペア 概要 BULL系 (例 ETHBULL/USD、XRPBULL/USDなど) 買い(Long)に3倍のレバレッジ BEAR系 (例 EHTBEAR/USD、XRPBEAR/USDなど) 売り(Short)に3倍のレバレッジ HEDGE (例 EHTHEDGE/USD、XRPHEDGE/USDなど) 売り(Short)に1倍のレバレッジ HALF (例 EHTHALF/USD、XRPHALF/USDなど) 売り(Short)に0.5倍のレバレッジ トークン自体にレバレッジがかかってることから値動きが激しいため、通常よりもリスクもリターンも高いです。 VOLATILITY VOLATILITYでは、仮想通貨のボラティリティに何らかの形で、関係しているトークン・契約などを取引できます。 例えば、MOVE Contractsといった名称が付いている取引では、価格の上昇・下落に関係なく、一定期間の価格変動の絶対値に対して取引を行う商品です。(期間などは銘柄により異なります) MOVE Contracts以外にも、主にビットコイン関連のボラティリティにフォーカスした銘柄が多数提供されています。 PREFICTION PREFICTIONではさまざまなイベントの結果を予測する取引です。 記事執筆時点では、ブラジルの大統領選挙(BOLSONARO2022)・アメリカの大統領選挙(TRUMP2024)などが提供されています。 買い・売りのどちらかでも参加できます。 FTXでステーキングを行う方法 FTXでは、ステーキングを行うことも可能で、以下のような仮想通貨のステーキングを受け付けています。(記事執筆時点) FTT SRM SOL RAY 各仮想通貨によってステーキングの報酬の割合(%)や特典は異なってくるため、注意が必要です。 例えば、FTTをステーキングした場合、FTXの利用に伴う以下のような特典が付いてきます。 紹介プログラムの報酬の増額 取引手数料割引 標準の票にプラスして票の増加 (FTTにおける投票) エアドロップの増加 ETHやERC20トークンの入出金無料 FTXで行われるIEOの参加券 ステーキングを行う際には各仮想通貨の報酬と特典をしっかりとチェックしておきましょう。 FTXでステーキングを行う方法は、以下のとおりです。 「More」から「Stake」へ ステーキングしたい仮想通貨を選ぶ 特典や報酬をチェック 「STAKE」へ (横のUNSTAKEから解除可能) ステーキングを解除するには、FTTでは14日間、他の仮想通貨では7日間の期間が必要で、その期間に対しては報酬が発生しないので注意しましょう。 FTXでレンディングを行う方法 次に、FTXのレンディングをチェックしていきましょう。 レンディングでは、自身の仮想通貨を貸し出すことで、金利を受け取ることができます。 細かな金利などは仮想通貨によって異なっており、記事執筆時点の代表的な仮想通貨の金利は以下のとおりです。 仮想通貨 金利(1年間・Previous Funding Rateを参考) USDT 3.99% BTC 0.88% ETH 0.9% 1INCH 9.88% 100を超える仮想通貨でレンディングが可能なため、レンディングの対象となっている仮想通貨を保有の方も少なくないはずです。 実際のレンディングの手順を以下で解説していきます。 「Wallet」の「Borrow/Lending」へ 貸したい仮想通貨を探す 貸したい仮想通貨の「Lend」へ 数量など必要な項目を入力 「SAVE」へ FTX内でレンディングを行うと、借り入れ(Borrow)を行うことも可能です。 「保有している仮想通貨を売却したくないけど、他の仮想通貨が必要になった」といった場面で活躍するでしょう。(例:1BTCを貸して、50,00ドルを借りる) ただし、借り入れる場合は、反対に支払わなければならない金利が発生するため注意が必要です。 FTXの手数料体系(節約方法も) 次に、FTXの取引手数料など、各種手数料について解説していきます。 デリバティブ取引は、取引回数が多くなるケースも多いためしっかりとチェックしていきましょう。 主な取引手数料について まず、はじめに重要な「取引手数料」について紹介していきます。 FTXでは、過去30日間の取引量に応じて、段階的に手数料が割引されていきます。 過去30日間の取引量 メイカー(Maker) テイカー(Taker) 0 0.020% 0,070% 2,000,000ドル未満 0.015% 0.060% 5,000,000ドル未満 0.010% 0.055% 10,000,000ドル未満 0,005% 0.050% 25,000,000ドル未満 0% 0.045% 50,000,000ドル未満 0% 0.040% メイカー(Maker)は指値注文などで板取引において価格を作っている注文、テイカー(Taker)は成行注文などで既にある価格から取引する注文を指しています。 特に急ぎではない取引の場合は、最低でも取引手数料に0.050%の違いがあるため、指値注文でメイカーによる取引を行うのがおすすめです。 また、これに加えて紹介プログラム(アフィリエイト)、VIP向けプランなどで手数料が割引になることもあるので活用できる方は是非覚えておきましょう。 FTTの保有・ステーキングでマイナス手数料も 「過去30日間の取引量割引はハードルが高い・・・」と感じる方も少なくないはずです。 そういった方は「FTTの保有やステーキング」によって、取引手数料を節約していきましょう。 FTTとは、FTXが開発したトークンで、FTXで取引出来るのはもちろん、保有することによって割引を受けられます。 FTXを利用するならFTTを保有しておくと何かとメリットが多いため、活用していくのがおすすめです。 FTTの保有による割引 FTTは、保有しているだけでFTXの手数料を割引くことができます。 割引の%は保有量に応じて異なっていますが、多くの方にとって取引量よりもハードルが低いかと思います。 FTT保有量 手数料の割引 100ドル 3% 1,000ドル 5% 5,000ドル 10% 10,000ドル 15% 50,000ドル 20% 100,000ドル 25% 200,000ドル 30% 500,000ドル 35% 1,000,000ドル 40% 2,500,000ドル 50% 5,000,000ドル 60% 一般的なトレーダーであっても、3%から10%程度なら現実的に割引を受けられるでしょう。 FTTのステーキングによる割引 前述したとおり、FTTはFTXでステーキングすることによって、手数料の割引を受けられます。 FTTのステーキングによる取引手数料への恩恵は、FTTの保有による割引よりも大きいため、FTXを頻繁に利用する方はチェックしておきましょう。 ステーキング量(単位:FTT) 割引(適用はメイカーのみ) 25 0% 150 -0.0005% 1,000 -0.0010% 10,000 -0.0015% 50,00 -0.0020% 250,000 -0.0025% 1,000,000 -0.0030% マイナス手数料が適用されるのは「メイカー(Maker)」に限るため、注意が必要です。 記事執筆時点、FTTの価格は約5,300円で、手数料0%の恩恵を受けるためには13万円程度のステーキングが必要になります。 25~150程度(150からマイナス手数料)のステーキングであれば、可能な方も多いのではないでしょうか。 ただし、ステーキングは前述の通り、解除するまでに14日間必要です。 ステーキング途中にFTTの価格が下落する可能性も十分考えられるため、しっかりと検討してからステーキングを行いましょう。 FTTのステーキング・保有によるメリットは、上記の取引手数料に関するものだけではありません。 詳細が気になるという方は、コチラのFTX公式サイトで確認してみてください。 その他手数料 FTXでは上記以外の手数料も発生します。(以下参照) 概要 手数料 LEVERAGED TOKENS(レバレッジトークン) 作成などに伴い0.1% 1日あたり0.03%の管理手数料 出金 少額のBTC FTTの保有者ではない方のERC20・ETHのガス代 Move Contracts 元となっている原資産の指数・価格によって変動 OTC取引 なし(表示価格に入っている) FTT保有量による一定の割引あり 取引量よりも入出金量が多いケース (確実に適用される訳ではない) 最大で0.10%の出金手数料 (適用となる場合、連絡が来る) FTXには、さまざまな割引システムや手数料があるので、それぞれしっかりと把握してお得にFTXを利用できるように意識しましょう。 FTX Payとは?何ができる? FTXが提供しているサービス「FTX Pay」についても紹介しておきます。 仮想通貨決済の導入に興味がある方は是非記事の続きをご覧ください。 FTX Payの概要 FTX Payとは、仮想通貨・法定通貨の両方に対応した決済サービスです。 FTX Payは「個人間決済用」というよりも、サイト・アプリなどに設置する事業者向けのサービスになっています。(利用者はFTXの登録をしている必要がある) FTX Payを利用することで、各事業者のサイト・アプリなどに仮想通貨・法定通貨に対応した決済を追加可能です。 支払いを受け取るにはFTXアカウントを利用する方法と、外部ウォレットを利用する方法の2通りが選択できます。 FTXアカウントを利用する方法では、FTX内のやり取りのためガス代が掛からず、支払いの詳細な情報をチェック可能です。 外部ウォレットを利用する方法は、主にDeFiなどに用いられ、利用に伴いガス代が掛かり、支払いに関する詳細な情報がチェックできないものの登録が不要といったメリットがあります。 対応している仮想通貨の例 記事執筆時点で、FTX Payが対応している仮想通貨の一例は以下のとおりです。(外部ウォレットのものを参考) TUSD USDC USDP BUSD HUSD USDT BTC ETH BCH LTC PAXG CUSDT SOL YFI SUSHI UNI BAT 上記はあくまで一例で、多数の仮想通貨に対応しているので是非ご自身でチェックしてみましょう。 まとめ この記事では、FTXに焦点を当ててさまざまなポイントを解説しました。 FTXは、日々新しい機能・取引・銘柄が追加されていく取引所で、これからも様々なアップデートが期待できます。 今後も目の離せない仮想通貨取引所の1つであるFTXですが、是非本記事を参考に使いこなせるようにしましょう。 最後まで読んでいただきありがとうございました。