2017年5月に仮想通貨への投資を開始。ブロックチェーンや仮想通貨の将来に魅力を感じ、積極的に情報を渋谷で働く仮想通貨好きITリーマンのブログを通じて発信するように。
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2020/11/16Binance Innovation ZoneにPowerPoolの $CVP が新規上場
DeFiプロトコルのPowerPoolが発行するCVPがBinanceのInnovation Zoneに新規上場しました。 新規上場は2020年11月16日15時となっており、CVP/ETH と CVP/BUSD の2種類のトレーディングペアが上場します。 PowerPoolは、COMP、BAL、LEND、YFI、BZRX、AKROなどのガバナンストークンをプールするためのプロトコルとなっています。 直近ではDeFi系のトークン8種類を利用したインデックストークンであるPower IndexのPIPTや、TWAP(加重平均)のUniswap V2の価格を使用するクロスチェーンオラクルPowerOracleなどのプロダクトも発表しています。 記事ソース : Binance
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2020/11/16DeFiプロジェクトのフラッシュローン攻撃による資金流出が相次ぐ、AkropolisやValue Protocolなどが攻撃を受け総額10億円以上が流出へ
DeFiがクリプト市場のメインストリームになってから、数多くのDeFiプロジェクトがすごい勢いで市場に登場しています。 ユーザーが自由に自分たちが持っているアセットをDepositしたり、金利を得た後すぐに解除できる手軽さから多くのユーザーが現在では様々なDeFiプロダクトを使っています。 多くのユーザーがDeFiプロダクトを利用し、そのプロトコルに大量の資金がロックされ始めた結果、最近では多くのDeFiプロダクトにおいてフラッシュローンを用いた多額の資金流出が多発しています。 フラッシュローンとは DeFiでは様々なジャンルのプロトコルが存在しています。その中で、ユーザーが担保をもとにアセットを借りることのできるレンディングが存在します。 しかし、このレンディングプロトコルでは通常ユーザーは担保価値に対して75%しかアセットや資金を借りることができません。 フラッシュローンでは、一つのトランザクション内で資金やアセットを借り、最終的に同額の資金やアセットを返せば、担保は不要ながらレンディングを行うことができるサービスです。 Aaveやdydx、bZxなどのサービスが2020年の頭くらいからフラッシュローンのサービス提供を行っています。 フラッシュローンは、コーディングを要するサービスでしたが現在ではノーコードのフラッシュローンサービスFurucomboなども市場には登場してきています。 https://twitter.com/furucombo/status/1288837013634838528?s=20 フラッシュローンによる相次ぐ資金流出 そんな多額な資金がロックされる多くのレンディングやアグリゲータープロダクトに対してのフラッシュローンによる攻撃で、資金流出が相次いでいます。 2020年11月10日(14:36 GMT)にはDeFiプロジェクトAkropolisがフラッシュローンによる攻撃の被害に遭い2億円以上相当の $DAI が流出しました。 https://twitter.com/akropolisio/status/1327036622773374978?s=20 https://twitter.com/Dogetoshi/status/1326963117356625931?s=20 今回のAkropolisではCurveのyPoolにつながっていたアグリゲーターサービスがフラッシュローンの攻撃を受け、DAIが流出しました。 攻撃手法としては、dydxのフラッシュローンを利用し、CurveのPoolの価格の参考価格を下げたものとされています。 攻撃を行ったコントラクト0xe2307837524Db8961C4541f943598654240bd62f ではdYdXのフラッシュローンを利用しつつ、複数回これらの攻撃を行ったことが伺えます。 これらは1回の攻撃にいて0.8-1.2ETHのみのトランザクションフィーで行われており、トータル2億近いDAIが流出しています。 2020年11月15日にはValue DeFi ProtocolがフラッシュローンとフラッシュSwapの2種類の複合攻撃を受け、約7億円が資金流出しました。 https://twitter.com/value_defi/status/1327660571592773632?s=20 https://twitter.com/emilianobonassi/status/1327716769969164292?s=20 Value DeFi Protocolは11月12日にツイートで、フラッシュローンにおける耐性を持っているとツイートしていました (該当ツイートは現在削除済み)が、今回のフラッシュローンでの攻撃者はDo you really know flashloan?(本当にフラッシュローンを知っているのか?) とTxでメッセージを残しています。 現在、Value DeFi Protocolではアタッカーに対して、Txでメッセージを送り、資金の返還の交渉を行っていることが見受けられますが、どうなるかは不明です。 現状のDeFiの課題 10月下旬にもDeFi アグリゲータープロトコルであるHarvest Financeがフラッシュローンを使って攻撃により、約34億の資金が流出し、Harvestにロックされていた資金は半分まで減少し、独自トークンFARMの価格も半分まで下落しました。 筆者もHarvest Financeに資金を入れていたため、資金総額から約15%ほどの被害を受けるにも至り、これらの問題はDeFiに触れるユーザーであれば身近に存在しています。 Harvest Finance,Value DeFi Protocol , Akropolisの3つに共通するのはどれも監査会社からのコード監査を受けたにもかかわらず、今回のフラッシュローンのような攻撃を受け、資金が流出してしまっていることです。 監査をされていないスマートコントラクトに流動性を提供して資金をロックすることは、管理者によるRugPull(資金を回収して逃げられること)のリスクがあると議論されていました。 https://twitter.com/shingen_crypto/status/1328129184141492225?s=20 しかし、現在起きているDeFiでの資金流出問題ではスマートコントラクトに関するバグではなく、市場の歪みを狙ったものが多くなっています。 これらの資金流出の際、プロダクトを提供するサプライヤーは補填金などでユーザーに対しての資金補填が満足にできないケースがほとんどです。 10月下旬に資金流出があったHarvestでは、対象ユーザーに売買可能なIOUトークンを作成し、FARMをDepositしてもらえる利益の一部をホルダーに還元する動きを見せていますが、補填金を賄うまでには多くの時間を要することが考えられます。 これらの問題を解決するために、DeFiプロダクトにおけるスマートコントラクトのバグに対しての保険金が支払われるNexus MutualやNsure Networkのようなプロジェクトも最近では登場してきてます。しかし、これらのプロダクトでは上述されているフラッシュローンによる資金流出の保証は対象外となっていたり、Nexus Mutualに至っては日本人は利用できないなど、まだまだ多くの課題を抱えています。 [caption id="attachment_55513" align="aligncenter" width="800"] Nexus MutualのTotal Pool[/caption] 更にいうと、DeFi市場にロックされている資金が右肩上がりなことに対して、保険金がカバーできるほどの金額(Nexus MutualのTotal Pool)が存在していないこと、更には保険金のカバーはガバナンスによって決定されるため、ハックされた際に資金が必ずしもカバーされるわけではないことが上げられます。 [caption id="attachment_55514" align="aligncenter" width="601"] 殆どのプロジェクトはDenied(否決)のステータス[/caption] 現在でもDeFiのTVL(Total Value Locked)が右肩上がりを続け、DeFiは新たなプロダクトが今後も多くでてくることが容易に想像できます。 今後、DeFiが多くのユーザーに簡単に使われるようになるためにも、『スマートコントラクトのバグの定義』『現在のロック額に対してカバーしきれない保険』などこれらの課題は避けて通れない大きなものであると考えられます。 Flash-loanの実行者は果たしてハッカーなのか? また、最後にAkrpolisに攻撃をした対象アドレスを参照するとAkrpolis Hackerと命名されているものの、フラッシュローンという市場で提供されているツールを使い、市場における価格の歪みをついただけなので正当なものであると筆者は考えています。 コードに不備があって無限にMintをしたり、トークンを流出させたわけではないのでAkropolis Hackerとフラグを付けていることは少々違和感を感じました。 市場にムーブメントを起こすDeFi市場ですが、まだまだ未成熟な部分も多いため、今後のさらなる成長を期待していきたいところです。
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2020/11/12レンディングプラットフォームBlockFiがヨーロッパに進出と報道
暗号通貨のレンディングプラットフォーム最大手であるBlockFiが来年頭にスイス、オランダ、イタリアのヨーロッパ諸国で個人投資家向けの商品を提供する準備を行っていることが報道されました。 THE BLOCKが報道した情報によると、BlockFiはすでにイタリアにて個人向けの製品のテストを開始しています。 今回、BlockFiはヨーロッパに進出する旨が報道され、アジア圏、ヨーロッパ圏のVicePresidentであるDavid Olsson氏と10人のチームがイギリスのロンドンに拠点を置いているもののイギリスでは当面個人向けの製品を発売する予定はないと報道されています。 イギリスは、10月に個人のデリバティブ取引禁止を発表しています。これらの取引禁止は、BlockFiには直接的に影響を与えないものの英国の個人向けの暗号通貨プロダクトの全体像は「複雑」なままであるとDavid Olsson氏は述べました。 記事ソース : The Block
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2020/11/05Crust Networkがインセンティブテストネット「ProfitArk」を実施
Polkadotエコシステムにおいて、分散ストレージの実現を目指すCrust NetworkがIncentivized Testnetである「Profit Ark」を11月中旬より実施することを発表しました。 今回のProfit Arkでは、ネットワークノードのソフトウェアとハードウェアのテストに焦点を当てて11月中旬に開始することを発表しており、参加者に対して300,000CRU以上の報酬が準備されています。 Testnetで必要なハードウェア構成はこちらのリンクの通りとなっており、2020年11月中旬から2020年12月上旬の期間中にブロック生成率、作業レポートの成功率、および合計ストレージ容量を考慮して、それに応じて報酬が分配されます。 ネットワークに参加するには、LAN内の単一ノードまたは複数ノードのクラスターのいずれかを選択し、参加することができます。 また、今回のテストネットインセンティブは技術的な要件も必要となるため、非技術者向けのコミュニティ活動も準備されています。コミュニティに貢献する人に一定量のCrust Candyを配布、Crust Candyは、Crustコミュニティでの投票に使用されます。 5人の友達を招待 クラスト絵文字を作成 クラストテストネットアクセサリを開発 コミュニティQ&A クラストまたはテストネットの情報カードの作成 奨励されたテストネット関連の指示を作成 Crust CandyとCRUの変換比は1000:1となっており、Crust CandyとCRUの変換方法、時間、およびその他の特定のパラメーターは、インセンティブ付きテストネットの第1フェーズが開始された後に発表されます。 関連記事 : 分散型ストレージプロジェクトの Crust Networkが発行する $CRU がHuobi Globalへ上場 記事ソース : Crust Medium
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2020/10/23ブロックチェーンの最先端技術と未来を知るイベント「BlockChainJam2020」完全オンライン・完全無料で開催
仮想通貨を支えるブロックチェーン技術は世の中にどんな変化を起こすのか?最先端の技術を知り、一足先の未来を知ることができる1日限りのイベント。 BlockchainJam2020が10月24日(土)、完全オンライン・完全無料で、開催されます。 https://twitter.com/BlockChainJam/status/1318763016251273216?s=20 開催概要 名称 :BlockChainJam2020(ブロックチェーンジャム2020) テーマ :ブロックチェーンがつくる新しい金融と社会 日程 :2020年10月24日(土) 時間 :9:00~19:00(予定) 会場 :Youtube(本編生配信)、Zoom(AMA)、BCJオリジナルVR空間 参加費 :完全無料 主催 :BlockChainJam運営委員会(代表・紅谷陽介) 共催 :東京大学 ブロックチェーンイノベーション寄付講座 後援 :一般社団法人 ブロックチェーン推進協会(BCCC) 一般社団法人 暗号資産ビジネス協会(JCBA) 一般社団法人 日本ブロックチェーン協会(JBA) ビットコイナー反省会 協賛 :DigiByte、Pundi X、Function X、Flow Blockchain、BTCボックス株式会社、 株式会社bitFlyer Blockchain、楽天ウォレット株式会社、株式会社withB 【チケット申し込みサイト(Peatix)】 https://blockchainjam.peatix.com/view 【公式WEBサイト】 https://blockchainjam.org/conference/ 【公式Twitter】 https://twitter.com/blockchainjam
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2020/10/15日本初、株式会社techtecが英Aaveより資金調達を実施。日本初となる日本発のDeFiプロダクト誕生へ
教育分野でのブロックチェーン活用およびブロックチェーンのオンライン学習サービス「PoL(ポル)」を運営する株式会社techtecは、昨今成長著しい分散型金融(DeFi:Decentralized Finance)市場を牽引する大手レンディングプラットフォーム「Aave」より、「Aave Ecosystem Grants」を通した日本初・日本唯一の企業として資金調達を実施しました。 これに伴い、PoLに蓄積された「ラーニングスコア」を活用して、日本初となる日本発のDeFiプロダクトを構築することを発表しました。 Aaveについて Aave(アーベ)は、イギリスのロンドンに本社を構える世界最大手DeFiサービスです。主にレンディング領域でサービスを展開しており、1日あたり1,500億円超の流通額を誇る巨大市場を形成しています。 その他にも、無担保借り入れが可能なFlash Loans(フラッシュローン)や、自身の持つ与信枠を他者へ移譲するCredit Delegation(クレジットデリゲーション)といった先進的なサービスも提供しています。 2020年8月には、英金融行動監視機構(FCA: Financial Conduct Authority)より、「電子マネー機関」としてのライセンスを取得したことも発表しました。これにより、法定通貨とDeFiサービスへの直接的な接続が可能となっています。 Aave Ecosystem Grantsとは Aave Ecosystem Grantsは、2020年4月に開始したAaveによるDeFiエコシステムを拡大するための取り組みです。世界中のブロックチェーン企業に対して資金を提供することで、非中央集権を志向したプロダクトが育ち金融の民主化を促進させます。 今回のようなGrantプログラムは、OSSのカルチャーを背景に持つ産業に特徴的な取り組みであり、日本ではまだまだ定着していません。 techtecでは、”Go Global”をVALUE(価値観・行動指針)に掲げており、創業以来変わらずグローバルスタンダードで闘い続けています。 今回の資金調達について 今回の資金調達は、Grant(グラント)と呼ばれる手法で実施されます。Grantは、今や海外では一般的な手法であり、主にテクノロジー系の研究開発の文脈で利用されます。 株式に影響を与えずに資金を調達できるため、各国の規制に左右されず、海外からの調達といった重要な局面の中でも意思決定をスムーズに行うことができる点が特徴です。GrantはOSS(オープンソース)の文化を背景に持つため、日本ではほとんど定着していません。 現在、新型コロナウイルスの長期化に伴いあらゆる産業のデジタル化が急務となっています。当然、教育業界および金融業界も例に漏れません。そこで注目されているのがDeFi市場です。 ブロックチェーンを活用した金融産業を意味するDeFi市場は、各国の新型コロナウイルスに対する経済施策の恩恵を受けた領域の1つです。それを証拠に、ここ数ヶ月で市場規模が10倍以上に膨れ上がり、今なお急成長を続けています。 我々はこの盛り上がりを当事者として受け止め、日本初となる日本発のDeFiサービスを構築すべく、日本が緊急事態宣言下にあった5月より資金調達に動き始めました。 日本初のDeFiサービスを開発 「PoL(ポル)」は、日本で初めてオンライン学習にブロックチェーンを導入したeラーニングプラットフォームで、PoLのサービス上で蓄積された学習データはブロックチェーンに記録され、改ざんが困難な状態で管理されます。この学習データを「Learning Score(ラーニングスコア)」と呼んでいます。 このラーニングスコアを活用することで、学歴評価に代わる新たな評価軸を導入した「学習歴社会」の実現を目指しています。また、真に正しい学習データを蓄積することができるため、学歴の詐称を防止することも期待できます。実際、株式会社techtecが2019年に経済産業省および株式会社リクルートとの調査事業を行った結果、一定の成果を論文として発表しています。 そして今回、株式会社techtecはこのラーニングスコアをDeFiに接続する、日本初となる日本発のDeFiサービスを構築していきます。一言で表現すると、「学習するほど金融サービスを享受できやすくなる」サービスとなっており、DeFi市場の大きな課題の1つである過剰な担保率を解消するサービスを提供する予定と発表しています。 PoLで学習することによって蓄積されたラーニングスコアを軸に評価することで、DeFiを利用する際の担保率を一部PoLで肩代わりします。まずはAaveとの接続を行い、Aaveを利用する際の担保率(借りる際の利子率)を通常よりも抑えることができるか検証していきます。 海外から資金を調達する理由 ブロックチェーンに限らず、残念ながら日本のスタートアップは世界に遅れを取っています。これには、大きく2つの理由があると考えています。それは、「資金調達」と「日本だけでもそこそこやれてしまう」ことです。 資金調達 ブロックチェーンに限った話でも、先述の通り数百億円サイズのベンチャー投資ファンドが次々と組成されています。 基本的に、企業の持つ資産の流れはバランスシートにおける右側(貸方)から左側(借方)に流れていきます。この右側における資金の大きさが、米国と日本では圧倒的に異なるのです。当然のことですが、スタートアップに限らず企業は元手となる資金次第で展開できる事業が決まってきます。 日本だけでもそこそこやれてしまう 日本は、高度経済成長期を経てGDP世界第二位にまで上り詰めました。現在は中国の後塵を拝し三位に後退しましたが、それでも世界の三位です。そのため、日本発のスタートアップは日本国内だけを戦場にしても「そこそこやれてしまう」。 そもそも、日本発のスタートアップは世界を意識する必要性に欠けてるのです。一昔前の中国や現在のインド、シンガポールなどは、最初から世界を意識しています。国内市場の規模からして意識せざるを得なかったのです。彼らの持つアグレッシブさは、現在の日本の環境からは生み出されにくいといえるでしょう。 しかしながら、ここ数年のGDP伸び率をみても今後の日本で「そこそこやれる」ことは次第になくなっていくと思われます。だからこそ、我々は海外からの資金調達に拘り、世界で戦わなければならない市場を選択しました。 techtecのグローバルパートナー techtecでは、これまでに世界中の著名ブロックチェーンプロジェクトとパートナーシップを締結し、日本の暗号資産・ブロックチェーン業界をリードしてきました。 Primas:中国 MakerDAO:デンマーク Kyber Network:シンガポール Brave:アメリカ SKALE:アメリカ Bitcoin.com:セントクリストファー・ネービス Aave:イギリス ←NEW 今回のAaveとの連携を機に、世界に遅れを取っている日本のDeFi市場を盛り上げていきます。
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2020/10/13SECのグレースケール投資信託で「ETHE(イーサリアムトラスト)」が認可
米暗号資産ファンドであるグレースケールの「イーサリアムトラスト」がビットコイントラストに続きSECの報告会社(Reporting Company)に認可されました。 https://twitter.com/barrysilbert/status/1315640460690456579 グレースケールは米国においての暗号資産ファンドの最大手となり、今回認可されたイーサリアムトラスト(ETHE)の他にもビットコイントラスト(GBTC)など複数のファンドを持ちます。 これらの投資信託では、財務状況などの監査結果がSECへの報告が義務づけられるため、金融資産としてイーサリアムトラストが投資の対象になったことが期待されました。そのため、今日の市場でもEthereumが発行するETHは価格を大きく伸ばしています。 グレイスケールは去年や今年の8月にも全米にて現在はデジタル通貨の時代だと主張のCMを流したことも記憶に新しいです。 記事ソース :Grayscale, Global News Wire
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2020/10/13Binance Chainのクロスチェーン間取引システムPanamaがMetaMaskに対応
Binanceが開発したBinance Chainのクロスチェーン取引システムのPanamaがMetaMaskに対応しました。 Binanceが提供するPanamaはチェーンに存在する資産とペッグするコインをBinance ChainやBinance Smart Chainで発行するサービスです。 https://twitter.com/Binance_DEX/status/1315564114396147713?s=20 今回発表したツイートでは、Panama上にてMetaMaskに対応した動画が上がっており、MetaMaskを利用してEthereumやTron上の資産を持ってくることが可能になっています。
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2020/10/06Flow Blockchain AMAで行われた質問に関してのまとめ
本記事は、2020年10月5日に実施されたFlow Blockchainの日本コミュニティ向けに実施されたAMAでの質問をまとめた内容になります。 また、現在Flow BlockchainはCoinListにてトークンセールをダッチオークション形式で実施しています。そして、本日2020年10月6日にはCoincheck社とのNFTマーケットプレイスに関しての連携も発表されています。 Flow Blockchainに関しての記事はこちらを参考下さい。 Flow Blockchain AMA 今回、Flow BlockchainのAMAより参加していただいたのは、最高経営責任者であるMikhael Naayem(ミカエル・ナエーム)氏です。 Dapper Labsの立ち上げを手伝う前、MikはAxiom Zenの設立時から取締役を務めていました。彼がAxiom Zenにフルタイムで入社したのは、CryptoKitties立ち上げの1ヶ月前でした。 Axiom Zenに入社する前は、2017年にAnimocaに売却するまでにユーザーを225M以上に成長させたプラットフォームFuelの創業者兼CEOを務めていました。 自己紹介 こんにちは。この度は、ご一緒できて嬉しく思います。私はDapper Labsの共同創業者であり、CryptoKitties、Dapper Wallet、Flow、NBA Top Shotの開発者でもあるミカエル・ナヤームです。 Flowは、コンシューマー規模のアプリケーションに焦点を当てたレイヤー1のスマートコントラクトブロックチェーンです。新世代のゲーム、アプリ、そしてそれらを支えるデジタル資産のためのプラットフォームです。 Flow Blockchainが最も重要視目指しているものとは何でしょうか? Dapper Labsでは、ほとんどのアプリケーションが分散化される未来を作りたいと考えています。私たちはこの未来を信じています。そして開発者が許可なくお互いの上に構築することが可能になります。これによりイノベーションのスピードが上がると信じています。 Flowにとって、ブロックチェーンを高速に構築することだけが重要なのではないと考えています。ブロックチェーンは開発者が成功するビジネスを簡単に作れるようにすることこそが重要なのです。私たちにとって、それは4つのことを意味しています。 1、簡単で安全。シャーディングなし、ケイデンス言語でより安全なスマートコントラクト。 2、スケーラブル。私たちは今日ではethereumよりも桁違いに高いスループットを持っており、これは今後数ヶ月の間にさらに改善されるでしょう。 3、dappsとの連携が容易。CircleとCoinbaseとの提携によりシームレスなウォレットを構築しました。 4、ユーザーがいること!私たちはNBA Top Shotのような高品質なアプリや、何十万人ものユーザーを惹きつけ、ユーザーをFlowネットワーク上の他のアプリにも呼び込むような多くのアプリでエコシステムを立ち上げています。 私たちの強みは、Flowの設立チームが過去3年間、Ethereum上でdapp開発を行ってきたこと、アプリ開発者が直面する問題を理解していること、アプリ開発者の言葉を話し、彼らを成功に導くことに情熱を持っていることだと思います。 他のほとんどのプロジェクトは技術面にフォーカスする傾向があり、ユーザーのニーズを見落としがちで、オンボーディングの摩擦を取り除いてしまう傾向があります。 最終的な目的は、人々がうまく分散型ビジネスを構築できるようにすることです。 「FlowはEthereumとのComposabilityを損なわずスケーリングが可能」との記事を見ましたが、具体的にどのような例が挙げられますか?Flowブロックチェーン上で発行された資産がイーサリアムチェーン上でやり取りできるということでしょうか? はい、FlowはEthereumとコンポーザブルではありません。Ethereumへの橋渡しをしていますが。 計算決定論的なプロセスでは、正解があるので、多くの分散化を必要としません。例えば、1+1=2です。そのため、行われている作業が正しいかどうかを検証する他のバリデータを用意し、作業が正しく行われていない場合にはそれらのバリデータを削除することができます。 非決定論的なプロセスでは、例えばコンセンサスのような正解はありません。そのためには、多くのノードと分散化が必要です。 これにより、必要なときには分散させ、必要のないときには分散させないようにしています。そのため、ネットワークはいくつかのスポークハブシステムのようにシャード化されたり、サブネットワークに分割されたりすることはありません。その代わり、同じネットワーク内のノードは異なる役割を持ち、Eth1エコシステム内での急激な成長とイノベーションの鍵であると考えられる構成の容易さを維持しています。 作業を分離することで、シャーディングを必要とせずに大規模なスケーラビリティを実現することができます。本質的にシャーディングは多くのブロックチェーンを並列化します。私たちのアーキテクチャは、ブロックチェーンが必要とするさまざまな作業を並列化しています。 ノードには4つの種類があり、以下が存在しています。 1, コレクションノード 外の世界との相互作用として順番にトランザクションを受け取り、またブロックチェーンのステートのクエリに応答します。数は数百になるでしょう 2, Consensysノード 候補ブロックへの投票。最初は数百、将来的には数千、数万になると見込まれます。これらは高価なハードウェアを必要としません。 3, 実行ノード すべての計算を処理するためのプロセスは、サムスンやT-Systemsのような企業が実行する非常に強力なノードです。数は最初は4つ、最終的には12ほどになるでしょう。 4, 検証ノード 実行ノードの作業を検証します。もし彼らが悪意のあるアクションをした場合、罰します。数は数百になるでしょう 私たちは希望すれば誰でもバリデータとして参加できるべきだと信じています。 EthereumがこれまでNFTの中心にあったと思いますが、Ethereumとはどのように連携もしくは差別化していきますか? これは素晴らしく、そしてとても重要な質問です。 私たちの戦略は大きく分けて2つあります。第一に、開発者とユーザーのUXにこだわること。第二に、ユーザーを持ち込むこと。 NBA、UFC、ワーナー・ミュージック・グループ、ドクター・セウスなどのような世界最大級のIPと共にエコシステムを後押しするための強力な市場参入戦略です。 他はまだ公表していませんがたくさんあります。 他のエコシステム開発者やチームにとっては、これらの大規模ブランドによって増加し続けるユーザーベースを活用できるというインセンティブが享受できます。 私たちの戦略は既に成功しており、現在数百の開発者がFlowを利用しています。その中には、100万人のMAUを持つゲーム「Star Girl」を持ってくるAnimocaや、ファントークンを持ってくるBitKub、4000万人以上の購読者を持つYoutubeスターなど、世界でもトップクラスの開発者が含まれています。また多くの独立した開発者たちも参加しています。 今日の私たちのエコシステムは、以下のようなものが見事にミックスしています。 ・ツール:ウォレット、マーケットプレイス、DEX、ミンティングプラットフォーム ・ゲームとコレクターアイテム ・ソーシャルアプリとソーシャル通貨 ・DeFi 現在稼働しているゲームがEthereumからFlowに移行されるようですが、こちらはどのように移行されるのでしょうか?現在のEthereum上にあるERC-721規格のNFTはFlow上のトークンに移行できますか?(EthereumとFlowの互換性はないようですが) 私たちのEVMは互換性がありませんが、私たちができることはブリッジを作ることです。MotoGP、CryptoKittiesなどのゲームがFlowに移行することに興奮しています。 素晴らしいC-Dotチームは現在、FlowとEthereumの間のNFTブリッジに取り組んでいます。Flowコミュニティが成長する間、Ethereumの初期の流動性を維持しながら、素晴らしいプロジェクトがFlow上の新しいホームに来ることができるようになるので、これは素晴らしいことでしょう。 多くの人々がBUSDやREVVを含むER20トークンをFlowに持ち込みたいと考えているため、Fungible Tokenブリッジも間もなく完成する予定です。 DeFiと同じ文脈で語られるNFTですが、多岐にわたるパートナー陣によってNFT資産を中心とした経済圏が出来上がるという理解で正しいでしょうか?Flowはイーサリアムやトロンと並ぶようなパブリックチェーンという位置づけでしょうか? FlowはEthereumのようなパブリックチェーンです。 私たちは、NFT'sをアプリ開発者がFT'sのように使うためのビルディングブロックと見ています。 NFT'sはコレクティブルとしてゲームで使用することができますが、不動産やIDにも使用することができます。 DeFiは、これらのアプリケーションの流動性を高めるだけでなく、担保、レバレッジ、融資などを可能にするので、信じられないほど便利です。 分散化された世界でできることの可能性が広がるので、とても良いと思います。 FlowをベースにしたDeFiは既にいくつか構築され始めています。 例えば、いくつかのプロジェクトでは、あなたがNFTのコレクションを担保にして、それらに対してFTを借りることができるようになります。他のプロジェクトでは、NFTを他のユーザーに日割りで貸し出すことができます。 NBA Top Shotはウォレットが完全に隠蔽されてますが、今後、任意のアドレスにNFTを送信する機能を実装する計画はありますか? はい、その通りです。私たちが最初にカストディ型ウォレットを作ろうと思ったのは、あらゆる通貨のクレジットカードやBTC、ETHを使用できるシンプルなログインの経験が、消費者を取り込むのに最適だと思ったからです。 しかし、他にもBloctoやMagicなどの分散型ウォレットを開発している素晴らしいチームがあり、それらは間もなくFlowでローンチされる予定です。 今後NBA(選手も含め)との新しいゲーム開発はお考えでしょうか? 私たちは業界最高のゲームメーカーと提携して TOP SHOTのグッズを使って無料で遊べるモバイルゲームを作りました。2021年にリリース予定ですが、素晴らしいゲームですよ。 スペンサー・ディンウィディー、アーロン・ゴードン、ジャヴァレ・マクジーのような投資家や、ケビン・デュラントのようなアドバイザーのプレイヤーがたくさんいます。私たちは今後も彼らとのチャンスについても模索していきますが、その多くは刺激的なものです。 日本ではまだまだ暗号通貨の規制が厳しいですが、そのような状況で日本コミュニティを立ち上げたのはどのような思いからでしょうか? https://twitter.com/flowbc_jp/status/1309727832130555904?s=20 日本は世界最大級のゲーム市場です。また日本はNFTの最大の支持者でもあります。日本の規制当局はNFTを非常に前向きに考えており、この点で世界をリードしています。 私たちはクリプトを主流にしたいと考えており、そのためには規制当局と協力する必要があることを理解しています。彼らの主な焦点は消費者を保護することであり、それは私たちの目標に沿ったものであり、私たちはそれを非常に真剣に受け止めています。 この3年間で日本には多くの友人やパートナーができましたが、彼らの助けがあれば、コミュニティを効果的に成長させることができると考えています。 現在NBA等との連携も進んでいるようですが、日本のスポーツやIP、ゲーム等と連携する予定もありますか?またその他、日本のどのような領域との連携に興味がありますか?具体的な予定でなくても構いません。 そうですね。前にも述べたように、日本市場は私たちにとって非常に重要であり、日本の人々はクリプトとNFTを非常に支持してくれているので、私たちは市場に素晴らしい体験をもたらしたいと思っています。 Double Jump、Gumi、コインチェック、メタップスなど、日本の多くのチームが行ってきた実績にインスピレーションを受けています。 私たちは現在、日本で最も重要なプレイヤーとのゲームとNFTのパートナーシップを模索しています。そのうちのいくつかは近日中に発表される予定です。 またNFTとコミックブック、そしてNFTとJ-Popが関わる領域にも非常に興味を持っています。そしてもちろん、オリンピックのIOCや日本野球リーグとも協力していきたいと思っています。 FLOWのステーク方法に関して Flowをステークする最も簡単なのは、BlockDeamon、BisonTrails、Figment Networks、Stake Fish、DSRVなどの多くのバリデータパートナーを介してステークする方法です。 また、十分なトークンを購入すれば、自分のノードを作ることもできます。最初の1年間は自由に取引できるトークンはステークで稼いだものだけなので、ステークを忘れないようにすることが重要です。最初の1ヶ月間は20%APY、次の17ヶ月間は5%APY、その後は3%APYとなります。 現在NFTではゲームやアートが主流ですが、Flowで将来的に主流になると予想されるユースケースはそれ以外だったりしますか? たくさんあります。 個人的には分散化がアートに何をもたらすのかとても楽しみです。仲介者をカットして、既存のファンベースを活用して、エバンジェリストに変えることで、アーティストが以前よりもずっと多くの露出を得ることができるようになると思います。 DeFiとアートが交差するところでの新しいビジネスモデルの可能性にも興奮しています。 また分散型ソーシャルネットワークには大きなチャンスがあると思います。ソーシャルネットワークとユーザーの所有権の間で共有されたステートを持つことができるという考えは、権力の力学を変え、それらのネットワークと私たちの関係を巨大なものにすると思います。 伝統的なDeFiを超えて、私は分散化が保険、不動産、車のような物理的なコレクターアイテムのような産業にどのように影響を与えるかに非常に興奮しています。 分散化によって、多くの人が以前はアクセスできなかった素晴らしい資産クラスにアクセスできるようになると思います。 Dapperでは常に「無限の可能性を秘めたオープンワールド」について話しています。これこそがブロックチェーンとコンポーザビリティの真の美しさだと考えています。 自分がまだ夢にも思っていないようなことを、他の人が想像するような素晴らしいことに、私は最も興奮しています! ワーナーミュージックとのパートナーとありますが、音楽のユースケースはどのようなものがありますか? はい、音楽におけるブロックチェーンのユースケースがたくさんあります。今年はミュージシャンと一緒にコレクティブルを始めました。 しかし他にも多くのユースケースがあります。音楽の権利をデジタル化している人にはとても便利だと思います。 アーティストがお互いのメロディを借りることができます。さらにファンが人々のアルバムやロイヤリティの権利の一部を所有することは、いつか巨大な領域になると思います。 個人的にはゴリラズの著作権の一部を所有したいですね まとめ 本記事では、FlowのAMAについての内容をまとめました。 Flowに関しての情報を今回のAMAを通して、ビジョンや彼らの目指すべきものも見えてきたと思います。 現在、Flow BlockchainではCoinListによるオークションも10月6日より開始しています。今回の件で、興味を持った方は是非ともチェックしてみてはいかがでしょうか Flow Twitter Flow Japan Twitter Flow Telegram
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2020/10/06Coincheck(コインチェック)が、CryptoKittiesを運営するDapper Labsと連携開始
コインチェックが10月6日、世界初のブロックチェーンゲーム「CryptoKitties」を提供するDapper LabsとNFTプラットフォーム事業において連携開始したことを発表しました。 あわせて、同社が提供する次世代のゲームやデジタル資産管理に最適なブロックチェーン「Flow」との連携も検討していくことを発表しています。 コインチェック社は、2020年8月よりNFTマーケットプレイス事業の検討を開始し、「The Sandbox」の取扱いに向けた連携、大人気ゲーム「マインクラフト」内で利用可能なNFTの取扱いに向け「Enjin」と連携を開始しています。 今後、コインチェック社が「NFTマーケットプレイス」を展開することで、ユーザーはより手軽に・安全にお取引できる環境を、NFTを発行する企業等には登録ユーザー数210万超えのユーザーへアプローチする機会を提供し、次世代の価値交換の手段となる「NFT」の市場拡大を目指していくとしています。 現在、Dapper Labsが開発するFlow Blockchainに関しての詳細な説明はこちらの記事から解説を読むことができます。