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2024/05/01ビットコイン急落、ナスダック上場企業の株価も大幅下落
ニュースのポイント・ビットコイン急落によりナスダック上場関連企業の株価も大幅下落 ・Coinbaseは6.5%、マイクロストラテジーは17.6%の株価下落を記録 ・マイニング最大手マラソン・デジタルの株価も1日で10%以上下落 ビットコインの価格が60,000ドルを割り一時1 BTC = 57,000ドル台を記録するなど急落が続く中、ビットコインに関連するナスダック上場企業の株価も大きな影響を受けています。 米国を中心に仮想通貨取引所を運営するCoinbaseの$COINは1日で6.5%の株価下落。一時は2021年と同様の高水準に達していたものの、現在は今年2月末の水準まで株価が下がっています。 4月末時点の最新報告で214,400 BTCを保有しているマイクロストラテジー社の株価は、1日で17.6%の下落を記録。ビットコインの保有開始以降、過去最高となっていた3月末の株価から-45%と大幅な下落を見せています。 同社は先月に780万ドルのコストで122 BTCの買い増しを発表していましたが、購入を発表した直後にビットコインの大幅な下落を迎えています。 関連記事:マイクロストラテジーのCEOマイケル・セイラー氏、「永遠に」ビットコイン購入を続ける考え示す In April, @MicroStrategy acquired an additional 122 BTC for $7.8 million and now holds 214,400 BTC. Please join us at 5pm ET as we discuss our Q1 2024 financial results and answer questions about the outlook for #BusinessIntelligence and #Bitcoin. $MSTR https://t.co/h40yyrgEb0 — Michael Saylor⚡️ (@saylor) April 29, 2024 ビットコイン半減期を迎え、マイナー報酬への影響が懸念される最大手マイニング企業のマラソン・デジタルの株価は、1日で10.9%の下落を見せました。 今年3月末時点で同社が保有するビットコインは17,381枚となっており、今回の相場の急落やビットコイン半減期の影響に対する同社の動向に注目が集まります。

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2024/05/01ビットコイン、60,000ドル割る|1週間で11%の下落
ニュースのポイント・ビットコインが60,000ドルを下回る ・1週間で約11%の下落 ・現物型ビットコインETFへの資金流入も減少中 ビットコインが60,000ドルを下回り2月末から続いていた高価格帯でのレンジを下に抜けています。直近1週間で同通貨は約11%の価格下落を見せています。 ビットコインの先物市場では、*24時間で1.09億ドル(約172億円)のポジション清算が発生しており、そのうちロングポジションが9割を占めました。*coinglass参照 また、機関投資家が参入していることでも知られ現在BinanceやBybitなどの主要仮想通貨取引所を凌ぎビットコインのOI(未決済建玉)でトップに位置するCME(シカゴ・マーカンタイル取引)のOIは直近24時間で15%以上減少しています。 [caption id="attachment_112687" align="aligncenter" width="837"] ビットコインの先物取引のOIランキング|画像引用元:coinglass[/caption] 香港で取引開始もETFへの資金流入は大幅減少 年初と比較すると、現在のビットコインの価格は未だ高水準であると言えます。 しかし、これまでの強気相場と比較して明確に変化が生じているのが、現物型ビットコインETFへの資金流入量です。 Farside Investoresが公開している最新データによると、4月30日の米市場提供される11社全てのビットコインETFから資金が流出または資金流入が発生しませんでした。11社トータルでは、3.26億ドルの資金が同商品から流出しています。 ここ数日で、最も顕著な資金フローの変化が生じているのは、フィデリティが提供するFBTCで、4月25~4月30日の期間で連日、資金流出額が資金流入額を上回っています。 フィデリティは、グレースケールやブラックロックに次ぐビットコインETF規模を誇る資産運用会社で、現在約81.2億ドルが現在同社のビットコインETFの規模となっています。 Bitcoin ETF Flow (US$ million) - 2024-04-30 TOTAL NET FLOW: -161.6 (Provisional data) IBIT: 0 FBTC: -35.3 BITB: -34.3 ARKB: 3.6 BTCO: -2.4 EZBC: 0 BRRR: 0 HODL: 0 BTCW: 0 GBTC: -93.2 DEFI: 0 For all the data & disclaimers visit:https://t.co/4ISlrCgZdk — Farside Investors (@FarsideUK) May 1, 2024 昨日には、香港で4社(うち2社は合同)が手がけるビットコインとイーサリアムの現物型ETFが香港証券取引所で取引開始となりました。 アジアタイムゾーンの投資家を惹きつけるポテンシャルを秘めていることや中国最大手の資産運用会社がETFを手掛けていることなどから、一部からの期待が寄せられていたなか、6つのETFの初日の取引高は1,120万ドルを記録し米国市場の取引高の46億ドルと比較し軽微な動きとなりました。 先月にはマイナーの報酬が半分となる半減期の到来や、Runesなどの新たなソリューションが生まれ様々なトピックで注目を集めているビットコインの今後に注目です。 記事ソース:Farside Investors、coinglass

NFT
2024/05/01Azuki、アニメを公開|関連NFTもZoraにて販売
NFTコレクションのAzukiのアニメ化された作品が、YouTube上のAzuki公式チャンネルで公開されました。このアニメは、4月に発表されたもので、エピソード1の『待つ男(The Waiting Man)』が予定通りに公開されています。 Azuki presents Enter The Garden Episode 1: The Waiting Manhttps://t.co/XSbJ5RCK45 pic.twitter.com/zOIgwdXoEx — Azuki (@Azuki) April 30, 2024 今回公開された、エピソード1『待つ男(The Waiting Man)』は、8分45秒のショートアニメで、公開から約9時間で約1.8万回再生されています。声優には、鬼頭明里氏がHaru役、杉田智和氏がT.K.役で出演しています。 関連:Azuki、アニメ作品を発表|4月30日公開予定 アニメの公開に合わせて特設サイトもオープンしました。このサイトでは、テレビのノブを回すことで、まだ未公開の映像が一部確認できます。さらに、キャラクターのHaruとT.K.についての詳細情報が掲載されており、HaruはNFT #1093、T.K.はNFT #3446をモデルになっていることが示唆されています。また、Azuki + Green Beanのホルダーは、ウォレットを接続することで何かが起こると公式Xアカウントにて言われています。 さらに、『待つ男(The Waiting Man)』のNFTも発行され、Zoraプラットフォーム上でArbitrumにて0.006ETHで販売されており、現在356ミントされています。このNFTの映像はYouTubeで公開されているものと同様のものとなっていました。 サイン入りデジタルポスターもNFTとして販売されており、こちらは0.003ETHで提供されています。販売期間は、1ヶ月となっています。売上は、エピソード1に携わった制作スタジオに直接寄付されることが公表されています。 ストーリーは、まだ続いていくのでエピソード2以降にも注目していきたいところです。 記事ソース:Azuki X、ウェブサイト

NFT
2024/04/30NFTとDAOを活用した地域活性化、長野県天龍峡と宮崎県椎葉村が次なる候補地に
株式会社クリプトヴィレッジは、NFTやDAOの概念を活用して地域復興を目指すNFTプロジェクト「Nishikigoi NFT」の取り組みの一環として、新潟県長岡市山古志村に続く新たな候補地選びでコミュニティ投票を開始しました。今回の候補地として選ばれたのは長野県天龍峡と宮崎県椎葉村です。 📢いよいよ本日から! コミュニティ投票がはじまりました! 候補地"天龍峡&椎葉村"チームと交流したい方は、ぜひDiscord へ🙌🎏✨ 【Nishikigoi NFT】Local DAOの新しい候補地として長野県天龍峡と宮崎県椎葉村を発表。承認を問うコミュニティ投票を開始。 https://t.co/s3AZUEWktk#nishikigoiNFT — 山古志住民会議【Nishikigoi NFT🇯🇵日本語アカ】 (@yamakoshiMTG) April 30, 2024 上記の2つの地域がNishikigoi NFTの候補となった理由として、1つ目の候補地である長野県天龍峡では、高齢化や交通網の変化によって観光客が減少し地域全体が疲弊していることが挙げられています。また、もう一方の候補地である宮崎県の椎葉村では、人口減少の影響で伝統的な舞い「神楽」の継承者が減少している状況などが指摘されています。 [caption id="attachment_112665" align="aligncenter" width="1109"] 長野県天龍峡(左)と宮崎県椎葉村(右)|画像引用元:PR TIMES[/caption] Nishikigoi NFTの保有者は、2つの候補地を次のLocal DAOの拠点とするかどうかに関する投票に参加します。(結果は6月11日に発表) Nishikigoiプロジェクトが提案する「Local DAO」とは、NFTを活用してデジタル村民と実際にその地域に住む住民が共同で構成する組織形態です。これにより地域コミュニティの新しい在り方を模索しながら、地域活性化を目指しています。 [caption id="attachment_112659" align="aligncenter" width="587"] 山古志村の例|画像引用元:PR TIMES[/caption] 今回の発表について、株式会社クリプトヴィレッジは下記コメントを残しています。 「このNFTとローカルの組み合わせによって生まれた新たな共同体の形を「Local DAO」と定義し、その概念を確立するために活動してきました。旧山古志村での第一弾Local DAOの開始から早くも2年が経過し、その間、このLocal DAOが、今後の地域コミュニティの在り方として社会に定着するか否かを探求してきました。このLocal DAOが単なる「ファーストペンギン」の特殊解にとどまらず、日本や世界中のローカルコミュニティで応用可能な汎用解となり得るかを実証するため、次のステップに進んでいます。」 金融領域のイノベーションに焦点を当てたWeb3の取り組みが多い中、Nishikigoi NFTではクリプトネイティブではない現地の住民を交えながら社会課題の解決に取り組んでいます。引き続き同プロジェクトの取り組みに注目が集まります。 記事ソース:PR TIMES

NFT
2024/04/30VeVe、アサシンクリードのアセット販売を発表
NFTを活用したデジタルフィギュアのプラットフォームのVeVeは、Ubisoftの有名なゲームシリーズ「アサシン クリード」のキャラクターの販売を開始することを発表しました。 Unveiling the first @assassinscreed digital collectible from @Ubisoft featuring Bayek! 🏹 The principled Medjay of Siwa, his quest for justice birthed the Hidden Ones, shaping the Assassin's Creed legacy! Bayek drops Sun, 5 May at 8 AM PT https://t.co/S5Se41rnNG pic.twitter.com/hgypeJryQn — VeVe | Digital Collectibles (@veve_official) April 29, 2024 この取り組みにより、2007年にデビューして以来、全世界で2億本以上の売上を記録しているこの人気シリーズのファンは、デジタル形式でキャラクターを購入することが可能になります。 販売されるNFTは、「アサシン クリード オリジンズ」に登場するキャラクターで、これはシリーズの10番目の主要作品です。販売は2024年5月5日午前8時(PT)に開始され、価格は50.00Gem。エディション数は2,017で、レア度は「ウルトラレア」とされています。 今回「MCP Priority Bidding」という制度があります。この制度では、ドロップウェイトリストに参加したユーザーがMCPポイントを使用して優先ウェイティングリストに入札することが可能です。ドロップ時には、最高入札者にコレクタブルの予約権が与えられます。購入を検討している方は、このシステムについても理解しておくことを推奨します。 記事ソース:VeVe X、VeVe Blog

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2024/04/30香港でビットコイン、イーサリアムの現物型ETFが取引開始
香港証券取引所 (HKEX) でビットコインとイーサリアムの現物型ETFの取引が開始されました。記事執筆時点で各3社(4社)の現物型ETFが提供されています。 [caption id="attachment_112637" align="aligncenter" width="900"] HARVEST BITCOIN SPOT ETFの取引画面|画像引用元:HKEX[/caption] 現在提供されているのは下記4社によって提供されるビットコイン、イーサリアムの現物型ETFで、それぞれ香港ドルと米ドルの2つの通貨で売買が可能となっています。 Bosera Asset Management / Hashkey Capital ChinaAMC(華夏基金) Harvest Fund Management(嘉实基金) 香港の仮想通貨ETFは、アジアタイムゾーンの投資家を惹きつけるポテンシャルを秘めているとして注目を集めています。 Bosera Asset Managementによると、同社が提供するETFにおいて投資家は$BTCと$ETHを直接使用し対応するETFのストックを引き受けることが可能。また、ETFに関する資産は独立カストディアンであるBOCI-Prudential TrusteeとHash Blockchainに委託される形で管理される模様です。 2010年設立されたBoseraは、香港最大の中国系資産運用会社のひとつです。また、Boseraと共同でETF商品を手がけるHashkeyは、香港で公式ライセンスと共に仮想通貨取引所を運営する企業グループで、今年1月には評価額12億ドル越えで約1億ドルの資金調達を実施する有力企業です。 また、今回これらの企業と並んで仮想通貨ETFの提供を開始したChinaAMC(華夏基金)は、2022年末の資産規模が1.77兆元(約37兆円)に及ぶ中国最大手のETF運用会社となっています。 中国本土で仮想通貨が全面的に禁止されるなか、同国の資本や企業が香港を経由して仮想通貨市場に流入されることが見込まれます。 関連:HashKeyがイーサリアムレイヤー2の「HashKey Chain」を発表 記事ソース:PR Newswire、HKEX

NFT
2024/04/26Magic EdenがBaseマーケットプレイスをリリース
NFTマーケットプレイスのMagic Edenが、「Base」に対応し、Base NFTコレクションの売買ができるマーケットプレイスを開始しました。これにより、Magic Edenはサービスの幅をさらに広げ、多様なブロックチェーンに対応することでユーザー拡大を狙っていることが伺えます。 Magic Eden is officially based 🔵 Collect Diamond Rewards and enjoy a 0.5% fee for a limited time on our new Base NFT Marketplace. Emmy’s dripped out and can’t wait to see you there. pic.twitter.com/YrK6DhL36p — Magic Eden 🪄 (@MagicEden) April 25, 2024 Magic Edenは、Baseでも「Launchpad」機能をローンチしています。これは新しいNFTプロジェクトが市場に出るための機能で、現在「Offline Oracles」というコレクションが販売されています。 Magic Edenはまた、自社のウォレットもBaseに対応し、Baseのアセットがサポートされるようになりました。これにより、ユーザーはMagic Edenウォレットを使用してNFTの売買が可能になります。 関連:Magic Edenがマルチチェーン対応ウォレットをリリース さらに、Magic Edenは以前から提供しているダイヤモンドリワードプログラムにもBaseが対応していることを発表しています。 Magic Edenは、最近になってRunesやOrdinalなど他のブロックチェーンプラットフォームにも対応しており、その対応幅を着実に広げています。これにより、マーケットプレイスとしての価値を高め、さらなる成長を目指している模様です。 Baseへの対応により、どれだけ取引ボリュームが増加するかが注目されます。 Magic EdenとTensorの動向と戦略比較レポート 記事ソース:Magic Eden X

Press
2024/04/25『Messari Japan Kick-Off Party』イベントレポート
- web3プロフェッショナルファームDeFimans初主催イベントにてMessari JAPANをお披露目 web3調査企業世界最大手のMessari, Inc.(以下「Messari」)と日本展開に際し独占パートナー契約を締結した株式会社DeFimans(所在地:東京都港区、代表取締役:小野 暢思・佐藤 太思、以下「DeFimans」)は、Messari JAPANのローンチを記念して、2024年4月15日(月)に招待制のキックオフパーティを開催しました。 ・Messari Japan Kick-Off Party 2024年4月15日(月)、日本を拠点にweb3領域のコンサルティング等を手掛けるDeFimansが、世界トップレベルのweb3マーケット分析プラットフォーム「Messari(メッサ―リ)」のサービスのお披露目を目的としたプライベートイベントを開催したことをお知らせします。 イベントはDeFimansが主催し、国内外からスポンサー企業やメディアパートナーが協賛。当初の想定を上回る150名ほどの招待者が会場に集まりました。 Messari Japanのローンチを記念して会場にはMessari本部より事業開発アジア責任者のChris Ngo氏、司会にはForbes JAPAN 執行役員 Web編集長の谷本有香氏など、豪華なスピーカー及びゲストが駆けつけました。 ・開会:Messari JAPAN祝福スピーチ DeFimans代表取締役の小野のオープニングスピーチにてイベントは開幕。コンサルティングや資金調達、海外進出支援など幅広いサービスをハンズオンで行うDeFimansのメンバーを「傭兵部隊」と表現し、特に日本のweb3事業がスケールするための戦略からエグゼキューションまで全ての武器を用意し業務支援体制を厚くする姿勢を示しました。 シンガポール現地にて独占パートナーシップを締結した背景、Messariを日本展開するに至った経緯を紹介し、今回のプロジェクトにかけてはDeFimansきってのグローバルの強みを活かしてMessari Japanの日本においてのオンボーディングサポートを行う旨を語りました。 DeFimans代表取締役の佐藤はMessari Japanの提供サービス内容を説明し、グローバル水準に日本のweb3業界を引き上げるための起爆剤として、Messariの役割についてアピールしました。 まずMessari最大の価値を「情報量と更新頻度」と捉えた佐藤は、「毎週5-10の最新レポートが追加される豊富なコンテンツ量があり、中にはプロトコル分析、四半期レポート、エコシステムレポート、アナリストノートに加え、主要なイベント情報やプロトコルアップデートなどがワンストップでまとまっている」とMessariの特徴をまとめました。また、網羅性の高い情報とトレンドを捉えた深い考察があるMessariは、特に金融機関をはじめとしたクリプト投資家、市場調査やコンサルティング会社、web3事業企画者にとって欠かせないツールになることに触れ、「取引・投資プロセスの判断材料として利用でき、資金調達の考察、コンプライアンス業務の効率化を促進します」と、グローバルでのMessariのユースケースに関しても言及しました。 Messari本部から出席した事業開発アジア責任者Chris Ngo氏も登壇し、Messariが日本進出に踏み切った背景を「日本政府の政策方針が非常にweb3フレンドリーになったこと」と「金融をはじめとする様々な業界からweb3起業家が多く輩出されていること」をあげ、Messariのサービスを求める声が拡大していることを語りました。 「事業フェーズに関わらず、ワンストップでweb3ビジネスに関わる人たちの大きな武器となります。」と、日本マーケットにおいてMessari導入のメリットを伝えました。「日本のマーケットを熟知し、顧客接点を強みとするDeFimansとのパートナーシップを通して、日本の皆様に我々のサービスを提供させていただけることを誇りに思います。」と、笑顔でゲストと乾杯。Messari Japanの日本展開に向けて本腰の姿勢を示しました。 ・Messariプレゼンテーション「Crypto is (still) inevitable」 イベント最初のコンテンツとして、MessariのHead of Business Development, AsiaのChris Ngo氏より、合計約100種のネットワーク・プロトコルから得られるオンチェーンデータ、最新ニュースやハッキングなどの障害報告、マーケットデータ、個別プロジェクトの資金調達動向、そして独自のリサーチレポートを踏まえたMessariの暗号資産最新トレンドのプレゼンテーションを行いました。 Messariが注目する4つのトレンドを挙げ、「加速するweb3の分散化がキー」と意気込みました。 Account AbstractionによるUXの簡易化 DePIN(分散型物理ネットワーク) DeFiの勢力伸長 金融機関破綻のヘッジとしてセルフカストディ増加 まずAccount Abstractionによりweb3サービスのUXが向上したことを挙げ、ウォレット作成やプライベートキー管理の負荷をユーザーにかけずに済む機能が、web2サービスと同様の手軽さでユーザーを円滑にweb3サービスにオンボーディングすることの利用価値が認識され始めたことを挙げました。 2つめのトレンドにDePIN(分散型物理ネットワーク)を挙げ、使われていない貴重資源へのアクセス権を分散管理し、マネタイズするための仕組みが増えていることに言及しました。ChatGPTのようなAIモデルのトレーニングに使われ膨大な利用コストがネックとなるGPUを例に挙げ、分散型管理システムを利用することで余剰GPU計算力を一般ユーザーに貸し出すRender NetworkなどのDePINプロジェクトが増え、大手テック企業も参画していることを語りました。 3つめに、CEX(中央集権型取引所)比較で、Uniswapに代表されるDEX(分散型取引所)のマーケットシェアが拡大してることを提言し、DeFiがいかに主力になっているかを示しました。 最後に、分散化されていない既存金融機関の不透明さに不信感を募らせるユーザーが、セルフカストディ・暗号資産をあえて取引所に預けず自分で保管するケースが増加傾向にあると応え、取引所に預けられているビットコインの総量が2020年3月以来減少していると加えました。 Chris氏は「これら最先端のweb3トレンドを抑えたいとお考えの方は、ぜひMessariのサービスをご利用ください。」と締めくくりました。 ・【特別コンテンツ】特別ゲスト対談『”日本をweb3先進国に!” 国家戦略におけるweb3政策と自民党web3PTの最新動向』 モデレーター:谷本有香 / Forbes JAPAN 執行役員 Web編集長 証券会社、Bloomberg TVで金融経済アンカーを務めた後、米国でMBAを取得。その後、日経CNBCキャスター、同社初の女性コメンテーターとして従事。これまでに、オードリー・タン台湾デジタル担当相、トニー・ブレア元英首相、アップル共同創業者のスティーブ・ウォズニアック、ハワード・シュルツ スターバックス創業者はじめ、3,000人を超える世界のVIPにインタビューした実績有。 スピーカー:平将明 / 衆議院議員 自民党web3プロジェクトチーム座長 衆議院議員(6期)、衆議院原子力問題調査特別委員会委員長、自民党AIの進化と実装に関するPT座長、自民党フュージョンエネルギーPT座長、自民党新しい資本主義実行本部幹事長、自民党東京都連政調会長などを務める。 モデレーター谷本氏が、かつて日本が世界に誇ってきた技術分野で再び世界の先頭に立つにはどうすればよいかを、特別ゲストに平将明衆議院議員を迎えお伺いしました。web3の活用やブロックチェーン技術を日本の課題解決のカギとする「web3政策」を国家戦略とした背景を説明され、国として目指す姿について言及されました。 当イベントの数日前に発表された「web3ホワイトペーパー2024」についても触れ、暗号資産事業の直面している課題に対して国としての事業環境整備の取組みを紐解く中で、税制の課題などは長期的視点で向き合う必要があることを語られた一方で、DAOに関する取組みの活性化に期待を寄せるなど、日本のweb3の未来への着実な打ち手と希望を示されました。 パネルディスカッション『資産運用の未来』 モデレーター:小野暢思 / 株式会社DeFimans 代表取締役 スピーカー:狩野弘一 / SBI Zodia Custody株式会社 代表取締役社長 工藤秀明 / Laser Digital Japan株式会社 代表取締役 森田直樹 / アビームコンサルティング株式会社 金融ビジネスユニット シニアマネージャー/web3コンサルタント 2部構成となるパネルディスカッションの最初のパートでは、デジタル資産市場が拡大するなか、資産管理、インフラ構築における最新動向に触れながら、金融業界の向き合い方や資産運用の取組み可能性を議論頂きました。 コンサルティングの観点から、金融業界共通のトレンドや既存金融並びにDeFiの投資・取引活動の課題感のシェアリングに始まり、資産管理やインフラ構築における課題点や、求められている金融エコシステムや変わりつつあるインフラの現状に関して工藤氏が意見を述べられました。その状況を踏まえた上で目指すべきカストディ業務の構想と異議について狩野氏が言及されました。複数ウォレットの保持により管理が煩雑になっている点や、税制整備が早く進まない状況も踏まえ更なる環境整備が必要と課題感も上がっている一方で、しっかりユーザーに耳を傾け対話していくことが大事、とビジネスの成長への兆しと資産運用業界の展望も伺えました。 ・パネルディスカッション『ID x web3最前線』 モデレーター:小野暢思 / 株式会社DeFimans 代表取締役 スピーカー:柴田 秀樹 / 株式会社Kort Valuta 代表取締役 紫竹佑騎 / 合同会社暗号屋 代表社員 生活基盤に今まで以上にIDの日常需要が高まる中、web3と掛け合わされるとどのようなシナジーが起きるのか、存在感高まるIDtechの市場の変化を、最前線で支えるお二人のスピーカーを迎えてお伺いしました。 まず、マイナンバーカードやグローバルIDカードの例を挙げながら、そもそもID市場のトレンドとは何か、DIDとは何かを議論し、ID市場にweb3がどう関わっているのか紫竹氏が説明しました。プロダクトを作る側である柴田氏と紫竹氏の実現させたい世界観を伺いながら、既存インフラで実現していることをあえてブロックチェーンで実施する意味と異議について言及。パネルディスカッション前編パートでもあったように、ウォレット乱立現象については「ブラウザ戦争に似ている」とお話されており、プロダクトに落とし込み社会実装する上でのハードルや実際の取組み内容についてケースを述べられました。 ・Messari JAPANグッズ抽選会 オリジナルのMessari JAPANグッズがもらえる抽選会を行いました。また、イベントを記念してMessari JAPANの期間限定のディスカウント情報もイベント参加者限定で解禁されました。 ・「この一年は勝負の年に」日本発web3事業を牽引 フリーフローのドリンクとカナッペが並ぶ会場ではネットワーキングの時間も設けられ、会場やテラスで参加者同士の交流も盛んに行われました。 協賛企業のグッズやリーフレットなども設置され、日々情報が生命線となるweb3業界での情報交換とコラボレーションは、業界全体のグローバル水準の引き上げに貢献すると信じ、DeFimansは今後も交流イベントの実施・参加の体制を強化してまいります。 ・Messari JAPANについて Messariはユーザーが自信を持ってデジタル資産/web3市場をナビゲートできるよう、マーケットインテリジェンス製品プロバイダーとして2018年に設立以来、デジタル資産市場のリーディングプラットフォームとして活用されています。グローバルなリサーチ・データベース、包括的なデータの可視化、プロトコル調査などの資産発見ツール群を組み合わせることで、業界に透明性とよりスマートな定性・定量分析をもたらします。 日本公式ウェブサイト:https://messari.co.jp お問い合わせ :[email protected] 株式会社DeFimansについて web3業界で実業経験を積んだメンバーによって設立されたDeFimansは、トークンエコノミクスの構築やブロックチェーン技術の活用等、web3領域に特化したハンズオン型のプロフェッショナルファームです。web3ビジネスでの“信用”を創造し、クライアントと共に日本のweb3業界の発展に向けて歩み続けます。 代表者:代表取締役 小野 暢思 佐藤 太思 所在地:東京都港区虎ノ門5丁目3番1号 第一榎ビル4F 設立:2022年7月 事業内容: トークノミクス、DeFi、GameFi・ブロックチェーンゲーム、海外展開、事業戦略、新規事業開発、ブロックチェーン社会実装、NFT、dApps、DAO等に係るコンサルティング支援 資金調達・資本政策、マーケティング、翻訳等のハンズオン支援 Messari Japan運用 公式ウェブサイト:https://defimans.com/ X(旧Twitter):https://twitter.com/DeFimans Medium:https://medium.com/@DeFimans 総合お問合せ:[email protected] Press Released Article ※本記事はプレスリリース記事となります。サービスのご利用、お問い合わせは直接ご提供元にご連絡ください。 [no_toc]

ニュース
2024/04/25「ミームコインは仮想通貨への見方を悪くする」著名VCのCTOが批判
[ad] 著名VCのa16zクリプト部門でCTOを務めるエディ・ラザリン氏が特定の著名人やパロディなどをモチーフとする仮想通貨の一種であるミームコインに対する批判を行いました。 Memecoins alter how the public, regulators, and entrepreneurs see crypto. At best, it looks like a risky casino. Or a series of false promises masking a casino. This deeply affects adoption, regulation/laws, and builder behavior. I see the damage every day. You should too. — Eddy Lazzarin 🟠🔭 (@eddylazzarin) April 24, 2024 ラザリン氏は"ミームコインが仮想通貨分野の開発者の幻滅と離脱を引き起こしている"とする主張を支持し、「ミームコインは技術的にあまり興味深いものではなく少数のユーザーにのみ支持されている危険なカジノのようなものに見える」とコメント。 さらに、"ユーザーによるミームコインへの参加はDePinやDeFiなどその他の分野への参加を妨げるものではない"との主張に対しては「一般人や規制当局、起業家からの仮想通貨に対する見方が悪化する」とし、業界の根本的な発展に悪影響を及ぼすとしました。 「苦難が起きているにも関わらず人々はミームコインを支持している」 ラザリン氏の一連の発言に対してこう批判するユーザーも現れています。 「どちらがより大きな損害を与えているかについては、非常に議論の余地がある a) トークン流動性スキームを隠す画期的な技術を約束するプロジェクト b) ボラティリティとエンターテインメント以外何も約束しないミームコイン これに対しラザリン氏は、前者を擁護するユーザーは存在しない一方、後者のミームコインについては、業界でさまざまな面で苦難が起きているにも関わらず多くのユーザーが支持している現状を指摘しました。 Nobody is writing essays defending the concept of “fake tech to mask token liquidity schemes”. But people are defending memecoins while the industry is struggling on multiple fronts. — Eddy Lazzarin 🟠🔭 (@eddylazzarin) April 24, 2024 同氏は、TL全体でミームコインの購入などの何らかのプロモーションが報酬と共に行われている現状に「単なる宣伝以上のものである」と指摘しています。 今年1月の米SECによる現物型ビットコインETF承認後の強気相場では、ミームコインは主に価格上昇の面で注目を集めてきました。 関連:ミームコインの時価総額、2024年3倍増で8.5兆円規模に 一部ミームコインプロジェクトでは、X上に記載されたウォレットアドレスに直接資金の送金を要求する形式のトークンプレセールが実施され、そのまま持ち逃げされた事例なども発生しています。 批判的な見方も寄せられるミームコインですが、特定のブロックチェーンの盛り上がりを可視化する指標となったり、特定の価値観に共感するコミュニティの結束をより強固にする役割を果たしているとの見方もあります。 また、ミームコインの代表格とも言えるドージコイン ($DOGE) や柴犬コイン ($SHIB) の合計時価総額は現在約3,460億円でランキング上位に位置しており、安易に無視できる存在ではないでしょう。 各ユーザーがWeb3に関するイノベーションへの認識や関わり方を意識する必要があると言えます。

NFT
2024/04/25NFTコレクション、BAYCが3Dアバターのファイルを提供開始
Yuga LabsのメインNFTコレクションである、Bored Ape Yacht Club(BAYC)がユーザーに向けて3Dアバターの提供を開始しました。このデータは、おそらくホルダー向けのデータとなっています。 この新しい取り組みにより、該当ウェブサイトのプロフィールページから直接3Dファイルをダウンロードできるようになり、作品を作ることが可能となっているようです。 Bring your Apes to life. BAYC 3D avatars are now available for download from your profile on https://t.co/fETPKfYVmc. pic.twitter.com/gOeLxDBRkS — Bored Ape Yacht Club (@BoredApeYC) April 24, 2024 ユーザーは既にこれらの3Dファイルを使ってさまざまなクリエイティブな作品を公開し始めています。また、これらの3Dファイルを活用するためのBlenderチュートリアルもいくつかのユーザーによって公開されており、技術的な支援も広がっています。 So exciting to see the 3d ape models come to life! To celebrate, I put together this light tutorial to level up your ape PFP in 3D using blender. Check it out and give it a try! ✨@BoredApeYC @yugalabs pic.twitter.com/ZBojKCvBPk — (@tropicalvirtual) April 25, 2024 個性あふれる作品が、ユーザーたちから公開されているので、気になる方はX(旧Twitter)でご確認ください。 更に、BAYCは4月24日(日本時間)に3周年を迎えました。この記念すべき日には、これまでの歩みをまとめた特別なムービーが公式Xから公開されており、ファンやホルダーには必見の内容となっています。 BAYCは昔からコミュニティが二次創作を制作する文化があります。今回提供された、3Dファイルたちがどのように活用されていくのか注目です。 記事ソース:Bored Ape Yacht Club X

















