仮想通貨ETFの裏側に変化、1日100億ドルの新勢力がSEC登録
よきょい

大手仮想通貨マーケットメイカーのWintermuteが、米国証券市場での足場を確保しました。子会社のWintermute USA LLCが米証券取引委員会(SEC)にブローカーディーラーとして登録され、金融取引業規制機構(FINRA)の会員になったと発表しています。
これによりデジタル資産の上場商品(ETP)で指定参加者(AP)を務める道が開けました。自己勘定での株式・株式オプション取引、取引所や店頭市場への流動性供給、自己勘定分のデジタル資産証券取引の自己清算も可能になります。ただし顧客向けの仲介やカストディは今回の登録に含まれていません。
同社は1日平均100億ドル超の取引を扱い、60を超える中央集権型・分散型取引所に流動性を供給しています。国際部門はFidelityのWise Origin Bitcoin Fundなどに流動性を提供する一方、AP役はJane Street CapitalやVirtu Americasが担ってきました。BlackRockのトークン化マネー・マーケット・ファンド「BUIDL」のスワップでも、ホワイトリスト参加者として気配を提示しています。
2025年7月にビットコインとイーサリアムのETPで現物による設定・償還が承認され、両市場をつなぐ基盤の価値は高まっています。もっともAPには通常、証券保管振替機関(DTC)の参加者資格と販売会社との個別契約が必要です。発行体からの正式な指名が、次の具体的な節目になりそうです。
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