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2022/07/04【ゼロ知識証明】プライバシー銘柄「zCloak Network」とは?テストネットのやり方も解説
先日、プライバシーソリューションを提供するzCloak Networkが、シリーズAでCoinbase VenturesやKucoin Venturesから$5.8Mの資金調達を行ったと発表しました。 Thank you all for your support! zCloak Network will keep building for user privacy solution in Web 3.0. pic.twitter.com/wuIKj4lWXP — zCloak Network (@zCloakNetwork) June 17, 2022 zCloak Networkは2022年6月6日に初のプロダクトとなるzkID.appをローンチ。特定の要件を満たしたZK証明を送信することで、記念としてPOAP NFTがエアドロップされます。 本記事では、zCloak Networkの基本的な概要やプロダクト(zkID.app)を触って、POAP NFTのエアドロップを受け取る方法について解説していきます。 zCloak Networkとは https://zcloak.network/#/ zCloak Networkは、Polkadotベースのプライバシーを保護するコンピューティングプラットフォームです。 2020年に設立されたzCloak Networkは、2020年9月にWeb3 Foundationから助成金を獲得。Polkadot ecosystemのパラチェーンにZKP(ゼロ知識証明) as a Service (ZKPaaS)を提供し、web3のプライバシー保護を行うことをプロジェクトの目的としています。 zk-STARKバーチャルマシンを搭載したzCloak Networkを使用すると、第三者のサーバーにデータを送信せずに、個人データの計算と分析が可能となり、データの漏洩や悪用の防止が可能となります。 zCloakのプロダクト「zkID.app」では、ユーザーはDeFiや認証アプリを使う際にプライバシーを保護するセルフソブリンIDを提供することで、自身のデータを第三者に公開せずに任意のエンティティに対してID属性の証明が可能となります。 ゼロ知識証明によりプライバシーを開示する事なくデータを以下主要チェーンのDapps (Defi、NFT)で使用できます。 Polkadot ・Kusamaのパラチェーン Ethereum Polygon Binance Smart Chain Solana これらのブロックチェーンのDappsは、zCloak Networkに組み込まれているZKPインフラストラクチャを使用することで、プライバシー/スケーラビリティに関連する機能をユーザーに提供できる強みが得られます。 zkID.appを触ってPOAP(Proof of Attendance Protocol)NFTを請求してみよう https://zkid.app/ zCloak Networkの最初のプロダクトであるzkID.appを触り、データを第三者に公開することなく自分であることを証明し、記念POAP NFTのエアードロップを受け取ってみましょう。 手順は以下の通りです。 ======================== Metamaskのウォレットを用意する Moonbase Alphaのネットワークを追加する zkID.appとMetamaskを接続する zCloak ID walletをインストールする zCloak kingdomを探検する ======================== 1.Metamaskのウォレットを用意する Metamaskのウォレットは下記記事で解説していますので、インストールしていない方は、ご覧になってください。 ⇒MetaMask(メタマスク)の使い方まとめ!入出金・トークン追加も超簡単 2.Moonbase Alphaのネットワークを追加する 適切なチェーン&ネットワークIDに接続出来るChainlistを使いMoonbase Alphaのネットワークを追加していきましょう。 「moonbase」と入力して「Add to metamask」をクリックします。 ネットワーク名、URL、チェーンIDを確認して「承認」をクリックします。 追加したことを確認します。 3. zkID.appとMetamaskを接続する zkID.appにアクセスしメタマスクに接続していきます。 この時にネットワークがMoonbase Alphaになっていることを確認してください。 「Get stared」をクリックします。 今回のガイドを行っていく際にガス代として使用するトークン (DEV)がメタマスクに配布されています。 4. zCloakID walletをインストールする Google拡張機能でzCloak ID walletをインストールしましょう。 Google chromeの拡張機能に追加します。 zCloak ID walletは、クレデンシャル (ID)の保存、ZK計算の実行、およびSTARKプルーフの生成に使用されるウォレットになります。 続いてダウンロードしたzCloak ID wlalletを起動し、パスワードを設定するために「NEXT」をクリックします。 パスワードを設定して「creat」をクリックします。 5. zCloak kingdomを探検する zkID.appの画面に戻りましょう。 画面をリロードすると、「Install」が「NEXT」と表示が切り替わってるのでこちらをクリックしましょう。 クリックすると"zCloak kingdom"というダンジョンの手紙が表示されます。 こちらでは、これからダンジョンを進めていく際に、基本的な情報入力を行い、あなたであることをzCloak ID walletを使用して証明する流れが説明されています。 その証明を検証してあなたである事が正しければ、POAP(Proof of Attendance Protocol)NFTがエアドロップされます。 続いて自分の情報を入力してクレデンシャル(ID)を取得していきます。 入力するのは、 名前 誕生日 クラス(戦士・騎士・司祭・魔法使い) です。 装備のレア度はランダムで決まるので「Random」をクリックして好きなレア度を決めましょう。 "ロボットではない"にチェックを付けて「Submit」をクリックします。 するとクレデンシャル (ID)がダウンロード出来るようになるので、ダウンロードしてjsonファイルを保管しましょう。 ダウンロード終わったら「Next」をクリックします。 zCloak ID Walletへクレデンシャルをインポートする作業に入りますので、「import credential 」をクリックします。 「import」をクリックしてjsonファイルをインポートし「confilm」をクリックします。 check the detailsをクリックします。 以下の様にクレデンシャルを請求したことに成功しています。 クレデンシャル情報を取得しましたので「next」をクリックします。 プルーフをzCloak スマとコントラクトに送信するために「generate」を押してプルーフを生成します。 その後パスワードを入力して「confirm」をクリックします。 プルーフをアプリに送信しましょう。 「submit」をクリックして、プルーフをzCloakスマートコントラクトに送信します。 MetaMask Wallet拡張機能でガス料金を確認し、STARKプルーフの検証結果を待ちましょう。 証明が検証されましたので「next」をクリックします。 STARK証明が確認されました。 POAPを取得することができるようになりますので「next」をクリックします。 請求が出来るのでclaim POAPをクリックしましょう。 メタマスクが起動して自分のウォレットに配布されるPOAPのガス料金が表示されますので進めていきましょう。 何秒か待つとPOAPを取得が完了した画面が表示されます。 あまりカッコ良くないキャラクターでしたが、プロダクトを最後まで触った記念NFTとなるので、これで達成です! お疲れ様でした。 追記) Project Galaxy × zCloakのコラボが実施中です。 🪧We are launching our https://t.co/6kGpzIXr4i guide!🔥OAT giveaway powered by @ProjectGalaxyHQ 🎁Get your first Zero-Knowledge Identity and claim a personalized POAP!Retweet and tag 3 friends!✅Complete the Gleam tasks!🔗https://t.co/zqzMtX0mOc#ProjectGalaxy #zCloakNetwork pic.twitter.com/gPXlOHFcOc— zCloak Network (@zCloakNetwork) June 22, 2022 上記の流れでPOAPを請求していれば、あとはTwitterの公式アカウントフォローなど簡単なタスクでキャンペーンに参加できますのでついでにこちらもやっておきましょう。 まとめ 【POAP NFT エアドロ】Web3×ゼロ知識証明のゲートウェイであるzCloak Networkについて、解説してきましたが、いかがでしたでしょうか? プロダクトを触って請求したPOAPの閲覧や活動内容はダッシュボードでいつでも確認可能です。 そして公式ブログによるとzkID.appのユースケースは今後も増えていくと記載があります。 詳細については、Twitterやディスコードで発信していくことなので是非checkしていきましょう。 最後まで読んでいただきありがとうございました。 – zCloak Network公式リンク – web site:https://zcloak.network/ zkid.app:https://zkid.app/#/ Twitter:https://twitter.com/zcloaknetwork Medium:https://zcloaknetwork.medium.com/ Discord:https://discord.com/invite/2cxSVTHc
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2022/06/25L1⇆L2で即時送金可能 | クロスチェーンブリッジ「Across Protocol」について解説
昨今、レイヤー2プロジェクトによるエアドロップが盛んとなっており、直近ではHop Protocol、Optimismなどのプロジェクトでプロダクト利用者に対するトークン配布が行われました。 Sup sleuths—as you might have guessed, OP Drop #1 launches today. We have NOT officially announced yet, but we’re already experiencing an all-time high demand. We knew everyone would be excited, but holy cow—y’all just couldn’t wait for #OPSummer. — Optimism (✨🔴_🔴✨) (@optimismPBC) May 31, 2022 本記事では、公式mediumで「トークンは可能な限り公平な方法で配布されます」と記載されており、一部でトークンのエアドロップの可能性があるとされているプロジェクト「Across Protocol」について紹介します。 Ethereumのスケーラビリティやガス代に関する課題が浮き彫りとなった昨今、レイヤー2関連のプロジェクトは今後さらに重要となる可能性が高いです。 是非、本記事を読んで注目プロジェクトのAcross Protocolについて学んでみてください。 Across Protocol = クロスチェーンブリッジプロトコル Across ProtocolはUMA Protocolが手がけるOptimistic Oracleを採用したクロスチェーンブリッジプロトコルです。 Acrossを利用すると、レイヤー1のEthereumからレイヤー2のOptimism・Arbitrum等へ、その反対にレイヤー2からレイヤー1へとトークンのブリッジが行えます。 Acrossでは、チェーン間の即時送金を可能にするためにRelayer (中継者)という仕組みが採用されており、Relayerが資金を前もって提供しておくことでチェーン間の素早いトークン交換(通常1~3分)が実現可能です。 Across Protocolでは、記事執筆時点で以下のブロックチェーンとトークンに対応しています。 Ethereum ETH、 WETH、WBTC、DAI、USDC、BOBA、BADGER、UMA Arbitrum ETH、WETH、WBTC、DAI、USDC、BADGER、UMA Boba Network ETH、WETH、WBTC、DAI、USDC、BOBA Polygon ETH、WETH、WBTC、DAI、USDC、UMA Optimism ETH、WETH、WBTC、DAI、USDC、UMA ちなみに、Acrossでは、こちらのGoogleフォームのアンケートを提出し、UMA protocolによるホワイトリストの登録を行うことで新しいトークンのサポートを依頼できます。 Across Protocolの使い方、手順 ①MetaMaskのウォレットを用意する ②サポートされているチェーン&トークンを準備する ③AcrossにMetaMaskを接続する ④トークンをチェーン間でブリッジする 上記の手順でAcrossを触っていきます。 ①MetaMaskのウォレットを用意する MetaMaskのウォレットは下記記事で解説していますので、MetaMaskのウォレットをインストールしていない方は、ご覧になってインストールしてください。 ⇒MetaMask(メタマスク)の使い方まとめ!入出金・トークン追加も超簡単 ②サポートされているチェーン&トークンを準備する サポートされているチェーン&トークンを先に述べましたが、今回はその中からEthereumとArbitrumのチェーンを使いブリッジを行っていきます。 まだMetaMaskにArbitrum等のチェーンを追加していない場合は、RPCの手動入力でチェーンを追加出来ます。 また、シンプルな操作で自動でチェーンを追加出来るChainlistを使ってチェーンを追加する事も出来ます。 RPC手動入力の場合 こちらの情報をMetaMaskのネットワークに追加していきましょう。 ・ネットワーク名:Arbitrum ・新しいRPC URL:https://arb1.arbitrum.io/rpc ・チェーンID:42161 ・通貨記号:ETH ・ブロックエクスプローラーのURL:https://arbiscan.io/ Chainlistの場合 操作は簡単です。 connect walletでMetaMaskと接続を行います。 次に「Add to Metamask」と表示されるのでクリックします。 正しいRPC情報が出てきますので追加を承認をクリックします。 ネットワークを追加して、トークンを用意すれば完了です。 ③AcrossにMetaMaskを接続する 次にMetaMaskをAcrossに接続していきます。 例としてArbitrum⇒EthereumへUSDCをブリッジしますので、MetaMaskウォレットのネットワークは、Arbitrumに設定しておきます。 右上のconnect walletをクリックします。 MetaMaskとAcrossの接続の完了を確認したら、次に実際にブリッジしていきます。 ④トークンをチェーン間でブリッジする From:接続済みネットワーク Asset:ブリッジするトークン、数量 To:資金(トークン)のブリッジ先のネットワーク を選択して「Approve(またはSend)」をクリックします。 今回のブリッジでは、Arbitrum⇒EthereumへUSDCをブリッジしますがその際に ブリッジにかかる時間 ネットワーク先へ転送するガス代 ブリッジに発生するガス代 が表示されますので、どのぐらいのコストと時間を要するのか注意して見ましょう。 上記画像の例では、以下の内容にてブリッジが行われることになります。 →ArbitrumネットワークからEthereumネットワークに、 →769.355826 USDCをブリッジする時間が1~3分かかり、 →2.891 USDCがネットワーク先へ転送するガス代、1.214 USDCがブリッジに発生するガス代として消費され、 →イーサリアムネットワークに着金するUSDCは、765.3 USDC transactionが生成されると「Deposit succeeded」と表示されます。 ここまでで、レイヤー2のArbitrumからレイヤー1のEthereum上へのUSDCのブリッジは完了となります。 エアドロップの可能性について *ここからは、確定の情報ではなく推測情報が多く含まれますのでご留意ください。 Across Protocolでトークンのエアドロップが行われた場合、流動性提供を行ったユーザーがより多くのトークンの配布が受けられると一部で推測されています。 https://twitter.com/thiscrypto_life/status/1528538855694995456?s=20&t=_Y_Fo4Pu5sbkFRNHV8S5Mg 上記ツイートによると、1億枚のトークン ($AXS)が発行され、その内の10%である1千万枚がエアドロップとして以下のユーザーに配布される可能性が高いとのことです。 3月11日までにトークンをブリッジさせたユーザーに10% 3月18日までにディスコードへ参加したユーザーに20% 初期の貢献者に20% LP提供者に50% 今回は、4番のLPの提供を行う手順を簡単に解説したいと思います。 *ネットワークはイーサリアムのみ選べるようになっています。 先ほど同様にAcrossにアクセスし、MetaMaskを接続した状態で、画面中央でPoolを選択します。 次にドロップダウンのメニューからトークンを選びます。(今回はUSDCを$500分LPに提供してみます) 入力したら「Approve」をクリック。 次に表示される「Add Liquidity」を」クリックしてトランザクションが生成され、Deposit succeeded (入金に成功しました)」と表示されれば流動性の提供は終了です。 とても簡単ですね。 繰り返しになりますが、紹介したエアドロップの有無や配分、対象条件はあくまで推測になりますのでご注意ください。 まとめ ここまで注目のクロスチェーンブリッジプロトコルのAcross Protocolについて紹介してきました。 Across Protocolは、格安のガス代と僅かな時間で資産(トークン)のチェーンを換えられます。 この記事を読んでAcross Protocolに興味を持った方は是非実際にプロダクトを触ってみてください。 ちなみにEthereum Layer2であるArbitrumのイベント「Arbitrum Odyssey」のブリッジプロジェクトにAcross Protocolも選ばれていますので、そちらも視野に入れてプロダクトを触っていくのもいいかと思います。 https://twitter.com/ArbitrumNewsDAO/status/1537957670920916994?s=20&t=XPOcKtX471a8rsQHp8y0VQ 最後まで読んでいただきありがとうございました。 –Across公式リンク – メインネットV2:https://across.to/ Twitter:https://twitter.com/AcrossProtocol medium:https://medium.com/across-protocol Discord:https://discord.com/invite/across
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