【プレスリリース】公示データベースの暗号資産情報ポータルXangle、ハンファ投資証券からシリーズA2投資誘致

2020/07/17・

Shota

【プレスリリース】公示データベースの暗号資産情報ポータルXangle、ハンファ投資証券からシリーズA2投資誘致

– 暗号資産情報データサービス、伝統金融市場に到る成長へ。
– グローバル情報公示とデータの統合や標準化の促進に努める方針を。

グローバル公示データベースの暗号資産情報ポータルXangleを運営するCrossangleは今月16日、ハンファ投資証券からシリーズA2投資を誘致したことを発表した。

Crossangleは設立して約1年半ぶりに伝統金融の証券会社から約4億円規模の投資を誘致した。これにより、暗号資産業界の重要な軸である情報データインフラストラクチャーを本来金融市場のレベルまで発展させる土台を築いた。

ブロックチェーンベースの暗号資産の産業は、最近アンタクト(非対面)技術を中心とし急激に注目されている。今回ハンファ投資証券からの投資は、新産業競争力を備えていくための伝統的な金融と暗号資産業界の間で行われた協力の一環とも見える。

ハンファ投資証券は、資本約1000億円規模の韓国大手証券会社であり、Samsung、現代、LG、SKと共に韓国のコングロマリットの一つであるハンファグループの子会社だ。ハンファ投資証券は、特にデジタル能力の強化に力を注ぎ、韓国内で業界初としてビッグデータの子会社を設立、分析技術の高度化に先行している。

Xangleは、暗号資産を発行するグローバルプロジェクトから公示情報を収集・検証・統合をし、これらをオンチェーンデータに透明に公開する。従来の暗号資産のトークン取引、財布構造、取引量などといったオンチェーンデータは、ブロックチェーンの上リアルタイムで自動記録されてはいるが、その可読性が低いため投資指標として参考するには困難さがあった。Xangleは、企業情報などをオフチェーンデータだけではなく、オンチェーンデータにも可読性を上げ、見やすく提供できるよう支援している。

Xangleは、デジタル資産が国境と言語を超え取引される際に必要な情報が簡単に手に入るように、情報の統合・標準化をして行くことを目的とする。Xanlge上に標準化された情報公示は、世界各地の投資家とブロックチェーンプロジェクト間との情報共有を容易とし、また取引所・ファンド・一般投資家が上場や投資検討など行う際にも参考資料としてその役割をしている。

最近ブロックチェーンと暗号資産は、政府の支援下にグローバル傾向を見せており、コロナウィルス以降アンタクト(非対面)時代を迎え、グローバル金融機関からの様々な投資やサービスなどを準備・執行だけではなく、各国の中央銀行もデジタルマネー(CBDC)の研究に本格的に飛び込むなど、暗号資産のグローバル普及化は加速される傾向である。

Xangle共同代表 Junwoo James Kimは「ブロックチェーンを活用した暗号資産市場の拡大と制度圏編入を目の前に置いて、世界的に様々な努力が続いている」とし、「暗号資産産業の健全かつ体系的な成長には、これまでの問題点を改善、また投資家や様々なメンバーの参加による情報生態系の構築が欠かせない」と述べた。それに加え「今回の投資を通じ、暗号資産産業のグローバルな情報インフラを発展させ、それを安定的に本来金融市場のレベルまで拡大できるように努力する」と今後の計画を説明した。

Xangleは、これまで韓国、中国、日本、東南アジア、ロシア、ヨーロッパ、アメリカなどでの60以上の暗号資産取引所とのパートナーシップを結んできた。現在Xanlgeでは、800以上のプロジェクトの情報公示が提供され、そのうち400以上はブロックチェーンのプロジェクトが直接情報を入力している。

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