Blast BIG BANGコンペ特集|3000以上の応募から選ばれた47プロジェクトを全紹介!

2024/02/29・

Crypto Troll

Blast BIG BANGコンペ特集|3000以上の応募から選ばれた47プロジェクトを全紹介!

2月23日、Blastは以前より行われてきたBIG BANGコンペティションの選出プロジェクトを発表しました。

コンペには3000以上の応募があり、そこから各VC関係者たちの協力を得ながら、47のプロジェクトが選出されました。

公式Twitterによると、選考に落ちてしまったプロジェクトにも良いプロジェクトが数多くあったとのことであり、 選出された47プロジェクト以外にも、BIG BANGコンペに参加した全チームに追加のエアドロップを割り当てるとのことです。(エアドロップ配布は5月の予定となっています)

今回の記事では、Blastの簡単な説明から、選出された47プロジェクトを簡単な概要とともに全て紹介していきます。

目次

Blastとは?

Blur創設者による新たなイーサリアムレイヤー2

Blastは、ネイティブイールドを備えたレイヤー2ネットワークです。Blastは、Pacman氏(@PacmanBlur)によって立ち上げられましたが、Pacman氏はNFTマーケットプレイス「Blur」の創設者でもあります。

昨年から、開発段階であったもののETHやステーブルコインの預け入れを行なっており、預け入れた資産に応じた利回りを受け取れる他、Blastポイントがもらえる仕組みを導入していました。

また、預け入れたステーブルコインは、自動的に新しいステーブルコイン「USDB」へと変換される仕組みとなっており、MakerDAOといった米国債と連動したプロトコルを用いることでUSDB保有者に利回りが還元されるようになっています。(ETHの場合は、Lidoからの利回りとなっています)

TVLは右肩上がりに推移:20億ドルをこえる

DefiLlamaによると、BlastのTVLは22億ドルを超えています。これは単純なTVLだけで比較をすると第5位のSolanaに次ぐ規模となっており、メインネットがローンチしていない開発段階のチェーンとしては異例のTVLを有していることが分かります。(記事執筆時)

2月29日にメインネットがローンチ:1月よりコンペティションが開催

Blastがこれほどの注目を集めたのは、Blur創設者によるレイヤー2という知名度や、ポイント制が導入されることによる将来のエアドロップへの期待、またParadigmといった大手VCが支援していることが要因として挙げられます。

そうしたBlastですが、2月29日にメインネットのローンチを控えています。エアドロップは5月に予定されており、今後のBlastエコシステムの拡大に注目が集まります。

また、1月19日には、BIG BANGコンペの開催を発表していました。当初2月16日としていたプロジェクトチーム提出期限が、現地時間表示の関係で混乱が生じ、最終的に2月19日1:00GMTまで延長されたりといったことがありましたが、無事終了し、2月23日に、コンペの結果発表がされました。

カテゴリーは8つに設定されており、合計で3000を超える応募がされ、その中から47のプロジェクトが選出されました。

次の章からは、選出された47プロジェクトを、カテゴリー別に全て紹介していきます。

Blast BIG BANGコンペ選出プロジェクト

ここからは、47つのコンペ選出プロジェクトを紹介していきます。

カテゴリーは以下の8つとなっています。

  • Spot DEX
  • Perp DEX
  • レンディング
  • GambleFi
  • SocialFi
  • NFTs/Gaming
  • Misc
  • インフラ

全てのプロジェクトが、詳細なプロジェクト内容やドキュメントの公開、サービスの開始をしている訳ではないので、プロジェクトごとに現時点で手に入れることの出来る情報量が異なることには注意が必要です。

Spot DEX

Ambient Finance:CrocSwapを前身とする分散型取引所

Ambientは、CrocSwapを前身とする分散型取引所です。シングル・コントラクト・アーキテクチャーを採用しており、手数料を大幅に削減する一方で、ユーザーは単一のプラットフォームで担保をシームレスに管理することが出来ることが特徴です。

Ambientは、AMMの問題点として流動性が少数によって集中的に管理されていることを指摘しています。また同社は、民主的な流動性のためのプロトコルとプロダクトを構築することで、持続可能なDeFiの確立を目指しているとのことです。

昨年6月よりイーサリアムのメインネット上で稼働しているプロジェクトですが、イーサリアムレイヤー2であるBlastにも進出する形となります。

公式サイト:https://ambient.finance/

X:https://twitter.com/ambient_finance

Thruster:Degenファーストの分散型取引所

Thrusterは、Degen(投機的投資に夢中な人のこと)を主な対象とした分散型取引所です。公正なローンチメカニズムと流動性ツールを備えることで、ユーザーに対して、より良いLP利回り機会、簡単な取引体験を実現するようになっているとのことです。

Swapや流動性提供も可能であり。流動性の提供に関しては、「V2」だけでなく「V3」(集中流動性)も選択することが可能となっています。

公式サイト:https://www.thruster.finance/

X:https://twitter.com/thrusterfi

Bebop:取引アプリとAPIスイートを提供

Bebopは、効率的でシームレスなスポット取引を全ての人に提供するアプリ及びAPIスイートです。

Bebopでは、一度に複数のトークンを取引することで、時間やガス代を節約することが可能です。また、ガス代は最初に提示される価格にすでに含まれているために、予想以上のガス代が請求されることなく取引を行うことが可能です。

その他主要な特徴としては、以下の2つの取引モデルが統合されていることが挙げられます。APIを利用することで、Bebopの機能を活用することができます。

・プロのマーケットメイカーによる見積依頼(RFQ)

・独立したオンチェーン・アグリゲーション・アルゴリズムのためのオークションを作成するインテント・ベースのシステム

Bebopは、これまではイーサリアム、Arbitrum、Polygon、BNBに対応してきましたが、Blastにも拡大することが見込まれます。

公式サイト:https://bebop.xyz/

X:https://twitter.com/bebop_dex

Mangrove:流動性のコントロールに注力したオーダーブックDEX

Mangroveは、LPが他のプロトコルに滞留している流動性を再ステーク出来るオーダーブックDEXです。

Mangroveでは、オーダーブックに掲載されたオファーにコードを添付することができ、Blastエコシステム内の全ての流動性を集約し、利回りを倍増させることができます。

公式サイト:https://www.mangrove.exchange/

X:https://twitter.com/mangrovedao

Ring Protocol:Blast上のAMM促進及びLPの資産利用の強化が目的

Ring Protocolは、流動性プロバイダーが原資産やRWAをステーキングすることで、スワップ手数料や利回りを得ることを可能にします。

テストネットが、1月22日より稼働しており、ユニークユーザー数は3万以上、取引高は100万ドルを超えています。Ring Protocolの正式なローンチは、Blastメインネットの稼働から1週間以内に行うとしています。

ガバナンストークン「$RING」を用いることで、LPにインセンティブが与えられることになっており、またBlastからのエアドロップ全てが、Ringコミュニティに対して確保されるとしています。

公式サイト:https://ring.exchange/

X:https://twitter.com/protocolring

Perp Dex

100x Finance:Blast用に構築された高速オーダーブックPerp DEX

100xは、拡張性、資本効率、流動性に重点を置いた低遅延CLOB(Central Limit Order Book) DEXです。Blastのユーザーは、レバレッジをかけながら、あらゆる資産の先物やPerpを取引することができます。

また、他の同様のPer DEXと比較した際の100xの特徴として、ネイティブイールドの獲得や、Blastポイントや100xのポイントを同時に稼ぐことができるインセンティブがあることが挙げられます。

公式サイト:https://100x.finance/

X:https://twitter.com/100xfinance

Blast Futures Exchange (BFX):自動ネイティブイールドを備えたオーダーブック永久先物取引所

BFXは、ネイティブイールドを備えた永久先物取引所です。BFXのユーザーは、残高に対して最大5%の利息を自動的に受け取ることが可能です。

また、BFXは、多くの取引所が抱える3つの問題点を指摘し、それに対するソリューションを提供します。

  • 不良資産:現在の永久先物取引所には自動利回りの仕組みがない。
  • 流動性の低さ:既存の自動マーケットメーカー(AMM)ベースの永久分散型取引所(DEX)は、取引可能な市場が限られているため、利益獲得や新規トークン上場の可能性が制限されている。
  • UI/UXの低さ:複雑で操作しにくいユーザー・インターフェースは、新規ユーザーの獲得の壁となっている。

これらに対するソリューションとして、自動利回りシステムやオムニチェーン流動性、ダイナミックAMMを備えたオールインワン取引プラットフォームをユーザーに対して提供しようとしています。

公式サイト:https://blastfutures.com/

X:https://twitter.com/blastfutures

Blitz:Vertex Edge初のクロスチェーン展開。現在はテストネットが公開中。

Blitzは、CEXレベルのパフォーマンスを持つ、セルフカストディアル型の先物取引所、スポット取引所、マネーマーケットです。

また、同期オーダーブック流動性レイヤーである 「Vertex Edge」の最初のクロスチェーン展開でもあります。これにより、サービス開始初日から豊富な流動性および狭いスプレッドが提供されるとしています。また、Blitz(Blast)とVertex(Arbitrum)の間で、流動性を断片化させることなく、チェーン間の流動性を融合し、単一の統一されたオーダーブックとして表示され、BlitzとVertexユーザーの両方がアクセス出来るようにもなっているとのことです。

現在はテストネットが公開されています。Faucetの機能も備わっており、USDB・WETH・USDTの好きなトークンいずれかを用いて、Blitzを試してみることが可能となっています。

公式サイト:https://blitz.exchange/

X:https://twitter.com/tradeonblitz

Bloom:リベース資産に特化した初のレバレッジDEX

Bloomは、Blastのネイティブイールドとオファーを利用した完全分散型のレバレッジ取引とMMプラットフォームを開発しています。

また、その他にも以下の要素を実現しようとしています。

  • ガスレス、ワンクリック取引
  • トレーダーと流動性プロバイダーの双方への利回り
  • 最大50倍のレバレッジ
  • CEXのような合理化されたエクスペリエンスを提供しながら、オンチェーン執行とセルフカストディを実現
  • USDBを使用したデルタニュートラルなマーケットメイキング保管庫(vault)

そして、ETHとUSDB(Blastのステーブルコイン)の両方がBlastとスマートコントラクト上で自動リベースされることによって、LPはUSDBのリベースから利回りを得るとともに、プラットフォーム手数料の一部を得ることも可能となっています。

公式サイト:https://bloom.trading/

X:https://twitter.com/bloomonblast

InfinityPools.finance:清算なし、カウンターパーティ・リスクなし、オラクルなしでのレバレッジを提供

InfinityPoolsは、清算なし、カウンターパーティ・リスクなし、オラクルなしで、あらゆる資産に無制限のレバレッジを提供できる分散型取引所です。

多くの先物取引所では、清算リスクを軽減するために最大レバレッジ、取引可能な資産、ポジションサイズを制限しています。またトレーダーには清算リスクが付きまといます。これらは利益を最大化したいトレーダーにとっては、不都合です。そこでInfinityPoolsは独自のレバレッジを導入することで、多くのトレーダーたちからの需要に応えます。

具体的な仕組みの一例として、「清算なし」について解説します。清算がされない(ポジションを常にオープンにしておくことが可能)というのは、レバレッジの利息を支払う限りにおいてという意味合いとなっています。 InfinityPoolsでは、預託された担保やトレーダーの未実現PnLを使用して金利を支払う仕組みとなっており、ポジションが金利を支払うための担保と含み益を使い果たし、トレーダーによって決済されない場合、(TWAPまたは成行注文によって)決済されるようになっています。

公式サイト:https://sandbox.infinitypools.finance/

X:https://twitter.com/infpools

SynFutures:Oyster AMMを活用したDEX

SynFuturesは、最大レバレッジ100倍のPerp DEXとBlastによるネイティブ利回りを提供するDEXです。また、Oyster AMMを活用していることが特徴です。

Oyster AMMモデルは、特定の価格帯に流動性を集中させ、レバレッジを組み込んで資本効率を高めています。UniSwap v3のようなスポット市場に特化した流動性モデルとは異なっており、デリバティブに特化した証拠金管理と清算のフレームワークであることが特徴となっています。また、単一のトークンを利用しながら、両面流動性の概念を取り入れることでトークン・ペアの両端に流動性を提供する必要性を排除しています。

上記のような単一トークン集中流動性以外にも、完全なオンチェーン・オーダーブックによるセキュリティ向上や、金融リスク管理メカニズムによるユーザー保護も特徴として挙げられます。

公式サイト:https://testnet.synfutures.com/?utm_source=x&utm_medium=link3&utm_campaign=v3testnet_link3#/market

X:https://twitter.com/synfuturesdefi

レンディング(Lending)

Fragment:分散型ノンカストディアル型レンディングプロトコル

Fragmentは、利回りの高い資産向けに最適化された分散型ノンカストディアル型レンディングプロトコルです。

Fragmentは、LRTやLPTなどの利回りを向上させるための資本効率の高い方法を提供することで、ユーザーがネイティブ利回り資産の利回りを高めることができる流動性ハブとなることを目的としています。

X:https://twitter.com/FragmentFi

Juice Finance:Blastエコシステムでの利回りとポイントファーミングを最大化

Juiceは、レバレッジの効いたクロスマージン取引アカウントを可能にする分散型プロトコルです。ユーザーはJuiceダッシュボードを直接使用して、イールドファーミングやレバレッジスポット取引のためにBlast上の他のプロトコルにアクセスし、様々なトークンやエコシステムの報酬を得ることが出来るようになっています。

また、JuiceはBlastのDAppエコシステムにコンポーザブルなレバレッジをもたらし、貸し手にとってはパッシブAPYの獲得、借り手にとってはDapps間でマージン取引を行うことが出来るようになるとのことです。

公式サイト:https://www.juice.finance/

X:https://twitter.com/juice_finance

MetaStreet:利回りインフラプロトコル

MetaStreetは、利回りインフラプロトコルであり、あらゆる非流動資産は、MetaStreetのv2 自動トランシュメーカー(The ATM:Automatic Tranche Maker)によって、利回りを持つトークン(LCTs:Liquid Credit Tokens)に変換可能となります。LCTsはETH建てであり、10-125%のETH APRの獲得およびLSDfiに適合するようになっています。

The ATMは、既存の融資プロトコルの欠点を改善するものであり、具体的には以下のように機能するとのことです。

  • オラクルレス:融資限度額に対する一元的な価格オラクルへの依存を排除。
  • 動的な金利モデル:ガバナンス主導の固定金利モデルを、預金主導の動的な金利モデルに置き換える。
  • 権限なし:ユーザーが任意のコレクションのレンディングプールを権限なしでインスタンス化できるようにする。

また、LCTの利点は以下となっているとのことです。

  • 長期ローンの有効化:これまで資本の非流動性を望まなかった貸し手が、ローン期間中いつでも二次流動性にアクセスに出来るようになることで実現。
  • 下限価格のサポート/安定化:融資市場を深化させ、保有者による売り圧力を軽減するより高いLTVローンを奨励することによって実現。
  • 収益の最大化:LCTは完全にコンポーザブルなトークンであるため、取引、LPの供給、Vaultでのレバレッジなど、DeFiのあらゆる側面で使用可能。

公式サイト:https://metastreet.xyz/

X:https://twitter.com/metastreetxyz

Orbit Lending:ネイティブ流動性プロトコル

Orbitは、Blast資産の貸し借りを容易にする分散型流動性プロトコルです。

Orbitプロトコルは、保有資産の追加利回りを得たい貸し手と、他の資産を担保に資産を借りたい借り手との間のマネーマーケットに注力しています。貸し手は、Orbit資産(oAssets)と引き換えに、あらかじめ決められた貸出期間の間、Blast資産を提供します。所定の貸出期間が満了すると、oAssetsは元本+経過利回りで償還されます。ユーザーは、サポートされているBlast資産を担保として提供し、プロトコルで定義された融資比率の下で借り入れを行うこともできます。

貸し手資産と提供された担保からのネイティブ利回りは、まずOrbitトークンに蓄積され、将来のブラスト利回り価値を現在に転送する媒体として機能します。その後、Orbitトークンが貸し手と借り手の両方に分配され、利回りを補助するために使用されることとなっています。

公式サイト:https://orbitlending.io/

X:https://twitter.com/orbitlending

Pac Finance:Blast初のハイブリッド・レンディング・プロトコル

Pac Financeは、Blast初のハイブリッド・レンディング・プロトコルであり、P2PローンとP2プールローンの両方を特徴としています。その他の特徴として、自己返済型ローン、ワンクリックのレバレッジ取引、インスタント・レンディング・ループなども挙げられます。

Pac Financeのプロトコルは、完全にオープンソースとなっています。このオープン性により、スマートコントラクト、ユーザーインターフェイスクライアント、またはAPIを介したイーサリアム・ブロックチェーンとのシームレスな統合と相互作用が可能になっているとのことです。

また、Pac Financeにおけるユーザー資金の保管は、スマートコントラクトによって管理されており、このコントラクトはオープンソースであるだけでなく、信頼できる第三者監査法人による正式な検証と包括的な監査を受けているとのことです。

公式サイト:https://pac.finance/

X:https://twitter.com/pac_finance

Particle:あらゆるERC20トークンのレバレッジ取引にするプロトコル

Particleは、あらゆるERC20トークンのレバレッジ取引を可能にするパーミッションレスでオラクル不要なプロトコルを構築しており、AMMをより発展させた「LAMM」(Leverage AMM)が特徴です。

トレーダーは、トークンのローンチ時であっても、レバレッジを使ってあらゆるトークンをロング/ショートすることが可能であり、LPは流動性の効率を高め、より高い利回りを得ることが可能となっています。

現在は、ベータテスト版が公開されています。

公式サイト:https://www.particle.trade/

X:https://twitter.com/particle_trade

Blume:クロス担保レンディングプロトコル

Blumeは、クロス担保レンディングプロトコルです。

詳細な情報はまだ明らかになってはいませんが、現在はwETHとUSDBのレンディングが可能となっています。

公式サイト:https://blume.fm/

X:https://twitter.com/blumefm

Curvance:利回りの高い資産を対象としたクロスチェーンマネーマーケット

Curvanceは、分散型金融プラットフォームであり、チェーンやプロトコル間の断片化に対処することを目的として、ステーブルコインの入金、収益、借入を容易にしていることが特徴です。また、オムニチェーンマーケット分野において地位を確立しようとしていることでも知られています。

クロスチェーンの資本効率を向上させる試みとして、Curve、Balancer、Velodrome、GMX、Pendleなどの分散型取引所の流動性を利用しています。既にArbitrum、Optimism、Scroll、Baseといったレイヤー2ソリューションをサポートしており、それにBlastが加わる見込みといえます。

公式サイト:https://www.curvance.com/

X:https://twitter.com/curvance

GambleFi

BetBIG:トークンステーカーに対する利益を重視

BetBIGはすべてのギャンブル活動のためのポータルサイトで、トークンのステーカーに100%の利益が発生する仕組みになっています。

アンチマネーロンダリング(AML)も重視しており、3段階のアカウント認証を用いることで、より良いセキュリティの実現に注力しています。

公式サイト:https://betbig.gg/?ref=twitter

X:https://twitter.com/BetBIG_gg

Decentral Games:ソーシャルで没入型のゲーム体験を提供するメタバースカジノ

Decentral Gamesは、ソーシャルで没入型のゲーム体験を提供するメタバースカジノです。ゲームとしては、ブラックジャック、ルーレット、ポーカーなどがあり、最近ではモバイルアプリも発表されました。

現在、コミュニティ統合のためのガバナンス提案が可決されたことにより、3段階でのアップデートが展開されることが決まっています。

  • フェーズ 1: BAGトークンの移行及びBAGユーテリティの追加。
  • フェーズ 2: ポーカーアーケードのアップデート
  • フェーズ 3: ウェアラブル(Wearable)ユーティリティのアップデート

トークンの移行やフェーズ間の移行が近づき次第、新たに情報が更新されるとのことです。

公式サイト:https://bag.win/

X:https://twitter.com/decentralgames

IKB:クリプト上に構築されたファンタジースポーツプラットフォーム

IKBは、クリプトレールに構築されたデイリーファンタジースポーツプラットフォームです。

これまではBase上にてサポートされていましたが、それがBlastにも拡大していくものと思われます。

公式サイト:https://ikb.gg/

X:https://twitter.com/ikbdotgg

Insrt:モバイルベッティングマーケットプレイス

Insrtは、ユーザーがクリエイター、コミュニティ、ブランドから利益を獲得出来るモバイルベッティングマーケットプレイスです。ユーザーはInsrtをプレイし、他のユーザーが作成した賞品を獲得することが出来ます。また、ユーザーは、10倍から1000倍のベッドを行うことも可能であり、サプライヤー側は手数料とエンゲージメントを得ることができます。

仮に、ユーザーが本賞品を獲得できなかったとしても、プレイするたびに、もしくはのユーザーがミントをすることで報酬を得ることができます。これを実現するのが、$MINTトークンです。$MINTはリベーストークンであり、$MINTトークンを保有しているユーザーは、他のユーザーのミントから$MINTの分配を受け取ることによって報酬を得る仕組みとなっています。

公式サイト:https://app.insrt.fun/mint

X:https://twitter.com/insrtapp

YOLO Games:オンチェーンゲームのスイートを提供

YOLO Gamesは、オンチェーンゲームのスイートを提供しており、ゲームから発生した手数料の100%をプレイヤーに還元する仕組みとなっています。

また、全てのゲームが完全にオンチェーンであるため、証明可能で公平であり、全てのランダム性が常に検証可能となっていることも特徴です。

公式サイト:https://yologames.io/ja

X:https://twitter.com/YOLO_Blast

TideFlow:2つの製品を提供中

TideFlowは未だ多くの情報は出ていません。

Blastの発表によれば、TideFlowは現在、2つのプロダクトによって構成されており、GambleFiゲームは、トレーダー同士を戦わせるテンポの速いプライス・アクション・トレーディングのゲームであり、DeFiプロトコルはベンチマークに対する価格の動きをトークン化するものとなっているとのことです。

X:https://twitter.com/TideFlowDAO

SocialFi

Fantasy:ファンタジーゲームとSocial Fiの融合

Fantasyは、ファンタジーゲームとSocial Fiを融合したSocialFiトレーディングカードゲームです。クリプト分野のX(Twitter)インフルエンサーのカードを収集し、彼らの毎週のXパフォーマンスに基づいて報酬を得る仕組みとなっています。

カード取引量に応じてETHをパッシブに獲得することが可能であり、1.5%のロイヤリティを獲得することが可能となっています。これは、Blastが提供する4%のネイティブETHイールドに追加して獲得可能です。

また、FANポイントシステムも導入されており、同ポイントはBlastやETHの報酬に加えて、新しく発行される限定カードパックや、さらなる特典が提供される予定とのことです。また、最初のFantasyエアドロップは、コミュニティ主導のパックとFANエアドロップで行われることが発表されています。

公式サイト:https://www.fantasy.top/

X:https://twitter.com/fantasy_top_

NFTs/Gaming

BAC Games:レーシングカークラブゲーム

BAC(Blast Auto Club) Gamesは、レーシングカークラブゲームです。また、BAC Gamesが提供するすべてのゲームでは、$BACトークンが使用されることになっています。

BACは、友人とレーシングカークラブを構築、開発、管理し、$BACトークンの報酬を獲得することをテーマに構築されています。

v1では、PVEモードを中心としています。Role-NFTの保有者は皆、協力して車を製造し、さまざまな都市を走ってBACトークンを獲得する必要があります。十分な数のRole-NFTホルダーのプレイヤーがクラブに参加し、協力して3種類の道具を手に入れて初めてレーシングカーを製造することが出来ます。レーシングカーはクラブに所属し、$BACトークンを獲得し、各メンバーの貢献度に応じて各クラブメンバーに分配されることになっています。

v2では、より多くのプレイモードのロックが解除され、「PVPモード」「3つのレベル(都市、国家、世界)でのレース協会会長選挙」「ゲーム内資産取引のためのオークションハウス」などが提供されるとのことです。

2024年の第一四半期には、v1が稼働する予定とのことです。

公式サイト:https://www.bacgame.io/

X:https://twitter.com/bac_web3

BLASTR:NFTローンチパッドプラットフォームおよびプロトコル

BLASTRは、NFTローンチパッドプラットフォームおよびプロトコルです。払い戻し可能なNFTを導入し、Blastのネイティブイールドメカニズムを通じてクリエイターに新たな収入機会を創出することを目的としていますまた、BLASTRのコントラクトは、ERC721 NFT標準に準拠しており、あらゆるセカンダリーマーケットプラットフォームでNFTの譲渡や売却が可能となっています。

BLASTRは、透明な収益モデルを保証するために、生成された利回りに対してわずかな手数料を請求することとなっています。また、NFTの価格を設定する際に注意しなければならないのが、買い手にはタイムロックの期限が切れた時点で払い戻しを受けるオプションがあるということです。例えば、NFTを0.1ETHで鋳造し、0.2ETHで売却した場合、買い手はこのNFTに対して0.1ETHの払い戻しを受けることが可能となっています。

この払い戻しのシステムにより、BLASTRでは実質的に「コストフリー」でのミントが可能になっています。NFTがニーズに合わなくなった場合、返金手続きを開始することができます。払い戻しを請求すると、NFTはバーンされ、ロックされていたETHがウォレットに戻されます。さらに、払い戻されたNFTは後で再ミントすることもでき、クリエイターやコレクターにさらなる選択肢が提供されるようになっています。

BLASTRは、2024年第一四半期をリリース予定としているとのことです。

公式サイト:https://blastr.xyz/

X:https://twitter.com/blastr_xyz

Blaze:誰でも利用可能なNFTローンチパッド

Blazeは、誰でも利用可能なNFTローンチパッドです。クリエーターやアーティストは、コード不要のBlaze NFTローンチパッドを使用して、1分以内に独自のコレクションを作成し、ローンチすることができます。

Blazeを使用しているコレクションは、必ずしもBlazeチームによって承認されているわけではありませんが、これはBlazeが誰もがBlazeプロトコルを使用し、独自のコレクションを作成できるようにオープン化することをより重要に考えているためです。

Blazeでは、2種類のミントが提供されており、それぞれ以下のようになっています。

  • Traditional:誰もが慣れ親しんでいる通常のミントです。
  • Refundable:払い戻し可能なことが特徴です。指定されたロックアップ期間(例:30日間)が終了した後、保有者がNFTをそのNFTのミント価格(ETH)と交換することができます。コレクターはいつでも払い戻しの権利を放棄することも可能であり、放棄されるとミント価格がロック解除されロックアップエスクローからクリエイターに送られる仕組みとなっています。

公式サイト:https://www.blaze.ong/

X:https://twitter.com/blaze0ng

Cambria:Runescape(MMORPG)にインスパイアされたゲーム

Cambriaは、Degenネイティブであり、Runescapeにインスパイアされたゲームです。最初のミニゲーム「Degen Arena」では、公開アリーナでプレイヤー同士が1vs1の戦いを繰り広げるものとなってます。

Baseでのプライベートアルファでは、10万以上のトランザクションを記録し、23日間の内に5000ETHがステークされていました。また、Blast Dev Airdropチャートを独占し、$BLASTを100%プレイヤーに提供する予定であると発表されています。

X:https://twitter.com/playdegenarena

Captain & Company:クロスプラットフォームの壮大な海戦を行うMMO

Captain & Companyは、海戦を舞台とした冒険活劇MMOです。最大で10人の仲間を作り、クロスプラットフォームの海戦に参加し、取引可能なプレミアム通貨を奪い合う仕組みとなっています。

多人数プレイのアクセシビリティを重視しており、ブラウザ、モバイルで利用可能なだけでなく、無料でプレイすることも可能となっています。(しかし、船長としてプレイするには、オープンマーケットプレイスで船を購入するか、他のプレイヤーから船を借りる必要があります)

公式サイト:https://capnco.gg/

X:https://twitter.com/capncompany

Munchables:現在、Munchablesのアンロックに向けたミッションが開始中

Munchablesは未だ、プロジェクトの詳細が明らかにはなっていません。しかしながら現在は、プレイヤーがBlaset ETHとUSDBをゲームにステークすることで開始できる「 Lockdrop」と名付けられたMunchablesのアンロックに向けたミッションが行われています。

30日間ロックされた1ETH(または同等のもの)ごとに、無料のMunchableミントを受け取ることができます。プレイヤーはLockdrop期間中にネイティブBlastエミッションを受け取り、すぐにMunchableの孵化を開始することができます。また、プレイヤーは、TVLに応じたSchnibblesを受け折る仕組みになっており、このSchnibblesを使ってMunchableを成長させます。Munchableのレベルアップによってポイントが貰えるようになっているため、Munchableを成長させることがプレイヤーの報酬拡大に寄与する仕組みとなっています。

公式サイト:https://www.munchables.app/

X:https://twitter.com/_munchables_

Wasabi:NFTレバレッジプラットフォーム

Wasabiは、資産に裏付けされたNFTレバレッジプラットフォームです。既に、イーサリアムメインネットには2,000万ドルを超える取引高と、700万ドルのTVLを記録しています。Blastのスムーズな取引環境にユーザーと流動性をもたらすことを目的としているとのことです。

資産担保NFTデリバティブという仕組みを取る理由として、NFTはその性質上かなりの上昇を見せる可能性があり、合成インデックスに依存するPerpはそれを正当に評価することが出来ない一方で、資産担保デリバティブは、レバレッジのメリットを享受しながら、資産スポットを保持するという安全性がユーザーに提供されることを挙げています。

公式サイト:https://www.wasabi.xyz/

X:https://twitter.com/wasabi_protocol

Spacebar:オンチェーンプレイグラウンド

Spacebarは、ユーザーがステーキング、プレイ、交流、収益を得るためのBlastのオンチェーンプレイグラウンドです。PFP NFTを導入し、ソーシャル化、オンチェーンアイデンティティの構築を目的としています。

また、以下の2つの主要なコンポーネントで構成されていることも特徴です。

  • ゲーム:カジュアルなWebベースのオフチェーンとオンチェーンをハイブリッドしたゲーム。PvEとPvPモードを採用。
  • メタゲーム:メンバーが集まり、交流し、リーダーボードで競争し、ゲーム内コンポーネントやユーザー所有のアセットと接続するスクエアとポータル

公式サイト:https://www.spacebar.xyz/

X:https://twitter.com/spacebarxyz

Plutocats:メンバーシップNFTの販売を通じてクリエイターに資金を提供

Plutocatsは、メンバーシップNFTの販売を通じてプールされた資本から得た収益を使用して、Blastエコシステムのクリエイターに資金を提供する方法を構築しています。Plutocatsでは、これを「ソーシャルステーキング」と呼称しています。

Plutocatsは、完全にオンチェーンに保存される生成型NFT pfpです。ユーザーはNFTをミントすることでPlutocatsのメンバーとなることが可能です。各Plutocatsの販売からのETHは、Blastネイティブ利回りを獲得するリザーブに送られます。 メンバーはいつでも退会して、リザーブの比例配分を請求することができます。

メンバー価格は継続的ダッチオークション (VRGDA) に基づいています。 最低価格は動的であり、Plutocatsの帳簿価額 (流通しているPlutocatの数 / リザーブ内のETHの量) に等しくなります。 メンバー価格は毎日の需要に応じて増減することになっています。

公式サイト:https://plutocats.wtf/

X:https://twitter.com/plutocatswtf

nftperp:初のNFT永久先物DEX

NFTperpは、NFT永久先物DEXであり、完全なオンチェーン指値オーダーブックによる集中したAMM流動性を特徴としています。BAYCやCryptoPunksといったブルーチップNFTプロジェクトをロングまたはショートすることが可能となっています。

NFTエコシステムの課題の一つとして、流動性の低さが挙げられます。NFTperpの試みはこうした課題へのソリューションと見做されます。NFTperpのミッションは、非流動性資産に永久先物をもたらすことであり、これによってより良い価格発見、ヘッジ、NFTの潜在的なユーザーベースの増加が可能になるとのことです。

公式サイト:https://nftperp.xyz/

X:https://twitter.com/nftperp

Misc

Thunder:初のオンチェーン「仲介」(brokerage)

Thunder は、既存のすべてのチェーン、DEX、資産クラスを抽象化して集約するように設計された初のオンチェーン「仲介」です。 ユーザーは、CEXでの取引と同じように、あらゆるチェーン/DEXにわたって資産を取引できるようになります。

現在は、7チェーン上での取引が可能であり、ノンカストディアル型となっています。また、トランザクション手数料が0%となっていることも特徴となっています。

公式サイト:https://thunder.gg/terminal

X:https://twitter.com/ThunderTerminal

インフラ

Baseline Protocol:ERC20トークン用の自動トークノミクスエンジン

Baselineは、ERC20トークン用の自動トークンノミクスエンジンです。Baselineは、動的な供給モデルと基本的なマーケットメイク戦略を活用することで、新しいERC20に永続的なオンチェーン流動性と非流動性のレバレッジを即座に提供できるようになっています。

Baselineトークンがデプロイされると、Uniswap V3プールに初期流動性が自動的にシードされます。 ローンチ時には、トークン供給の100%がプロトコルによってオンチェーンに保持され、その価値を永久に保護するために使用されます。

Baselineは、供給全体を買い戻すのに十分な流動性をプール内に確保することで、ERC20 に本質的な「Baseline価格」(BLV)を保証するようになっています。これは、プロトコルが初期供給を所有していることによって可能となります。チームは自分自身や投資家に事前にトークンを発行することはできません。 代わりに、新しく発行された各Baselineトークンをプールから直接購入する必要があるため、プロトコルは流動性を蓄積できるような仕組みとなっています。

X:https://twitter.com/baselinemarkets

Tornado Blast:Blastに特化した初の取引ボット

Tornado Blastは、取引戦略の開発と実行におけるユーザーのエクスペリエンスを大幅に向上させる、Blastに特化した初の取引ボットです。

Tornado Blastの主要な特徴として、以下が挙げられます。

  • 取引:Blast上であらゆる資産を高速で売買可能。
  • ブリッジ:ETHからBlastへの資金移動が容易になり、時間を無駄にする必要がなくなる。
  • パッシブ利回り:BlastでETHのパッシブ利回りを獲得。
  • スナイピングの起動:条件に応じてトークンの起動後すぐに購入。
  • スキャンと監査:スマートコントラクトデータの探索と分析を簡素化。
  • AI分析:過去の損益とパターンを考慮した、過去の取引と現在の保有者に基づくトークンのアップサイドのスコアを提供。

また、入金によるBlastの利回りは全て、Tornado Blastユーザーに還元されるとのことです。

公式サイト:https://www.tornadoblast.bot/

X:https://twitter.com/tornadoblastbot

Blast Safe

詳細不明のため、割愛。

Brahma:Safe上に構築された高速かつ安全な実行環境

Brahmaは、Safe上に構築された、Blast上のDeFiをナビゲートするための高速かつ安全な実行環境です。 Blastの個人とチームの両方にとって頼りになるスイートになるように設計されており、プログラム可能な自動化、委任、合理化された実行を実現します。

また、セルフカストディからオンチェーンインタラクションを実行する際のUXの向上と、プロセスに伴うセキュリティ リスクの軽減に重点を置いていることも特徴です。

主要な機能としては、以下の5つが挙げられます。

  • アクセス制御:コンソール内の中心的なカーネルはメインアカウントであり、そのコンソールの所有者は管理者権限を排他的に保持しています。
  • 実行:コンソールは、手動実行と自動実行の両方の柔軟性を提供しています。
  • オートメーション:コンソールオートメーションは、ユーザーが定期的なトランザクションやリスク管理などの自動ルーティーンを簡単に設定できるようにすることで、オンチェーンの運用を改善します。
  • 安全性:Safeとシームレスに統合しています。
  • アクセシビリティ:ユーザーは、https://safe.globalを介して、またはSafeコントラクトと直接対話することにより、Safe Walletへの中断のないアクセスを維持することが可能です。
  • 強力なUX:コンソールは、ポジションとリターンの概要を迅速に把握できる包括的な分析ダッシュボードを備えています。

公式サイト:https://www.brahma.fi/

X:https://twitter.com/brahmafi

Banana Gun:TelegramとWebappでで利用できる取引ボット

Banana Gunは、Telegramと(近日中に) Webappで利用できる取引ボットです。 今後のローンチをスナイピングしたり、すでに公開されているトークンを安全に取引したりできます。

Banana Gunの主要機能としては、「オートスナイピング」「マニュアルトレーダー」「アンチラグ」「プライベートトランザクション」などが挙げられます。

Banana Gunは、サービス対象のチェーンとして、イーサリアムやSolanaを挙げていましたが、これにBlastが加わる形です。

公式サイト:https://bananagun.io/

X:https://twitter.com/bananagunbot

Gelato:Web3のクラウド プラットフォーム

Gelatoは、Web3のための分散型バックエンドであり、オールインワンの Rollup-as-a-Serviceや一連の強力なWeb3ミドルウェアサービスを提供しています。これにより、開発者は様々なEVM互換ブロックチェーン上で自動化された効率的なスマートコントラクトを作成することが可能となります。

GelatoはWeb3 Functions、Automate、Relay、Gasless Walletといったサービスを活用しながら、トランザクション実行の合理化を行なっています。これによって、MakerDAOやPancakeSwapのようなDeFiプラットフォームからOptimismのようなスケーリングソリューションまで幅広くシームレスなユーザー体験を提供しています。

公式サイト:https://www.gelato.network/

X:https://twitter.com/gelatonetwork

RedStone Oracles:データフィードを提供するモジュラーオラクル

RedStoneは、最も急速に成長しているモジュラーオラクルであり、Blast Testnet上のデータフィードを「コア(プル)高性能モデル」と「クラシック (プッシュ) Chainlink互換インターフェイス」の2つで提供しています。また、この両モデルは、初日からBlastメインネットに導入されるとのことです。

モジュール式のアーキテクチャにより、ソースからスマートコントラクトまでデータの整合性を維持することが可能であり、20以上のチェーンをサポートしていることや、ニーズに合わせた3つの異なる統合方法(RedStone Core、RedStone Classic、RedStone X)を提供するなどして、柔軟性がありながら頻繁に更新される信頼性の高い多様なデータフィードを提供しています。

公式サイト:https://redstone.finance/

X:https://twitter.com/redstone_defi

Hyperlock Finance:Thrusterの流動性を高めるために構築された利回りブーストおよびmetagovプロトコル

Hyperlock は、Thruster上に構築され、Blast用に最適化された利回りブーストおよびmetagovプロトコルです。Hyperlockは、veTHRUSTとHyperlockのネイティブトークンのソーシャルアグリゲーションを通じて、Thruster LPとTHRUSTステーカーに増額された報酬を提供するものです。

THRUSTステーカーのは、THRUSTをロックし、ThrusterのVotingEscrowコントラクトで最大時間ロックされたveTHRUSTを表すhyperTHRUST流動性ステーキングトークンをミントできます。hyperTHRUSTをステークすることで、Thruster報酬、パフォーマンス手数料、HYPERを受け取ることができます。

また、HyperlockのveTHRUST残高により、流動性プロバイダーは流動性のみを提供する場合と比較して最大2.5倍の排出量増加を受け取ることが出来ます。LPは、Hyperlockで追加のHYPER報酬も蓄積するようになっています。

公式サイト:https://hyperlock.finance/

X:https://twitter.com/hyperlockfi

Voyager(parsec):Blastネイティブブロックエクスプローラー

Voyagerは、parsecによって開発されるBlastネイティブブロックエクスプローラーです。また、次世代ブロックエクスプローラー内に利回りとガスに関するBlastネイティブ機能を組み込んでいます。

parsecでは、ユーザーフレンドリーな方法で、トランザクション、アドレス、転送、ブロックを横断することが可能です。例えば、アドレスまたはトランザクションを入力して「parsec.fi/0x…」と入力するだけで、それがアドレスなのかトランザクションなのかがわかるようになっています。他にも、「トークン」「EOA」「NFT」「レンディング市場」「流動性プール」「ステーブルコイン」「LST」といった様々なタイプのカスタムレイアウトも提供しており、UI/UXの改善に努めています。

EVMチェーンを対象として対応チェーンを拡大していっている最中であり、Blastもその中の1つに加わる形となります。

公式サイト:https://parsec.finance/

X:https://twitter.com/parsec_finance

Zap:コミュニティ主導のトークン起動プロトコル

ZAPは、コミュニティ主導のトークン起動プロトコルであり、トークン起動スペースにおける現在の問題を軽減し、創設者と投資家の両方に価値を提供するために構築されています。

ZAPを利用する投資家たちは、単なる運(くじ)や多額の資本(ステーク)を必要とすることなく、プロジェクトに貢献することによってトークン立ち上げ時の割り当てを確保することが可能となります。これにより、プロジェクト側にとっても、単なる投機的投資家ではなく、アーリーアダプターに対してアクセスできるようになります。

ZAPプラットフォームでは、次の3つの異なるトークンローンチ方法を選ぶことが可能です。

  • 厳選されたトークンローンチ
  • 公正なトークンローンチ
  • エアドロップ

各ユースケースは特定のニーズを満たし、独自の機能とロジックのセットによってサポートされています。

公式サイト:https://testnet.zap.tech/

X:https://twitter.com/zaponblast

おわりに

ここまで、Blast Big Bangコンペ選出プロジェクトを紹介してきましたが、如何でしたか?

Blastは昨年のデポジットキャンペーンに始まり、レイヤー2の中でも多くの注目を集めているチェーンといえます。そうした中で、コンペに3000以上の応募があったことも、そうした注目を後押しするものと言えるでしょう。

2月29日にメインネットがローンチすることもあり、多くのユーザーがBlastエコシステムに参入することが予測されます。

今回は、47のプロジェクトを紹介してきましたが、コンペに選出されたからといって必ずしも安全なプロジェクトではないということには注意が必要です。他チェーンで既に実績を有しているプロジェクトもありますが、完全に新規のプロジェクトも数多く存在します。資産を守るためにも、DYORを忘れないようにしてください。

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