ALISは既存メディアの問題点を克服できるのか!?
2019/04/24

ALISは既存メディアの問題点を克服できるのか!?

magic_jonson

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バスケと音楽が好きなライターです。ブロックチェーンや仮想通貨について勉強しています。よろしくお願いします。

こんにちは。Magic Jonsonです。

今回は「ALISは既存メディア(テレビニュースなど)の問題点を克服できるのではないか」というお話をしたいと思います。

メディアの問題点とは何か、ALISとはどんなものか、どうしてALISは既存のメディアの問題を解決するのかを順を追って説明するので、ぜひ読んでみてください!

そもそも私がALISを知ったきっかけはCRYPTO TIMESのブートキャンプで、キャンプで記事を書いていくうちにALISのシステムの面白さに気づきました。

そんな中、既存のメディア(テレビ、新聞、ラジオなど)の問題点を書いた論文、”The Role of the Media in the Construction of Public Belief and Social Change”を読んで、「アリスなら全てを解決できるのでは?」と考えました。

これから、論文に基づいた既存メディアの問題点、ALISのいい点と悪い点をまとめていきたいと思います。

既存メディアの問題点

今回読んだ

Happer, C., & Philo, G. (2013). The Role of the Media in the Construction of Public Belief and Social Change. Journal of Social and Political Psychology, 1(1), 321-336. https://doi.org/10.5964/jspp.v1i1.96

に基づいて、既存メディアの弱点を紹介していこうと思います。

中央集権によるコントロール

第一に、メディアの報道内容を決める中枢は政治的、社会的、そして商業的な圧力に影響されます。

メディア(特にニュース番組)などで社会問題などに対する解決策を話し合うのは地位や名声のある一部の人々です。

しかし、そういった人々は自分たちにとって都合の悪い解決案は提示しないので、本当はより良い代替案があったとしても意図的に排除されてしまいます。

論文では金融危機を例に、「テレビで議論していた人々は、政府の公共支出を減らす以外の方法を話し合わず、そのせいで問題解決が遅れた」としています。

例えば、著者たちは「上位10%の富裕層に一時的な税金をかけ、全体として所有している4兆ユーロのうちの20%を使って国債を全額返済し、景気を回復する」解決策を提示しています。

実際にアンケートを取ったところ、74%ものイギリス国民がこれに賛同したそうです。

しかし、テレビではこうした代替案は排除されてしまうため、一部の人のみに都合のいい非効率な方法のみが伝えられてしまいます。

情報の流れが単一的

第二に、情報がメディア→民衆の一方向のみに流れるので、民衆が何を知りたいのかがメディア側に伝割りません。

現状では視聴者がメディアへ意見を届けるのは難しいため、メディアへのフィードバックがありまあせん。

また、メディアが流す情報を一方的に選別するので、たとえ民衆にとっては重要であっても、優先度が低いと見なされたものは報道されないと言う欠点もあります。

その結果、人々が知りたがっている情報がメディアから流れなくなります。

報道内容に対する実感がわかない

第三に、メディアによる報道では人々の意識を変えられません。

一方的にメディアから与えらる情報では人々の心を動かせず、「テレビの中での出来事」として認識されてしまいがちです。

したがって、ニュース番組やドキュメンタリーなどを見たとしても実感が伴わず、「自分が行動しないと」とはなかなか考えません。

皆さんも「ああ、大変だな」と他人事として認識してしまい、危機感を感じないと思います。

結果として、社会問題などの実態を伝えられたとしても、人々を解決のために行動させる力がありません。

偏向報道、フェイクニュースや誇張情報の存在

最後に、メディアによる報道は偏向報道やフェイクニュースなど不適切なものが混ざっています。

報道される内容は基本的に全てメディアの色眼鏡を通して報道されます。度が過ぎてしまうと、各メディアにとって都合のいい部分だけを報道する偏向報道も起きてしまいます。

例えば2018年に起きた森友・加計問題では、朝日新聞が自分たちに不利な内容の加戸元愛媛県知事の発言を意図的に伏せたとしてバッシングを受けています。

それに加えて、意図的なフェイクニュース、十分なリサーチをしていないままの報道なども問題になっています。このような悪質な情報が出回ると、適切な情報との区別がつかなくなり報道そのものに意味がなくなってしまいます。

ALISの特徴

既存メディアの問題点を解説したところで、ALISとはどんなものなのかを簡単に紹介していきます!

日本初の仮想通貨を導入した分散型ソーシャルメディア

ALISとは、SNSの良いところはそのままに、仮想通貨を導入して悪い部分を改善したプラットフォームです!

ALISはツイッターやフェイスブックなどと同じSNSに分類され、mixiのようにブログ形式の記事を投稿したり、読んだりできます。

特定の集団のみが一方的に報道を行う既存のメディアに対して、SNSであるALISは不特定多数の人々が不特定多数の人々に情報を発信し、読み手は同時に書き手である場合もあります。

そして他のSNSと異なるのは、仮想通貨「ALIS」を導入した点です。

ALISではインセンティブとして仮想通貨が設定されており、それにより悪質な記事が少なくなるようなシステムになっています。

ライターには投稿した記事についた”いいね”の数に応じて仮想通貨ALISが配布されます。

たくさんALISをもらうためにはたくさんの”いいね”をもらう必要があるので、必然的に質の良い記事を書こうと心がけるようになります。

また、読み手は”いいね”を記事につけると「良質な記事を発見した」報酬としてALISを受け取ります。

これにより、仮想通貨をより沢山もらおうとするとSNSの弱点であった無責任な投稿が減るような仕組みになっています。

ALISチームはライターと読み手に発生する仮想通貨を用いたインセンティブにより、SNSでの「信頼の可視化」を実現を目指しています。

なぜALISが既存メディアの問題点を解決できるか

不特定多数が参加するSNSの長所を取り入れ、仮想通貨によるインセンティブで弱点をカバーしたアリスがどのように既存のメディアの問題点を克服できるかを解説していきます。

分散型のメディアプラットフォームである

ALISは中枢機構を持たない分散型のプラットフォームなので、圧力により報道内容がコントロールされません。

SNSであるALISは不特定多数のライターと読み手が参加しており、中心機構が存在しない分散型のネットワークになっています。(運営部はあくまで運営を行うだけで投稿される内容へは基本的に関与しません。)

既存メディアでは報道を行う中枢機関が存在したため、それがコントロールされれば報道内容に影響が出てしまいました。

しかし、ALISではライター全員のコントロールはできないので、一部のグループや個人による影響を受けづらくなります。

相互関係が成り立っている

ALISでは、読者からのコメントやいいねなどのフィードバックのおかげで、ライターが読者の意見を反映させた記事を書けます。

実際に、自分が書いた記事にも発展的な内容を知りたがっていた読者からのコメントが届き、次に書く記事の参考になりました。

また、多くの人はライターであると共に読み手でもあるので、読者として何をが知りたいかを把握するできます。

(Twitterなどでも、自分がつぶやくだけでなく他の人の投稿を確認したりしますよね!)

なので書き手は本質的に読み手が何を知りたがっているかがわかるので、必要な情報が出回るようになります。

同じコミュニティの内容は他人事には聞こえづらい

同じALISのコミュニティに属しているので親近感があり、他の人が書いた内容に親近感を持ちやすく、他人事として受け止めなくなります。

また、ALISではコメントやいいねなどで読み手と書き手の交流が行われるので、一方的に押し付けられてくる報道よりも実感が湧きやすいです。

よって、他の人が書いた記事を身近な話題として捉え、例えば社会問題のようなものにも対処しようと言う気持ちになります。

フェイクニュースへの抑止力が働く

こちらでも紹介したように、より多くのALISをもらうために、ライターは良い記事を書こうとするのでフェイクニュースやデマは書かないように心がけます。

また、ライターはALISの保持者として、自分の持っている通貨の価値を上げるためにコミュニティ自体を発展させようとします。

コミュニティが質の悪い記事(フェイクニュースなど)で溢れかえり、人気がなくなった結果通貨の価値が下がるといった事態を防ぐためにもライターは良質な記事を書くよう心がけます。

ALISの課題

アリスのいいところを見てきましたが、やはり完璧ではないと言うのが現状です。

今までに起こった問題や、これから起こるのではないかと懸念されている事項をまとめていきます。

ALISのトークンは総発行枚数が無制限(インフレしていく)なので、価値が読めない

ビットコインなどと違いALISトークンには発行数の上限がありません。

その結果、供給が増えすぎてトークンの価値が下がってしまう可能性があります。

そうなると「ALISをもらうために良い記事を書こう!」と言う気持ちも弱くなってしまい、インセンティブとしての効果が薄くなってしまうかもしれません。

コピー&ペーストの記事でもいいねがもらえる

「書き手はALISをもらうために良い記事を書こうと努力する」と紹介しましたが、やはりどこにでも楽して儲けようとする人は存在します。

例えば、「他の記事やTwitterの内容をそのまま転載しただけの記事にもいいねがついてしまうと」言う問題がありました。

ライターだけの問題ではなく、読み手が記事を批評する能力「メディアリテラシー」が問われる問題でもあり、対処が難しいと思います。

まとめ

今回、仮想通貨によるインセンティブを導入して他のSNSと差別化を図ったALISを紹介しました。

ALISはインセンティブを使って「ライターは良質な記事を提供する」「読み手は良い記事を発見し評価する」信頼関係を”可視化”しようとしてきました。

まだ完全ではないですが、これは新しい発想でメディアの常識を覆す可能性があると思います。

また、”信頼の可視化”を実現するために

  • バッド機能(いいね機能の逆)の搭載
  • 通報システムの搭載

なども議論されていて、さらなる発展も見込めます。

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