NonFungibleTokyo 2023 AMA 内容まとめ

2023/06/20・

boarding bridge

NonFungibleTokyo 2023 AMA 内容まとめ

AMA主催・記事執筆:Taka

国内最大級のNFTカンファレンス「NonFungibleTokyo 2023」のAMAを、CryptoTimes公式コミュニティであるboarding bridge(bb)にて開催しました。

今回のAMAでは、NonFungibleTokyoの歴史やこれまでの取り組み、そして今年のカンファレンスの見どころに関して、オーガナイザーの方々をお招きしてトークセッションを行いました。

以下は、AMAの内容を日本語で要約したものです。

AMA概要

・日時:6月18日(日)21:00 JST
・場所:bb Discord
・Giveaway:NFTokyo2023 通常チケット × 20 & VIP Partyチケット × 3
・参加者:1510名
イベントページ

スピーカー

Mai Fujimoto | NFTokyo
Yu Ayato | NFTokyo
Minoru Yanai | NFTokyo
Taka | Moderator

AMAセッションの内容

質問トピック

NonFungibleTokyoの、現在までの取り組みについて教えてください。

Mai

このイベントは、2018年に開催した日本初のNFTカンファレンス、Tokyo Blockchain Game Conferenceから始まりました。

NFT自体は、2017年にEthereum上で誕生した「CryptoKitties」というゲームが発端となって注目を集めました。そうした流れの中、新しいユースケースが期待されるNFTにフォーカスしたカンファレンスの企画を始めました。

しかし2018年はバブル崩壊とも言われ、相場が急速に冷え込んでしまった時期で、当時一緒にイベントの準備を進めていた海外のメンバーは途中で”トンズラ”してしまいました。笑

そんな中、”Minoru”さんが手を差し伸べてくださり、無事に第1回目のイベントを開催することができました。

ここ数年間はコロナによる渡航制限で海外スピーカーを呼ぶことが困難でしたが、今年はその影響が少なくなった事で、多くの著名なゲストが日本に足を運んでくれる事となりました。

Yu

また、NonFungibleTokyoを発起団体としたJapan Blokchain Week(JBW)が、6月18日から7月13日まで開催されています。

現在10個のイベントがJBWの「Associated Event」/「Official Event」として登録されており、その他にも国内外のコミュニティにより、多くのサイドイベントが展開される予定です。

Japan Blockchain Week

今年からはJapan Blokchain Weekを法人化し、日本のブロックチェーン業界を盛り上げるために、さらに活動を広げています。

NFTやクリプト全般における、日本と海外での違いはありますか?

Yu

コミュニティ系のNFTでは、特に違いを感じます。

例えば日本では、一部の興味のある人たちが個人単位でNFTを購入しているのに対し、香港や中華圏では、よりNFTを保有していること自体が一般的なイメージです。

年齢層も20〜30代が多く、イベントに参加すると自分が最年長の層だったりします。

Mai

海外との差というのとは少し違いますが、今年の日本はとてもラッキーだと思っています。

本来、グローバルイベントに参加するには、高い飛行機代や宿泊費がかかります。しかし今年は、4月のETHGlobal Tokyoや今回のJapan Blokchain Weekなど、大規模なイベントが日本で開催される年です。

このように、海外のトップティアプロジェクトや著名人が来日する機会は大きなチャンスですので、ぜひオフラインでイベントに足を運んでいただけたらと思います。

イベントで自分やプロジェクトを知ってもらうためには、どのように話しかけたらいいでしょうか?

Mai

著名人ほどイベントで人と接する機会が多くなるため、何よりも相手への印象付けが大事だと思います。

私の場合であれば「MissBitcoin」というニックネームがあることで覚えてもらいやすいように、プロジェクトの特徴や差別化できるポイントがあると良いかと思います。

前提として、遠慮せずに積極的にコミュニケーションを取ることも大切です。

Minoru

Telegramを交換した際に、30秒程度のショートピッチ動画を送ったり、あらかじめ用意した紹介文を送ることも効果的だと思います。

Mai

また、ソーシャルメディアなどのプロフィール写真が本人の写真でない場合が多く、顔を覚えづらいため、その場で2ショットのセルフィーを撮って送ることも、海外では一般的です。

NonFungibleTokyo 2023の見どころを教えてください。

NonFungibleTokyo 2023

Minoru

今年は特に政府のバックアップも充実しており、カンファレンスでは、経済産業省から西村 康稔大臣の登壇も決定しました。
その他ステーブルコインに関する内容や、NFTプロジェクトによる発表なども期待されます。

Yu

KONAMIやサンリオなど、日本の大手IPが参加していることも注目ポイントです。

事業者以外の一般の方が楽しめるような企画はありますか?

Mai

はい。今年の新たな取り組みの一つとして、ゆなゆなちゃんが主体となってコミュニティブースの設営を進めてくれています。

Yu

コミュニティブースでは、ガラポンや抽選会などのキャンペーン企画、自動販売機型のサイネージ、その他さまざまな体験ブースを用意しています。

オンライン配信はありますか?

Mai

はい、例年通りオンライン配信も実施します。

さらにオンラインだけでなくメタバース会場も用意しており、メタバース内でNFTの展示を楽しんだり、現地のオンラインセッションを聞くことができます。

NFTの魅力や将来の可能性についてお話いただけますか。

Minoru

現在の市場は、ゲームやPFTなど、特定のユースケースにおいてNFTプロジェクトが出尽くした印象があります。その中でいいプロジェクトは成長し、価値が上がっていくでしょう。

一方で、NFTの第3波を起こすのは、SlashのようなNFTの新しいユースケースであると考えています。その中で大企業がどのように仕掛けていくかに注目しています。

Mai

同じように、どのようなプロジェクトかというより、どのような場面でNFTが使われていくかという方が重要だと考えています。例えば不動産の売買や建物の鍵などのように、物理的なアセットと紐づいた現実的なユースケースに着目しています。

私が所属しているINTMAXでも、NFTとリアルアセットを掛け合わせた活用方法に着目しています。

NonFungibleTokyoで将来的にやりたいことや目指しているものはありますか?

Yu

今この業界に興味を持っている方々は、先見性の高い人だと思います。
情報を発信する側になることで得られるものも大きいため、イベントを通じてこの業界に興味を持ってくれる方が増えると嬉しく思います。

Mai

グローバルと日本が混じり合う環境を提供できるよう、今後も継続的にトップティアのプロジェクトをイベントに誘致していきます。

日本のweb3業界をさらに盛り上げるために、イベントの開催を通じて橋渡し役を担うことができればと思っています。

ぜひ会場でお会いしましょう!

まとめ

以上が今回のAMAの内容です。

お話の中では、6年にわたってNonFungibleTokyoを開催してきた歴史や、web3を取り巻く時代の変遷を垣間見ることができました。コミュニティメンバーにとっても、今後のweb3における取り組みや関わり方を考える良いきっかけになったのではないでしょうか。

また、今年のカンファレンスの見どころや、ブース出展をはじめとした注目ポイントについても存分に語っていただき、当日のイベントに向けてモチベーションの高まるセッションとなりました。

AMAにご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。

Giveawayの当選発表については、bbのTwitterアナウンスをご確認ください。

関連リンク

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