web3ソーシャルアプリ「Phaver」AMAレポート
boarding bridge
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執筆:kiyu
次世代のweb3版ソーシャルアプリである「Phaver」のAMAを、CryptoTimes公式コミュニティであるboarding bridge(bb)にて開催しました。
今回のAMAでは、他の分散型SNSとの違いや今後の展望、Phaver-Up NFTのユーティリティについて伺いました。
以下はAMAの内容を要約したものです。
目次
AMA概要
日時:2023年5月28日(火)21:00 JST
場所:bb Discord AMA-Voice/Chat
Giveaway:Phaver-up NFT×1、800 Phaver Points×10
参加者:140名
参考:Phaver AMA
Web3 ソーシャルアプリPhaverのAMAを開催!
📅5/28 (火) 21:00 JST
bb Discord (AMA-Voice. Phaver-AMA)
🎁Phaver-up NFT×1名、800 Phaver Points×10名にGiveaway!✅Like & RT, Follow ↓@phaverapp @bb_jpdao
※引用RTで当選確率Up!
✅AMAに参加https://t.co/6ztxo8W15v… pic.twitter.com/4jOvv4qUaK— boarding bridge (@bb_jpdao) May 25, 2024
スピーカー
・Joonatan | Phaver CEO
・Tomi | Phaver Co-founder
・TakmanKid | boarding bridge
・Rairu | boarding bridge
(敬称略)
AMAの内容
Phaverはどのようなプロジェクトか教えてください
Phaverは、次世代インターネットにおけるパーミッションレスでノンカストディアルなエコシステムのために作られたWeb3ソーシャルアプリです。Lensプロトコル、Farcaster、MocaIDなどの分散型ソーシャルグラフをサポートしています。
Phaverアプリは現在までに35万以上ダウンロードされており、Lensプロトコルにおける投稿とエンゲージメントの大部分を占めています。また外部のweb3ソーシャルアプリであるFarcasterとも連携しており、彼らにとっても最大のサードパーティアプリとなっています。
Phaverの利点
・ブロックチェーンベースのバックアップによるソーシャルグラフの完全な所有権
・自分のNFTコレクションを表示することで獲得可能なポイントとクレジット
・さまざまなオンチェーンアセットを使用した信頼の証明
・オンチェーンアセットに基づいたゲートコミュニティの作成
・XMTP経由のウォレット間ダイレクトメッセージ
Differentiation vs. Web2 Social | Phaver Whitepaper
Phaverチームの経歴や提携先、投資家などを教えてください
CEO Joonatan Lintala ジョナサン・リンタラ
Facebook広告ツールのグローバルマーケットリーダー。北米での事業拡大を主導し、AirBnB、Lyft、Spotify、Uberなどのクライアントを獲得。
アイルランドのGoogleでキャリアをスタート。
Pomar(靴ブランド)およびShook Digital(TikTokマーケティングパートナー)の取締役会顧問。
CFO Tomi Fyrqvist トミ・フィルクヴィスト
ゴールドマン・サックス証券で4年間投資銀行業務に従事。
Tesseract(暗号不換紙幣のオンランプと貸し手)、Equilibrium Labs(ETH財団、Web3財団、Starkware、Dapper Labsなどの顧客を持つ暗号開発ハウス)への助言を含む様々なブロックチェーン業務。
アリババ南アジア(Daraz)のパキスタン、バングラデシュ、ミャンマー、スリランカ、ネパールにおける事業開発のグローバル・ヘッド。
アクサ・ベンチャー・パートナーズ(+10億ドルファンド)のベンチャー・キャピタル、マッキンゼー、ボストン・コンサルティング・グループ、モルガン・スタンレーにも勤務。
CTO Carlo Hyvonen: カルロ・ヒュヴォネン
フィンランドの大手リアルマネー・ゲーミング(規制)会社Veikkausの元リード開発者。
+15年以上のフルスタックソフトウェア開発経験
CIO Tom Hämäläinen:ヘメレイネン
2012年にフィンランド初の暗号取引所(Coinmotion)を共同設立。Coinmotionは現在もKYC/AMLに準拠した最大の暗号取引所である。
7百万ドルの戦略的資金調達ラウンドには、Nomad Capital、Polygon Ventures、Symbolic Capital、Dao5、Foresight Ventures、Swissborg、Alphanonce、Kyros Ventures、F.actor、Ripio Ventures、Ceras Ventures、Aulis Ventures、Beacon、Luminous Compounds、Block Infinity、Sharding Capital、TKXなどの主要ブロックチェーン/Web3ベンチャーキャピタルが参加しています。
アドバイザーには、Efe Bulduk、Sandeep Nailwal、Shreyans Singhらが名を連ねています。
mirror | Phaver Raises $7M Seed Funding To Grow Its Web3 Social Ecosystem
他の分散型SNSとの違いや特徴を教えてください
Phaverは、Lens ProtocolのDAUと投稿量で最大のアプリ(1日の投稿の46%)です。FarcasterではDAUの40%に貢献しています。
今後上場予定のCEXトークンとの最大のクロスポストアプリであり、アプリのポイントシステムと連動しています。また、NFTをリワードメカニズムとコミュニティゲーティングとして統合したアプリのリーダーでもあります。
Phaver Whitepaper | Lens Protocol Integration
現在のPhaverのアクティブユーザー数について教えてください
現在のアクティブユーザー数は以下の通りです。
MAU:115k ※月間アクティブユーザー
WAU:71k ※週間アクティブユーザー
DAU:30-40k ※デイリーアクティブユーザー
Phaverポイントのユーティリティやレベルのメリットを教えてください
Phaverは2022年夏のLensのメインネットローンチ以来、ボットの波を含む多くのジェットコースターを見てきました。Phaverはシビル耐性を証明する最も安全なシステムを持っており、それはトークン報酬の重要なビルディングブロックでもあります。
2023年の夏(そして2022年の凍てつく冬)を経て、2024年は本当の$SOCIALの夏となります。
Phaver-up NFTのユーティリティはエアドロップやポイント獲得以外にありますか?
はい!Phaver-Up NFTを保持しているOGには、実生活での特典やその他のVIP特典も用意されています。
Phaver-Up NFTはOG NFTであり、今後他のNFTが開始されるとしても、Phaver主催のイベントや集会、ホワイトリスト登録パートナーとの複数の特典など、最高のアクセスレベルを提供します。
PhaverがTGE前に協力したパートナーの例を以下に示します。ただし、このリストはTGE後に大幅に拡大され、主要なWeb2ブランドも含まれるようになります。
TGE前のパートナー一覧
主な戦略的パートナー
Lens、Farcaster、Mocaverse
パートナー
Cyber Connect、Bankless Labs、Karma3 Labs – EigenTrust、Galxe、Eternal Proxy Service (EPS)、DegenScore、Delegate.cash、ParaSpace、Space ID、Superwalk、SheFi、Tokenproof
NFTコミュニティ・パートナー
World of Women、CryptoPunks、PudgyPenguins、CNP / Crypto Ninja Partners、LLAC / Live Like A Cat、Mocaverse NFT、Mittaria、A Kid Called Beast、Degenscore、YogaPetz / WELL3、Trekki NFT、Kudasai Japan、Boso Tokyo、DenDekaDen、 Wassies By Wassies、Weirdo Ghost Gang、Smurfs Society、HighStreet Market (Forever FOMO Duck Squad)、Bellygom (Lotte Daehong)、Neo Tokyo Punks、Cripco (IPX)、Wadeside、Olivex、Bellyland、Breathonics、Matr1x Fire、Dustland Runner
Phaver | The Gateway to Web3 Social
コミュニティQ&A
Web2のSNSユーザーを獲得するのに重要な事は何だと思いますか?
短期的な視点でいえば、現在開催中のPhairdropなど、Phaverを使用することがユーザーのインセンティブにつながることだと感じています。
長期的な視点でいえば、自身の投稿やプロフィールのオーナーシップなど、所有権に関わる部分が肝心だと感じています。
$SOCIALはアプリ内でStakeに変わる存在になりますか?
$SOCIALのトークンは今回イーサリアムのチェーン上に発行され、アクションに使用する際はかなりのガス代がかかるため、現在のStake(Phave)に関しては、このままの形で残ります。ただし$SOCIALに関しては、接続しているウォレットの中に保有しているほど、ポイントから$SOCIALへの交換率やその他の特典などの恩恵があります。
Animocaが発表したRealm Networkにも参加する可能性はありますか?
既にAnimocaとは強いパートナーシップを結んでおり、Realm Networkに今後参加する可能性も考えられます。しかし現時点でパートナーシップの内容は公開されておらず、今後継続的に模索していく予定です。
Craft Your Way to $MOCA | Medium
スーパーAppの機能として近々予定していることはありますか?
現在も既にスーパーAppの機能として、LensやMocaIDやFarcastなどとのクロス投稿機能は追加されていますが、今後はユーザー間で何かアクションが起こせるような機能を追加していく考えがあります。例としては、ユーザー間で直接NFTを売買したりできる機能を考えています。
Verify Badge(検証バッジ)を取得するにはどうすればいいですか?
現在、検証は招待制なので、イベントで私たちに会った人がバッジを取得できます。将来的には、これを申請する方法を用意する予定です。
エアドロップ配布後にユーザーの継続率を高める対策はありますか?
今回Phairdropで配布されるトークンは全体の3%だけで、今後も利用者や初期ユーザーにトークンやポイントを通して還元していきたいと考えています。もし最初のPhairdropだけで抜けてしまった場合は、更なる特典を得られるチャンスを逃してしまうことになります。ぜひ皆さんPhaverを使い続けてください。
Token Distribution | Phaver Whitepaper
まとめ
Web3のソーシャル系のプロジェクトはいくつかありますが、PhaverはLensやFarcasterなど、主要なソーシャル系プロジェクトと連携している点が非常にポジティブな印象を受けました。クロスポスト機能も利便性が高く、今後もNFTやトークンを絡めた機能が登場することが期待されます。
エアドロップ後のユーザー離れは、web3プロジェクトにおける大きな課題となっていますが、Phaverでは$SOCIALの初期エアドロップ後も継続的な特典が用意されているとのことでした。現時点ですでにNFTコミュニティをはじめとしたプロジェクトとのパートナーシップが公開されており、今後のエコシステムの広がりにも期待したいところです。
関連リンク
Phaver
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