アンディ・ウォーホルの作品がイーサリアム上で560万ドルで取引される

アンディ・ウォーホルの作品がイーサリアム上で560万ドルで取引される
ct analysis

この記事の3つのポイント!

  • イーサリアムブロックチェーン上で暗号通貨を利用したオークションが行われる
  • 取引される作品の価値は現時点でおよそ560万ドル相当
  • ブロックチェーンや暗号通貨の活用が芸術への投資につながる可能性を示唆

記事ソース:Crypto Auction: $5.6 Million Andy Warhol Art to be Sold via Ethereum Blockchain

ブロックチェーン技術は日々様々な領域で活用され始めていますが、今月にはアンディ・ウォーホルの作品が暗号通貨を利用したオークションにて取引されることになりました
オークションは6月20日、ロンドンにて行われ、ウォーホルの1980年の作品「14 Small Electric Chairs」のうち約半数がビットコインやイーサリアムで決済可能になります。取引はイーサリアムブロックチェーンによって行われ、最終価格はスマートコントラクトによって決定されます

作品は現時点で732BTC、およそ560万ドルの価値がついており、オークション当日の市場状況によってさらに変動するものと思われます。芸術作品が暗号通貨を介して取引されるのはこれが初めてではありませんが、最も高額の取引となると予想されています。

Dadiani Syndicateの創設者、Eleesa Dadiani氏は今回のオークションをうけて

 

”私たちはファインアートへの投資をよりグローバルに展開することを目指しています。

暗号通貨は市場は拡大し、新たな購買者と芸術を繋ぐことでしょう。”

 

と、ブロックチェーンや暗号通貨の活用が芸術への投資につながる可能性を示唆しました。

 

Codex Protocolの共同創設者であるJess Houlgrave氏によると、ロンドンの市場に出回っている芸術品の40%以上が詐欺であり、ブロックチェーン技術の応用がこのような現状を改善できるのではと期待されています。

Daichi
芸術作品だけでなく、ブロックチェーンの応用によって世界中のP2Pでの取引が加速していきそうですね。

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