レーシングクラブ運営ゲーム「BAC Games」体験レポート|Blastチェーン最注目GameFi
Crypto Troll
2月29日にメインネットがローンチしたBlastは、NFTマーケットプレイス「Blur」の創設者であるPacman氏(@PacmanBlur)によって立ち上げられたイーサリアムレイヤー2です。
ローンチから1ヶ月以上が経過しているものの、Blastポイント及びBlasetゴールドを中心としたインセンティブキャンペーンが行われており、非常に活気に満ちています。
そうしたBlastエコシステムの中でも、GameFi領域において一際高い注目を集めているのが、BAC Games(以下、BAC)です。
BAC β+ test is live now!
Join us here: https://t.co/SFQBp7q2RK pic.twitter.com/XDdMmaWQrx
— BacGames (@BAC_Web3) March 26, 2024
BACは、カーレースに焦点を当てたゲームですが、レーシングではなくクラブ運営をテーマとしていることが特徴として挙げられます。現在は、ベータ版が提供されており、Genesis NFTをステーキングしたプレイヤーが遊べるようになっています。
今回の記事は、BACの特集及び筆者が実際にプレイしてみた体験レポートを組み合わせたものとなっています。
BAC Gamesとは?
Blast Big Bangコンペ優勝プロジェクト
Blastは、2月29日のメインネットのローンチ前に、1月からBlast Big Bangと名付けられたコンペティションを開催していました。
Blast テストネットを公開しました!
また同時に、次世代のDapps開発コンペティション、Blast BIG BANGを開催します。
2000億円超のTVLと10万ユーザーを誇るBlastコミュニティ向けのDappsを開発し、業界トップの投資家とネットワーキングする機会や、Blast Airdropの獲得を目指しましょう! pic.twitter.com/BmNWTTgIGj— Blast (@Blast_L2) January 18, 2024
Spot DEXやPerp DEX、レンディングなどといった8つのカテゴリーに対して、3000以上の応募がありました。そこから優勝プロジェクトとして47のプロジェクトが選出されました。
BACは、「NFTs/Gaming」のカテゴリーとして選出された優勝プロジェクトです。
レーシングゲームではなく、クラブ運営ゲーム
BACは、Blast Auto Club の略称であり、車を中心としたゲーム構築がされています。
しかしながら、レーシングゲームではなく、クラブ運営に重点を置いたゲームであることが特徴です。
クラブは最大15人で運営することが可能であり、各プレイヤーが入手した素材をクラブに寄付(Donate)することで、車を購入し、その車を走らせることで、報酬を獲得する仕組みとなっています。
“Group to Earn”がテーマ
BACは、”Group to Earn”をテーマとしています。
通常、to Earn系のゲームは、単独プレイヤーが自身の利益を最大化するように動くように設計されがちですが、BACは報酬の最大化のためには、他のプレイヤーとの協力が必須な仕組みとなっています。
コミュニティ重視の仕組みであり、協力が必須なことからも、これまでのto Earn系とは一線を画した設計となっていると言えるでしょう。
具体的にどのような仕組みになっているのかは、次章にて詳しく説明していきます。
コミュニティ運営に注力:開発者向けエアドロップを100%還元すると発表
The excitement is real!
🚀 Big thanks to @Blast_L2 for their support as @BAC_Web3 aligns perfectly with giving back 100% of airdrop rewards to the community, following Blast Team’s guidance!
🌟 Our users are greatest treasure of BAC Games!Clarifying: BAC Games hasn’t added… https://t.co/tiuBpbBMyn
— BacGames (@BAC_Web3) March 23, 2024
Blast運営は、コンペ選出プロジェクトに対して、開発者向けのエアドロップを行うと発表しています。
そしてBACは、そうした開発者向けエアドロップを100%コミュニティに還元するとしています。
これによりプレイヤーはより多くの報酬を得ることが出来るため、BACは根強い支持を得ています。
NFT価格がミント価格の3倍以上で推移:エアドロの3重取りも可能
BACをプレイするにはNFTが必要であり、Genesis NFTのミント価格は0.16ETHでした。
しかし現在(記事執筆時)の二次流通価格では、最低価格でも0.49ETHとなっており、非常に注目が高いことが窺えます。
この背景として、BACのゲーム性の高さ、現在提供されているベータ版ではNFTのステーキング必要であり売り圧が低いことが挙げられます。また、Blast、BAC、Ultiverseのエアドロの3重取りが可能であることも理由の一つとして考えられます。
BACのゲームシステム
ここからはより詳細な、BACのゲームシステムの紹介をしていきます。
今回の記事で紹介しているBACの内容は、あくまでも記事執筆時(ベータ版)のものであり、将来には細かな仕様が変わる可能性があることはご承知おき下さい。
NFTには3種類のロールが割り当てられている
NFTには、Operator、Racer、Engineerという3種類のロールが割り当てられています。
それぞれのNFTがゲーム内で入手可能な素材は異なっており、車を購入・走行には、3種類の素材全てが必須となっています。
そのため、BACをプレイするには最低でも3つのNFT(各種類1つずつ)が必要となっており、これがBACにおいて「協力」が効率的に報酬を最大化するために必須な要素となっている理由です。
NFTを働かせて素材を稼ぐ
BACでは、NFTを働かせての素材集めが基本となっています。
Tech WorksでNFTを働かせる(Work)ことで素材を集めるのですが、1回あたり8時間となっており、終了後の素材集め以外では何もしなくていいようになっています。また、後述する車の走行も同様に、8時間ほどの時間が必要になってくるため、実際にBACを触る時間はそこまで必要ではありません。
基本的には放置ゲームであり、隙間時間に気軽にプレイすることが可能となっています。
車の購入をして補給(Refuel)をする
報酬($BAC)を稼ぐには、車を購入して走行させることが必須です。この車の購入には、素材がそれぞれ200必要です。
これら素材は、各プレイヤーからクラブに対して寄付(Donate )された分から賄われます。
車を購入しただけでは、車を走行させることは出来ません。購入した車に対して、3つの素材を補給(Refuel)する必要があります。
ここで注意が必要なのは、補給に際して使用される素材はクラブに寄付された素材からではなく、各プレイヤーがそれぞれ個別に直接提供しなければならないことです。
そのため、持っている素材を全て寄付してしまうと、車の購入は出来たものの走らせることが出来ないという事態にも陥る可能性があります。そのため、効率的に稼ぐためにも素材の使用用途はきちんと精査する必要があります。
車を走行させて$BACを稼ぐ:$BACは各個人への分配以外にもクラブのVaultにも別途蓄積
車を購入し補給をすると、ミッションを選んで車を送ります(Send)。
車の走行にかかる時間は8時間であり、車が帰還した際には、報酬として$BACがクラブメンバーに配布されます。
その際、クラブのVaultにも$BACが貯まるようになっており、貢献度の高いプレイヤーに対して、ボーナスとしてVaultから$BACを渡すことも可能となっています。
現在は、V1が稼働中
ここまで記載した内容が、BACの一連の流れとなります。
現在は、PvEモードに主軸が置かれており、効率的な攻略の進め方やクラブ運営のノウハウを学ベル段階と言えるでしょう。今後には、PvPモードが追加される予定とのことですので、より複雑で高度なゲーム展開がされることが予測されます。
Q2で予定されているV2バージョンでは、以下の要素が追加されるとのことです。
- PvPモード(クラブ同士での対戦)
- 3つのレベル(都市、国家、世界)でのレース協会会長選挙
- ゲーム内資産取引のためのオークションハウス
- NFT非保有者のためのクラブファン
今後のロードマップ
ゲームは現在ベータ版が提供されており、今後のロードマップも以下のように発表されています。
- Q2:BACトークンのローンチ、V2バージョン稼動、ジェネシスPFP NFTコレクション発売
- Q3:シリーズ第2作を発売
- Q4:シリーズ第3作を発売
今後もBACエコシステムは拡大予定であり、BAC Gamesが提供するすべてのゲームでは、$BACトークンが活用されるとのことです。
実際にプレイしてみたBAC体験レポート
ゲームシステムは基本は放置ゲームであり非常にシンプル
車の購入・走行に必要な素材集めにはリアルタイムで8時間必要であり、車の走行にも8時間かかるため、常に画面に張り付いておく必要はなく、隙間時間にタスクを進めるだけでいいので、非常にシンプルなように思いました。
忙しい人でも気軽にプレイできるのはメリットだと感じました。
クラブメンバーに対するコミュニケーションが必須
ゲームシステムがシンプルである一方で、効率的に$BACを稼いでいくためには、グループ内の交流やメンバーの協力が絶対に必要となっています。そのため、単純なプレイ時間よりも、Discordなどでのメンバー募集やクラブの方針の打ち合わせといったコミュニケーションに割いた時間の方が多くなりました。
Group to Earnという仕組みがどのようなものになるのか、非常に興味があったのですが、現状の仕様においてはかなり効果的に機能しているように思えました。
総評
マーケティングにも力を入れており、運営がしっかりしているように思われる
Blastでは数多くのプロジェクトが進められていますが、少なくともGameFiというカテゴリーにおいては、BACが非常に洗練されているようにも思います。
ゲーム性の高さだけでなく、KOLを中心としたマーケティングやNFTのフロア価格の維持、トークンローンチの計画など活発に行っており、プレイヤーを常に惹きつけています。
今の所、これといったハッキングやFUDの話も聞かないため、順調に運営がされているのではないでしょうか。
“Group to Earn”という仕組みが面白い
クリプトの世界ではコミュニティの重要性がよく提唱されますが、プロジェクト主導のコミュニティ運営だけでなく、プロジェクトの中での小規模なプレイヤー同士集団を作り、その集団ごとに活動が盛んになるといったところまで作り上げているプロジェクトは少ないように思われます。
しかし、BACでは、効率的に稼ぐためには絶対にグループを作らないといけない仕様上、自然とコミュニティが形成されていくようになっています。グループ作成にかなり強いインセンティブがあるため、自然とコミュニケーションが作られるようになっており、しかもそれがきちんと機能しているというのは珍しいと思いました。
ゲームシステムの拡充やユーザー体験の向上に期待
現在はベータ版が提供されていますが、今後もBAC Gamesエコシステムは拡大していくとのことなので、将来性に期待が持てます。
実際にプレイしてみると多少は不便だと思う箇所もありました。例えば、クラブ内チャットがないため、クラブメンバーと素材の投資方針などの打ち合わせをするために、ゲーム外(例えばDiscordなど)でクラブメンバーが交流出来る場を構築する必要がありました。
PvEの現時点では特に問題ないのですが、PvPのシステムが導入され本格的にクラブ運営をしないといけなくなれば、より多くのコミュニケーションを取る必要があります。知り合いでクラブを作るならば個別に連絡を取れるため問題ないのですが、ゲーム内のクラブ募集から参加した人とは交流する手段がないのが現状です。
何らかの形で、ゲーム内でのコミュニケーション手段などが出てきて欲しいとは思いますが、BAC運営はかなりプレイヤーの意見を取り上げてくれるように思えますので、今後の発展に期待しています。
以上が筆者が実際にゲームをプレイした体験レポートになります。
Blast上の各プロジェクトがサービスを開始しており、ユーザーの取り囲みに精を出していますが、現時点で新規に入ってきたユーザーはどのプロジェクトを追えばいいか迷っている方も多いかと思います。
そうした中で、BACは将来性に期待が持てるプロジェクトのように感じました。
現在は、NFT保有者でなければプレイすることが出来ない段階ではありますが、ジェネシスPFP NFTコレクションが発売予定であったり、NFT非保有者のためのシステムも構築予定とのことですので、出遅れてしまっているということはないと思います。
新規参入をするためにも、BACの情報を追ってみるのもいかがでしょうか。
BAC Games各種information
公式サイト:https://www.bacgame.io/
X:https://twitter.com/BAC_Web3
Discord:https://discord.com/invite/bacgames
Medium:https://medium.com/@BACGames