Baseエコシステムファンド、新たな6プロジェクトへの投資を発表
あどまん
Coinbase Venturesの主導のもと、次世代のオンチェーンプロジェクトへの投資を目指すBaseエコシステムファンドが、新たな6つの投資先を公表しました。
Onchain Summer may be over, but the momentum on Base is just getting started
The Base Ecosystem Fund, led by @cbventures, was launched to invest in the next generation of onchain projects
Today, we’re sharing our first six investmentshttps://t.co/iGJes0LB6G
— Base 🛡️ (@BuildOnBase) September 7, 2023
この発表により、Avantis、BSX、Onboard、OpenCover、Paragraph、Truflationというプロジェクトがファンドからの資金提供を受けることとなります。
- Avantis:オラクルベースの合成派生物プロトコル。ユーザーは最大100倍のレバレッジで暗号資産や実世界の資産を取引可能。USDCの流動性提供により、マーケットメーカーとしての利益獲得が可能。特徴として、シンプルな設計(USDCのみ)とリスク管理(トランシェと柔軟なロッキング)が挙げられる。
- BSX:分散型の限定注文帳を提供。ユーザーはレバレッジを使用してロングやショート取引が可能。オンチェーン取引は、AMMや注文帳などのさまざまな市場構造によってサポートされるべきとの考え。CeFiとDeFiの良い点を組み合わせた取引経験を提供。
- Onboard:オンチェーンの自己保管パスを提供。ユーザーはMPCウォレットとスマートコントラクトを使用して、暗号資産のオンボード・オフボードが可能。特にアフリカを含む開発途上国での金融システムの拡大を目指している。
- OpenCover:L2保険アグリゲーターとして、DeFiユーザーをオンチェーンリスクから保護。取引時にオンチェーン保険オプションを提供し、オンチェーンリスク管理を手軽に行うことができる。
- Paragraph:オンチェーンクリエイタープラットフォーム。クリエイターはコンテンツの公開や共有、ビジネスの構築が可能。新しいオンチェーンメカニズムを活用し、コミュニティの構築・育成をサポート。
- Truflation:オンチェーンの金融オラクル。リアルタイムでのインフレーション報告を提供。現在の報告方法と比較して、より高い忠実度のインフレーション情報を提供することが特徴。
今年初めに設立されたこのファンドは、Base上での新しいプロジェクトの発展をサポートすることを目的としており、今回の投資先選定には800以上の申し込みがあったとのこと。Baseエコシステムファンドの関係者は、「多くのビルダーが申し込みに情熱と努力を注いでくれたことに感謝しており、今後もさらなるイノベーションを推進するためのパートナーシップを模索していく」とのコメントを発表しています。
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