CoinbaseのL2「Base」がArbitrumを抜いてトランザクション数急増

2023/07/31・

あどまん

CoinbaseのL2「Base」がArbitrumを抜いてトランザクション数急増
ct analysis

L2BEATによると、先日メインネットを公開したCoinbaseのLayer2であるBaseが、過去1日平均の1秒あたりのトランザクション数でArbitrumを抜きました。

2023年7月13日に、Baseはメインネットを開発者向けに公開し、直近過去7日間でトランザクション数が890%も上昇しています。

1日の最大トランザクション数が7.58という数字は、他の上位のブロックチェーンと比較するとまだ低い水準にありますが、現時点ではBaseはまだメインネットを開発者向けにのみ公開しており、一般ユーザー向けには公開されていない状態です。

それにもかかわらず、特に「BALD」というトークンをはじめとしたミームコインの乱立により、投機ユーザーの資金が大量に流入したことが原因で、トランザクション数および総ロックアップ価値(TVL)が急激に増加しました

さらに、7月31日時点での総ロックアップ価値(TVL)は約6,700万ドルにまで上昇しており、L2チェーンの中では10番目に位置しています。

また、8月上旬に予定されている一般向けのメインネットのリリースにより、更なるTVLの上昇が見込まれます。

DEX Screenerによると、すでに2,800ものトークンがLeetSwap上で取引することができ、その殆どが詐欺トークンなので取引をする際は十分に注意してください。

分散型取引所UniswapもBaseへの展開を予定しており、今後一般向けメインネットがローンチされると、実績ある様々なdappsや新規のプロトコルも多くBase上で展開されることが予想されます。そのため、今後の動向には大いに注目が集まるでしょう。

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