中国でのマイニングはもう厳しい?マイニングファームの多くが中国を離れていることが判明!
2018/12/26・
ユッシ
ニュース
最近起こった仮想通貨市場の暴落などによって、多くのマイニングファームが中国から離れていることがCoinSharesの調査レポートより明らかになりました。
このレポートの中で、現在のマイニングファームの状況について以下のように述べられています。
It is commonly believed that most Bitcoin mining still takes place in China. Our estimate is that no more than 60% of miners currently remain within Chinese borders.
これまでビットコインマイニングの多くは未だ中国を占めていると信じられていましたが、我々の推測だともはや全体のたった60%程しか中国に残っていません。(日本語一部要約)
(画像引用:CoinShares)
さらにビットコインのマイニングネットワークの地理的分布、構成、効率、電気消費量などの様々な観点で調査されたこのレポートを手がけた研究者は、これから中国でマイニングファームを操業していくことはほぼ不可能であると結論付けています。
さらに同レポートでは多くのマイニングファームが「低コストな電力」「高速インターネット」「低温な地域」などを求めた結果、ロシアやカナダ、スカンジナビアなどの地域に移転を行っていることを明かしています。
記事ソース:CoinGape、CoinShares
ゆっし
「マイニング=中国」っていうイメージは確かにあったなあ。確かに寒い地域でマイニングすれば機器の冷却コストがだいぶ抑えられるよね。