国内取引所BitTrade(ビットトレード)がシンガポールの起業家によって買収される
2018/06/01・
Crypto Times 編集部
ニュース
この記事の3つのポイント!1.BitTradeおよびその関連企業がシンガポールの起業家Eric Chengにより買収される
2.買収額は約54億円でCheng氏が株式の100%を保有する形に
3.金融庁の認可を受けている取引所が外国人に買収されるのは初のケース
2.買収額は約54億円でCheng氏が株式の100%を保有する形に
3.金融庁の認可を受けている取引所が外国人に買収されるのは初のケース
記事ソース:Asia One
Asia Oneは5月30日に日本の仮想通貨取引所であるBitTradeがシンガポールの起業家によって買収されたと報じました。
BitTradeはEric Cheng氏によって5000万ドル(約54億円)で買収され、同氏は株式の100%を保有する形となります。Cheng氏は同時にBitTradeの関連会社であるFXトレードフィイナンシャル(FXTF)も買収しました。
BitTradeは日本の金融庁が認可している16の取引所のうちの一つです。Asia OneによるとCheng氏は日本の金融庁の認可を受けている取引プラットフォームを運営する企業の株式を100%取得した最初の外国人になると言います。
同氏は今回の買収に関して以下のようにコメントしました。
「仮想通貨産業は指数関数的に成長している。増加する需要を捉える為の鍵はしっかりと規制され、認可された衣を持つことです。私は今回買収した金融庁の認可を受けたプラットフォームと共に、規制当局と掛け合い、海外市場にも視野を広げていきたい。」
両企業のマネジメントチームは今後、新たなトップの下で積極的に規模を拡大し、サイバーセキュリティを強化し、さらには海外のユーザーに優しいインターフェイスの開発も行うとしています。
kaz
取引所のパワーバランスはどうなるのだろうか