マルタが英国企業と提携し、ブロックチェーンを公共交通機関に導入へ

マルタが英国企業と提携し、ブロックチェーンを公共交通機関に導入へ
ct analysis
この記事の3つのポイント!
1.マルタの運輸省は英スタートアップと提携し、公共交通へのブロックチェーン採用へ
2.マルタでは以前からブロックチェーン関連の法整備が進められていた
3.今後も同国ではブロックチェーンの普及が進んでいくと見られる

記事ソース:Malta INDEPENDENT

マルタの運輸省は今月17日に、マルタの公共交通サービスを改善すべく、英国のスタートアップ企業オムニチュードと提携したと現地メディアのマルタ・インディペンデントが報じました。

マルタは以前よりブロックチェーンフレンドリーな国づくりを掲げており、その一環としてBinanceやOKExといった世界トップクラスの取引所を自国に誘致しました。

マルタの運輸相を務めるイアン・ボーグ氏はオムニチュードとの提携によって交通と物流のブロックチェーン化を進め、「交通全体の信頼性を向上させる」とコメントしました。

一方のオムニチュードCEO、クリス・ペインター氏は同社が「オムニチュードの持つ包括的なブロックチェーンの可能性を追求するべく、マルタ政府とのプロジェクトを楽しみにしている」と語りました。

「世界中の政府が、コストを削減し、サービスをシンプルにするべくブロックチェーンの可能性を検討し始めている。マルタの政府は非常に先進的で、我々はこのプロジェクトの可能性に期待している」

マルタ金融サービス局(MFSA)は今年4月に仮想通貨やブロックチェーン関連の規制の透明性を確保するべくコンサルテーション・ペーパーを発表しており、マルタでは今後もブロックチェーンに積極的に関わっていく方針であることが伺えます。

kaz
やっぱりヨーロッパ強いなぁ

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