Braveブラウザは、精密な広告ブロック・プライバシー保護機能と、承認された広告を閲覧するだけでトークンを稼げる仕組みを搭載したウェブブラウザです。
一般にウェブブラウザというと、Google ChromeやEDGE(Internet Explorer)、SafariやFirefoxを想像する方が多いと思いますが、Braveは今、Web3.0世代のウェブブラウザとして注目を集めています。
また、広告閲覧で獲得できるBasic Attention Token(BAT)も、人気に拍車をかけています。BATの詳細に関しては以下を参考にしてみてください。
CRYPTO TIMESではBraveに関してのニュース記事も随時配信していますのでこちらも合わせてチェックしてみてください。
BAT (Basic Attention Token) の特徴・将来性を解説!取引所・チャートまとめ – CRYPTO TIMES
今回はそんな大注目の次世代高速ブラウザ「Brave」の特徴や使い方などを徹底解説していきます!
目次
- 1 次世代ブラウザ「Brave」とは?11個の特徴を紹介!
- 1.1 1. WEBサイトやYoutube広告をブロックできる「Brave Shields(ブレイブ・シールド)」
- 1.2 2. 広告表示でBATトークン(BAP)を稼げる「Brave Rewards(ブレイブ・リワーズ)」
- 1.3 3. Brave独自の広告システム「Brave Ads(ブレイブ・アド)」
- 1.4 4. 牢固なセキュリティで安全性・プライバシー保護もバッチリ
- 1.5 5. WEBサイトの表示を高速化!ChromeやSafariよりサクサク使える
- 1.6 6. WEBサイトやSNSで投げ銭機能を使える
- 1.7 7. Chromeの拡張機能を使える
- 1.8 8. ブラウザ乗り換えが簡単!ChromeやSafariからブックマークを移行できる
- 1.9 9. Windows/Mac/Linux/iOS/Androidに対応済み!いろいろな端末から使える
- 1.10 10. Brave Sync(ブレイブ・シンク)で複数端末を同期できる
- 1.11 11.セキュリティを強化する「FireWall + VPN」
- 2 徹底検証!Braveの広告ブロックや高速ブラウジング機能を試してみた
- 3 Braveの使用感は?評判・口コミまとめ
- 4 Brave(ブレイブ)の初期設定方法!3つの手順を解説!
- 5 Brave(ブレイブ)の基本的な使い方を解説!基本操作をマスターしよう
- 6 【稼ぐor広告ブロック】Braveのおすすめ設定まとめ!
- 7 まとめ
次世代ブラウザ「Brave」とは?11個の特徴を紹介!
Braveとは、広告ブロック機能やプライバシー保護機能など搭載した次世代ブラウザです。仮想通貨トークンと連携し、新しい広告運用・システムを実現することを目指しています。
まずは、そんなBraveの特徴や便利機能について確認しておきましょう!
- Braveの特徴
- WEBサイトやYoutube広告をブロックできる「Brave Shields(ブレイブ・シールド)」
- 広告表示でBATトークン(BAP)を稼げる「Brave Rewards(ブレイブ・リワーズ)」
- Brave独自の広告システム「Brave Ads(ブレイブ・アド)」
- 牢固なセキュリティで安全性・プライバシー保護もバッチリ
- WEBサイトの表示を高速化!ChromeやSafariよりサクサク使える
- WEBサイトやSNSで投げ銭機能を使える
- Chromeの拡張機能を使える
- ブラウザ乗り換えが簡単!ChromeやSafariからブックマークを移行できる
- Windows/Mac/Linux/iOS/Androidに対応済み!いろいろな端末から使える
- Brave Sync(ブレイブ・シンク)で複数端末を同期できる
- セキュリティを強化する「Firewall+VPN」
1. WEBサイトやYoutube広告をブロックできる「Brave Shields(ブレイブ・シールド)」
Braveのメイン機能の1つが、WEBサイトや動画に表示される広告をブロックする機能「Brave Shields」です。
この機能をONにすれば、サイトや動画で表示される不快な広告は一切表示されなくなります。
このページの後半では、広告ブロック機能について検証してみた結果を公開しているので、そちらもぜひチェックしてみてください。
2. 広告表示でBATトークン(BAP)を稼げる「Brave Rewards(ブレイブ・リワーズ)」
広告の表示設定をONにしてBraveブラウザを使用すると、閲覧した広告に応じてBraveのトークン(BAT)が付与されます。
これは取引所を介して換金できるので「Braveは利用しているだけで稼げるブラウザ」ともいえますね。
ただし、日本では資金決済に関する法律の関係上、BATではなくBATポイント(BAP)が付与されることになっています。
日本国内でご利用の方へ
日本では資金決済に関する法律を遵守するために、BATではなくBATポイント(略称BAP)が使われます。BATポイントとBATが同じ点
- BATポイントはBATと同様にお気に入りのクリエイターやウェブサイトに送ることが可能です。決済に利用できるパートナーも開拓予定です。
- BATポイントの価格はBATと連動しています。
BATポイントがBATと異なる点
- BATポイントを購入すること、BATをBATポイントに替えることはできません。
- BATポイントをBATに替えることは現時点ではできません。
現時点ではBATのように取引所で換金したりすることはできないようになっています。代わりにBAPは月に一度、PayPalのアカウントを作成し連動することで日本円として入金されるようになっています。
BAT (Basic Attention Token) の特徴・将来性を解説!取引所・チャートまとめ
3. Brave独自の広告システム「Brave Ads(ブレイブ・アド)」
Braveには、独自の広告システム「Brave Ads」が実装されています。
Brave Adsについて簡単に説明すると、Brave上で「閲覧サイトとは関係なく表示される広告」のようなものです。
Braveに登録されている広告が、一定の間隔(1時間に1回など)で表示されるようになり、広告を見ることでBAT(BAP)を稼ぐことが可能になります。
Brave Adsの表示設定はBraveで設定できるので、
- 広告なしで使いたい人は表示設定をOFFに
- BATを稼ぎたい人は表示設定をON・表示頻度を増やす
このように、それぞれの好みに合わせて使えます。
トークンを稼ぎたい人、広告なしで快適に使いたい人、どちらも快適に使えるのは嬉しいですね。
4. 牢固なセキュリティで安全性・プライバシー保護もバッチリ
Braveはセキュリティ対策やプライバシー保護の観点でも優秀なブラウザです。
搭載している広告ブロック機能とともに、マルウェアなどの有害プログラムをブロックする機能も搭載しています。
また、プライバシー保護の機能も充実しており、閲覧履歴を残さないプライベートブラウジングももちろん利用可能です。
5. WEBサイトの表示を高速化!ChromeやSafariよりサクサク使える
BraveはChromeやSafariよりも高速でサイト表示できるブラウザです。
広告をブロックして読み込み時間を削減することで、高速表示を実現しています。
実際にどれくらい高速化できるのか、ChromeとSafariと比較して検証した動画があるので、この後に紹介する「徹底検証!Braveの広告ブロックや高速ブラウジング機能を試してみた」も参考にしてみてくださいね。
6. WEBサイトやSNSで投げ銭機能を使える
Braveの大きな特徴の1つが、投げ銭機能を使えることです。
- 気に入ったWEBサイト
- TwitterなどのSNSの特定ユーザー
Braveでは上記のように、サイトやユーザーにブラウザ上で投げ銭(チップ)を付与できます。TwitterもBraveで開くとチップという項目が追加されているのがわかります。
Braveはこの投げ銭機能によって、良いコンテンツの生成を促し、新しい広告の仕組み作りを目指しています。
7. Chromeの拡張機能を使える
「Google Chromeの拡張機能が便利だからChromeから乗り換えるのはちょっと…」と、Chromeから乗り換える気になれない方も多いかもしれません。
でも、BraveではChromeの拡張機能のインストールに対応しているので、そんな心配はありません。
BraveブラウザでChromeウェブストアにアクセスして、拡張機能をインストールできます。
Chromeで使えていた便利機能を、Braveでそのまま使えるのは嬉しいですね。
- どんな拡張機能でも使えるの?
- 基本的にどんな拡張機能でも使えます。導入前に警告が出ることもありますが、気にせず導入して大丈夫です。
8. ブラウザ乗り換えが簡単!ChromeやSafariからブックマークを移行できる
いまメインで使っているブラウザのブックマーク(お気に入り機能)は、自分でカスタマイズして使いやすいようにしてありますよね。
ブラウザを変えたとして、そのブックマークを再度登録し直すのはとても面倒なことです。
でもBraveなら、ブックマークのインポート機能があるので、ブラウザ移行の手間はかかりません。
いつも使っているChromeやSafariのブックマークを、ワンクリックで簡単にインポートして快適に使ええます。
9. Windows/Mac/Linux/iOS/Androidに対応済み!いろいろな端末から使える
Windows | ![]() |
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Mac | ![]() |
Linux | ![]() |
iOS | ![]() |
Android | ![]() |
BraveはWindowsやMac、Linuxはもちろん、iOSやAndroidなどのスマホ/タブレットのOSにも対応しています。
どの端末にも完全対応しているので、使用端末によって機能制限がでてしまうこともありません。
端末のOSを気にすることなく、誰でも使えるので安心ですね。
10. Brave Sync(ブレイブ・シンク)で複数端末を同期できる
Braveブラウザは複数端末で設定や閲覧履歴などを同期可能です。この機能をBrave Syncといいます。
Brave Syncを使えば、例えば「スマホで開いていたページをタブレットで見たい」ということなことも簡単にできます。
複数端末でBraveブラウザを使う場合は、ぜひBrave Syncで同期をしておいてくださいね。
11.セキュリティを強化する「FireWall + VPN」
プライバシーを尊重するBraveブラウザが2020年7月27日より、VPNとFirewallのサービスプロバイダーGuardianと提携し、Guardianを搭載したiOSユーザー向けのプレミアム機能「Brave Firewall + VPN」をリリースしました。
「Brave Firewall + VPN」を利用することで、プライベートかつ安全な環境で3倍〜6倍ほど高速なブラウジング体験をユーザーに提供できます。
巷には、沢山のVPNアプリが存在していますが、Braveを利用しているユーザーであれば他のアプリを落とさずともVPNの利用が可能になります。「Brave Firewall + VPN」は月額9.99ドル、年間99.99で利用することが可能です。
Braveブラウザがプライバシー・安全性を強化する「Firewall+VPN」をiOSユーザー向けにローンチ
徹底検証!Braveの広告ブロックや高速ブラウジング機能を試してみた
Brave(ブレイブ)は広告をブロックできたり、サイトを高速で表示できるブラウザということがわかったと思います。
とはいえ、実際にどれくらいの効果があるのか気になりますよね。
そこで、ここでは実際にBraveと別のブラウザを比較した結果を公開しています。実際にBraveがどれくらい優れているのかをチェックしてみてください。
- Braveの機能を検証
【検証1】WEBサイト閲覧速度を比較してみた
この動画はBrave、Google Chrome、Mozilla Firefoxの3つのブラウザで同じ主要ニュースサイトを開いたときの速度を比較したテスト動画です。
これらのブラウザを比較した結果…
Braveでは、その他のブラウザよりも3倍近く早く表示されています。
さらに、公式ホームページでの説明によると、Androidタブレット上ではChromeブラウザの最大8倍もの速度を記録したとされています。
さらに、公式ホームページでの説明によると、Androidタブレット上ではChromeブラウザの最大8倍もの速度を記録したとされています。
そしてこの高速ブラウジングに加え、広告やトラッカーをブロックすることでマルウェアなどへの感染リスクも下げることができ、より速く安全なブラウジング体験ができるのです。
Braveで新しいタブを開くと、上の画像のようにこれまでにブロックした広告やトラッキングの数、節約した読み込み時間などを表示してくれます。
【検証2】WEBサイトの広告表示を比較してみた
ここからは、実際にBraveとChromeで同じサイトを検索した際の広告表示を比較します。
今回使用したのは、デフォルトの広告ブロク機能設定のままのBraveと、広告ブロックの拡張機能を追加していないChromeです。つまり、何もいじってないごく普通のBraveとChromeで比較します。
「価格.com」を閲覧した結果が、上の画像です。Braveで開いた場合は広告がブロックされていることがわかります。
Chromeでは赤枠で示した箇所にバナー広告が表示されているのですが、Braveではデフォルトでこのバナー広告をブロックできています!
その他様々なウェブサイトを閲覧してみましたが、Braveではばっちり広告をブロックしてくれます。
【検証3】Youtube広告をブロックしてみた
最後に、Youtube内で表示される動画広告もブロックできるかを検証してみました。
Braveの効果をきっちり確かめるため、今回はユーチューブにあがっている「世界一広告の多い動画」という動画を使って検証してみました。
その結果が上の画像です。
再生バーを見ると一目瞭然!動画の途中に挿入されているおびただしい数の黄色の広告動画を、Braveではすべてブロックできてしまっています!
その後もいろいろな動画を見比べましたが、動画途中の広告はもちろん、再生開始直後に入りがちな動画広告が入ることもありませんでした!
毎日のようにユーチューブを視聴するヘビーユーザーの方にはかなりの朗報ではないでしょうか。
【検証4】Youtubeのバックグラウンド再生をできるか確かめてみた
Brave | Youtube Premium | |
---|---|---|
バックグラウンド再生 | ![]() | ![]() |
広告ブロック | ![]() | ![]() |
月額料金 | 無料 | 1,180円 |
スマホ端末からバックグラウンドでYoutubeを開き、音楽や音声を聴きたいという人もいるかもしれません。
そこで、BraveでYoutubeのバックグラウンド再生ができるかを検証しました。
結論を言うとAndroidでのバッグクラウンド再生はできるもののiPhone版のBraveではYoutubeのバックグラウンド再生はできませんでした…ただし、先ほども解説したように、広告は完全にブロックしてくれます。
どうしてもバックグラウンド再生で利用したい方は、Youtube Premiumの利用を検討してみてください。
Braveの使用感は?評判・口コミまとめ
1週間ほどBraveブラウザ🦁を使用してみての感想(vs Safari)
・確かに速い
・起動は遅い(毎回起動しなくていいように閉じないようにした)
・海外からの批判も多いけど、トークン ($BAT) は別にいらないと思う。総括:Not bad。メインとして使用を継続します。ちなみにそろそろ最新版が出る予定🦁 https://t.co/85ySV8oFg5
— ʀʏᴜ [ᴄʀʏᴘᴛᴏ ɪɴᴠᴇsᴛᴏʀ] (@Ryugunsun) 2018年9月8日
Braveブラウザでほんの2ページぐらいWebサイトみただけで40もの広告をブロックw
節約した時間もでるんか。 pic.twitter.com/wVAOyxI5Gc— DEG (@DEG_2020) 2018年7月28日
今日書いた記事。Braveブラウザは自動でYoutube広告を非表示にしてくれます。通信量の削減にもなるんでおすすめ。今だけ先着順で500円相当の仮想通貨もプレゼント中! https://t.co/tbmiZEWe6O
— イケハヤ@ブログ月商500万 (@IHayato) 2018年6月11日
JavascriptとMozilla作ったブレンダン・アイクが新たに開発したBraveブラウザ使ってみたけどめちゃ速かった。。
標準でアドブロックが搭載されていて、その代わりWebページ運営者にBATトークンを支払える。
1ヶ月当たりに支払うBATを設定できて、滞在時間により自動的に分配。もちろん支払わなくてもOK— Osuke (@zoom_zoomzo) 2018年1月18日
$BAT BraveブラウザのiOS版快適すぎてビックリした
— JUN🦅仮想通貨 (@cryptoJUN) 2017年8月22日
Brave(ブレイブ)の初期設定方法!3つの手順を解説!
Brave(ブレイブ)の評判を確認できたら、初期設定手順について確認していきましょう。
きちんと設定できるか不安な方でも、この手順通りに進めていけば、すぐに快適にBraveを使い始められますよ!
1. Braveブラウザをダウンロード・インストールする
まず、Braveのホームページにアクセスして、Braveをダウンロードします。
いくつか方法はありますが、わかりやすいのでここではトップページのオレンジ色の Download Brave を選択しましょう。すると、自動的にOSに適応したもののダウンロード画面が表示されるはずです。
ダウンロードしたファイルを実行するとブラウザが起動します。
2. 日本語設定を適用する
Braveの初回起動時は英語のままなので、まず最初に日本語設定に変更しましょう。
初回起動時に表示される Welcome to Brave というタブに表示されている左のボタンから設定画面に移ります。
もしこのボタンがない場合は、右上のメニューアイコンから 設定 を選択することもできます。
設定画面を開いたら、左側のメニューからAdditional settingsと書かれたプルダウンをクリックし、Languagesをクリックします。
表示されるメニューの一番上に Language という項目があるので、プルダウンメニューを用いて English (U.S.) から Japanese (Japan) に変更しましょう。
言語設定が変更すると、ブラウザを再起動するか聞かれるので、再起動しましょう。再起動が完了すれば日本語になっているはずです!
3. ブックマークをインポートする
次はブックマークをインポートしていきましょう。
設定画面の上部メニューバーからSettings、さらに項目欄からGet startedに飛び、Import bookmarks and settingsをクリックします。
表示されるボックスからインポート元のブラウザを設定しImportをクリックすると、ブックマークがインポートされます。
これでブックマークのインポートが完了です!
Brave(ブレイブ)の基本的な使い方を解説!基本操作をマスターしよう
Braveの初期設定ができたら、Braveの基本的な使い方にうつりましょう。
ここでは、Braveの基本的な使い方について解説しています。
広告の表示・非表示の切り替え方や投げ銭の仕方について確認しておきましょう!
広告表示・非表示を切り替える
トークンの受け取りや投げ銭、広告閲覧機能の有効化にはBrave Rewardsの設定が必要です。
まず設定画面、またはアドレスバー右からBrave Rewards/Rewards Settingsメニューを選択し、Brave Rewardsをオンにします。
- アドレスバー横の三角をクリックすると、ウォレット情報が表示されます。この画面からは、無料配布されているBATトークン(Grants)を受け取れること(Redeem)があります。
- 表示されたボックス上のRewards Settingsをクリックすると、個別の設定画面に飛びます。
- 設定画面からBrave Rewardsをオンにします。
- その下のAdsの項目をオンにすると、広告が表示されるようになり、クリックするとBATを獲得することができます。
- さらに下のAuto-Contribute項目をオンにすると、よく閲覧するサイトに毎月自動(手動選択も可)で投げ銭できます。
2019/10/30追記: 広告閲覧による報酬サービスが日本でも開始されました。具体的なプロセスは以下の記事で解説しています。
Brave Browserの広告閲覧機能、一足先に使ってみた感想は? – CRYPTO TIMES
ネットサーフィンをしてBAT(BAP)を稼ぐ!
これまでは「Braveではこれでもかっていうぐらい広告をブロックできる!」と書いてきましたが、Braveでは、事前に承認された広告を表示させることができます。
とツッコミたくなってしまうのですが、実はBraveは広告を表示させることで真価を発揮するのです!
という感じだとは思いますが、Braveで表示させることができる広告を見ることでユーザーはトークンをもらえるのです。
Braveが承認した広告を閲覧することで、「広告を閲覧した報酬」としてユーザーにトークンが付与されるんですね。
つまり、ネットサーフィンするだけでトークンを稼ぐことができるということなんです!
付与されるトークンはBasic Attention Token (BAT) というトークンで、この仕組みはBraveが創ろうとしている分散型広告システムにより成り立っています。
- 分散型広告システム
- Braveの分散型広告システムでは、従来の中央集権的な仕組みでのGoogleなどの仲介者を排除し、Basic Attention Token (BAT) というトークンを利用することでユーザー、サイト運営者、広告代理業者の三者だけでの自律分散型の仕組み作り上げます。
仲介者を排除したこの仕組みでは、トークンを流通させることで従来の仕組みにおいて上述の三者が抱える課題を解決するとされており、次世代の広告システムとしてBraveとともに注目されています。
詳しくはこちらの記事で解説しています↓
BAT (Basic Attention Token) の特徴・将来性を解説!取引所・チャートまとめ – CRYPTO TIMES
また、Braveの広告では個々のユーザーの閲覧データなどが流出することはないとされており、ユーザーのプライバシーはしっかり保護されます。
現在、広告を表示させる機能は一部の地域で実装されていますが、日本はまだ非対象地域となっています。今後の実装が待ち遠しいですね。
※2020年4月現在、既に日本でもBraveの広告表示機能は追加されています!
下記の記事では、対象地域(フランス)に住んでいるライターが実際に広告閲覧でBATを獲得してみた記事になるので、参考にしてみてください。
Brave Browserが広告閲覧でBATを獲得できるプラットフォームをリリース、一足先に使ってみた感想は? – CRYPTO TIMES
気に入ったコンテンツやWEBサイトやSNSユーザーに投げ銭する
Braveでは、以上の動画のような手順でWEBサイトやSNSで投げ銭ができます。
基本的にはブラウザ上やサイト内に表示されているBATのマークをクリックすればOKです。
手軽に投げ銭できるので、良いコンテンツには積極的に投げ銭をしてみてくださいね。
BATウォレットのバックアップをとる
2019/07/28、UpholdでオンラインKYCを済ませることで、内蔵ウォレットからBATの引出しができるようになりました。
どのウォレットでもそうですが、バックアップは必ず取るようにしましょう。Braveブラウザでは、Brave Rewards設定画面からバックアップを取ることができます。
歯車マークをクリックすると、以下のようなバックアップ画面が表示されます。Recovery Keyは印刷(Print)して保管するか、テキストファイルとして保存(Save as File)しておきましょう。
新たなデバイスでBraveをインストールした際は、Restore項目に飛びRecovery Keyを入力すればウォレットをインポートできます。
【稼ぐor広告ブロック】Braveのおすすめ設定まとめ!
- BAT(BAP)を最大限稼げるようにする
- 広告を最大限減らすようにする
Braveの設定は、以上のようにどちらかに振り切るように設定するのがおすすめです。
というのも、中途半端な使い方なら、別のブラウザとの違いがよくわからなくなるからです。
ここでは、稼げるようにまたは広告をゼロにするための、おすすめの設定方法について解説しています。
- Braveのおすすめ設定
BAT(BAP)を最大限に稼ぐための設定方法
BAT(BAP)を最大限稼ぐには、広告表示数を最大化させる必要があります。
広告表示数を最大化するには、Braveブラウザの「Rewardsから設定を行いましょう。
まず、Brave Reward、広告表示をONにします。次に、メニューアイコンから広告表示数を設定します。
こちらで広告表示数を設定できます。収益を最大化するには、ここの表示数を最大化すればOKです。
どれくらい稼げるかは表示される広告にもよって異なりますが、実際にCRYPTO TIMES編集部で試してみたところ…
5~6時間のBraveブラウザで作業し、「0.60BAT(推定0.25ドル相当、広告12件分)」稼げたという結果になりました。(2019/04/26検証)
詳しい検証内容は、以下の記事で解説しているので併せてチェックしてみてくださいね。
Brave Browserが広告閲覧でBATを獲得できるプラットフォームをリリース、一足先に使ってみた感想は?
広告ブロックを最強にする設定方法
Braveで広告ブロックを最強にするには、Braveブラウザの「Rewardsから設定を行います。
RewardsをOFFにしておけば、広告は表示されません。
念のためにクロスサイト(サイト遷移)でのトラッキングも防いでおきます。
以上で、Braveで広告ブロックを最強にする設定は完了です。
広告なしで快適に利用したい人は、ぜひこちらの設定を適用させておきましょう!
- BAT(BAP)は獲得できない
- BAT(BAP)は広告を表示した報酬として得られるものなので、Braveで広告ブロックを最強にするとBAT(BAP)は獲得できません。広告非表示機能とはトレードオフになるものなので覚えておきましょう。
まとめ
今回は、次世代の高速ブラウザとして注目されているBraveの特徴や評判、使い方などについて解説してきました。
革新的な仕組みとなる分散型広告システムの根幹を成すブラウザとして、今後Chromeなどの主要ブラウザとどのように競合していくのかも注目です!
まだBraveをインストールしてないという方はこちらからどうぞ!
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