【BTC市場】ロングの強制ロスカットが相次ぎ下落、昨日安値を割るかが要に
2019/11/22・
Crypto Times 編集部
特集・コラム
昨夜大きく下落したビットコインですが、本日も$7400近くまで下落し、険しい状況が続いています。
10月26日には、中国・習近平首相のブロックチェーン推進発言を引き金に$3000近く上がりましたが、その価格も1カ月で元に戻ってきてしまいました。
習近平首相の発言で、市場心理として価格も上がるだろうと考えていた投資家達は凄く多かったのではないでしょうか。
昨日の下落が起こるまでBitmexのFunding Rateがマイナスに振れたことは一度もなく、含み損のロングがじわじわと積み上がっていました。
そのポジションの強制ロスカットが相次ぎ$7400まで価格が下落したものと考えられます。
バイナンスの上海の事務所の閉鎖(本当か嘘かはわかりません。CZは否定をしています)の話が下落を引き起こしたとの話もありますが、高水準のままOIが推移しており価格も大したリバウンドなく下がっていたので、含み損を抱えたロングポジションが溜まった市場の崩壊は時間の問題だったと考えられます。
そして、本日も夕方にかけて昨日の安値に迫るような動きをしています。現状では、10月23日の安値を割るような動きになってしまうのか引き続き注目したいと思います。
また、1つ気になる点として、BitmexのETHUSDのOIがあります。
こちらは高水準のまま推移しており、昨日の大幅下落を受けてもあまり減っていません。
この市場ではまだ含み損を抱えたプレーヤーがたくさんいると推測できるので、どう値動きをするのかチェックしていきたいと思います。