4月18日にビットコインが52,000ドルまで一時的に急落、原因は一過性のもの?取引手数料も$47まで急上昇
2021/04/19・
Crypto Times 編集部
ニュース
2021年4月17日23:48ころにビットコインの価格が52,000ドルまで、急落しました。この要因として、下落した過去1時間で76億ドルものロングポジションが精算されたことが要因とされています。
今回、価格が急落した原因は定かにはなっていませんが、下記のようなツイートや報道が散見されておりました。
- 米財務省がデジタル資産を経由したマネーロンダリング(資金洗浄)に断固とした措置を取る可能性があるとの観測を挙げるオンライン報道があった。
- 中国北西部にあるビットコインのマイニングプールのハッシュパワーが、停電のために急落したとの報道があった。
1.ついてはオーバーリアクション、誤報との記事もあり、2.については一過性のものと捉えられています。
また、ビットコイン急落の影響で、送金手数料が高騰している傾向が見られ、取引量の急増により130,000件近くのトランザクションが確認待ちとなっており、手数料の上昇圧力となっています。
ビットコインの送金手数料は、現在4ヶ月ぶりの高値水準(46.88ドル)で、平均15.56ドルだった4月4日対比で200%以上上昇しています。
あるトレーダーはこの暴落について、米財務省が暗号資産業界に対してマネロン対策の為に規制強化を図るとの「噂」に起因した、と述べています。また、中国新疆省の停電がマイニングの低下を招き、平均取引手数料に上昇圧力をかけているとも述べています。
この「噂」の真偽というか今後の米国の動向、これらの材料に対する市場の見方がどう振れるのか、引き続き注目していきたいです。
現在、ビットコインの価格は57000ドルまで回復しています。