まだインフルエンサーから買ってるの?

まだインフルエンサーから買ってるの?

はじめましてBULLヒロと申します。株式トレード5年の経験をいかして、
初心者に向けたチャートやテクニカル知識向上を目指したブログ「3分で分かる仮想通貨ブログ」を書いています。
普段の仕事はIT広告関係で、まさに今回のテーマ「インフルエンサー」は専門題材です。

仮想通貨投資をしている方はTwitterで情報収集をしている方が多いと思います。
インフルエンサーは人より先に得た情報を配信してくれるので、私もさまざまな方をフォローしていつも情報を得ていますが、
インフルエンサーと全く同じ情報を得たとしても、いつ取引するかで結果が変わってきます。

今日は、インフルエンサーの情報を受ける側の立場として、メリットを踏まえたうえでリスクについて整理しましょう。

そもそもインフルエンサーの定義とは?

インフルエンサーについて調べると「世間に与える影響力が大きい行動を行う人物」という回答が一般的です。
本来はこの通りが本来の意味だと思うのですが、Twitter上でのインフルエンサーとは「フォロワーの多い人物」の事をさしていると思います。

フォロワーが増えると何か変わるか?

ここは、ぼくの話が1番参考になると思います。ぼくは今年の1月にブログを立ち上げ1ヶ月程度はフォロワーが500人程度でした。
そのあと2月後半にかけて様々な方と関わり、引っ張りあげられる形で現在はフォロワーが4,000人を超えています。

仮想通貨のブロガーの上位は10万人以上フォロワーがいるので、まだまだ少ない方なのですが、
何となーく、つぶやいた事でフォロワーさんに迷惑をかけないか、すでに恐怖を感じています。

そしてフォロワーが増えたからと言って、フォロワー500人の時と中身はまったく変わっていません。
どうしてもTwitterを見ているとフォロワーが多い = 信憑性が高いと思われがちだと思いますが相関性は無いです。

「信頼があるからフォロワーが増える」という意見もあると思いますが、炎上ツイートでフォロワーを集まる時点で、信頼性との相関性はないと考えた方がいいですね。

インフルエンサーの話なら欠かせないXPの件

このテーマを取り上げる時点で、きっても切れない話はXPの通称イナゴタワーの件です。
XPは初期開発陣が頓挫し、ロードマップも無いような将来性の見当たらない通貨でした。

当然価格は低迷し1XP 0.02円周辺で水位していましたが、引き継ぐ開発者が表れインフルエンサーに紹介されて火がつき、
ピーク時は1XP 2円まで値上がりました。 2ヶ月もかからず100倍近い高騰です。

買い値でこれだけ見え方が違う

その後のXPですが現在は0.34円付近の価格帯で推移しています。
ピークに比べると大幅に下がっているのですが、それでも初期に買った人は購入額10万円でもこのような利益になっています。

選べるカードの枚数が違う

先ほどの例に出した初期購入者は、いつでも利益が出ている分、なんの心配もなくいつでも利確できます。
仮に値下がりしても、すでに資金もあり知名度があるインフルエンサーであれば、自らのアクションで値上がりための活動もお手の物です。

ここまで見ると、初期に購入した人と後から買った人の圧倒的な選択肢の違いが分かると思います。
なので、インフルエンサーはすでに圧倒的に余裕のある状況で、「まだこの通貨は買いである」と楽観的な意見を出している可能性が高いのです。

それも悪気などありません。 なぜなら当の本人にとっては大きく利益を出した、ありがたい通貨だからです。

相場の世界で手垢がついた銘柄とは?

これまで初期に購入してその銘柄を推奨している人と後から買った人との、圧倒的な景色の差を説明しました。
あそこまで景色が違うと、今の購入者のリスクは抜きにして、すでに持っているインフルエンサーは自分が持っているコインを紹介します。

しかし一度値上がりした通貨は高い価格で損をかかえたまま保有している人が多く、値上がり時に大きな売りが出やすいです。
この事を株などでは「手垢がついた銘柄」と言い、投資経験が長い人は避けるものです。
もちろん、そんな事は関係なくさらに上がる可能性もありますが、売りが強い銘柄という事を理解したうえで購入しましょう。

人ではなく事柄で判断しよう

これまでインフルエンサーや初期ホルダーとあなたの立場には、圧倒的な差がある事を説明しましたが、
それでも時間をかけて新しい情報を仕入れてくれる、インフルエンサーの情報は重宝するものです。

もちろん私も色んな方をフォローして、自分の知らない知識や情報を集めています。

インフルエンサーの情報は参考にはしても、「誰が言っているから買う」ような行動は避け
提供された情報の「この部分は将来性があるから買おう」と、人から事に注目点をずらしましょう。

この先、年内にも一通りの通貨がある程度以上の値上がりをするタイミングがきっと来るでしょう。
そのような時に、正しい判断基準で良い結果につながる事を祈ります。

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