弱気相場な仮想通貨市場は、ショートの買い戻しの増加により、BTCの価格が一時的に$11,000付近を推移
Crypto Times 編集部
先日より価格が下落しているビットコインでしたが、昨日の2019年7月15日は価格を一時的に$10,000を割る場面も見せました。本日は、価格を戻し、$11,000近辺を推移しています。
昨日までの下落要因は、何が原因だったのかを仮説としてあげていきます。
今回の下落要因としては、主にEthereum を始めとする主要なアルトコインが次々に売られ、価格を落としたことにより、アルトコイン ⇒ ビットコイン ⇒ FIAT への流れが大きくなったのではと考えられます。
これらの要因により、市場は弱気になっていきましたが、弱気になった市場に対して、価格が少し戻るたびに売りから入るプレーヤーが増えました。
ここで注意したいのは、BTCに対して、直近では特に良ファンダがあったわけではないので、ショートの買い戻しが増え続け、価格が徐々に上昇したと考えられます。
現在のアルトコインに関しての価格の数位は横ばいな動きをしており、一旦の下落は落ち着いたものとして考えられます。
BTCのハッシュレートなどは堅調に伸びているので、多少の値動きは考えられますが、大きなレンジ帯の値動きとして捉えるといいのではないでしょうか。
アメリカでは財務長官ムニューシンがビットコインに関しての話題も出しています。しかし、ネガティブなものではなく、市場を整備するといった意味ではポジティブなものとして捉えています。
“This is indeed a national security issue,” Sec. Mnuchin said on the need for more regulation in the crypto space. “We will not allow digital asset service providers to operate in the shadows.” https://t.co/03CEzStDZE pic.twitter.com/zykiOLkm96
— Bloomberg Crypto (@crypto) July 15, 2019
引き続きアメリカの動きには注目していきたいと思います。