大手自動車メーカーが提携、自動車のためのブロックチェーン開発へ
   公開日 : 2018/05/05

大手自動車メーカーが提携、自動車のためのブロックチェーン開発へ

Crypto Times 編集部

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この記事の3つのポイント!1.4つの大手自動車メーカーが提携
2.データの独占ではなく共有で、自動車社会に貢献
3.ブロックチェーン上の膨大なデータが、自動運転の開発を推進
本記事引用元:coindesk
大手自動車メーカーが提携し、自動車のためのブロックチェーン開発に乗り出しました。
ブロックチェーンで膨大なデータを管理・共有することで、自動車の安全と発展に貢献しようとしています。

4つの大手自動車メーカーが提携

世界最大の自動車メーカー4社(BMW、Ford、General Motors、Renault)はより良い自動車社会の実現のために、MOBI(the Mobility Open Blockchain Initiative)を設立しました。

MOBIの目的は各種開発に使える自動車関連の膨大なデータを、ブロックチェーンを使うことですべての企業で共有できるようにしようというものです。

このプロジェクトには部品メーカーや、ブロックチェーン産業の企業も参加しており、これによって速料金の支払いやカーシェアリングの情報など、運転にかかわるあらゆるデータを記録し、活用することができます。

MOBIのCEOであるChris Ballinger氏は、以前トヨタの研究機関で働いていた経験から、各々の企業が独自のデータ収集システムを構築するのではなく、各社が協力しながら共通のシステムを作り上げることが重要であると語っています。

Chris Ballinger氏のコメント「もしも各自動車メーカーが独自のカーウォレット、支払いシステム、さらにはカーシェアリングの仕組みを開発しようとすれば、それらは上手くいかないだろう。結局それらはバベルの塔になるだけだ。(多くのサービスが乱立し、混乱するだけという意味)

データの独占ではなく、データの共有

車で通勤する人々は、車内でカーナビなどを使うことでインターネットに接続しており、そこから多くのデータが生み出されます。

しかし力を持った巨大企業(AppleやGoogle、Amazonなど)はお互いに争い、自分たちがいかに多くのデータを独占するかに必死になっています。

この不毛な争いを解決し、効率的にデータを活用するためにMOBIはブロックチェーンでデータを分散化させ、共有しようとしています。

共有されたデータは、交通の安全を高めたり、渋滞を解消するために使われ、社会の利益につながります。

ブロックチェーン上の膨大なデータが、自動運転の開発を推進

さらにMOBIは、自動車の運転状況にまつわるデータを、自動運転の開発にも活用しようとしています。

主に活用されるのは自動車につけたセンサーから収集される、位置、天候、速度のデータです。

このデータは膨大で5Gネットワークでも処理しきれないとされるため、膨大なデータの記録が可能であるブロックチェーンが必要となります。

こうしてブロックチェーンに蓄積されたデータは、膨大な走行量のデータを必要とする自動運転の開発に活用され、これにより自動運転の早期実現が期待できます。

sakechi
MOBIには大手企業が参加していることから、プロジェクトとしてかなり期待できると思います。

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