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2018/09/28仮想通貨を探して貯めるARアプリ「Aircoins (エアコインズ) 」遊び方解説!
近頃は「ポケモンGO」など、AR技術を用いたアプリゲームが多く登場していますが、今回は仮想通貨を探して貯めるARアプリ「Aircoins (エアコインズ) 」の遊び方を解説していきます。 Aircoins (エアコインズ) とは? 今回紹介する「Aircoins (エアコインズ) 」は、地図上に落ちている仮想通貨をARモードを駆使してゲットするアプリゲームです。 まさに「仮想通貨版ポケモンGO」というイメージですね! 下の動画はiOS版Aircoinsのテスト動画です。 エアコインズのホームページによると、アプリ内で登場する獲得可能な通貨は現時点で以下の20種類のようです。 Aircoins (AIRx) Bitcoin (BTC) Ethereum (ETH) Electra Coin (ECA) Diamond (DMD) FanFare (Fan) OriginalCryptoCoin (OCC) Action (ACTN) LightYearsToken (LYS) Travelcoins (TRV2) Apollo (APL) HTML (HTML) Linda (LINDA) PACcoin ($PAC) Reddcoin (RDD) Phoneum (PHM) Skeincoin (SKC) BitCoin One (BTCONE) Lamoneda (LMDA) Bitcoin Spectrum (BWS) 見ての通りほとんど草コインですが、ビットコインやイーサリアムも登場するようで、今後も順次登場する通貨を増やしていく予定のようです。 現在アプリで可能な遊び方は通貨を集めて貯めるのみですが、今後は 通貨をAR空間のマップ上に落とす (撒く) イーサリアムベースのウォレットからアプリ内のウォレットへの通貨の移動 アプリ内での通貨の取引や換金 などの機能の追加を目指すようです。 今年7月にリリースされたばかりですので、今後の進展に期待が高まります。 Aircoins(エアコインズ)の登録方法はとっても簡単! ここからはAircoinsの登録方法を解説していきます。 まずAircoinsをインストールします。 App Storeからダウンロード Google Playからダウンロード インストールが完了したらアプリを起動します。 AIRCOINSと書かれたコインがくるくるまわるロード画面を過ぎるとトップメニューが現れるので、上から二番目の Create Account を選びます。 各項目の入力と同時事項の確認をしてチェックを付けたら、左下の Create を選びます。各入力項目の内容は画像の通りです。 正常に処理されれば「Account Registered」という画面に移りアカウント登録完了です。その後Aircoinsから登録メールアドレスにアカウント確認メールが届きますので、そちらを開きます。 届いたメールの最後のURL部分をクリックすると、ウェブページに遷移しアカウントの確認が完了します。 その後Aircoinsアプリに戻って真ん中の Login ボタンからログインします。 アカウント登録時に登録したユーザーネームとパスワードを打ち込み、左下の Sign In ボタンを選んでログインします。 すると「Welcome to Aircoins」という画面に移り、以下の通り各アイコンの説明が書かれています。 ウォレット:収集した通貨をここから確認できます。 マップ:マップで近くの通貨を探します。 AR:落ちている通貨の50メートル以内でARモードにすると、画面下のガイドの矢印が指す方向に通貨があるので、タップしてゲットできます。 説明の下の Start Hunting! を選ぶと、自分のウォレットに移動し ”Aircoinsへようこそ。 マップをチェックして近くのコインを探しましょう。 コインの50メートル以内でARモードにして収集します。” という説明文が表示されます。 ここまで来れば完了です。 中央下部のマップボタンを選んで早速プレイしましょう! Aircoins(エアコインズ)の遊び方を徹底解説! さて、ここからは先程のアカウント登録に続いて、遊び方の解説です。 まずは中央下部のマップアイコンをタップして、マップを開きます。 マップ上には無数のコインアイコンが表示されており、仮想通貨が落ちている場所を示しています。 コインの50メートル以内で中央下部のARアイコンからARモードを起動することで、落ちている仮想通貨が現れます! あとは現れたコインをタップしてゲットするだけです。 また、ARモード中に画面下部に表示される青い矢印は近くのコインの方向を示すガイドになっています。 収集した仮想通貨はウォレットアイコンをタップしてウォレットから確認できます。 ウォレットには収集した通貨がアルファベット順で並んでおり、通貨の名前と枚数が確認でき、さらにコインをタップすることでプロジェクトのウェブページURLなどの情報を個別に確認できます。 Aircoins(エアコインズ)の評判・口コミまとめ 街中の仮想通貨を貯めるAircoinsっていうアプリ始めてみた!!コインめちゃ落ちてる!! pic.twitter.com/mMuY0Dm16B — ポー (@popo21641) August 29, 2018 え、Aircoinsたぁぁのしぃぃぃーーー!!! pic.twitter.com/TPqpV4dAFQ — ぷら子 (@IvyGoodbye) September 5, 2018 5時間ぐらい歩き回って獲得した成果#Aircoins pic.twitter.com/7xjDqgQhtk — ぷら子 (@IvyGoodbye) September 5, 2018 #Aircoins 今日の夜のお散歩で ACTN 2000コイン AIRx 5000コイン OCC 7000コイン 超え🚶🚶🚶 pic.twitter.com/GNis4tKIw7 — かずま@ポケGO&Aircoins垢😼 (@kazuma19941023) September 4, 2018 Aircoinsでコインを集めながら放浪の旅→集めたコインを取引所に送ってBTCに交換→https://t.co/bwzmOhHh4NやAvacusを使ってコンビニ受け取りで生活の日用品購入→遊んで旅しながらニートが出来る! こんな最高のプランが頭に浮かんだんだけどなぁ…(-_-) 笑 — 漁夫・優先@仮想通貨 (@gyofu_yusen) August 28, 2018 仮想通貨を探して貯める!Aircoins(エアコインズ)まとめ 今回はスマホを使って仮想通貨を収集できるARアプリ「Aircoins」の始め方や遊び方を解説しました。 これからの機能拡充によってはかなり楽しそうなアプリですね! 出現する通貨はほとんど草コインではありますが、散歩がてら今からコツコツ貯めておけば急騰した際に一攫千金、、、なんてこともあるかもしれません。 まだインストールしていない方はこちらからどうぞ! App Storeからダウンロード Google Playからダウンロード また、Aircoinsの最新情報はウェブページ、もしくはツイッターにて確認できます。 さらに、今回紹介したAircoinsを使って実際にどれくらいの仮想通貨が収集できるのか調べてみました。コインを集めるコツなども紹介しているので、以下の記事もあわせてどうぞ↓ 「Aircoins」30分でいくら稼げるか検証!プレイのコツやポイントも紹介! - CRYPTO TIMES
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2018/08/28個人的に感じる仮想通貨決済CanPaymentの課題
こんにちは!クリプトタイムズ公式ライターのきゃんたです! クリプトタイムズ公式ライターと名乗っていますが、記事を書くのも半年ぶりです....笑 さて、本題に入りますが、先日僕が運営責任者である仮想通貨の決済アプリ「CanPayment」がリリースされました🎉 CRYPTO TIMESのニュース記事にも掲載していただいています。 CRYPTO TIMES CanPayment関連のニュースはこちら 決済アプリCanPaymentとは? CanPaymentは、XRP,MONAの2つの通貨に対応したQRコードを使用する決済アプリです。 「分かりやすいデザイン」と「決済にかかる時間が極端に短い」という2つの特徴があります。 今日、平成最後のポルカ祭りってイベントでプレゼンする時に使う予定の自慢動画です。 pic.twitter.com/iXPNsrY7pF — きゃんた🏮アプリ出した (@cancan___can) 2018年8月21日 こちらの動画のように、操作性も良くQRコードを読み込んでから約3秒ほどで決済が完了します。 決済完了までに必要な操作も少ないので、仮想通貨の送金等に慣れていない人でも迷うことなく使えると思います。今後ビットポイントの本田圭佑さんのCMなどが放送され、いわゆる「本田組」のような新規参入者の方達にはこのようなわかりやすいウォレットは需要があるのではないかと予想しています。 そんなCanPaymentですが、まだまだ解決すべき課題はたくさんあると思っています。 今回はその課題について執筆させていただきます。 CanPayment公式サイトへ CanPaymentの課題 今回、開発したCanPaymentですが、まだ課題と思われる部分も勿論あります。 個人的な課題と感じる点は以下のとおりです。 日本円建ての入力ができない CanPaymentのお店側がする操作の一例です。 通貨の選択をした後は枚数の入力と1タップで決済用QRコードを発行できます。 pic.twitter.com/lB9WWbpV8q — きゃんた🏮アプリ出した (@cancan___can) 2018年8月21日 引用した動画のように、現段階では決済に使うQRコードを発行する際に入力する金額が仮想通貨の枚数でしか入力できない仕様になっています。 日本円決済がメインのお店へ導入していただくことを狙っていながら、この仕様は運営者ながら少し違和感を感じています。この問題に関しては、できるだけ早急に解決していきたいと思っています。 店舗への導入が有料 現在CanPaymentは、決済手数料や登録は無料です。しかし、店舗へのQR決済導入を有料としています。 現在、導入費用を6000円以下で展開していこうという方針で運営していますが、導入手数料を支払って店舗が利用できるのは「QRコードの発行権限」のみとなっており、それについて批判的な意見もいくつか上がっています。 個人的にこの課題は重要だと思っており、解決方法は以下の2つであると考えています。 導入を無料にして、他のマネタイズ方法を展開 他に機能を追加し、サービスの価値を上げる 前者の「導入を無料にして、他のマネタイズ方法を展開する」という方法だと、個人間での決済も容易になります。また、店舗以外のも決済可能となり、使い方の幅が広がるかもしれません。 後者の「他に機能を追加し、サービスの価値を上げる」というのは、例えば「購入した店舗はレシート発行機能が使える」「LINEPayのように、決済毎に金額と店舗名を公式LINEで通知が来る」みたいな店舗にとって需要のある機能をいくつも追加し、導入手数料を払うに値するサービスを提供していくことができます。 今後どのような方法でこの問題を解決するかは未定ですが、一人の運営メンバーとしてこの方法は推していきたいと思っています。 独自のQRコードでしか決済ができない CamPaymentのQRコードは、他のウォレットと同じ規格のものではなく独自のものになっています。 この仕様のおかげで、あの速さでの決済が実現できているというメリットもありますが、「他のウォレットを使用しているユーザーが困惑してしまう可能性がある」というデメリットもあります。 CanPaymentのQRコードリーダーが他の規格に対応し、入金のための通常のアドレスの情報のみを載せたQRコードを発行できるようにすれば良い話ですが、この対策だと店舗がCanPaymentのQRコード発行権限を購入する必要性が薄れてしまします。 それでも店舗がCanPaymentを導入させるというのなら、上述した「店舗への導入が有料」の部分で書いた後者の解決方法である、機能を追加してサービスの価値を上げるしかないと思っています。 店舗決済でしかQRコードが使えない 仮想通貨の決済というのは、実店舗での決済よりWEB上での決済の方が需要があると個人的に思っています。 しかし、現在CanPaymentはカメラからQRコードを読み込むことによって決済の処理をするので、店舗での決済に特化しておりWEB上での決済は困難になっています。 PayPal(ペイパル)のようなWEB上での決済を円滑にするような機能も追加すればCanPaymentの需要はさらに高まるのではないかと思っています。 最後に 以上が、僕が思うCanPaymentの課題になります。 この記事は、一人のCanPayment運営メンバーとしての意見であり、CanPaymentの運営における決定権は僕だけにあるわけではないのでこの記事に書かれたことが全て実施されるということはありません。 しかし、このような課題を解決することでCanPaymentは良い方向に向かうと思っており、そうさせたいとも思っています。 今後ともCanPaymentをよろしくお願いします!
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2018/08/15IOTW – IoT機器でマイニングができるプロジェクト
IOTWはブロックチェーン技術が一般の家庭に浸透していないことを問題とし、家庭にあるIoTデバイスでネットワークを創り上げることを可能にするプロジェクトです。 合意形成に独自のProof of Assignment (PoA) を利用していることやマイクロマイニングなどが特徴的です。 こちらの記事では、このIOTWと呼ばれるプロジェクトの概要からその中身までを詳しく紹介していきます。 IOTWの概要 https://www.youtube.com/watch?v=D_sx_4DAYGU IOTWの概要 通貨名/ティッカー IOTW/IOTW 総発行枚数 5,000,000,000(50億) IOTW 創業者(CEO) Fred Leung 主な提携先 Bortex, iKeyHome Technologies Inc.など 特徴 IoTデバイスによって構築されるブロックチェーン 公式リンク Webサイト Telegram Twitter(EN) Blog(Medium) Reddit Facebook Youtube Bitcointalk ICO情報とトークンメトリクス IOTWのICO情報 WhiteList - 規格 ERC20? 支払い ETH 発行枚数 2,560,000,000 IOTW ICO調達額 総額 65,000 ETH Private Sale 42,778 ETH Private Sale 20,000 ETH Public Sale 2,222 ETH IOTWの特徴を詳細解説! IOTWは誰もが持つスマホやIoTデバイスなどでネットワークを創り上げることを目指すプロジェクトです。 これは従来ASICやGPUなど、膨大な電力を使用して行われていたマイニングを身近にあるIoTデバイスを利用して行うことで、一般への普及と消費電力などの問題を解決しながら分散性を維持することも可能にできる非常に画期的な技術です。 そのような、IOTWの目指すネットワークを実現することを可能にする2つの技術的特徴が、「Proof of Assignment(PoA)」と「マイクロマイニング」になります。 Proof of Assignment (PoA) とマイクロマイニングの概要 Proof of Assignment (以下PoA) は、現在主流のProof of Work (PoW) やProof of Stake (PoS) とは違い、家電やデバイスなどのIoT機器への応用のために生み出されたものです。 これまでのPoWやPoSでは、処理能力の高いハイスペックコンピューターが必要であるため、一般層の人々がマイニングを行うには大きな障壁がありました。また、膨大な消費電力と環境への負荷の懸念などの問題も指摘されてきました。 一方PoAは、一般家庭にあるようなIoT機器でも可能な簡単な暗号処理によるマイクロマイニングを可能にしています。 さらに、マイクロマイニングを始めるにあたって新たにハードウェアコストがかかることはなく、家庭にあるIoT機器のソフトウェアをアップグレードするだけで始められます。 これにより、誰でもIoT家電やIoTデバイスなどによるマイクロマイニングを行うことができ、ブロックチェーンの一般家庭への浸透につながるというわけです。 PoAのシステム構造 従来のブロックチェーンでは、APIサーバーのもとに台帳サーバーのメッシュネットワークがあるのみとなっていましたが、PoAではその台帳サーバーのメッシュネットワークの下にさらに複数のネットワークレイヤーがあり、それらのノードは①デバイスノード、②トラストノード、そして③台帳サーバーの3つに細分化されます。 ① デバイスノード(Device Node)デバイスノードとは一般家庭にあるマイクロマイニングを行うIoT機器のことで、トラストノードに対しブロックチェーンデータを請求し、取引認証を行います。 ② トラストノード(Trust Node)トラストノードは、デバイスノードの要求に応じて台帳サーバーにアクセスできるノードであり、不正取引などがないか監視をしています。デバイスノードと台帳サーバーの間の中間ネットワークの役割を果たします。 ③ 台帳サーバー(Ledger Server)台帳サーバーはブロックチェーン上のあらゆる取引履歴を管理しています。 ブロックチェーンでは台帳サーバーの数が少なければ少ないほど51%攻撃に弱くなってしまうので、ブロックチェーンの運用開始時期には特に注意しなければなりませんが、PoAでは台帳データの管理やアクセス権を別々のノードに分散させることでこの問題をクリアしています。 IOTWの全システムはAnApp Blockchain Technologies Limitedと各提携先との協力により管理され、各提携先は信頼できるノードや台帳サーバーのオーナーとしての役割も果たします。より優れたセキュリティのもとでの取引を実現するため、上述のような特徴が運用開始初期のIOTWエコシステムを非オープンなシステムとします。 https://youtu.be/XuDI2TVKbl8 上記の動画は200代のIoTデバイスでマイクロマイニングを実施している動画です。 PoAのメリット PoAにはこれまでのアルゴリズムと比較して技術設計面のみならず、その性能面でも多くのメリットを持ちます。 送金速度の大幅アップ マイニングを行うIoT機器が増えれば増えるほど、トランザクション(取引)の承認、つまり送金速度が速くなることになります。 IOTWが世界中の一般家庭に広まれば、マイニング行うIoT機器の数は膨大な量となり、送金速度はどんどんアップしていきます。トランザクションの承認時間は1秒以下とされており、将来的には100万トランザクション/秒を目標としています。 マイニング報酬や権利の平等性 PoAでのマイクロマイニングにはハードウェアなどの初期投資が一切かからず、誰でもすぐにマイニングを始めることができます。さらに、マイニングマシンの処理能力やハッシュレート(採掘速度)なども問題ではなくなるため、誰もが平等にマイニング報酬を受け取ることができるようになります。 消費電力の大幅削減 膨大な電力を消費する特別なマシンが必要なPoWなどとは違い、家電やデバイスなどのIoT機器を使用するPoAはマイニングによる消費電力を大幅に削減します。 現在ビットコインのマイニングによる消費電力は全世界の0.14%にもなり、いくつかの発展途上国よりも多くの電気を消費しています。PoAは、環境への負荷が懸念されるこのような問題に対するソリューションとしても期待されています。 51%攻撃のリスク軽減 PoAではブロックチェーンの改ざんに必要な台帳データの管理やアクセス権を別々のノードに分散させることで、51%攻撃のリスクを軽減しています。 PoAのデメリット PoAには様々なメリットがある反面、懸念点もあると考えられます。 PoWなどのアルゴリズムと比較して参入障壁が低いという点を説明しましたが、これは裏を返せば価値を裏付けるものが不足しているということになります。 それぞれが自身のIoTデバイスを利用してマイクロマイニングを行えることからも、大衆に広く普及させる仕組みの構築に関しては非常に優れているということができますが、これは価値があるものという前提があっての話になります。 確かにビットコインやその他の仮想通貨が抱える問題はしっかりとクリアしているように見えますが、マイニングは単なるエコシステムの維持といった機能だけではなく、一種の経済活動として経済的合理性のもとで人々は参入や撤退の決断を下しています。 ビットコインであれば金融商品(/決済手段)としての、イーサリアムも同様に金融商品(/プラットフォーム)としての価値があるが故に、法定通貨からの資金流入を見込むことができますが、IOTWのトークン自体にユーザーが価値をどのようにして見出していくかという点がポイントになりそうです。 IOTWエコシステム 先に説明したPoAとマイクロマイニングによるブロックチェーンの一般家庭への浸透により、IOTWはIOTWエコシステムの形成を目指します。 このエコシステムでは、ユーザー、生産者、各種サービス提供者の3者がブロックチェーンにより繋がり、利益を享受できるようになります。 ユーザーはIoTデバイスを利用したマイクロマイニングにより、コストをかけずにマイニングを始めることができ、IOTWコインを稼ぐことができます。このコインは家電などの修理や、ストアでのサービスや商品の購入にも使用できます。 生産者はユーザーのデバイス使用に関するビッグデータを入手することができ、今後の開発に役立てることができます。 各種サービス提供者は、ブロックチェーンによるネットワークを介して顧客や仕入先を得ることができ、こちらもまたユーザーのビッグデータを得ることができます。 このように3者それぞれがブロックチェーンの恩恵を享受できるエコシステムの形成を目指します。 IOTWのユースケース / 将来性を解説! 誰でも手軽にマイニングを始められる 従来のマイニングといえば、膨大な演算処理を高速でこなせる超ハイスペックコンピューターなどが必要で、一般層や一般家庭の人々にはなかなか馴染みのないものという印象があります。 ですが、IOTWでは家電やデバイスなどのIoT機器さえあれば誰でもマイクロマイニングを始めることができてしまいます。さらに、マイクロマイニングに対応したIoT機器を新しく購入する必要はなく、現在所有しているIoT機器にマイクロマイニング用のソフトウェアをダウンロード、アップデートするだけで、コストかけることなくすぐにマイクロマイニングを始めることができます。 また、膨大な電力消費を必要とするPoWによるマイニングとは違い、PoAによるマイクロマイニングは環境への負荷が少ないグリーンマイニングを実現します。 IOTWトークンの使いみち IOTWエコシステムの解説でも説明しましたが、マイクロマイニングにより獲得したIOTWトークンは今後、ゲームや動画、音楽などのコンテンツの購入、在庫過剰商品の購入、さらにはマイクロマイニングに対応したIoTデバイスや家電の購入・修理に使用することができるようになる予定です。 大型電化製品の修理や買い替えには大きな金額が必要になりますし、スマートフォンやタブレットなどのデバイスは最近では数年での買い替えも珍しくなくなってきた現状をふまえると、とても便利な使いみちになるのではと思います。 AIが電力消費を最適化 IOTWは人工知能の開発にも力を入れており、今後はIOTWエコシステム内のIoT機器からのデータをもとに、AIがユーザーの家庭の電力消費を最適化してくれるようになるそうです。 また、ユーザーひとりひとりのデータはIOTWエコシステムのネットワーク全体で収集され、全体で得られたビッグデータをもとにより広域な範囲での電力消費の最適化を図ることで、地域規模でのエネルギーの節約にも繋がります。 電力消費の少ないPoAのマイクロマイニングに加え、電力消費を最適化するAIが実装されれば、これまで指摘されてきたPoWの膨大な電力消費の問題に対する有力なソリューションとなるでしょう。 IOTWのロードマップを確認! 時期 内容 2018年 2月 大型家電製品へのDPSチップの実装 IOTWコンピューティングプラットフォームの立ち上げ・運用 2018年 3月 IOTWブロックチェーンとマイニングソフトウェアの試作 2018年 ICO 3Q ICOから6ヶ月 IOTWブロックチェーンのローンチ エンドユーザー向けプラットフォームの運用開始 ICOから12ヶ月 簡易版のビッグデータ収集システムとAIソフトウェアのリリース IOTW用SDKのリリース ファームウェアのリリース ICOから18ヶ月 AIを搭載したハードウェアとソフトウェアのリリース 大型家電製品用DPSチップの正式リリース オープンソースのIOTW上で保守点検の店舗を出店 ICOから24ヶ月 検索エンジンとより高度なAIのリリース、さらなる最適化を目指す 【2018年 〜3月】ブロックチェーンとマイニングソフトウェアの試作 2018年 2月 大型家電製品へのDPSチップの実装 IOTWコンピューティングプラットフォームの立ち上げ・運用 2018年 3月 IOTWブロックチェーンとマイニングソフトウェアの試作 現時点でDPSチップのIoT家電への実装、コンピューティングプラットフォームの立ち上げから運用開始、そしてブロックチェーンとマイニングソフトウェアの試作までがすでに完了しているようです。 【ICOから6ヶ月】ブロックチェーンのローンチ ICOから6ヶ月 IOTWブロックチェーンのローンチ エンドユーザー向けプラットフォームの運用開始 ICOから半年でメインとなるIOTWブロックチェーンのローンチを迎える予定となるようです。 それにあわせて、エンドユーザー向けプラットフォームの運用も開始するということで、ブロックチェーンのローンチとプラットフォームの運用がともに順調に進むのかに注目です。 【ICOから12ヶ月】簡易版AIとフェームウェアのリリース ICOから12ヶ月 簡易版のビッグデータ収集システムとAIソフトウェアのリリース IOTW用SDKのリリース ファームウェアのリリース ICOから一年後には簡易版ではありますがビッグデータの収集を行うAIがリリースされます。このAIがビッグデータをもとにどのように電力消費の最適化を行うかが気になるところです。 また、ファームウェアのリリースも行うということで、IoT機器が正常にマイクロマイニングを行えるようアップデートされるのかも注目です。 【ICOから18ヶ月】AIの搭載とDPSチップの正式リリース ICOから18ヶ月 AIを搭載したハードウェアとソフトウェアのリリース 大型家電製品用DPSチップの正式リリース オープンソースのIOTW上で保守点検の店舗を出店 ICOから一年半後にはAIが搭載されたハードウェア及びソフトウェアがリリースされ、同時に大型家電製品用のDPSチップも正式リリースされます。 これによってついに一般家庭でのIoT機器によるマイクロマイニング、そしてAIによるユーザーのビッグデータにもとづく電力消費の最適化が行われるということになるのでしょうから、期待が高まります。 【ICOから24ヶ月後】検索エンジンとAIによるさらなる最適化 ICOから24ヶ月 検索エンジンとより高度なAIのリリース、さらなる最適化を目指す ICOから二年後には検索エンジンのリリースと、より高度なAIの開発により、IOTWブロックチェーンとそのエコシステムのさらなる最適化を図っていく予定となっています。 IOTWのチームメンバーを確認 チームメンバーの経歴も確認しておきましょう。 Frederick Leung / 創設者・CEO Proof of Assignmentの共同開発者で過去に取得した特許は10以上に及ぶ カリフォルニア州立大学 サンディエゴ校 理学士号取得 Mosway Technology 3年2ヶ月 Diodes Inc. 2年11ヶ月 Adaptive Digital Power 10ヶ月 Marcin Dudar / 創設者 Fred氏と共にPoAを開発したブロックチェーン専門家 University of Szczecin 経済学 Casual Sight 1年5ヶ月 Sandmartin (ZhongShan) Electronic Co., Ltd. 6年2ヶ月 ALi Corporation 6年4ヶ月 Peter Chan / CTO Proof of Assignmentの共同開発者で特許保持数は20以上 香港大学 電気・電子工学 IOTW CTO 9ヶ月 Tony Chan / 創設者・CFO 10以上ものIPOを経験したハイテク投資家 - Anapp Technologies Group(IOTW) 1年2ヶ月 Dr. Patrick Hung / 創設者・制御システム顧問 元スタンフォード大学助教授にしてAlta Sicuro Technologyの共同設立者 スタンフォード大学 哲学・電気工学博士号取得 MyIT-School 4年1ヶ月 CPO Technologies Corporation 10年 NEC Electronics 1年 競合・類似プロジェクトとの優位性は? IOTW同様にIoTデバイスに力を入れるプロジェクトとしてIOTAが挙げられます。 プロジェクトを客観的に判断していくためにも、それぞれの性能を定量比較してみましょう。 IOTWとIOTAの比較 IOTW IOTA マイニング Proof of Authenticity N/A ハードウェアコスト DPSチップの利用で無し/低コスト コンピューターボードが必要 TXs速度 即座 即座 チェーン構造 ブロックチェーン分散型DBs DAG トークン使途 データ/商品/サービスの売買 マイクロトランザクション マイクロトランザクション IOTWではブロックチェーン技術の一般消費者への浸透を問題視し、その解決策として世界中のIoTデバイスからなるネットワークを構築することを目指しています。 一方でIOTAでは、年々増加するデータ量とそのデータがデータサイロに蓄積されていく状況を問題視しており、このデータをIoTデバイス間でローカルに分散化させることでこの問題の解決を図ろうとしています。 このように同じIoTデバイスに焦点を当てながらもそのアプローチには大きな差が見られます。 またチェーンの構造的には、IOTWとIOTAのどちらも非常に分散型であるということができます。 IOTWが採用するProof of Assignmentは各デバイスがノードとなりマイニングを行うため、ノード数(デバイス数)に比例してTXs数も増えるため、スケーリングやセキュリティ、分散性に関しても非常に優れたアルゴリズムだと判断することができます。 提携先などに関して、IOTAは既に多くの大企業がバックについていることもあり、IOTWがどのようにして開発を進めて普及させていくのかに注目したいですね。 まとめ IOTWというIoTデバイスを利用するプロジェクトを紹介しました。 規模間の大きなプロジェクトですが、実現すれば仮想通貨が広く社会に浸透していく大きな原動力となりそうですね。 IOTWに関してより詳しく知りたい方は公式サイトなどもチェックしてみてください! IOTWの公式リンクまとめはこちら
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2018/08/09SKYFchainがドローン向けスマートコントラクトのα版をリリース!
以前CryptoTimesでもブロックチェーンとドローンを組み合わせたプロジェクトとして紹介させていただいたSKYFchainですが、今回いくつか新たな発表がありましたので紹介させていただきます。 SKYFchainに関しては以下の記事をご覧ください。 SKYFchain / SKYFT -世界初の重貨物用ドローンプラットフォームのプロジェクト- SKYFchainのプロダクト進捗 SKYFchainでは現在もICOが継続されており、今回のリリースや上場の発表はセール中に行われたものとなります。 ロードマップによれば、2018~2019年中に独自のプライベートチェーンの構築、SKYFchainのドローンであるSKYFの販売と規制の厳しくないエリアへの拡大と明示されていますので、今回の発表はこれに向けた順調なスタートであることが伺えます。 今回行われた一連の発表に関して、以下で詳細を確認していきたいと思います。 MVPのローンチ(α版) SKYFchainは先日α版のプロダクトローンチを発表しました。 公式サイトでは上の画像のような画面が表示され、この登録を済ませると自身のダッシュボードから稼働中のドローン(SKYF)の状況を確認・管理することができるようです。 SKYFchainのα版プラットフォームは、いくつかのコア機能があり、ドローン製造業者やサービス会社、銀行、保険会社など8つのシステムアカウントプロファイルの選択肢をユーザーに提供します。 ユーザーは、システムのなかのすべての車両のプロファイルを確認することができ、データの中には、コスト、テクニカルパラメータ、マシンの記録や認証、位置情報と経路のログ、トランザクションの履歴と詳細、完了したミッション、テクニカルメンテナンスの記録が含まれており、ユーザーの口座には、貸借対照表と預金が複数の通貨で表示されます。 こちらのリンクで登録を済ませることで、α版のMVPを体験することができます。 SKYFchain Operating Platform ドローン向けのスマートコントラクト実装 発表が行われたスマートコントラクトの実装(ERCトークンのリリース)に関してですが、これによりskyfchain.io内に残高として存在するトークンの引き出しが可能となり、投資家の方は自身のウォレットにこれを転送することができるようになります。 ユーザーは公式サイトから自身のEthereumアドレスの有効化を行うことで、この引き出しができるようです。 また、スマートコントラクトのドローンへの実装はまだ行われていないようで、ロードマップに拠るとプライベートチェーンの実装と共にこれが行われるのではないかと予想されます。 Bitforexへの上場 [caption id="" align="aligncenter" width="1200"] 引用元:SKYFchain公式Medium[/caption] SKYFchainのトークンであるSKYFTですが、CoinMarketCapでも上位に入る中華系の取引所Bitforexへの上場が決定しました。 ICO中に上場を発表するケースは稀で、今回のBitforex側の決断からは同プロジェクトに対する期待の高さを伺うことができます。 具体的な上場日などの発表はなされていませんが、8月中旬のICO終了に合わせて上場が行われると考えられます。 上場日や通貨ペアなどの具体的な内容に関しては続報を待ちましょう。 ドコモ5Gオープンイノベーションプログラムへの参加 SKYFchainが日本の通信会社であるNTT DoCoMoの5Gオープンイノベーションプログラムへの参加が決まったようです。 今後、SKYFchainでは5G通信を使ったSKYFドローンによるテスト飛行およびSKYFchainプラットフォームでの実証実験の実施を検討していく計画でいるようです。 まとめ 本記事ではSKYFchainからICO中に行われたMVP(α版)や上場などの発表に関してまとめました。 SKYFchainでは同プロジェクトの公式Mediumなどで進捗の発表・報告が行われていますので、こちらもご確認ください! SKYFchain 公式Medium(英語)
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2018/07/24【日本語版】DREPのAMAまとめ!よくある質問・回答を確認しよう
さっちゃん(@vcvc_stc)です。先日から、DREPのJAPANコミュニティマネージャーを任せていただくことになりました。 DREPに関する最新情報は日本公式Telegramで発信しております(もちろん日本語で)ので、ぜひぜひこちらもご参加いただけると嬉しいです! こちらの記事は、DREPの最初のAMA(質問するイベント/Ask Me Anything)を開催しました。 以下は今回のAMA、それに加えて過去にあった質問・回答のまとめです。ぜひ参考にしていただければと思います。 仮想通貨DREPの特徴・将来性を解説!ICO情報・競合比較まとめ DREPの技術関連についての質問 DREPの技術関連の質問はこちらにまとめています。 Q:DREPのスーパーノードやマスターノードはありますか? スーパーノードやマスターノードはありません。 DREPネットワークのノードはすべて平等であり、各エポックのガバナーとしていくつかのノードを選ぶ選挙(投票)プロセスがあります。 ガバナーは、リスクを避けるため、従来の意味ではスーパーノードやマスターノードとはみなされないため、永続的ではありません。 Q:DREPのインフレーションモデルについて教えてください?/将来はあるのだろうか? ブロックが作成されるごとに指定のトークンが生成される動的なインフレモデルになります。 トークンの生成比率はガバナンス契約によって制御・調整されます。 Q:メインネットリリース前にDREPトークンを保有しているメリットはありますか? メインネットの立ち上げに先立ち、一部のDRAppではDREPトークンを決済手段として使用することができます。 Point DREPトークンはメインネットリリースまでERC20として公開されます。 Q:DREPの現在の開発状況について教えてください すでにさまざまなことを進展させました。 DREPチェーンの開発進捗状況については以下の通りです。 ネットワークモジュール:100% 暗号モジュール:100% PBFTモジュール:50% ブロックチェーンのデータ構造:80% データストレージ:当面は、ほとんどのデータがメモリに格納される 将来的には以下を実施していく予定です。 PoSモジュール;LevelDBにデータを格納するデータストレージ ブロックチェーンのすべてのデータ構造 DREPの評判プロトコル(評判を数値化・収益化する仕組み)の開発進展状況については以下の通りです。 評判定量化アルゴリズム:100% 評判の収益化アルゴリズム:100% 評判インセンティブアルゴリズム:100% 将来的には以下を実施していく予定です。 評判投資アルゴリズムと評判転送アルゴリズム DRAppレイヤーに関しては、DREP財団との商用展開に署名したプラットフォームが4つあります。これらのオンボーディングについての詳細な発表が予定されています。 また、DREPとコミュニティの双方にメリットがある、Blockbateテスターの採用とコミュニティパートナースキームをまもなくリリースします。 データレイヤーでは、インドのビッグデータプロジェクトZebiと提携し、オンラインおよびオフラインデータの共同作業をします。 また、ベトナム発の旅行プラットフォームTriip.meと提携して評判定量化アルゴリズムを研究し、旅行に関する評判データをチェーンに格納しました。 Q:DREP Chainはコンテンツに焦点を当てたDRAppを実行できますか? はい。DREP Chainは、コンテンツ、電子商取引、ゲーム、その他多くのプラットフォームを含むさまざまなプラットフォームのニーズに対応するように設計されています。 さらに、IP認証・保護サービスを提供するZiggurat社と提携し、評判の定量化とIP保護のワンストップサービスを提供しています。 多くの場合、プラットフォームでは、チェーン上にコンテンツではなく評判データを格納することになりますし、そのようにすることを推奨します。 Q:DREPにはどのような技術がありますか? DREPチェーンは、2層構造およびシャード内の相互に独立したガバナンスメカニズムを備えた、新しいスケールアウトアーキテクチャです。 評判とプラットフォーム関連の質問 DREPで扱う評判、プラットフォームについての質問をまとめています。 プラットフォームのオーナーとして、私は自分の評判モデルと採点メカニズムを作成することができ、その評判値は別のプラットフォーム間で共有できますよね。このとき、自作のプラットフォームで、悪意を持って評価値を操作して高評価をつけ(詐欺などに利用するために)、別のプラットフォームで使用する環境を作るとどうなりますか? まず、さまざまなプラットフォームの評判値が同じ範囲に正規化されるため、極端な値ではメカニズムを改ざんできません。 ユーザーの評判値を計算では、プラットフォームの人気、関連性、評判および影響に基づいて、異なるプラットフォームに異なる重みが割り当てられます。 評判値はDREPのエコシステムにおける異なるプラットフォーム間においてコンセンサスベースで参照可能です。 したがって、1つのプラットフォームが不正で信頼できない場合、他のプラットフォームはユーザーの評判値を参照しないことになります。 また、DREP理事会(Council)がDREPネットワークの管理と維持を担当します。 DREP Councilとは DREP理事会(Council)は、DRAppの資格を見直し、DREP報酬プールにアクセスできるかどうかを決定する責任があります。1つのプラットフォームにシステムの不正行為が報告された場合、DREP理事会(Council)はネットワークから該当のシステムを削除できます。 DREPは、既存のインターネットプラットフォームをどのように取り込んでいきますか? ネットワークにはすでに4つのDRAppがあります。通常、プラットフォームの種類と、それが直面する潜在的な問題点を特定し、その問題がエコシステムのソリューションによって解決または緩和される方法を示します。 4つのDRAppsでは、進捗状況を表示・追跡するための実効性検証の過程があります。 アーリーアダプターの場合、プラットフォームそのものと参加レベルによっては、導入と実装に関して、より技術的なサポートを受けることになります。 また技術とは別に、DREPはメディアへの露出やリソースの導入など、プラットフォームの育成にも多くのリソースを投入します。 同社が非常に有望であれば、相互利益をより良く調整するためのファンドの投資も受け取ることができます。 全体のコンセプトと設計について、障害への耐性があることも注目に値します。 DREPは企業がエコシステムの中でDREPトークンや独自の仮想通貨(トークン)をきちんと運用できるかのテストもサポートします。 DREPはどのように大企業をターゲティングし、DREPチェーンを活用してもらおうと考えていますか? 初期の段階では、中小規模のプラットフォームで動作することが主な戦略です。 この大きな理由としては、中小規模のプラットフォームの方が1つの分野により特化しており、ユーザーのペルソナをより詳細に理解できるため、ユーザープロファイリングの評判データがより正確になる、ということがあります。 さらに中小規模のプラットフォームは、レピュテーションコネクタのより広いユーザープールにアクセスするために評判データを積極的に共有しようとする、という要因もあります。 このようにして、DREPは異なる次元からユーザーの評判値を取得できます。 より多くのプラットフォームが参加するにつれて、評判データがより正確で価値のあるものになります。 スーパーオンラインIDとして機能する評判の高いデータハウスでは、大企業のへのアプローチが容易になります。 AmazonやFacebookが、独自の仮想通貨を導入したいと思っているなら、そう簡単なことではないと気づかせるまでDREPは成長しなければなりません。 私たちの価値は追加され、USPは既存のユーザーベースとなり、貴重なデータが蓄積されます。 さらに、DREPはプロトコルを通じて大きなプラットフォームと協調することができ、より柔軟性があってカスタマイズ性が高いというメリットがあります。 要約すると 小さいプラットフォームを取り入れて地盤を固めた上で大きなところへアプローチをかけていくという戦略になっています。 DREP上の評判ベースのプロジェクトがうまくいかない場合、DREPとしてはどのように対処するのですか? 評判ベースのプロジェクトがうまく機能しない理由の1つは、大量採用やスケーラビリティの制約があるためです。 DREPには既に4つのDRAppがチェーンに配備されている予定であり、私たちはエコシステムに参加しているさまざまなプラットフォームからより多くの関心を集めています。 私たちはコミュニティのためにDRApp/プラットフォームの育成とのサポートと支援を行ってきました。 Signal Planは、開発者コミュニティを発展させる1つの手段であり、Blockbateユーザビリティテストもまた、コミュニティにとって良いものになるでしょう。 DREPは業界の2つの弱点を解決することに焦点を当てており、プロジェクトよりも完全なエコシステムとしての自信を持っています。 ブロックチェーンベースではない評判ベースのプラットフォーム(YoutubeやRedditなど)からユーザーを呼び込むために、DREPとしてはどのように働きかけますか? 多くのプラットフォームには、内部に評判のランク付けシステムがあります。 DREPの目標の1つは、評判ランク付けシステムをトークン化して、ユーザーの評判値をより多様にすることができるようにすることです。 評判を定量化・収益化する仕組みにより、人の評判値は測定可能なデータに変換され、チェーン上に保存されます。 DREPの定量化した評判は改ざんできないので、評判値の歪みや不正を防ぐことができる 以前のプラットフォームのポイントがトークンに転送されると、評判は経済的な意味を持つようになり、異なるプラットフォーム間でも参照可能になる 評判トークンの所有者は、評判データのトークンホルダー共有プールを作ることができ、これによりプラットフォームのターゲットを絞ったユーザー獲得が可能になる 上記の3つのポイントは、既存の中央集権型プラットフォームでは実現することはできませんが、DREPでは提供することができます。 また、githubのオープンソースコーディングチームと協力したり、開発者にAPIインターフェイスを統合して露出・関心を高めたり、参入障壁を低くしたりするために、インセンティブを与えるよう努めています。 Q:中国(または他の国)でのミートアップの予定はありますか? はい。我7月と8月に上海でミートアップを開く予定です。おそらく、インドでZebiとの合同ミートアップも開催します。日本も検討しています。 DREPの発行トークン枚数は増減しますか?スマートコントラクト監査(セキュリティチェック)を受ける予定はありますか?ハードキャップを減らす予定はありますか? DREPトークンの発行枚数は変わりません。DREPは、2つの組織からのスマートコントラクト監査を受けており、セキュリティ上の問題はないとの評価をもらっています。 私たちはコミュニティや戦略的投資家のアドバイスによって、ハードキャップの縮小を検討するかもしれません。 更新情報DREPのハードキャップが縮小されることになりました。 その他の質問 その他の質問に着いてまとめています。 Q:Stephen(Xiaolong)がQTUMを離れてDREPに参画したのはなぜですか? 以下はXiaolongの回答です。 「私は個人的にブロックチェーンインフラストラクチャとデザインに関心を持ってきました。Qtumでは、私は中国の開発者をリードする立場でした。また、Qtumのパブリックチェーンの構築とは別に、様々なチームでブロックチェーン技術においての技術支援をしました。これらの技術支援・コンサルティングは私が自ら進んで行った活動です。さまざまな分野でこのような活動を行うことで、私はパブリックチェーン、コンソーシアム・チェーン、dAppで様々な異なるモデル・技術における問題を経験することができました。そして、ブロックチェーンを幅広く導入する方法を熟考し、スケーラビリティの限界を克服するために開発を始めました。これが、分散型評判システムであるDREPを構築することです。」 Q:DREPの開発をしているのは誰ですか?DREPはどのような技術になりますか?BTC、ETHと比較して、DREPはHODLしたい私にとっていかがですか? ソフトウェア開発者とブロックチェーン開発者は、中国と米国出身で、Microsoft、Google、QTUM Foundationの共同プロジェクトの経験を積んだ2人の共同設立者を含めた4人です。 より完全なDREPエコシステムになればなるほど、トークンはより貴重で多用途になります。 Q:KYCとホワイトリストは終了しましたか? はい。しかし、ホワイトリスト登録が終了し、新しいパートナーシップが締結された後、再オープンのリクエストを多数受けているので、ホワイトリストを再度開くことを検討するかもしれません。 Q:DREPにはかなりの数のパートナーシップがありますね。あいまいなパートナーシップを除いて、実際の協力プロセスを説明できますか? アナウンスメントにてパートナーシップの方向性を記載しています。 具体的なパートナーシップのいくつかの例として、DREPはオーストラリアの電子商取引プラットフォームHarkHarkと協力して、DREPの仕組みを次世代APPに統合します。 DREPは、BlockbateやEggFosterなどのプロジェクトに評判アルゴリズムとトークノミックスを開発するようアドバイスしています。 Point 各パートナーシップについての詳細は公式Mediumに掲載されています。 Q:バウンティがあると嬉しいです! 賞金、送金、紹介プログラムはありませんのでご了承ください。 マーケティングは、トークン所有者の利益を守り、プロジェクトの成長に関心を持つコミュニティを目指して、エアドロップ、奨励金、紹介キャンペーンなしで実施されました。 バウンティが欲しいのであれば、ぜひコミュニティパートナープログラムとBlockbatのユーザビリティテストに参加してください。ここではDREPトークンを報酬として得ることができます。 最後に:今後のDREPの動きについて DRAppのパートナーシップと戦略的投資を発表します。詳細についてはお待ちください。 私たちの最初のAMAのまとめをお読みいただきありがとうございます!コミュニティの皆様には大変感謝しています。一貫したサポートをありがとうございます! 画像の男性は誰だと思いますか?彼のビデオは間もなく公開されますのでしばらくお待ちください。 ビデオ(アニメーション)の日本語版が公開されました! さっちゃん DREPのアナウンス記事はクリプトタイムズにて公開予定です。今後ともDREPをよろしくお願いします! 仮想通貨DREPの特徴・将来性を解説!ICO情報・競合比較まとめ
プロジェクト
2018/07/18DREPの特徴・将来性を解説!競合比較まとめ
DREPは評判データに基づくエコシステムの構築を目指すプロジェクトです。 QuarkChainとの提携が発表されたこと、(チームに美女が多いこと)もあり、注目度が高まっています。 こちらのページでは、そんなDREPの特徴についてまとめています。 これを読めば、基本的な特徴からメリット・デメリットまで、DREPについてはバッチリです。 仮想通貨DREPのICOの概要を確認しよう https://www.youtube.com/watch?v=OL1yRpkiHME DREPの概要 通貨名/ティッカー DREP(ドレップ)/DREP 創業者(Co-Founder) Matt Bennice Stephen Xu Momo Chang 主な提携先 QuarkChain、Zebi、Triipなど 特徴 分散型評判エコシステム 公式リンク Webサイト Twitter Telegram 日本公式Telegram Medium Steemit Reddit Kakao Talk Facebook Linkdin ICO情報とトークンメトリクス DREPのICO情報 WhiteList ~2018/06/31 規格 ERC20 支払い ETH,QKC 発行枚数 10,000,000,000 DREP ICO調達額 総額 19,800,000 USD Privatesale 4,000,000 USD PrivatePresale 3,900,000 USD PublicPresale 7,300,000 USD Crowdsale 4,600,000 USD CrowdSaleレート 1 QKC = 0.00770 USD DREP Chainとしてメインネットがリリースされるまで(2019年Q1(1月〜3月)を予定)は、DREPトークンはERC20トークンとして発行されます。 また、メインネットがリリースされるまでは、一部のDRApps(DREP上のdApps)での決済手段として使われることになっています。 DREPのトークンメトリクス 用途 割合 マーケティング/戦略的パートナーシップ 40% トークンセール 30% コミュニティ発展/貯蓄 15% チーム 15% プライベートセール、プライベート・パブリックプレセール、クラウドセールなどを含めた、セール分は全体の30%と少なめになっています。 DREPが作る評判エコシステムとは?DREPの仕組みを解説 DREPは分散型評判エコシステムを作るためのブロックチェーンです。 よく勘違いされがちですがプロトコルではなく、DREP上にあるプロトコルやプラットフォームを含めてエコシステムを構築していこうというプロジェクトになっています。 レビューをよく見るように、インターネットにおいて「評判」というものは非常に価値が高いものです。 それをブロックチェーンという透明性が高い技術を用いて単一化していこう、というプロジェクトだと考えるととても理解しやすいですよ。 3つのレイヤー(層)で構成される評判エコシステム DREPは3つのレイヤーから構成されていて、ほとんどのユーザーが触れる(使用する)のはアプリレイヤーです。 下のレイヤーの仕組みを用いて上のレイヤーを構成していくイメージですね。 3つのレイヤーに分割することで、より効率的にエコシステムを広げることができます。 レイヤーの概念 洋服で例えると… インフラレイヤー=糸 コアサービスレイヤー=生地 アプリレイヤー=服 このように考えるとわかりやすいですよ。いきなり糸から服を作るのは難しいですが、生地にして加工しやすくすると、より効率的に作業を進めることができます。 各レイヤーでの詳しい役割についても、少し掘り下げて解説します。 インフラ層(DREP Chain)/Infrastructure Layer インフラ層はデータベース、シャード、トランザクション、EVMなど、DREPのチェーンを構成している部分です。 DREPが実現させようとしている、評判エコシステムの構築には様々な障壁があります。 具体的にはスケーラビリティ対策、プライバシー・セキュリティ対策、ネットワークの更新、スマートコントラクト実装、トークン発行機能実装、インセンティブシステム構築などです。 これに対応するため、DREPはインフラレベルからチェーンの開発に取り組んでいます。 DREP Chainの取り組み シャーディングによるスケーラビリティ対策 評判をトークン・収益化するためのインセンティブメカニズムの調整 分散型統治プロトコルによる拡張性 IFPSなどの分散型ファイルストレージへの対応 DREP ID(アカウント)の制御・管理機能の実装 コアサービス層/Core Service Layer コアサービス層は、DREPのエコシステムの仕組みを維持、向上するための機能を蓄えておくようなレイヤーです。 DREPのシステムに関わる機能 評判の数値化アルゴリズム 評判が集まるようにするための仕組み ネットワーク内で評判を共有するシステム(ユーザーデータプール) フェイクアカウントを識別するシステム オープンソースコード統合ソリューション DREPという評判エコシステムが発展するための機能が凝縮されています。 アプリ層/Application Layer アプリ層は、ユーザーが実際に利用するDRAppsやDRApps用のプラグインが実装されていきます。 このアプリレイヤーはいうまでもなくインフラレイヤー、コアサービスレイヤー上にあるので、DREPネットワークのユーザーデータプールやインセンティブメカニズムを簡単に利用することができます。 DRApps・プラグインの例 企業やプラットフォームが作成するDRApps DREPネットワーク内トークンの取引機能 ウォレット ブロックチェーンエクスプローラー 投票プラグインやブログテンプレート DREP・REPXの2種類の基本的なトークンがある DREP REPX 種類 アセットトークン ステーブルコイン 用途 / 目的 ガス サービス利用費 評判資産 DRAPPsの共通通貨 ヘッジツール 評判通貨 DREPネットワークにはDREP・REPXの2種類のトークンがあり、それぞれ用途が違います。 REPXはDREPネットワークがうまく稼働したのちに発行される予定です。 さらにこれに加えて、DREP上のプラットフォームでは独自の仮想通貨(トークン)を発行することができます。 その独自トークンはネットワーク内の各ユーザーの評判値と連携していて、各プラットフォーム内でのマネタイズや信頼性の向上に役立ちます。 Point DREPネットワーク内でのトークン交換ができる取引所のようなものもリリースされていくことになっています。 4つの経済モデル(インセンティブモデル)で自律的なエコシステムを構築する DREPは4つのインセンティブモデルを実装しています。 これによって評判エコシステムが自発的に成長していくような仕組みを実現させることが可能です。 DREPのインセンティブモデル Vote(投票経済モデル) …コンテンツやサービスへの投票 ReputationEndorsing(支持経済モデル) …かけのようなシステム ReputationTipping(評判チップ) …投げ銭のようなサービス ReputationValue-Adding(評判による価値付与) …支持(サポート)に対する報酬 QuarkChainやZebiなどの注目プロジェクトとのパートナーシップがある DREPの注目度が高い理由の1つが注目プロジェクトとの提携・パートナーシップです。 特にICO直後に最大12倍ほどになったQuarkChainとの提携は注目度が高くなっています。 名ばかりの提携ではなく、提携先との連携内容や、なぜ提携するのかなどもきちんと公開されているので、パートナーとの協業内容についても確認しておきましょう。 DREPの提携一覧 Quarkchain Comebey Ziggurat Yozma Group Triip Zebi DREPのユースケースを紹介!可能性・将来性を徹底考察 DREPが実際にどのように世の中で使われていくのかに焦点を当てて解説しています。 インターネット上に分散している評判・評価を誰もが活用できるようになる インターネット上で評判・レビューというものは分散してしまっています。 DREP上にある評判データはすべてDREPネットワーク内で共有されるので、そのように評判が分散することはありません。 多くのプラットフォームがDREP上に作られていけばいくほど、評判データは大規模で信頼性が高いものになります。 具体例で理解しよう ある化粧品について、Amazon・楽天市場・アットコスメ・Twitter・Instagramでは異なる評判があり、それらを単一化して比べるのは面倒です。もしこれらすべてのサービスがDREP上にあれば、ユーザーはより多くの評判を参考にすることができます。 サービスのプラットフォームごとに最適な評判(レビュー)システムを搭載できる DREPのエコシステムを使えば、簡単にプラットフォームに"最適な"レビューシステムを搭載することができます。 "最適な"というのは、プラットフォームごとに独自の評価軸やランキングを簡単に設定できるということです。 "最適な"評判システムとは 例えば、Eコマースプラットフォームではレビューといっても「迅速さ」「丁寧さ」「サポート体制」など、様々な評価軸があります。 DREPのシステムを使えば独自の評価軸を簡単に設定できる上に、それを簡単にランク付けすることが可能です。 また、各ユーザーのデータはDREP内のプラットフォームと共有されるので、より多くのデータを集めることができ、正確性が高いものになります。 ステマや嘘レビューをなくすことができる DREPのシステムを使えば、嘘のレビューやステマ、報酬ありきの高評価レビューをなくすことが可能です。 DREPの評判データは、評判を投稿・発信する個人(DREPアカウント)と結びついています。 もし嘘のレビューや評判を発信して、それが嘘だとわかったときは、その個人(アカウント)はDREP内での評判を下げることになります。 DREP内では評判値が高いユーザーにインセンティブがあること、リクルーティングや金融などの信用性が大切なプラットフォームも参入が考えられることから、評判値はできるだけ高く保ちたいと考えるはずです。 コンテンツ(Blog)プラットフォームで良い記事を書いたり評価したりしてトークンを稼げる DREPネットワーク内では良いコンテンツを作ったり、良いコンテンツを先立ってシェアしたりすると、その見返りとしてトークンをもらう(稼ぐ)ことができます。 ALIS、Steemitやなどに似ていますね。 ただ、DREPはあくまでエコシステムの中の1つの機能として、このような評価機能があるという違いがあります。 この評価機能によってDREP内ではより良いコンテンツが生まれるようなモチベーションが保たれます。 ICOでは確認必須!DREPのロードマップを確認しよう DREPのロードマップについてもきちんと確認しておきましょう。 やろうとしていることが大きいプロジェクトなので、スピード感、プロジェクトの進み方はよく確認しておく必要があります。 DREPのロードマップ 時期 内容 2018年 Q3 南陽センター行政センターとの共同ブロックチェーンラボとトレーニングセンターの設立 評判定量化アルゴリズムライブラリの開発 アプリケーション層でのプラグインの開発 最初のDRAppの稼働開始 2018年 Q4 サードパーティのKYCインターフェイス開発 コンテンツプラットフォーム用のサードパーティIP保護導入 βテスト 2019年 Q1 メインネットリリース DREPウォレットリリース ブロックチェーンエクスプローラリリース サードパーティ評判アルゴリズムライブラリの紹介 2019年 Q2 プラグインと派生アプリのさらなる開発 クロスチェーンの導入 2019年 Q3 AI+意味分析による評判解析 評判コネクタのプロファイリング・フィルタリングの仕組み開発 2018年Q3 2018年 Q3 南陽センター行政センターとの共同ブロックチェーンラボとトレーニングセンターの設立 評判定量化アルゴリズムライブラリの開発 アプリケーション層でのプラグインの開発 最初のDRAppの稼働開始 開発段階である一方、DREP Chain上で運用されることになる最初のDRAppが稼働します。 最初に稼働が予定されているDRAppはBlockbateというSteemitのようなプロダクトです。 Blockbateのテスター募集がされているように、プロジェクトはきちんと進んでいることがわかります。 Here's an illustrated guide to Blockbate #Blockbate #dApps We are now recruiting Blockbate testers! Click the link and sign up to become a tester for Blockbate. You will have the opportunity to receive 20,000 DREP tokens as a reward.https://t.co/SPpbd0KNbJ pic.twitter.com/rY39CRWlZy — DREP Foundation (@drep_foundation) 2018年7月12日 2018年Q4 2018年 Q4 サードパーティのKYCインターフェイス開発 コンテンツプラットフォーム用のサードパーティIP保護導入 βテスト メインネットの稼働に向けて開発が進む段階です。 βテストがきちんと実施されるかが、メインネットまでのチェックポイントになりそうです。 2019年Q1 2019年 Q1 メインネットリリース DREPウォレットリリース ブロックチェーンエクスプローラリリース サードパーティ評判アルゴリズムライブラリの紹介 メインネットがリリースされ、DREPネットワークが本格稼働します。 以降はDREP側の開発はもちろんですが、マーケティング・広報でどれだけ外部プロジェクトをDREPに招き入れることができるかがポイントになりそうです。 2019年Q2 2019年 Q2 プラグインと派生アプリのさらなる開発 クロスチェーンの導入 クロスチェーンソリューションを導入して、より多くのdAppsで評判データを集めることが期待されます。 2019年Q3 2019年 Q3 AI+意味分析による評判解析 評判コネクタのプロファイリング・フィルタリングの仕組み開発 AIにより、テキストデータからより多くの評判データを効率的に取り込めるように開発を進めていきます。 これ以降については随時アップデートされるロードマップを確認していきましょう。 DREPの主なチームメンバーを紹介!バックグラウンドをチェックしよう DREPのチームメンバーについて簡単に紹介しておきます。 どんなバックグラウンドを持っているメンバーが集まっているかを確認しておきましょう。 Matt Bennice/共同創業者 元Google、Xのソフトウェアエンジニア。エキスパート技術者。Google+、YouTube、アクセンチュアなどで10年以上の勤務経験があり。 ジョージワシントン大学(コンピュータサイエンス)修士号取得 X 1年11ヶ月 Google 4年2ヶ月 Accenture 8年1ヶ月 Stephen Xu/共同創業者 QTUMの元開発者。MicrosoftとTencentのソフトウェアで開発経験あり。 中国科学アカデミー大学(コンピュータビジョン)修士号取得 中国科学技術大学 修士号取得 QTUM 1年7ヶ月 Tencent 2年8ヶ月 Microsoft 1年 Momo Chang/共同創業者 FinTechのエキスパート。証券アナリスト、投資マネージャーなどの経験あり。 南陽工科大学(経済)修士号取得 オリエント証券 10ヶ月 Kylin Investment 3ヶ月 TNS市場調査コンサルティング 5ヶ月 Eric Chao/開発責任者 iQiyiとEle.meでシニアエンジニア経験あり。ACM-ICPC、MCMなどでプログラミングコンテストの賞を受賞。 Github Yue Wang/開発責任者 Fengche Techの共同設立者。TencentとLeetCodeにてソフトウェア開発経験あり。 カーネギーメロン大学(コンピュータソフトウェアエンジニアリング)修士号取得 LeetCode 1年7ヶ月 Jiuzhen Tech 5ヶ月 Tencent 1年3ヶ月 Ricial Fan/広報 上海メディアグループで広報を務めた。ブランディング、マーケティング、メディアリレーションで8年の経験あり。 - Parkbox 1年 Bank of Communications 2年 SMG 3年 Belinda Zhou/事業開発 エミレーツ航空、ドバイツアリズムにてコンサルタント経験あり。認定通訳者・旅行コンサルタント。 中山大学(通訳・翻訳)学位取得 Emirates 4ヶ月 Falcon and Associates 10ヶ月 DubaiTourism 5ヶ月 Ms Lien Siaou Sze/ビジネスアドバイザー HPアジア太平洋地域担当の副社長。Fortune誌のビジネスにおけるTop50Women(アメリカ国外)で3年連続トップ10。 ケンブリッジ大学の博士号取得 Hewlett Packard 28年 Qi Zhou/アドバイザー QuarkChainのCEO。ソフトウェアエンジニア。Facebook、Dell EMCでスケーラブル系プロジェクトの経験あり。 ジョージア工科大学博士卒 Facebook 1年 Dell EMC 2.5年 Google 9か月 DREPの懸念点やデメリットも知っておこう 投資するのであれば、きちんとリスクやデメリットについても知っておくことが大切です。 あまり紹介されない部分ではありますが、こちらではきちんと紹介しておきます。 トークンセールは総供給量の30% DREPのトークンメトリクス 用途 割合 マーケティング/戦略的パートナーシップ 40% トークンセール 30% コミュニティ発展/貯蓄 15% チーム 15% ICO概要・トークンエコノミクスでも紹介していますが、トークンセールで販売されるトークンは全DREPトークンのうち30%です。 そして、一番多く配布されているのが戦略的パートナー、マーケティング費用です。 将来的に戦略的パートナーはDREP Concilでマイニング報酬などのパラメーターも決定していくことになるので、マーケットは戦略的パートナーが動かせないこともないのかもしれません。 やろうとしていることが大きい(時間がかかる) DREPが実現させようとしているのは、評判ベースのエコシステムを作り上げることです。 プラットフォームやプロトコルなどの単一のプロダクトを作るだけでは簡単に実現できることではありません。 良いプロダクトはもちろん、スピード感やマーケティングも重要になります。 DREPが目指す世界が実現したら…と考えて投資するのは良いことですが、時間的なリスクがあるということも頭に入れておきましょう。 【DREPの競合比較】ブロックチェーン×評判システムで勝てるのか DREPプロジェクトについてよく理解できたら、競合となるプロジェクトについても確認しておきましょう。 Ink Protocol Ink Protocolはマーケットプレイスのためのプロトコルで、分散管理された評判と決済システムを提供します。 評判を分散管理するという点ではDREPと同様です。 ただし、DREPはそれを数値化して、異なる業種のプラットフォーム(マーケットプレイス以外も含める)に導入しようとしているプロジェクトです。 Inkはあくまでプロトコル、DREPはエコシステムの構築を目指しているという点が一番の相違点です。 STEEM STEEMはオンラインコンテンツを収益化するためのためのプラットフォームです。 STEEMのプロダクトの1つである、SteemitとDREPのコンテンツプラットフォームが類似しているので、競合としてあげられることがあります。 Steemitも、良いコンテンツの投稿者、それをいち早く拡散した人に報酬が付与されるサービスです。 プロダクト自体は似通っていますが、細かいところでは評価のつき方やインフレーションモデルに違いがあったりします。 また、STEEMはコンテンツを収益化すること、DREPは評判エコシステムを作ること、のように目指す先が違うというところも頭に入れておくと良いでしょう。 QuarkChainと提携で注目!DREPプロジェクトまとめ DREPプロジェクトについてまとめました。 実現しようとしていることのスケールが大きいので、長期目線のプロジェクトになる気がします。 私が個人的に日本コミュニティマネージャーを務めていることもあり、ぜひ注目してほしいプロジェクトです(笑) DREPについてもっと知りたい・調べたいと思った人は、ホワイトペーパーを読んだり公式SNSをチェックしたりしてみてください。 日本公式TelegramではDREPの最新情報を日本語で発信していますので、こちらもぜひチェックをお願いします。 公式リンクまとめはこちら
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2018/07/05仮想通貨を利用した信用補完措置が特徴のファクタリング仲介サービス・Versaraとは?
近頃は、仮想通貨を利用して金融商品取引を円滑化するプロジェクトがたくさん現れてきています。 今回はその中で、商品の売り手と買い手のやり取りにまつわるトレードファイナンスと呼ばれる分野で企業の現金調達を援助するプロジェクト・Versaraを紹介します。 Versaraでは、ファクタリングと呼ばれる企業に現金を融資する投機に、フィアットマネーまたは仮想通貨のどちらでも投資を行うことができます。 この記事では、Versaraのより詳しい仕組みやエコシステム、類似プロジェクトとの比較などを一からわかりやすく徹底的に解説していきます。 Versaraプロジェクトとは? 基本情報 プロジェクト名/ティッカー Versara(ヴァーサラ) / $VXR 創業者(CEO) Sean Liu ベースとなるブロックチェーン Stellar / $XLM 特徴 ファクタリング仲介 / フィアットおよび仮想通貨での投資 公式リンク Webサイト Twitter Telegram Medium Reddit LinkedIn Versaraは、企業が売掛金を割引価格で売却して現金を得るファクタリングというサービスを仲介するサービスです。 この現金を利子付きで提供するのがフィアット投資家で、更にデフォルト(売掛金の未払い)時に備えての担保を仮想通貨で提供するのが仮想通貨投資家の役割になります。 まずは、このそれぞれの役割やプロジェクトの仕組みについて詳しく見てみましょう。 売掛金を即座に現金に変えるファクタリング プロジェクトの詳細に入る前に、売掛金とファクタリングとは何かをおさえておきましょう。 企業A(売り手)が企業B(買い手)に1機あたり10万円の機械を10機売ったと仮定しましょう。企業Aは機械の売却により100万円の売掛金(Accounts Receivable)を手に入れたことになります。 売掛金とは、契約で決められた支払日に企業Bから支払われるお金のことを指し、企業Aが現在手元に持っているお金ではありません。 ここで、企業Aが新たなプロジェクトの開発運営のためにどうしても今現金が必要であるとします。 企業Aはここで、先ほど企業Bとの取引で得た売掛金を売却して現金を入手することができます。このように、売掛金を売却して現金を手に入れる方法をファクタリングと呼びます。 通常、この売却によって得られる資金は売掛金自体より低くなります。この割引率は、売掛金の支払者(企業B)の信用情報によって大きく左右されます。 売掛金の割引買取と引き換えに現金を企業に提供するサービスを行う会社のことをファクタリング会社と呼びます。Versaraもこのようなサービスを展開するプロジェクトです。 Versaraではフィアットでも仮想通貨でも投資ができる Versaraのユニークなところは、ファクタリングサービスにフィアットと仮想通貨の両方の良さを加えているところです。 フィアットの貸付に仮想通貨の担保を加えることで、Versaraでは売掛金にまつわる商品の売り手・買い手だけでなく、フィアットや仮想通貨の投資家も利益を得ることができます。 フィアット投資家の役割 フィアット投資家(主に機関投資家)が投資したフィアットマネーはVersaraの資金プールに貯蓄されます。この資金が前例の企業Aなどに売掛金の買取と引き換えに提供されます。 売掛金は、Versaraに売却する際に商品の買い手(企業B)がその正当性を認証する必要があり、なおかつこの買い手も外部信用機関などを通して信用情報を精査されます。 期日になると商品の買い手からVersaraに売掛金が支払われ、Versaraはその資金を元にフィアット投資家に元本と利子を支払います。 仮想通貨投資家の役割 もしも商品の買い手(企業B)が売掛金を支払うことができなかった場合、Versaraはフィアット投資家に元本や利子を支払えなくなってしまいます。 このような事態を防ぐために、買い取った売掛金の一部を仮想通貨で担保する役割を担うのが仮想通貨投資家です。 これにより、Versaraでは、商品の買い手が売掛金を支払えなかった時に、担保となっている仮想通貨をフィアットに変換してフィアット投資家に返済することができます。 もちろん仮想通貨投資家側にはこのリスクを取る代わりに、相応のリターンが支払われます。 Versaraの信用補完措置は「二重の壁」 ここまででまとめると、現金を調達したい企業に対しフィアット投資家の資金を売掛金と引き換えに融資するという流れがVersaraのサービスの基軸となります。 しかし、この売掛金支払者(企業B)の中には支払不可(デフォルト)となる者が現れる可能性もあります。 Versaraではこのようなデフォルト時にもフィアット投資家に資金を返済できるように、信用補完措置として「二重の壁」を用意してあります。 プールごとの仮想通貨担保 前項でも解説した通り、Versaraでは仮想通貨を担保として提供することでリターンを得ることができます。 この仮想通貨はそれぞれのプール(売掛金のグループ)の10%から20%を担保すると決められており、売掛金支払者がデフォルトを起こした場合はこの担保がフィアット投資家に返済されるという仕組みになっています。 プラットフォーム全体のリザーブ もし大型のデフォルトが発生して仮想通貨の担保が使い切られてしまった場合、第二の壁として機能するのがこのプラットフォーム全体のリザーブです。 これは、売掛金の取引の際に徴収する手数料(VXRトークン)で構成された貯蓄であり、仮想通貨担保とは違い特定のプールと紐付けされるものではありません。 このように、Versaraではデフォルト時の対策を二段階に設定することでサービスの信用を強固にしています。 新興経済国の中小企業などもファクタリングができるように Versaraによると、アジア圏を主とする新興経済国では銀行の規模が小さかったり多国籍ビジネスが盛んでなかったりすることから、特に中小企業などがファクタリングを行えない状況にあるといいます。 様々なフィアット・仮想通貨を取り扱う予定のVersaraは、サービスをグローバル展開することでこのような中小企業にもトレードファイナンスを行う機会を与えることができると見込まれています。 類似プロジェクトとの比較 Versaraは類似プロジェクトとしてWe.TradeやMarco Polo、Finacle Trade Connectなどを挙げています。 いずれもブロックチェーンを応用したトレードファイナンス系サービスを展開していますが、開発段階初期のものも多い状況になっています。 またどのプロジェクトも基本的には機関投資家向けのプロジェクトとなっています。 名前 Versara We.Trade Marco Polo Finacle Trade Connect 概要 ファクタリング仲介サービス トレードファイナンス全般 トレードファイナンス全般 トレードファイナンス全般 特徴 仮想通貨を利用した信用補完措置 ヨーロッパの銀行9社との提携 ブロックチェーンを利用した業界の統合 B2C・B2B両トレードをカバー 公式にも提言している通り、Versaraのサービスは他社のものと比べ特定の分野(ファクタリング仲介)のみにフォーカスしたものになっています。 ホワイトペーパーによると、Versaraのビジョンは「二重の壁」信用補完措置を他社にも利用してもらい、お互いに共存することとされています。 Versaraプロジェクトの注意点 ファクタリングサービスをグローバルに展開し、フィアットと仮想通貨どちらからも投資に参加することを可能にするVersaraプロジェクトですが、ここでいくつか注意すべき点をまとめておきます。 フィアット投資ができるのは基本的に機関投資家のみ トレードファイナンスにおける投機というのは大口のものが多いため、基本的には金融機関などの大型投資家のみが投資できるものです。 これは、類似プロジェクト比較の項目で紹介した他のプロジェクトも同様です。 VXRトークンはセキュリティトークン VXRトークン(ヴァーサラトークン)は仮想通貨投資家への保証料(リターン)や商品の買い手(企業B)の売掛金認証への報酬として支払われるトークンです。 また、売掛金の売却時に発生する手数料の一部はVXRトークンに変換され、プラットフォームのリザーブに貯蓄されます。 VXRトークンはサービスの利用などに使用されるわけではなく、単純に価値貯蔵の側面や投資的な有用性を持つセキュリティトークンです。 また、VXRトークンはERCトークンではなくStellar(ステラ)ベースであるという点も知っておくべきでしょう。 外部信用機関についての提携情報等の記載は特になし Versaraでは売掛金支払者のKYCやクレジットスコアリングを外部機関に委託するとしていますが、ここで具体的にパートナーシップを結んでいる機関の名前などは公開されていません。 ロードマップ Versaraプロジェクトのロードマップも確認しておきましょう。 2017年10月 Versaraの創設 2018年5月 サービスのプロトタイプ公開 2018年7月 ICOの実施 2019年第一四半期 米国でのプラットフォームローンチ 2019年第二四半期 アジア圏でのプラットフォームローンチ 2019年第三四半期 ヨーロッパ圏でのプラットフォームローンチ 2018年5月: サービスのプロトタイプ公開 このプロトタイプでは、スマートコントラクトの発行や、キャッシュフロー・ロジスティクスの追跡機能に加え、売掛金の支払い受取などができるようになるとされています。 Versaraは6月に入ってから数々のプレゼンや取材などでこのサービスの紹介をしています。 2018年7月: ICO実施 トークンのパブリックセールは今年7月から開始とされています。 また、Versaraではエアドロップなども実施されています。 2019〜: プラットフォームローンチ Versaraは、本拠地である米国からサービスを開始し、その後段々とアジア圏やヨーロッパ圏に進出していくもようです。 特にアジア圏にはファクタリングが行えない中小企業がたくさん存在するため、Versaraにとってはビジネスを拡大する大きなチャンスになると見られます。 まとめ 本記事では、ファクタリングサービスをグローバル展開し、新興国の中小企業にも資金調達の機会を与えるプロジェクト・Versaraを紹介しました。 フィアットでの投資だけでなく、仮想通貨を担保にした信用補完措置などは、とても目新しいものだと思います。 当プロジェクトに興味を持たれた方は、ぜひウェブサイト等をチェックしてみてください!
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2018/07/05DAppsやウォレットを一括管理できる分散型フレームワーク・Essentia(エッセンシア)とは?
ブロックチェーン技術の普及をきっかけに、分散型ネットワークを使用したサービス(DApps)がたくさん登場してきています。 これらのサービスをひとつの分散型ネットワーク上のアカウントで統括しよう、というプロジェクトがEssentia(エッセンシア)です。 このプロジェクトでは、それぞれのサービスに関連する個人情報などをひとつのアカウントに統合することで、各サービスへのログインの簡易化や、個人情報管理の改善などといったメリットが見込まれています。 エッセンシアのプロジェクト・ゴールはインターオペラビリティ(相互運用性)、オンライン上の個人情報の保護・管理と分散型オペレーティングシステムの構築の3つです。 今回は、このエッセンシアの仕組みや、サービスを利用するメリット、uPortなどの類似プロジェクトとの違いなどを徹底的に解説したいと思います。 エッセンシアの概要 通貨名/ティッカー $ESS (ERC-20) 創業者(CEO) Matteo Gianpietro Zago, Mirco Mongiardino 主な提携先 BitFinex, Kenetic Capital, TLDR Capitalと他9社 特徴 デジタル・アイデンティティ・フレームワーク / 分散型オペレーティングシステム 公式リンク Webサイト Twitter Telegram Medium Facebook コンセプト ビットコインの普及をきっかけに、ブロックチェーン技術は大きな発展を遂げ、今では分散型ネットワークを使用したサービス、通称DAppsが次々と登場してきています。 DAppsとは?ブロックチェーンネットワークを利用したサービスまたはアプリケーションのこと。ペイメント、金融、サプライチェーンマネジメント、分散型ストレージ、分散型取引所(DEX)をはじめ様々な分野でDAppsが誕生している。 いくつものサービスを利用していると、都度別のウェブサイト等に移らなければいけないほか、IDやパスワードなどのサービス利用に関する個人データの管理が難しくなります。 そこで、こういった情報やサービスをひとつのアカウントに統合し、あらゆるデバイスからアクセスできる分散型フレームワークを構築しよう、というのがエッセンシアのコンセプトになります。 個人情報を分散型ネットワークを利用してひとつのアカウントに紐付けすることで、他人になりすます「ID詐欺」などを防ぐことが期待されています。 このフレームワークを利用することで、ユーザーはDAppsへのログインや関連する情報の管理などをひとつのアカウントから容易・安全に行うことができるというメリットがあります。 また、エッセンシアでは分散型オペレーティングシステム(OS)の開発も行なっており、プロダクトのコンセプトが可視化されています。 テクノロジー エッセンシアでは、サービス利用に際しメールアドレスや電話番号などといった情報は全く必要なく、シードと呼ばれる文字列とパスワードのみであらゆるデバイスからサービスを利用することができます。 プロダクトのコアとなる部分はフレームワークで、サービスの利用に際しては必ずしも公式から提供されているオペレーティングシステムを使わなければいけない訳ではないようです。 エッセンシアのOSはコンピューター、スマートフォンなど様々なデバイスで利用できますが、フレームワーク自体はIoTやコマンドラインなどでも利用できるとされています。 エッセンシアを利用するメリット ユーザーやデベロッパーは、エッセンシアのフレームワークを利用することにどのようなメリットがあるのでしょうか。 エッセンシアではひとつのアカウントで複数のDAppsへのログインを行えるeLoginという機能が備わっています。 これは、FacebookやGoogle+のアカウントを通じて他のオンラインサービスにログインできる機能と似ています。 この機能のメリットはそれぞれのDAppsでのパスワードが不要になるという点にあります。 また、エッセンシアではDAppsやその他のサービスなどで発生する個人情報も分散型ネットワーク上に存在するアカウントに紐付けされるため、各種サービスでのKYCを円滑に進めることにも役立つことが期待されています。 エッセンシアが提供する分散型オペレーティングシステムは、自分が利用しているDAppsや他のオンラインサービスをひとつのシステムから一括で操作できる便利なものとなっています。 ウォレットや取引所、ストレージなどをはじめとするあらゆるサービスを自分のアカウントと紐付けすることで、様々な種類のデータを一目に管理できるようになります。 ESSトークンとは?7つの特徴を解説! エッセンシアの「ESSトークン」は同分散型フレームワークのネットワーク維持の燃料となる通貨となります。 公式が掲載しているトークンユーティリティに関する文書によると、ESSトークンには7つの特徴があるとされています。 ノード報酬と評判システムの統合 エッセンシアの分散型ネットワークでは、各ノードに一定量のESSトークンをロックさせるPoSコンセンサスメカニズムを採用しています。 悪意のあるブロック承認はロックされたトークンの損失につながるため、各ノードには正当なネットワーク処理をするインセンティブがあります。 スパム対策 ESSトークンには、ボットやハッカーなどによる不正なリクエストを防止する対策が施されています。 スパミングに対しマイナスのインセンティブを施すことで、このような不正行為の阻止が試みられています。 エッセンシアまたはサードパーティへのペイメント ESSトークンはサードパーティの分散型ストレージサービスの容量拡張など一部の有料サービスへの支払い手段にも利用することができます。 価値の貯蔵 - プロダクトやサービスの購入 上記の項目と似ていますが、ESSトークンは導入されているDAppsが提供するプロダクトやサービスへの支払い手段としても利用でき、将来的にはDAppストアの導入も計画されています。 また、この機能はオペレーティングシステム内での通貨の両替のことも指しており、現段階ではESSトークンを含め14種類の通貨に対応しています。 分散型ガバナンス エッセンシアでは、ESSトークンの保有量に応じてプロジェクトの方針決定に際する投票権を得ることができます。 また、一定量以上のトークンを保有するユーザーに何らかのボーナスを与えるという計画も立てられているようです。 評判システム ノード報酬の項目でも紹介した通り、ESSトークンはネットワークへの貢献を助長し、不正行為にペナルティを与える評判システムが導入されています。 インセンティブシステム コンセンサスメカニズムに関わるインセンティブとは別に、エッセンシアではトークンの総発行量の一部が今後プロジェクトの開発貢献者へのリワードとしてリザーブされています。 このリワードの具体的な獲得方法は言及されていませんが、同プロジェクトではハッカソンやカンファレンスの開催も多数計画しているため、このようなイベントでの報酬として利用されるのではと考えられます。 エッセンシアのプロダクトデモ エッセンシアはすでに、上記の分散型オペレーティングシステムのデモを公開しています。 プロダクトの利用に必要なのはパスワードの設定のみで、誰でもこちらから簡単に登録・利用できます。 以下では、現段階でのプロダクトデモでできることを紹介します。 ウォレットの一括管理 エッセンシアのアカウントを作成すると、現段階で14種類の通貨のウォレットが自動で生成され、これら全てをアカウント内で一括で管理することができます。 それぞれのウォレットからの送金などもプラットフォーム内で行うことができます。 また、該当通貨のプライスチャートやアカウント内で所持しているアセットの割合なども自動で表示されます。 ストレージサービスの一括管理 エッセンシアでは、IPFS、SWARM、Storjなどといった分散型ストレージサービスにアップロードしてあるファイルなどもアカウントに紐付けし、一括で管理することができます。 今回作成したテストアカウントでは何もしていませんが、データのアップロードやダウンロード、削除など基本的な操作は全てプラットフォーム内から直接行うことができます。 eLogin eLoginセクションでは、各種DAppsへのログインを行うことができます。 アカウントから紐付けするDAppsへのログインリクエストが一度承認されれば、パスワード不要で自動ログインを行うことができます。 この機能の最大のメリットは個々のサービスごとにパスワードを設定したり記憶したりする手間が省けることにあります。 IDEXへのアクセス エッセンシアでは、分散型取引所であるIDEXにサービス内から直接アクセスすることができます。 オーダーの発注、注文板、取引履歴など全てがプラットフォーム内で完結するようになっています。 今後追加予定の機能 Essentiaでは、フレームワークに対応させたいDAppsなどに投票を行うことができ、公式によると今後さらに多くの機能が追加されるとされています。 類似プロジェクトとの比較 エッセンシアは、類似するプロジェクトとしてCivic、The Key、SelfKey、Remme、uPortを挙げています。 エッセンシアを含め、これらのプロジェクトはすべてデジタル・アイデンティティ系のものとなっており、eLogin、KYC簡易化、ID詐欺防止などといった利点は共通で存在しています。 しかし、エッセンシアではサービスを利用するにあたり特定のアプリやメールアドレス、電話番号などが必要ないという点で類似プロジェクトと大きな違いがあります。 また、uPortやSelfKeyは独自のウォレットを開発していますが、ウォレットも含めストレージや他のDAppsなどを全て統括できるOSを開発しているのはエッセンシアのみとなります。 プロジェクト開発にまつわる長所・短所まとめ ここまででは、エッセンシアのフレームワークの仕組みや、利用するメリット、類似プロジェクトとの違いなどを解説してきました。 ここで、プロジェクトの開発にまつわる優れた点や、懸念点などを挙げてみます。 長所 多数ファンドからの戦略投資・アドバイジング エッセンシアは、BitFinex、Kenetic Capital、TLDR Capitalをはじめとする12社と戦略提携を結んでいます。 これに加え、13種類の仮想通貨・DAppsがすでにシステムに統合されています。 プロダクトデモがすでに公開されている 上記でも紹介した通り、エッセンシアでは分散型オペレーティングシステムのデモがすでに公開されており、実際に誰でも利用することができます。 デジタル・アイデンティティ系のプロジェクトはコンセプトの理解が難しいところがありますが、エッセンシアでは目に見えるプロダクトが存在する点は良いといえるでしょう。 プロジェクトに関する情報が豊富 エッセンシアでは、ホワイトペーパーはもちろん、トークンユーティリティを解説する文書や、ビジネスプラン、さらには専用のウィキなども公開されています。 短所 プロジェクトの内容がとても複雑 エッセンシアには大きく分けて二つのプロジェクトがあります。 ひとつは、複数のDAppsや他のオンラインサービス上に存在する個人情報をひとつのアカウントで管理できるフレームワークの構築です。このプロダクトには、パスワード不要のログインや、ID詐欺防止などといったメリットが見込まれています。 もうひとつは、独自の分散型オペレーティングシステムの開発です。上記で紹介したプロダクトデモなどがこれに当てはまります。このプロダクトでは、複数のDAppsをひとつのプラットフォーム上で利用・管理できるメリットがあります。 エッセンシアはとてもテクノロジー寄りのプロジェクトであるため、上記のようなポイントを理解するのが少し難しくなっています。 他プロジェクトに比べ開発が遅め 紹介した類似プロジェクトは、プロダクトが正式にリリースされているものがほとんどです。 これらのプロジェクトがすでに保有するシェアに対抗し、フレームワークの性能や分散型オペレーティングシステムのマーケティングにどれだけ力を入れられるかに要注目です。 エッセンシアのロードマップ プロジェクトのロードマップも確認しておきましょう。 2018年 Q3 βテスト版の公開、ハッカソンの実施やカンファレンスへの参加 2018年 Q4 政府・法人向けソリューションの提示 2019年 Q1/2 サービスの多言語化、IoTでの応用 2019年 Q3/4 分散型ガバナンスの導入、Essentia主催のカンファレンス 2018年 Q3 上記でも紹介した通り、オペレーティングシステムのデモ版はすでに公開されています。 ハッカソンやカンファレンスの情報はまだ発表されていませんが、ファンドの開設やフィンランド政府との協力などの様々な活動が報告されています。 2018年 Q4 この四半期には様々なソフトウェア・ハードウェアのアップデートがなされる模様ですが、特に注目すべきは政府や法人とのパートナーシップ展開でしょう。 上記の通りEssentiaはすでにフィンランド政府との協力を行なっており、他プロジェクトとのパートナーシップもたくさん結んでいます。 この時期にはより具体的な提携案が登場してくると考えられます。 2019年 Q1/2 公式ウェブサイトおよびOSデモで導入されている言語は現時点で英語と韓国語のみとなっていますが、この時期に言語設定のバラエティを増やすことでより多くのユーザーがサービスを利用できるようになると考えられます。 また、具体的な提案はなされていないものの、同時期にはエッセンシアフレームワークがIoTにも応用される予定です。 2019年 Q3/4 エッセンシアは、ESSトークンの機能性を徐々に向上するプランを立てており、この時期にはトークンにガバナンス機能も付け加えるとしています。 また、EssConと呼ばれる独自のカンファレンスの開催も企画しており、関連・提携するプロジェクトなどを巻き込んだコミュニティの発展が期待されます。 まとめ エッセンシアは、複数のDAppsや他のオンラインサービス上に存在する個人情報をひとつのアカウントに紐付けすることで、eLogin、KYCの簡易化、ID詐欺防止などといったメリットを享受できるフレームワークということでした。 また、エッセンシアは同フレームワークを利用した分散型オペレーティングシステムも提供しており、ひとつのプラットフォームから複数のDAppsにアクセスできるようにもなっています。 先月末に終了したトークンセールでは、ハードキャップの98%(24,815,390USドル)を調達するなど、世界中から支持が受けているようです。 プロダクトの完成にはまだ時間がかかりそうですが、今後のさらなるプロジェクトの発展に要注目です。
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2018/06/10ゲーム内でマイニングができるゲーム「Hash Rush」の紹介
新しいdappsゲームがどんどん出てくる昨今ですが 今回は私、ゆっしが注目しているdappsゲームをご紹介させていただきます。 その名は「Hash Rush」!!! 今年の秋にリリース予定のゲームです。 さてさてこれはどんなゲームなんでしょうか!説明していきたいと思います! どんなゲーム? Hash Rushは「コミュニティ形成」「マイニング」「アイテム交換」の3つが大きな要素となっています。 ユーザーはオンラインで繋がっている他のユーザーと共にコミュニティを作り上げます。 コミュニティを襲ってくる敵も存在するので、色々な防衛策も練らねければいけません。 ユーザーはコミュニティの中でETH(イーサリアム)などの仮想通貨をマイニングしたり、アイテムを集めることができます。 そして集めたアイテムや通貨をP2P(ユーザー同士)で交換することが可能となります。 大人気ゲームのMinecraft(マインクラフト)のような感じですね。 鉄やダイアモンドを探す代わりに、イーサリアムなどの仮想通貨を掘り当てるような感じです。 全体の雰囲気を掴むためにデモ動画をご覧ください↓ https://www.youtube.com/watch?v=jE26UFTh0ok ※Hash Lushは去年ICOを行いRCというトークンを発行しており、このRCトークンはゲーム内での利用も可能なようです。 おすすめポイント グラフィック 先ほど動画を見ていただけた方は分かったと思いますがグラフィックがとても綺麗ですよね。 しかも球体を自由に移動できる3D構造となっており、これまでのDappsゲームにはあまりなかった形となっています。 Hash Lushのブログでプログラミングのソースコードも一部公開されています。 トランザクションで発生する手数料が無い Dappsゲームは、アイテム交換などをする際に手数料がかかってしまうことがあります。 しかし、Hash Rushでは独自の「Rush Network」というネットワークを使うことによってトランザクションにかかる手数料がゼロになります。 Rush Coin transactions in Hash Rush (game) will be handled by our own 'Rush Network' meaning that they will be instant and you will not have to pay gas. More details will be on our #steemit blog soon: https://t.co/qebTb3NCKN #cryptocurrency #gamedev #indiegames #blockchaingame pic.twitter.com/fCXEt0bPBr — Hash Rush (@PlayHashRush) May 16, 2018 このゲームの性質上、頻繁にアイテム交換やアイテム加工するので手数料がかからないのはとても嬉しいですよね。 開発状況を確認できる Hash Rushは現在開発中ですが、その開発状況をHPの記事などで知ることができます。 例えばこちらの記事ですが、キャラクターの家などの建築物のデザインに関してどのようにデザインされていったかが細かく記されています。 この記事ではメインキャラクターであるエルナックの家のデザイン作成の過程などが書かれていました。 また、このような解説記事だけではなく開発メンバーへのインタビュー記事や、誰でも参加ができるコンテストなども開催されており、コミュニティを盛り上げるための試みが多く行われています。 RCトークン Hash Rushは去年RCトークンを発行しICOを行っています。 ホワイトペパーによるとRCトークンはゲーム内で以下のことに利用できるようです ・施設の建設やアップグレード ・コロニーの拡大やアップグレード ・ユニットの購入とアップグレード ・仮想通貨の採掘 ・ユニットの動きを早める(作業の時間短縮) RCトークンをゲーム内で利用する場面が沢山ありそうな感じですね。 また、RCトークンは取引所で購入するだけではなくミッションクリアや他のプレイヤーとのアイテム交換などでゲットできるようです。 まとめ いかがだったでしょうか? マイニングを実際の「採掘する」という形でゲーム内で表現しているHash Rushはとても未来的でワクワクするゲームだと思います。 今年の11月にリリース予定なので興味が湧いた方はHPやDiscordなどで情報をチェックしておきましょう!!
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2018/05/13QuarkChain / QKC の特徴・競合比較まとめ!大注目ICOの将来性は?
QuarkChainはスケーラブルでセキュア、分散化されたプラットフォームを作るプロジェクトです。 記事作成時点でICOから10倍以上になっているZilliqaの競合ということもあり、将来性にも期待されています。 こちらのページでは、そんなQuarkChainの特徴やICO情報についてまとめています。 これを読めば、基本的な特徴からZilliqaとの違いまで、QuarkChainについてはバッチリです。 [toc] QuarkChainの概要を把握しよう QuarkChainの概要 通貨名/ティッカー QuarkChain(クォークチェーン)/QKC 創業者(CEO) Qi Zhou 主な提携先 Chihuo、PRIMASなど 特徴 スケーラブルなプラットフォーム 公式リンク Webサイト Twitter Telegram 日本公式Telegram Facebook Weibo github(ソースコード) ICO情報とトークンメトリクス QuarkChainのICO情報 WhiteList 2018/05/07 ~ 2018/05/21 ※抽選あり 規格 ERC20 支払い ETH 発行枚数 10,000,000,000 QKC 調達額 総額 20,000,000 USD PrivateSale 16,000,000 USD ICO 4,000,000 USD ICOレート 1 QKC = 0.00003 ETH QKCはメインネットver1.0(2018年Q4予定)公開までは、ERC-20トークンとなります。 QKCの用途は公開されていて、取引手数料の支払いやコミュニティ貢献者への報酬に利用されることになっています。 QuarkChainの抽選について QuarkChainのICOに参加する(WhiteListに通る)には、Telegramへの加入、Quizの回答ののち、抽選に参加する必要があります。 Telegram参加時期によるポイント、Quizのポイント、その他のプロジェクトへの貢献度に応じてポイントがつけられ、合計得点が60点以上の人に、点数に応じた枚数の抽選権が配られます。その後抽選に当たればICOに参加することができます。 QuarkChainの5つの特徴を紹介!QuarkChainを利用するメリットや将来性は? QuarkChainの特徴について解説しています。 まずはQuarkChainのがどんなものなのか、どんな問題を解決できるのかを知っておきましょう。 dAppsやスマートコントラクトを構築できるプラットフォーム QuarkChainはブロックチェーンのスケーラブルなプラットフォームです。 イーサリアムやNEOのように、QuarkChain上でdAppsを作ったりスマートコントラクトを実装したりすることができます。 スケーラビリティ問題に対応できるイーサリアムと考えるとわかりやすいです。 毎秒約1,000,000のトランザクションを処理できる スケーラビリティ問題解決に関係してくる特徴です。 公式サイトの画像からわかるように、QuarkChainのTPSはBitcoin、Ethereumよりもはるかに大きくなっています。 TPSとは トランザクション・パー・セカンドの頭文字をとったものです。1秒当たりに処理できるトランザクション数を示しています。 VISAは世界で最も利用されている決済サービスです。 このように比較すると、QuarkChainが対応できるTPSどれだけすごいかがよくわかりますね。 イーサリアムのdAppsなどを簡単にQuarkChain上に移行できる QuarkChainが注目されている理由の一つです。 すでにイーサリアム上でdAppsとして稼働しているアプリなどを、簡単にQuarkChain上に移し替えることができます。 これはQuarkChainがEVMのスマートコントラクトに対応していることが理由です。 EVMのスマートコントラクトとは イーサリアムのトランザクションはEVM(イーサリアム仮想マシン)を介して行われます。QuarkChain内にイーサリアムの通訳がいるイメージです。 弱いパワーのマイナーも報酬を得られる(ネットワークの分散化に役立つ) 多くの仮想通貨のマイニングはPoWという方式で、これではハッシュパワー(計算力)が小さいマイナーは報酬を獲得しづらくなります。 PoWとは 計算を一番早く完了させたマイナーだけが報酬を獲得できるマイニングの仕組みです。計算がより早くできる、大きなハッシュパワーのマイナーが有利になります。 PoWの仕組みのために、マイナーはみんなで力を合わせてマイニングをし、獲得した報酬を分割します。(マイニングプールを作る) しかし、これは分散化という観点では良いことではありません。 1つのマイニングプールの権力が大きくなるからです。 マイニングプールの問題点 ブロックチェーンは本来、みんなでネットワークを監視して健全性を保つものです。マイニングプールにより、1人が持つ力が大きくなると、ネットワークの健全性が失われやすくなります。 でもQuarkChainではハッシュパワーが小さいマイナーも、きちんと報酬が得られるような仕組みになっています。 これは、QuarkChainのマイニング報酬の仕組みが、ビットコインやイーサリアムなどのとは少し違うからです。 QuarkChainでは、ハッシュパワーに対する報酬の割合(難易度)を自分で決めることができます。 難易度が低いマイニングを選択することで、ハッシュパワーの大きいマイナーと競合するのを避けることができ、報酬を獲得することができるようになるのです。 わかりやすい例 マイニング報酬 … 100 必要ハッシュ(難易度) … 100 マイニング報酬 … 1500 必要ハッシュ(難易度) … 1000 マイニング報酬 … 20000 必要ハッシュ(難易度) … 10000 ※ここで紹介しているレートはランダムです。 これなら弱いハッシュしのマイナーも報酬を獲得できる。つまり、マイナーが分散化できる! 公式ホワイトペーパーでは、「ハッシュという通貨でマイニング報酬を買うことができる。」という表現がされています。 さっちゃん レートの仕組みは「まとめ買いでお得になる」みたいなイメージですね。 QuarkChainの仕組みを活用することで、結果的にマイナーの分散化にもつながり、より分散化された健全なネットワークが成立します。 クロスチェーンを実装できる QuarkChainではクロスチェーンを実装することができます。 具体的にいうと、"取引所を介さないQKCとビットコインなどの交換"ができるようになります。 クロスチェーンとは ビットコインやイーサリアム、NEOなどの互いに異なるチェーンとの直接取引を可能にする技術です スケーラブルなQuarkChainを支える技術を紹介! QuarkChainの5つの特徴では、QuarkChainは高分散化・スケーラブル・セキュアなプラットフォームといわれる特徴について解説してきました。 そんなQuarkChainを支える技術について紹介していきます。 QuarkChainはコード評価も高い 海外のコードレビューサイトなどではQuarkChainのコード評価(コードの質の評価)がかなり高いです。英語ですがQuarkChain Code Review – Deep Diveの「QuarkChain Code Review Conclusion」のパートを見ただけでも高評価なことがわかります。 シャーディング技術(2レイヤー構造) QuarkChainはシャーディング技術を採用していて、ブロックチェーンの処理を分割することができます。 これによって処理速度を上げることが可能です。 チェーン名 ブロック名 検証時間 主な役割 ルートチェーン層 (第2層) ルートチェーン ルートブロック 数分以内 検証 シャーディング層 (第1層) シャード マイナーブロック 数秒 元帳 シャードレイヤー(第1層) これがQuarkChainのスケーラビリティの秘密です。 シャードレイヤーのポイント トランザクションのすべてではなく"一部を"処理することで処理時間が短縮できる マイナーブロックは増減可能なのでトランザクションが増えても対応できる シャード(マイナーブロック)ではトランザクションの一部が処理されるため、すべてを処理するのに比べて処理速度が向上します。 また、このマイナーブロックの数は増やすことができるので、トランザクションが増えても全体の処理速度は落ちません。 わかりやすい例 道路の拡張工事をイメージすると分かりやすいです。車線(マイナーブロック)を増やすことで、車はよりスムーズに流れます。(トランザクションが増えても問題ありません。) ルートチェーン(第2層) ルートチェーンの役割は第1層のマイナーブロック(各シャード)を束ねて、QuarkChainの全体のネットワークとして構築していくことです。 ルートチェーンには承認されたマイナーブロックの一部(ブロックヘッダ)が格納されていきます。 ここではトランザクションの処理はせず、ひたすらに承認された第1層のブロックを束ねていきます。 このように処理とネットワーク全体の確認を分割することで、トランザクションが増えてもQuarkChainは安定的に稼働することが可能です。 マイニングではルートチェーン(第2層)に50%以上のハッシュが割り当てられる マイニングのハッシュパワーは、第1層と第2層で分割されます。 このときのハッシュパワーの割り当ては、50%以上はルートチェーン(第2層)、残りを全てのシャード(第1層)で分割です。 これにより、悪意のあるマイナーがネットワークを支配するには、最低でも全体の25%のハッシュパワーを持つ必要があります。 Point これがもし逆で第1層が50%以上持っていると、ネットワークを全体を管理する第2層を、より小さいハッシュパワーで乗っ取ることができるようになってしまいます。 これはビットコインなどの「51%攻撃」よりも低い割合になっています。 QuarkChainではこの問題に対して、次に紹介するクラスタリングで対応しています。 クラスタリング クラスタリングは、ミニノードを集めて実質的なフルノードを作れる技術です。 ノードとは ここではマイナー=ノードと考えると分かりやすいです。つまり、クラスタリングで小さなマイナーが協力して大きな1つのマイナーになるイメージです。 QuarkChainのマイニングでは、小さなハッシュパワーでもマイニング報酬を得られるという特徴があるのは「QuarkChainの特徴」で解説した通りです。 各マイナーはQuarkChainのネットワーク内でミニノードであり、その集合体が実質的なフルノードになっています。 マイナーがいくつか集まってフルノードが作られるので、1つの大きなマイナーがネットワークを支配しづらくなります。 ミニノードでは全体のトランザクションを確認することができません。 ほかのノードとデータを照らし合わせることで、全体のデータが確認できます。 クラスタ内の一部のミニノードが稼働不能になっても、ノード(クラスタ)としての機能は保たれるような仕組みが画期的です。 クロスシャードトランザクション クロスシャードトランザクションは、異なるシャード間でのトランザクションを可能にする技術です。 これによって、いわゆる"train and hotel problem"などが解決できるようになります。 シャード1で電車の予約をするためのトランザクション処理をして、シャード2でホテルの予約をするためのトランザクション処理をするとします。 この旅行予約のとき、どちらか一方の予約ができなければ両方の予約をやめるべきであり、両方の予約ができて初めて旅行の予約が完了します。つまり、このような状況において、「どちらも予約できるか」あるいは「どちらも予約しないか」の二択になります。どちらか片方の予約だけして、もう一方の予約はしない、という選択肢はありません。 Sharding Phase 1 の具体的な仕組みとセキュリティ課題 クロスシャードトランザクション技術によって、スケーラブルな環境下でも複雑なスマートコントラクトが可能になります。 クロスチェーン実装はアダプタorシャーディングを利用 QuarkChainは2通りの方法でクロスチェーンを実装することが可能です。 外部トランザクションにアダプタを利用する方法QuarkChainの外部チェーンのトークン(ビットコインなど)を、アダプタで変換してQuarkChain上で扱えるトークンにする方法です。 外部トランザクションをシャードに記録する方法外部チェーンをサブチェーン(またはシャードの1つ)として格納して、クロスシャードトランザクションを利用してやりとりする方法です。 スマートウォレット・スマートアカウント 通常、異なるシャードにある情報を管理したりアクセスしたりするには、各シャードに対応したアカウントが必要です。 でも、QuarkChainのスマートアカウント(ウォレット)があれば、メインアカウントを1つ持っているだけですべてのシャードにアクセスできるようになります。 スマートアカウント(ウォレット)のおかげで、ユーザーは同シャード・別シャードなどを意識せずにQuarkChain上のアプリなどを利用することが可能です。 プロジェクト進行は早い!?QuarkChainのロードマップを確認しよう こちらは2018年5月現在のロードマップ(ライブ版)です。 最新のロードマップはQuarkChainの公式サイトで確認することができます。 QuarkChainのロードマップ 時期 内容 2017年 Q2 スケーラビリティ問題のリサーチ 2017年 Q4 ホワイトペーパー草案 2018年 2月 検証コード0.1 ホワイトペーパー公開 2018年 3月 テストネット0.1 ウォレット0.1 2018年 Q2 テストネット1.0 スマートコントラクト0.1 2018年 Q4 QuarkChainコア1.0 メインネット1.0 スマートウォレット1.0 2019年 Q2 QuarkChainコア2.0 メインネット2.0 スマートウォレット2.0 【2018年 3月】テストネット0.1・ウォレット0.1 テストネットver0.1、ウォレットver0.1がリリースされます。 テストネットver0.1は、シャード内・クロスシャード両方の基本的なトランザクションに対応します。 【2018年 Q2】テストネット1.0・スマートコントラクト0.1 テストネットver1.0がリリースされます。 テストネットver1.0ではスマートコントラクトに対応します。 【2018年 Q4】QuarkChainコア1.0・メインネット1.0・スマートウォレット1.0 QuarkChainコアver1.0(QuarkChainの基本的な機能と最適化を実装しているネットワーク)がリリースされます。 コア、メインネット、ウォレットはすべて同時に公開される予定です。 【2019年 Q2】QuarkChainコア2.0・メインネット2.0・スマートウォレット2.0 コア・メインネット・ウォレットver2.0はver1.0をさらに最適化したものになります。 さらにクラスタリングも実装されます。 主なチームメンバーを紹介!バックグラウンドをチェックしよう QuarkChainの主なチームメンバーを紹介します。 結論からいえば、QuarkChainには優秀な人材が揃っています。Google、Facebookの出身が多いです。 1人1人について見ていきましょう。 【CEO】Qi Zhou ソフトウェアエンジニア。Facebook、Dell EMCでスケーラブル系プロジェクトの経験あり。 ジョージア工科大学博士卒 Facebook 1年 Dell EMC 2.5年 Google 9か月 【エンジニア】Zhaoguang Wang ソフトウェアエンジニア。バックエンドエンジニアとしてFacebookで1年、Googleで5年以上の経験。 ミシガン大学(コンピュータ・サイエンス・エンジニアリング)博士卒 Facebook 1年 Instagram 4か月 Google 5年 【研究者】Xiaoli Ma 研究者。Ratrix Technologies、LLCの共同創業者・CTO。 ミネソタ大学・電気工学博士卒 ジョージア工科大学 (教授) 3年11か月 Ratrix Technologies、LLC 6年6か月 ジョージア工科大学 (准教授) 4年 【研究者】Yaodong Yang 研究者。DEMO++の共同創業者。50以上の論文発表、600以上の引用あり。 バージニア工科大学博士卒 DEMO++ 2年11か月 西安交通大学・フロンティア科学技術研究所 (副学長) 3年9か月 【マーケティング・コミュニティ】Anturine Xiang 多様な業種でのデータ分析の経験あり。 ジョンズ・ホプキンス大学卒 Beepi 1年6か月 Chartboost 1年2か月 LinkedIn 11か月 QuarkChainの問題点・懸念点も知っておこう プロジェクトについてきちんと理解するには問題点・懸念点についても知っておくことも重要です。 主な留意点についてまとめているので、こちらにも目を通しておきましょう。 競合が多い QuarkChainはスケーラブルなプラットフォームの構築を目指すプロジェクトです。 スケーラブルなプラットフォーム系のプロジェクトは競合がたくさんいます。 競合が多い場合ははやくシェアを獲得できたプラットフォームが有利になってくるので、開発のスピードはとても重要なポイントです。 Point 現状のシェア最多のイーサリアム上のdAppsをQuarkChainに移し替えることができるのは、QuarkChainの大きなメリットです。 25%のハッシュパワーでネットワークへ攻撃ができる QuarkChainのネットワークを攻撃するには、最低でも全体の25%のハッシュパワーを持つ必要があります。 これはビットコインなどの50%よりも少ない割合です。 クラスタリングなどでマイナーのパワーを分散する構造にはなっていますが、実際に攻撃を受けずに稼働し続けられるかはわかりません。 【競合プロジェクトを比較】QuarkChainの優位性は? 最後に、QuarkChainと競合する主なプロジェクトについてもチェックしておきましょう。 プロジェクトの時価総額がどの程度になるのかを見極めるときの参考にすることができます。 QuarkChainとNEO・EOSの違いは分散性 NEOやEOSも高速のトランザクションが可能なプラットフォームです。 これに比べてQuarkChainが優れているのは、より分散化された仕組みになっているというところです。 NEOやEOSはノードが開発チームによって管理されているので、真に分散化された仕組みであるとは言い難くなっています。 対してQuarkChainはマイニングを分散化する仕組みによって、たくさんのマイナーが参加しやすい仕組みを作っています。 QuarkChainとZilliqaの違いはシャーディング Zilliqaもシャーディングを実装している、スケーラブルプラットフォームです。 QuarkChainはそんなZilliqaの上位版ともいわれることが多いプロジェクトで、よく比較対象に上がります。 QuarkChainの優位性 vs Zilliqa Zilliqa…シャード=ノード QuarkChain…シャード=ブロックチェーン →Zilliqaはノードが稼働しているときにスケーラブル →QuarkChainはあるノード停止や過負荷でも検証を引き継げる 他 クロスシャード、クロスチェーン(ZILはWANなどで導入予定)、EVMサポートなど — さっちゃん-仮想通貨ブログ (@vcvc_stc) 2018年5月12日 QuarkChainとZilliqaはデータの分割(シャーディング)のところで、大きな違いがあります。 ZilliqaとQuarkChainのシャードの違い Zilliqaはトランザクションを分割して、その処理を分散化してスケーラブルになる QuarkChainはシャード自体がブロックチェーン(2層構造)で、あるノードが過負荷などで稼働できなくなってもほかのノードが引き継いで対応することができる さらに、QuarkChainはEVM対応で最大シェアのイーサリアムから素早く乗り換えができる、というところもかなり大きなポイントです。 【大注目のICO】QuarkChainまとめ QuarkChainの特徴や技術、競合についてまとめました。 スケーラビリティ問題を解決できるプロジェクトは注目度が非常に高いです。 QuarkChainについてもっと知りたいと思った人はホワイトペーパーを読んだり、公式Twitterなどをチェックしたりしてみてください。 QuarkChainの公式リンクまとめはこちら