SKYFchainがドローン向けスマートコントラクトのα版をリリース!

2018/08/09・

Shota

SKYFchainがドローン向けスマートコントラクトのα版をリリース!

以前CryptoTimesでもブロックチェーンとドローンを組み合わせたプロジェクトとして紹介させていただいたSKYFchainですが、今回いくつか新たな発表がありましたので紹介させていただきます。

SKYFchainに関しては以下の記事をご覧ください。

SKYFchainのプロダクト進捗

SKYFchainでは現在もICOが継続されており、今回のリリースや上場の発表はセール中に行われたものとなります。

ロードマップによれば、2018~2019年中に独自のプライベートチェーンの構築、SKYFchainのドローンであるSKYFの販売と規制の厳しくないエリアへの拡大と明示されていますので、今回の発表はこれに向けた順調なスタートであることが伺えます。

今回行われた一連の発表に関して、以下で詳細を確認していきたいと思います。

MVPのローンチ(α版)

SKYFchainは先日α版のプロダクトローンチを発表しました。

公式サイトでは上の画像のような画面が表示され、この登録を済ませると自身のダッシュボードから稼働中のドローン(SKYF)の状況を確認・管理することができるようです。

SKYFchainのα版プラットフォームは、いくつかのコア機能があり、ドローン製造業者やサービス会社、銀行、保険会社など8つのシステムアカウントプロファイルの選択肢をユーザーに提供します。

ユーザーは、システムのなかのすべての車両のプロファイルを確認することができ、データの中には、コスト、テクニカルパラメータ、マシンの記録や認証、位置情報と経路のログ、トランザクションの履歴と詳細、完了したミッション、テクニカルメンテナンスの記録が含まれており、ユーザーの口座には、貸借対照表と預金が複数の通貨で表示されます。

こちらのリンクで登録を済ませることで、α版のMVPを体験することができます。

SKYFchain Operating Platform

ドローン向けのスマートコントラクト実装

発表が行われたスマートコントラクトの実装(ERCトークンのリリース)に関してですが、これによりskyfchain.io内に残高として存在するトークンの引き出しが可能となり、投資家の方は自身のウォレットにこれを転送することができるようになります。

ユーザーは公式サイトから自身のEthereumアドレスの有効化を行うことで、この引き出しができるようです。

また、スマートコントラクトのドローンへの実装はまだ行われていないようで、ロードマップに拠るとプライベートチェーンの実装と共にこれが行われるのではないかと予想されます。

Bitforexへの上場

引用元:SKYFchain公式Medium

SKYFchainのトークンであるSKYFTですが、CoinMarketCapでも上位に入る中華系の取引所Bitforexへの上場が決定しました。

ICO中に上場を発表するケースは稀で、今回のBitforex側の決断からは同プロジェクトに対する期待の高さを伺うことができます。

具体的な上場日などの発表はなされていませんが、8月中旬のICO終了に合わせて上場が行われると考えられます。

上場日や通貨ペアなどの具体的な内容に関しては続報を待ちましょう。

ドコモ5Gオープンイノベーションプログラムへの参加

SKYFchainが日本の通信会社であるNTT DoCoMoの5Gオープンイノベーションプログラムへの参加が決まったようです。

今後、SKYFchainでは5G通信を使ったSKYFドローンによるテスト飛行およびSKYFchainプラットフォームでの実証実験の実施を検討していく計画でいるようです。

まとめ

本記事ではSKYFchainからICO中に行われたMVP(α版)や上場などの発表に関してまとめました。

SKYFchainでは同プロジェクトの公式Mediumなどで進捗の発表・報告が行われていますので、こちらもご確認ください!

SKYFchain 公式Medium(英語)

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