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2019/01/25専業トレーダーえむけんの仮想通貨市場分析!【1月25日】
みなさん、こんにちは。えむけん@BinaryMkent です。 先日、米証券取引委員会(SEC)によって、シカゴオプション取引所(Cboe BZX)が「ビットコインETFの申請」を取り下げたことを公表しましたね。 CBOEがVanEck-SolidXビットコインETFに関する申請を取り下げ - CRYPTO TIMES ETFは仮想通貨市場にとって「市場好転への希望」です。しかし、待ち望まれているが故に、何度もETF承認疑惑(?)→否認によって、暴落を繰り返してきました。 ですが今回、今まで同様にその望みが一時絶たれたにもかかわらず、言うほど大きな下落はありませんでした。純粋に市場参加者が減っただけかもしれませんが、これだけハッキリした売り材料で売られないのは逆に好材料かもしれませんね。 さて、前置きが長くなってしまいましたが、今回の分析に移りましょう。 専業トレーダーえむけんの仮想通貨市場分析!【1月15日】 - CRYPTO TIMES BTCチャートの分析 BTCチャート(長期) こちらは、BitMEXのビットコインチャート(日足)です。 1月15日更新の記事では、 「水色ウェッジ(上弦)が注目ライン。出来高を伴ってこれを上抜けること、そしてその後も出来高が維持されることが重要」 と、お話ししましたね。 さて、そこからどうなったでしょうか?このままだと見辛いので、少し拡大して見てみましょう。 BTCチャート(中期) 出来高がやや少ないですが、一応水色ラインを上抜けていますね。しかしその後、出来高は維持どころか大きく減少・・・。結局押し目を作れず、緩やかに下落してきてしまいました。 やはり、現状の課題は「出来高とその維持」と見て間違いないでしょう。 そして、まだ接点も少ない為なんともいえませんが、ラインブレイク後下落からの推移を見た限り、ここからは白ラインを参考に推移していくかと思われます。 それでは、チャートの総評に移りましょう。 BTCチャートの総評 個人的所感としては、「著しい出来高不足。上であれ、下であれ、出来高の回復こそが市場好転への第一歩」といった感じでしょうか。 予想シナリオとしては、3パターンです。 早い段階で保ち合い(白)を下抜け、ウェッジ内へ回帰。(水色) 保ち合い(白)内で推移し、ロングポジションを貯めてから下抜け(青色) このまま保ち合い(白)内で推移(橙色) ①~③でまとめてみましたが、個人的には現状の出来高を踏まえると、③のようにこのまま保ち合い内をキープしていくのはかなり難しいのでは?と見ています。 それでは、ドミナンス分析に移りましょう。 ドミナンス分析 ドミナンスチャートに関しては、「Trading View」を参考にしております。(外部リンク:https://jp.tradingview.com/markets/cryptocurrencies/global-charts/) 前回からの大きな変化といえば、1月から市場を引っ張ってきていたETHのドミナンスが下落し、それに伴って「Others(その他)」のドミナンスが上昇→維持されている点ですね。 Othersが上昇→維持している、ということは「ここに書かれていないマイナーアルト内で資金が循環している」ということになります。ではここで、直近24時間のアルトコイン上昇率ランキングを見てみましょう。 記録を忘れてしまっていたため、直近24時間の推移しか追えませんが、確かにマイナーコインらが元気に上昇していますね。出来高も通貨によっては普段とは桁違いです。 もちろん、これらのマイナー通貨内で資金が循環してくれればよいのですが、循環せず・・・となれば、次は増やしたBTCの利確(現物売り)が発生します。 ですから、ここからは「出来高を伴ってきれいに上昇してきているマイナーアルトがマイナーアルト間で循環するのか?」に注目していくのが必須でしょう。 主要アルトコインの動向 ドミナンスを見て察しがついた方も多いかもしれませんが、現状メジャーアルトは若干の下火にあります。特に、つい先日まで好調だったETH、ADAは他の通貨と同じようにジワジワと下げてしまいました。 しかし、その中でも依然上昇傾向にあるのがTRXとDASHです。 当然ですが、メジャーアルトはマイナーアルトよりも動くお金の額も非常に大きいですし、その注目度も非常に高くなります。ですから、ここからは大きく上昇したマイナーアルトだけでなく、この2銘柄についても平行して見ておくのが妥当でしょう。 総評(まとめ) 最後にまとめに入りましょう。 保ち合い(白)内を維持できるか? BTCは依然出来高不足。 → LS比の増減に注目 マイナーアルトが活発 → アルト内で資金が循環するか? メジャーアルトはTRX、DASHに注目 ざっくりこんな感じでしょうか。最初にお話ししたように、「売り要因に対して大きく下落しなかった」というのは、決して悪くない要素です。 市場好転がいつになるかはわかりませんが、今は「増やすことよりも減らさないことを」意識し、あせらず市場好転までじっくり待ちましょう。 今回はここまでにさせていただきます。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。 不定期ですが、LINE@にて相場分析配信もしているのでよろしければご登録ください!

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2019/01/24ブロックチェーンがアート業界をどう変えるのか?ビジネスマンに向け徹底解説!
この記事の3つのポイント!1. 絶対的な価値がないアートへの理解は、正解のない現代でビジネスを成功させるための鍵! 2. アート業界では不正取引が横行しており、被害総額は年間60億ドル! 3. ブロックチェーンで作品の証明書とアーティストの著作権管理がより確実に! 本記事では、アートを学びたいビジネスマンに向けて、アート業界の基本的な構造や現状の問題点、また、ブロックチェーンが入り込むことでアート業界がどのように変化するのかを解説していきます。 はじめに: 経営者に求められるアートへの理解 昨今、ビジネスマンや経営者のアートへの理解が重要視されています。 ビジネスマン向けメディアではアート特集が組まれ、経営におけるアートとサイエンスを解いた本が人気を博しています。 また、英フィナンシャルタイムズの記事によれば、ビジネススクールでのMBAの出願者が減少傾向にある一方、グローバル企業が幹部候補社員をアートスクールや美術系大学へ送り込んでいるそうです。 この流れは、とても時代に合っています。 これは、今までは市場を分析し論理的な戦略を提案することで売れるモノを作り出すことができましたが、それらのデータが容易に入手可能になった現代においては、企業はライフスタイルや価値観を提案することが求められるようになったからだと言われています。 絶対的な価値がなく、作品を所持する人の価値観や満足感によって価値が測られるアートへの理解は、現代においてビジネスを成功させるための必須事項だと多くの人が考えています。 ビジネスマンにも人気が高まってきているアート業界ですが、業界構造自体としては旧態依然としており、多額のお金や多くの人が動くからこその問題が数多く存在しています。 そして、これらの問題解決のアプローチの1つとして、ブロックチェーンが注目されています。 アート業界の概要 まずは、既存のアート市場の規模と構造についてざっと解説します。 市場規模:日本はシェアわずか3% 市場規模 世界 約6兆7,500億円 日本 約2,400億円 市場規模は世界で約6兆7,500億円、日本で約2,400億円となっており、世界における日本のシェアは約3.5%です。 業界の特徴と主なステークホルダー アート業界における主なステークホルダーには、 アーティスト: 作品をつくる ディーラー: アーティストから作品を購入しオークション等を通して流通させる コレクター: オークション等を通して作品を購入する の3者がいます。 アーティストが作った作品をディーラーが最初に買い取り、オークション等を通してコレクター(個人や企業、美術館など)に向けて販売する。 この流れは長い間変わっていません。 また、上の図の中にアート業界の最大の特徴が表されています。 それは、2次市場が最も盛り上がるという点です。 大抵の場合、2次市場(オークションやギャラリー)で販売されるアートの値段は1次市場(アーティスト→最初の購入者)での値段よりも大きく上がります。 また、作品が市場に流通した後も、アーティストの活躍や没後の評価、誰がその作品を所有していたかなどで作品の値段は大きく変動します。 アート業界の問題点「不正取引」 そんなアート業界ですが、アート作品の不正取引が長年の課題となっています。 ブロックチェーン×アートを事業として行なっているロサンゼルスの企業「Verisart」のCEOであるロバート・ノートン氏によれば、アート市場における不正取引の総額は年間60億ドル(約6000億円)に達し、その内の8割は偽造によるものであるようです。 美術品偽造がどれほどの精度で行われ、どのように贋作だと分かるのか、気になった方は下の記事を読んでみてください。 「米国史上最大の美術品詐欺」を、贋作鑑定人はどう暴いたか - WIRED 先述したように、"今まで誰が作品を持っていたか"などによって価値が大きく変動する美術品には、作品自体の偽造だけでなく、証明書の偽造なども起こっています。 そして、このような課題を解決するアプローチの1つとして、ブロックチェーンが注目されているのです。 ブロックチェーンがアート業界をどう変えるのか ここからは、ブロックチェーンが既存のアート業界の課題をどのように解決していくかを解説していきます。 ブロックチェーンを一言で説明すると、ある時点で存在した情報が、不正な変更やコピーなく今も存在しているということを、情報の管理主体なしで、未来永劫、誰がみても分かるようにする技術です。 そして、ここで言う情報には、様々なものを定義することができます。例えば、アート作品の取引情報、真贋、来歴、これまでの評価などです。 これにより、以下のような形で、不正取引を減らすことができると期待されています。 デジタル証明書で証明書管理 アート作品には、多くの場合、証明書が発行されます。 従来では、作品の裏側にシール型の証明書が貼られたり、紙の証明書が発行されたりしていましたが、これらの証明書は、偽造や複数発行が容易に可能な上、万が一証明書を紛失した際の再発行プロセスはとても複雑でした。 ここに、改ざんが不可能で匿名性が担保されるブロックチェーン技術が入り込むことによって、デジタルな証明書の発行が可能になりました。 ブロックチェーン上に記録されたデジタル証明書では、「いつ」「誰が」作成・更新した情報なのかが、誰でも直接アクセスできます。 これによって2つのことが可能になりました。 1. 真贋証明 ブロックチェーン上に記録されたデジタル証明書では、偽造や複数発行が容易な紙の証明書と違い、情報の唯一性が保証されます。 これにより、アート作品が市場において適正な価値を保つことができ、アーティストにとっても売買をする人にとっても大きな安心感を生み出します。 2. 来歴管理 また、ブロックチェーンには作品の来歴(プロブナンス)情報を記録することも可能です。 不正ができないブロックチェーンの仕組みと、分散管理によって、情報改ざんが難しくなり、確実性を保つことが可能になります。 また、素性を明かすことを嫌う高額美術品コレクター達にとっても、匿名性を担保しながらの来歴管理できるため、大きなメリットがあります。 スマートコントラクトで書作権管理 また、ブロックチェーンには、美術品のメタ情報だけでなく、より複雑な契約情報も記載することができます。 スマートコントラクトと呼ばれるこの技術は、契約が確実に履行されることをプログラムで保証することができます。 これにより、アーティストは認証機関などの第三者機関の介入なしに、自らの著作権を自らでコントロールすることが可能になります。 スマートコントラクトを活用して著作権管理を行うことで、代金を自動で振り分けることも可能になります。 ブロックチェーン上のデータとスマートコントラクトでの代金自動振り分けを組み合わせることで、2次市場において作品の所有権の移動を追跡し、所有者が変わるたびにアーティストに手数料が支払われる仕組みも可能になります。 ブロックチェーン×アート事業を展開する企業 ここまでで、ブロックチェーンがアート業界にどのような影響を及ぼすかが見えてきたでしょうか? ここからは、これらの動きを実際に主導しようとしている企業をいくつか紹介します。 1億円の大型資金調達も実施: startburn株式会社 [caption id="attachment_13752" align="aligncenter" width="600"] 引用: スタートバーン株式会社プレスリリース[/caption] startburn株式会社は、アート×ブロックチェーンのネットワークを構築し、アート作品の来歴管理や基本情報の共有、そして作品証明書の発行および作品管理を容易にすることを目的としています。 ブロックチェーン×アートのスタートバーン株式会社、UTECから1億円を調達 - CRYPTO TIMES 大手オークションハウスとも提携: Artory(アートリー) Artoryはブロックチェーンを活用したアート作品の情報管理サービスを提供しています。 アートリーは世界最大手オークションハウスのクリスティーズとも提携しており、2018年11月には、クリスティーズによって、実際にアートリーのサービスを通してオークションが開かれています。 アートリー通しての作品購入では、作品購入者にデジタル購入証明書が発行されると同時に、取引履歴がブロックチェーン上に記録されます。 これにより、将来、作品を売却する際や、第三者が作品のリサーチや借り入れをする際にも作品所有者の匿名性を保ちながらプロセスを進めることができます。 ブロックチェーンをテーマにした展覧会・作品 ブロックチェーンに関する規制と中国市場についてのリサーチを行なっているmegan氏は、彼女のブログ記事の中で、「ブロックチェーンとは学問総合格闘技である」と書きました。 まさにその通りで、ブロックチェーンは工学の分野だけでなく、様々な学問を横断的に進化しています。 美術もその1つで、世界各地で、ブロックチェーンと関連した展覧会が開催されたり、ブロックチェーンをテーマにアートが作られたりしています。 ドイツ: proof of work展 最初に紹介するのは、ドイツのベルリンで2018年9月から12月まで開催されていたproof of work展です。 この展覧会では、デジタル社会における思想や価値を表現したアート作品で知られるサイモン・デニー氏がキュレーションをした展覧会で、ブロックチェーンや権力の分散、既存の金融システムへの課題提示などがテーマとなっています。 この展覧会で展示された作品の中から、僕が好きな2つの作品を紹介します。 1. Tropical Mining Station(2018) FOAM Tropical Mining Station now open at the “Proof of Work” show at the Schinkel Pavillon hosting @CryptoKitties pic.twitter.com/7QLH2evvWO — Ryan John King (@frothcity) 2018年9月7日 Tropical Mining StationはFORMという組織が作った作品です。 この作品はイーサリアムのマイニング状況に応じてバブル内の空気圧が調整され、大きさが変わります。 仮想通貨の金融バブルに呼応したこの作品は、実際にバブルの中に入って体験することも可能です。 2. Chaos Machine(2018) My favorite piece: the Chaos Machine, a crypto-jukebox that burns banknotes in exchange to a 'chaos coin' & a random song to represent potential changes in existing monetary structures... pic.twitter.com/Y1xWdtWBIa — Jule Specht (@jule_specht) 2018年9月16日 Chaos Machineと呼ばれるこの作品は、Distributed Gallery(ディストリビューテッド・ギャラリー)という匿名アーティストの作品であり、マシーンにお札を挿入すると、ネットワーク内でのみ使用できる独自通貨chaos coinに得ることができます。 マシーンに挿入された紙幣が燃やされるという仕組みで、既存の金融システムへ疑問を提示しています。 proof of work展では、これらの作品の他にも、DAppsとして知られるcryptokittiesに登場するキャラクターの絵や仮想通貨Augerの元CEOが作成に関わった作品なども展示されています。 日本: 富士山展2.0 富士山展とは、スタートバーン株式会社が主催の展示会であり、複数の会場で多彩なクリエーター達がそれぞれの特徴や個性を活かしながら企画・出典を行うことができるプラットフォームです。 2019年1月5日から26日の期間中開催されており、スタートバーン社のブロックチェーン×アートの新サービスstartbahn.orgが活用される予定です。 ブロックチェーン×アートの展示会「富士山展2.0」開催決定! - CRYPTO TIMES まとめ 以上、アート業界の概要とブロックチェーンがアート業界をどう変えていくのかについての解説記事でした。 主に英国の企業では、ビジネスマンがアートを学ぶことが重要視されているようです。 欧米の動きが何年か経って日本に入ってくることを考えると、日本の企業でもアートへの理解が大事だと叫ばれるのはそう遠くないのではと思います。 しかし、ブロックチェーンがエンジニアにとっての玩具、ビジネスマンにとってのバズワードにしてはいけないように、ビジネスマンのアートへの理解も、単なるブームで終わらせるべきではないと思っています。 さぁみなさん、今年の目標に、月1回美術館へ行くことを加えてみてはどうでしょうか?? 記事ソース: 美術手帖12月号、世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?、 やまとは国のまほろば、Proof of Work展HP、富士山展HP

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2019/01/18日本発ブロックチェーンソーシャルメディア『ALIS』を始めるべき3つの理由
はじめまして。しまりす @shimaris_coin と申します。これから、Crypto Timesのライターとして寄稿していくこととなりました。 簡単に自己紹介させていただくと、2017年5月頃から暗号資産(仮想通貨)に触れ、クリプトの魅力にハマっていき、steemitというALISの前身であるサービスに出会ったことがきっかけで文章を書くことを始めました。 ALISには、2018年4月のクローズドβ版がリリース当初から参加しており、現在はALISでメインに活動しています。ALISでトークンを稼ぐコツをまとめたALIS攻略サイト『しまりすのALIS攻略ブログ』も運営しています。 さて本題です。 この記事を読んでいるという事は、あなたは『これからALISを始めてみようかな』とか『ALISに興味がある』と考えているのだと思います。それは非常に素晴らしいことです。 2017年は仮想通貨元年と言われ、ビットコインを中心に暗号資産は爆発的な価格上昇をし、多くの億万長者を生みました。しかし、2018年になって状況は一転、暗号資産全体の価格は大きく下落しました。去年は仮想通貨で損をした方がほとんどではないでしょうか。価格の下落とともにクリプトユーザーも減少し続けています。 しかし、暗号資産・ブロックチェーン技術はまだまだ僕たちの生活に普及していない新しい技術です。暗号資産市場は、AIやフィンテックなどと同様に、将来大きな成長が見込まれている分野です。今ここで暗号資産に触れることをやめてしまうのは非常にもったいないことだと思います。 ALISでは記事を書いたり、他の人の記事にいいねをするとALISトークンという暗号資産がもらえるのでリスクなく暗号資産を稼ぐことができます。一切自分のお金を入れる必要はありません。軽い気持ちで始めてOKです。 今回はALISを始めるべき理由を3つ厳選して紹介します。 暗号資産を稼ぎながら新しいSNSに携わることができる ALISは2018年に始まったばかりの新しいSNSで一般的な知名度もまだまだです。ですが、ALISのような黎明期のサービスに参加することは大きな可能性があります。 例えば、日本一のYoutuberであるヒカキンさんは、Youtuberとして確固たる地位を築いたわけですが、駆け出しの頃はまだYouTube自体の認知度も低く、まわりから何をやっているんだと批判を受けることも多々あったそうです。 Youtubeが出てきた当初は、ほとんどの人がYoutubeからの広告収入だけで食べていけるなんて思いもしなかったし、TwitterやInstagramもここまで普及するとは思いもしませんでしたよね。 ALISも今はまだ知名度は低いですが、将来、YouTubeやTwitterのように広く使われるようになる未来が来るかもしれません。加えて、ALISには従来のSNSとは大きく異なる点があります。 それは「始めてすぐに成果を得ることができる」という点です。 YoutubeやTwitteなどの初期ユーザー多くは、それぞれのサービスの可能性を確信して発信を続けるも、当然すぐに収益化することはできませんでした。長い下積み期間を経てやっと芽が出るのです。 それに対してALISは、誰でも簡単に記事を書いたり、記事を読んでいいねするだけですぐに暗号資産ALISをもらうことができます。このALISは、暗号資産取引所でビットコイン等の暗号資産に交換することができるようになります。 * 現在はALISウォレットからの送付機能が未搭載のため交換することができません。ALISウォレットは近日公開予定。 当然、このALISは暗号資産なので、サービスの普及に伴う値上がりも期待できます。 すぐに換金するにしろ、値上がりを期待して保持するにしろ、黎明期のサービスの初期ユーザーが始めてすぐに報酬を得ることができるのは大きなメリットですよね。 アウトプットで成長を実感することができる ALISでは自分が好きなだけ情報発信して自分を表現することができます。文章やイラスト、動画といった何らかの形でアウトプットすることで、自分の思考が整理され、新しい発見もあります。 暗号資産に出会うまでは全く文章を書くことをしてこなかった僕ですが、ALISで記事投稿を続けるにつれ、少しずつ記事の制作スピードや文章の構成力向上を実感しています。 因みにCRYPTOTIMESでもCT BootCampと題して、新しいライターの育成プログラムも実施していたこともあります。 CRYPTO TIMESがALISプラットフォームを利用したBootCampを実施!参加者を絶賛募集中! - CRYPTO TIMES また、ALISを投稿することはインターネット上に自分の資産(信頼)を積み上げていくことと同じです。ALIS上に投稿した記事はただ存在するだけではなく、誰かの役に立つ可能性があり、また収益を得るためのの重要なコンテンツにもなります。 実際に僕は何か月も前のALIS記事に今でもいいねされ報酬をもらっています。 これからはお金を沢山持っている人が強い力をもつ資本主義は終わり、個人の信頼が重視される「価値主義」に移行していくことでしょう。つまり早くから自分のコンテンツを発信して信頼という資産を積み上げていく練習をしていくことが成功する鍵になります。 今のALISはそんな練習をするのにもってこいの場所になっています。発信をすることですぐに他ユーザーからのリアクションがありますし、なにより報酬がもらえるのでモチベーションを保ちやすいです。 ALISで自分らしい発信をすることで成長を実感しつつ、あなたの夢や理想を叶えることができるかもしれませんね。 注目を集めることができる 日本初のICOで資金調達をし、ブロックチェーンという新しい技術を用いてサービスを展開しているALISは様々なメディアや企業から注目を浴びています。 自分の好きなことを発信しているだけで、びっくりするほどの企業や有名な方の目に留まったりします。 こんな僕でもALISを始めてから、ありがたいことに企業や個人から記事作成や暗号資産に関する仕事の依頼を頂けるようになりました。まさか、自分が情報発信で報酬をもらえるなんて想像もしていなかったのでとても驚いています。 従来のブログサービスやTwitterでは間違いなく埋もれていたことでしょう。ALISという日本で始まった新しいサービスに携わっていたからこそだと感じています。 ALISを通じて人脈やつながりを得ることができたのは自分にとってかなり大きなことでした。そして2019年もさらに多くの方とALISを通じて知り合あい、多くを学ぶことができると確信しています。 みなさんもALISで自分の好きなモノや興味があることを発信してみてはいかがでしょうか?きっと誰かの目に留まってコメントやいいねをもらうことができますよ。

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2019/01/15専業トレーダーえむけんの仮想通貨市場分析!【1月15日】
早いもので、年が明けてからもう半月が経過してしまいましたね。どうも、未だ正月気分が抜け切っていない、えむけん @BinaryMkentです。 さて、前回の記事から10日が経過しましたが、その間市場も大きく動いてきましたね。みなさんのお役に立てていたなら幸いです。 さて、前置きはほどほどにして、今回もガッツリ分析していきましょう。 専業トレーダーえむけんの仮想通貨市場分析!【1月5日】 - CRYPTO TIMES BTCチャートの分析 BTCチャート(長期) 画像は、BitmexのBTCチャート(日足)です。 前回からラインも少し修正+追加したので、おさらいも兼ねて少し解説させていただきます。 今回、注目すべきは「水色ウェッジ」と「黄色ライン」。この2点です。 まず、水色ウェッジ。こちらは1月9日に追加したラインなのですが、現状のBTCチャートの中でも最重要ポイントといっても過言ではないと思います。(理由は後述) また、このウェッジ交点から推測すると、恐らく2月15日までにはこのウェッジをどちらかにブレイクし、相場の大局的な流れを決めることになると考えられます。 そしてもう1つの注目ポイントは前回もお話した、黄色ライン。 これは、かつてのサポートラインでもあり、12月からはレジスタンスラインとして機能しているラインです。 前回の記事では、「この黄色ラインの上抜けで逆三尊成立=買い」とお話していましたが、結局上抜けることなく、この否定が大きな下落のきっかけとなってしまいました。 とはいえ、上抜けることができれば、「好転のサイン」になることには変わりありません。よって、この黄色ラインについても引き続き要注目です。それでは少しズームアップして、より短いスパンでの目線を確認してみましょう。 BTCチャート(中期) 見切れてしまっていますが、水色ウェッジの上限は、2017年12月16日の最高値(20,000ドル)と2018年11月12日暴落前(6400ドル)を繋いだものです。 最高値からのライン故、本来なら最優先で監視すべきものなのですが、接点同士の期間があまりにも空いてしまっていたため、前回の記事執筆時には不採用にしていました。 ですが1月9日(白○)、「有効ではない」と判断していたこのラインが、黄色ラインときれいに重なり、レジスタンスポイントとして機能しました。 そのため、「この水色ウェッジは有効である」と判断し、今回の最重要ラインとして採用しました。 BTCチャートの総評 現時点から、上か下かの方向予想を出すのは非常に困難な状況です。 それ故前回同様、後出しジャンケンのように「出来高を伴ったラインブレイク」に的を絞って立ち回っていくのが妥当でしょう。 また、依然出来高が乏しい状況が続いているため、水色ウェッジ上抜けなどを機に出来高上昇⇒出来高維持が今後の市場好転には必要不可欠だと考えます。 ドミナンス分析 今回から、より推移が見やすい「Trading View」のドミナンスチャートを参考することにしました。 9日にあれほど大きく連続的な下落があったにも関わらず、ドミナンスチャートからはそれほど大きな変化は見られませんね。 過去の傾向上、アルト堅調時におけるBTCの急落は、アルトが総投売りムードに陥り、しばらくは仮想通貨市場内でのリスクオフ(リスク回避思考)の拡大、そして再びアルトに資金が戻ってくるのには時間を要する・・・というのが常でした。 しかし今回、BTCの下落時に一旦は売られたものの、ETH、ADA、TRXを始めとしたアルトが再度上昇推移を見せています。 もちろん一時的なリバの可能性もありますので、ここから再度買いに走るのではなく、一歩引いて、「堅調な推移を見せているアルトコインらが押し目を作れるか?」に注目していきましょう。 主要アルトコインの動向 ザックリですが、主要アルトコインの動向を追ってみました。 BTC下落時からのリバに着目した際、やはり目立つのはETH、ADA、TRXですね。他には、IOTA、EOS、NEOでしょうか。 恐らく、仕手系の通過やプラットフォーム系の通貨が買われているというよりかは、BTC下落の以前に「パフォーマンスが良かった銘柄への出戻り」という感じでしょう。 ここからは先にもお話したように、良リバを見せた通貨らが「押し目をつけて再度高値更新に向かうか?」に注目する必要がありそうですね。中でもETHについては、ここ最近市場の初動にもなっているため、要注視しておきましょう。 また万が一、良リバを見せた通貨らが、押し目をつけず売られる展開となってしまった場合には、アルト撤退からの現物BTC売りにも警戒しておくのがよいです。(BTCが現物主導で下げる際には、先にBTCドミナンスが上昇する傾向があるため、そちらも欠かさずチェックしておきましょう!) 総評(まとめ) 最後にまとめに入りましょう。 BTCは依然出来高不足。後出しジャンケンでOK。 ⇒水色ウェッジと黄色ラインに注目 BTC下落後のアルト◎(リバの可能性アリ) 良リバアルトの押し目観察推奨 ⇒ETH、ADA、TRX、EOS、IOTA、NEO アルト押し目否定時はBTC下落に要注意 大体こんなところでしょうか。 先日のようにアルト好調時に、BTCが急落すると、BTCの枚数減少だけでなく、円建て資産の減少にもなりかねません。 一番大切なのは、「利益を持ち帰ること」です。どちらか片方ではなく、アルトコインもBTCも両方視野に入れて、うまく立ち回りましょう! 今回はここまでにさせていただきます。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。 不定期ですが、LINE@にて相場分析配信もしているのでよろしければご登録ください!

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2019/01/14LineのdAppsで稼いだ金額を公開
2019年はゾゾタウンの前澤社長100万円のお年玉企画で始まった。昨年のPayPayといい最近はバラマキが大ブームに感じられる。きっと宣伝費として、投資対効果が高いのであろう。 ブロックチェーンゲームやブロックチェーンアプリでも、同様にエアドロを続けています。今日はLINEのdAppsはウオッチしておこうという話。 LINEのブロックチェーンアプリ戦略 LINEは自前のブロックチェーンでブロックチェーン事業を展開している。LINE自身で、シンガポールに取引所を所有するくらいに、ブロックチェーンに力を入れている。(参考ブログ)日本人はあまりニュースにならなかったのでもう忘れてしまっているのではないか? LINEはすでに独自ブロックチェーンを用い、dApps サービスを複数展開している。まずは自社で複数のサービスを作り、将来はサードパーティにもLINEのブロックチェーン上にdApps開発を誘致する活動を進めている。 現在は、どんなdAppsがスタートしているのか?筆者はどれくらい稼いだのか見ていこう。スーパープレイヤーでは無く、日々のほほんと参加しても、これくらい稼げると思って見てもらうとよい。 未来予測アプリ 4CAST 世の中に起こることを予想し、正解者でLink Point(トークン)を山分けするという遊び。このゲームは毎日500番以内に入ると500円相当のトークンをもらえる。こちらからは一切お金を払わなくてもいいので当たれば丸儲け。 ユーザが増える前は、普通に答えていれば500位以内に入れたイージーゲーム。筆者も6,000円ほどのトークンを手に入れた。だだ、今はすでにユーザーが増えすぎてしまい、普通に予想していたので、ランク内に入ることができない。 大穴を当てた時のみ賞金を手にいれられるというムリゲーになってしまった。とても難しいので、現在は様子見をしている。つまり、あまりやっていない Q&Aサービス Wizball 質問を作って回答を募集するサービス。回答もユーザーが行う。 いい質問や回答には投票ができその結果が報酬になる。正直、大して稼げないのだが、頻繁にキャンペーンをやっているのでキャンペーンで稼ぐのがおいしい。 キャンペーンでは質問を設定したり、回答したりするだけで上乗せの報酬がもらえる。キャンペーンに二度参加したらなんと、合計1万円以上のトークンをもらえた。満足度は高い。これからもキャンペーンがあったらぜひ参加してみたいと思うサービス。 筆者は報酬という面以外でも楽しんでいる。結構、自分特化の質問にも回答が得られるのだ。今まで、他の質問サイトでみるような、自分で調べろという煽りは、無く好感度が持てる。 おすすめアニメの質問(https://wizball.io/questions/43776) 自分の好みに合わせた回答を期待した質問構成だ。こんな質問でも21個も回答を得られるのだ。 恋愛関係の質問(https://wizball.io/questions/45773) 皆ユニークな方法で気をひく方法を考えてくれて読んでいるだけでも面白い。なかなか皆、考えているなと思う 商品評価のPasha 公式アプリで撮影するとAIが品物の名前を推定してくれる。新たな商品を登録すると報酬がもらえる。 ただ、その報酬は数円で正直あまり美味しくない。ただ、毎朝出される課題の製品をpashaでスキャンする。それだけで 100円から500円のトークンが先着◯◯名様にプレゼントとなる。まだ始まったばかりで参加回数は少ないが1000円ほどになった。 もし毎日コンビニに寄るような生活であれば結構参加率を高められるのではないだろうか? LINEが手掛けるDAppsの第3弾「Pasha」とは?使い方から稼ぎ方まで徹底紹介! - CRYPTO TIMES Lineの仮想通貨は使えるのか? LINEのトークンはLINE Pointに換金できる。これは他の仮想通貨にはないことである。 LINE Pointは、現金に近い使い勝手があるのだ。LINE Payにチャージして使える。また、Amazonギフトカードに変換可能。この数ヶ月で、筆者はおよそ2万円の報酬をいただいた。ありがたく使わせてもらおうと思う。 ガチガチに頑張った友人は10万円を超えるトークンを手に入れたので夢はある。正直、バカ稼ぎではないが遊びながらこの金額を得られたのはとても投資対効果は高かったと感じている。 今後のLINE dAppsの開始予定 LINEは、今後もグルメレビューやロケーションSNSのサービス開始を予定。TapasとSTEPという名前を予定している。 LINEがLINKエコシステムに参加する5つのDAppsサービスなど「LINE Token Economy」の詳細を発表 - CRYPTO TIMES 最後に 顧客集めのタイミングのキャンペーンがバラマキ気味で絶対美味しい。早めに参加して美味しいタイミングで効率よく遊ぼう。 ただ、LINEのメインアプリに目立つように掲載されることがなく、さりげなくサービス開始をしてしまうこともある。Pashaはまさにそうだった。プレスリリースさえなかった。気をつけておかないと見逃してしまう。 今後の新しいdAppsはクリプトタイムズでも記事があげられていくはずだ。ぜひ注目してほしい。クリプトタイムス(@cryptotimes_mag)や筆者のTwitter(@はるか先生)をフォローしておけば間違えない。

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2019/01/11イーサリアムの「コンスタンティノープル」ハードフォークについて知っておくべきこと
2019年初の重要イベントと言っても過言ではないのが、Ripple(リップル)と時価総額2位の座を競い合っているイーサリアムのハードフォークです。 イーサリアムのデベロッパーであるPéter Szilágyi氏によれば、「コンスタンティノープル」と名付けられた同アップデートは第7,080,000ブロック、推定1月16日に導入予定とされています。 #Ethereum Constantinople mainnet hard fork scheduled for block #7080000, estimated around the 16th of January, 2019! — Péter Szilágyi (@peter_szilagyi) 2018年12月7日 こちらのページでは、今回のハードフォークが追加・変更する機能についてわかりやすく解説していきます。 イーサリアム 2.0 [caption id="" align="alignnone" width="800"] Rocket Pool Mediumより[/caption] コンスタンティノープルは、じき完成予定とされている大型アップデート「イーサリアム 2.0」の一段階(マイルストーン)です。 イーサリアム 2.0では、大まかに2つの重要な変更がなされることになっています。 1. コンセンサスメカニズムの変更 ひとつめは、プルーフ・オブ・ワーク(PoW)からプルーフ・オブ・ステーク(PoS)へのコンセンサスメカニズムの移行です。 コンセンサスメカニズムとは、トランザクション(取引内容)が格納されたブロックを「誰が生成するのか」を決めるルールです。 ビットコインや現段階のイーサリアムを含む多くのブロックチェーンでは、特定の条件を満たす数値を探し出す「マイニング」と呼ばれる作業を要するPoWが広く採用されています。 PoWは比較的安全性の高いアルゴリズムとして実証されている上、過去数年で暗号資産の価格が急騰したため、界隈では処理能力のより高い機器を開発・導入し合う「マイニング競争」が起こっています。 しかしPoWは、増え続けるネットワークのボリュームに対応しきれていない(スケーラビリティ問題)点や、無駄な計算に莫大な電力を費やすマイニングが環境破壊に繋がる点などが問題視されてきました。 そこでイーサリアムがPoWを代替するコンセンサスメカニズムとして導入するのが、PoSです。 PoSでは、自身の資産を担保にとる(これを「ステーキング」と呼ぶ)ことでブロック生成者になるチャンスを得ることができます。 ブロックに不正な記録が存在した場合その担保は持ち主から没収されるため、マイニングを行わずに信用度の高いブロック生成者選出ができると考えられています。 ブロックチェーンにおけるコンセンサスアルゴリズムとは? 2. シャーディングの導入 イーサリアム 2.0のふたつめの変更点は、シャーディングと呼ばれる技術の導入です。 これは、ネットワークの正当性を確認する「ノード」に関する技術で、ブロックチェーンネットワークの処理速度(スケーラビリティ)を改善する技術として期待されているものです。 現在、多くのプラットフォームにおいて、ノードになるためにはブロックチェーンまるまる全てをダウンロードする必要があります。 この手法は、セキュリティに長けている一方で、ブロックチェーンのサイズが大きくなっていくにつれてノードのストレージを圧迫してしまうという欠点があります。 ブロックチェーンのサイズが一般的なコンピューターで管理しきれないレベルになってしまうと、一部のスーパーコンピューターだけがノードになれる、といったような事態になりかねません。 シャーディングとは、ノードの大きさに応じてブロックチェーンを断片的に保存・管理できるようにすることで、より多くのコンピューターがネットワーク維持に参加できるようにするという技術です。 イーサリアムのシャーディングでは、セキュリティとスケーラビリティのトレードオフを最小限に抑えるために、ノードを四段階のレベルに振り分けることになっています。 コンスタンティノープル [caption id="" align="alignnone" width="800"] コンスタンティノープルは、現在のトルコ・イスタンブールに位置していたローマ/ビザンティン帝国時代の都市の名前。[/caption] イーサリアム 2.0について長々と解説してきましたが、コンスタンティノープルとは一体どのような機能を追加するアップデートなのでしょうか? 結論から言うと、コンスタンティノープルは「イーサリアム 2.0の完成にはまだまだ時間がかかるよ」というちょっと残念なアップデートです。 同アップデートでは、以下の5つのイーサリアム改善案(Ethereum Improvement Proposal、通称EIP)が実装されることになっています。 EIP 1234:「ディフィカルティボム」の延長、マイニング報酬の減少化 EIP 145: ビット演算変換機能の追加 EIP 1014: 初期化の済んでいないアドレスとのやり取りを可能に EIP 1052: 特定のアドレスハッシュを生成するオペコードの追加 EIP 1283: ガス計量法の変更 この中で、覚えておくべき項目は一番最初のEIP1234でしょう。 イーサリアムは、PoWからPoSへできる限りスムーズに移行できるように様々な工夫を施しています。その大きな例のひとつが「ディフィカルティボム」の存在です。 ディフィカルティボムとは、マイニングの難易度を徐々に上げていくプログラムのことで、2016年11月にイーサリアムネットワーク上に導入されました。 マイニングの難易度を徐々に高める、つまりマイニングにかかる電力コストを増加していくことで、収益性を低下させ、マイニング撤退を促すというのがディフィカルティボムの役目です。 EIP1234は、このディフィカルティボムにおけるマイニング難易度の上昇速度を遅くし、かつブロック生成報酬を3ETHから2ETHに減少させる、というものです。 この改善案が採用された理由は、ズバリ「PoSの導入が計画開始当初より遅れている」ためです。 現段階のディフィカルティボムは難易度の上昇が速すぎるため、マイニングの収益性が低くなりすぎてPoSの導入前にネットワークの処理能力が大きく低下してしまうことが懸念されています。 そのため、EIP1234ではこの難易度の上昇速度とブロック生成報酬をうまく再調整しているのです。 他の4つの改善案はどれもネットワークの利用手数料にあたる「ガス」を節約する、というDAppsデベロッパー向けのものとなっており、一般的なユーザーにはあまり関わりのないものといえます。 まとめ まとめると、コンスタンティノープルは「PoSの導入にはまだまだ時間がかかるので、それまでの移行プロセスがスムーズになるようにマイニング難易度などをいろいろ調整するよ」というものです。 イーサリアムのハードフォークは複雑そうに聞こえるものが多い一方、今回のアップデートは調べてみるととてもシンプルで、かつちょっと残念なものでした。 しかし、ビットコインキャッシュなどが大きな論争をもとにフォーク(分岐)した中、イーサリアムのコンスタンティノープルは「ノンコンテンシャス(=みんなが合意する)」なものとなっています。 そのため、同ハードフォーク後、コンスタンティノープル以前のネットワークはほぼ無価値になっていくものとみられています。 コンスタンティノープルが示唆するメッセージを加味すると、イーサリアム 2.0の完成にはまだまだ時間がかかるようです。

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2019/01/05専業トレーダーえむけんの仮想通貨市場分析!【1月5日】
新年、明けましておめでとうございます!CRYPTO TIMESをご覧の皆様お久しぶりです。 本日より、毎月5日15日25日と仮想通貨市場の解説をさせていただく運びに成りました、専業トレーダーの「えむけん @BinaryMkent」と申します。 CRYPTO TIMESでのえむけんの過去記事 ザックリではありますが、本連載では「テクニカル分析に基づき、BTCならびにアルトコイン市場を紐解いていこう」といった趣旨になります。 コレを元にテクニカル分析のノウハウを吸収するもよし、自分の分析と照らし合わせて参考にするもよし・・・。なるべくわかりやすさに重きを置いてお話ししていきますので、是非最後までお付き合いくださいね。 はじめに 本連載では以下のような流れで相場分析を行っていきます。 BTCチャートの分析(長期) 時価総額やドミナンスの分析 主要アルトコインの動向 総評(まとめ) この4点を元に市場の流れを読み解いていきます。(地合いによって見るポイントも変わってきますが、大体これらを参考に分析していきます) それでは早速、初回の分析に参りましょう! BTCチャートの分析 画像は「BitMEX」のBTCチャート(日足)です。ざっくり振り返っていきましょう。 まず、上値が重いときに現れるチャートパターン「ディセンディングトライアングル(青ライン)」を形作り、それを11月中旬に下抜けました。 その後大きく下落したものの現在は下げとまり、3150ドル~4000ドル周辺で保ち合いを形成しています。よってここからは、「この保ち合いを上に抜けるのか?」、それとも「下に抜けるのか?」が非常に重要になってきます。 もう少し拡大して、「現状の保ち合い」について、もう少し詳しく分析してみてみましょう。 こちらは先ほどの日足を4時間足にしたものです。 ここで見てもらいたいのは、「①200SMA(橙色)」と「②かつてのサポートライン(黄色)」、「③出来高」の3点です。 かつてのサポートライン(黄色) これは今ではレジスタンスラインですね。12月からの推移を見た感じでは、この黄色ラインが「現状の保ち合い上限」として機能していると思われます。つまり、「コレを抜ければ、市場の目線が上に切り替わる可能性も大きい」というわけですね。 ちなみに、コレを上抜けることが出来れば、「逆三尊」という買いのチャートパターンの成立になります。 200SMA(橙色) これは、「単純移動平均線の設定期間200」のことですね。 この200SMAは、株や為替、もちろん仮想通貨でも、多くのトレーダーが参考にしている指標です。白□部分を見てみると、トレンドでもレンジでも200SMAが売買基準の1つになっている様子が伺えます。 そして現在、レートはその200SMAの上に位置しています。つまり、「ここから先、4時間足200SMAを下抜けずに耐えるか?それとも下抜けるのか?」というのが非常に重要になってくるわけです。 先の黄色ラインと合わせて考えると、現状の保ち合いは「200SMA(下限)と黄色ライン(上限)の保ち合い」と判断できます。 出来高 最後に出来高です。これは、「そのポイントでどれだけ取引されたか?」ということを表します。つまり、出来高が多ければ、それだけ市場が注目しているポイントであり、出来高が少なければ、あまり注目されていないポイント、ということになります。 それでは、現状の出来高を・・・・・・、ち、ちょっと少なすぎますよね。 状況的には、無事逆三尊の右肩も作れたわけですから、もっとガツガツと買いが出てきてもおかしくありません。なのに、出来高はどんどん減少してきています。これは個人的にはこれが一番不安です。なぜなら、同じような状況をつい最近見たからです。 これは、同4時間足のディセンディングトライアングル終盤をズームしたものです。このときの出来高に注目して見てください。 矢印のように、ディセンディングトライアングルを上抜けて大きく目線が変わる可能性があるにも関わらず、出来高はどんどん減少しています。そしてその後、大きく下落・・・。 そして現在も同じように、逆三尊が成立して大きく目線が変わる可能性があるにも関わらず、出来高は減少傾向にあります。 BTCチャートの総評 以上3点をまとめると、 「現状は、4時間足200SMA(橙色)とかつてのサポートライン(黄色)のレンジ。出来高が減少傾向にあるという点を加味すると、やや下目線優位。」と判断できます。 しかし、だからといって上昇の見込みがないわけではありません。 ここから一度200SMAを下抜けし、それが下ヒゲをつける展開となれば、突っ込みSの損切りも巻き込めます。そうなれば、出来高の伴った黄色ラインの上抜けも十分可能になってきます。 BTC単体では以上のように分析しています。それでは次にアルトコインの動向も踏まえて分析してみましょう。 ドミナンス分析 ドミナンスとは、時価総額と各主要コインの時価総額を元に、「どのコインが市場の何%を占めているのか?」を表す指標です。 つまり、ドミナンスが上昇していれば、「そのコインが買われている」と判断でき、ドミナンスが下降していれば、「その通貨が売られている」と判断できます。 そして、こちらが現在のドミナンスです。 これを見ると、「BTCドミナンスが減少している」、そしてそれと同時に「ETHドミナンスが上昇している」ということがわかります。つまり、市場のお金がBTCからETHに流れているわけです。となると、今後の動向を見るに当たって、ETHのチャートも無視はできなくなってきます。 主要アルトコインの動向 今回はドミナンスが大幅に上昇していたETHチャートを見てみましょう。 こちらは、bitfinexのETH/USDチャート(日足)です。 大体BTCと似たようなチャートですが、1つ大きく違う点があります。それが「出来高」です。 BTCは、出来高が非常に少なく、さらにそれも減少傾向にありました。しかし、ETH/USDは出来高も非常に多く、活発に取引されている様子が伺えます。 そして先ほどお話ししたように、出来高が多いというのは「それだけ注目されている」ということです。つまり、出来高が多ければ、ラインブレイク時にしっかり買われたり、ライン上で売られて綺麗に反転したり…とトレンド転換の判断がしやすくなるわけです。 であればここから先は、わざわざ出来高が少なく判断が難しいBTCチャートではなく、ETH/USDチャートを参考にラインブレイク(トレンド転換)の判断をするのがもっとも合理的だと思われます。 総評(まとめ) 長くなってしまったので、ここらでまとめに入りたいと思います。 BTC単体では出来高に不安 ドミナンスはBTC⇒ETH 出来高◎なETHがBTCを引っ張る展開 現状のBTCを支えているのはETH ⇒ ETHが垂れれば、BTCが現物主導で売られる可能性 ここからはETHを基準に押し引き推奨 大体こんな感じでしょうか。 最近はビットコインFXを中心にトレードする人も増えてきましたが、ビットコイン価格は現物あってのものです。その分析の際には、目の前のビットコインチャートだけでなく、「ビットコイン現物が投機目的であれ、必要とされているのか?」という点も見逃しちゃいけないと思うわけです。 実際に、アルトコインが全体的に盛り上がる相場では、アルトコインを買うためにビットコイン現物が買われるので、ビットコインの価格も現物主導で上げていきますよね。 そういった面も踏まえて分析を進めていくと、より精度も上がりますし、アルトコイン投資をしていても市場全体の動きを見ているわけですから、逃げ遅れることなく、利益を持ち帰れるようになります。 長くなってしまいましたが、今回はここまでにさせていただきます。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。 不定期で相場分析を行ったLINE@も配信しているのでよろしければご登録ください!

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2019/01/032018年の仮想通貨暴落は実はそれほどでもなかった
ビットコインは約一年前に$20,000(約220万円)のピークに達したのち、下降傾向が続いてきました。そして一年のうちに全ての仮想通貨アセットの価値の合計は$800billion(約88兆円)から$100billion(約11兆円)まで下落しました。 このようなデータを見ると2018年はとてもひどい年だったように感じますが、市場の原理を考慮するとそれほど悪くないようです。 今回の記事では過去のビットコインの価格推移、ダウ・ジョーンズ米国金融指標、ナスダック総合指数と比較して行きたいと思います。 各市場との比較 2017年と2013・2011年のビットコインの価格推移 下の図は2017年から2018年のビットコインの価格の推移を青線で示し、2013年と2011年の推移を、ピークが一致するように調整して重ねて価格の変化をわかりやすくしたものです。 2017年の価格上昇は過去の年よりも小さく緩やかでした。また、2013年の価格低下がゆっくりしているのに対し、2011年は急激に低下しています。 [caption id="attachment_27387" align="aligncenter" width="714"] 引用 : Bloogberg Opinion[/caption] その後、2017年は年内に底に達してから2年弱の上昇期間に突入しました。 2013年はと言うと、価格が好転するまでにほぼ2年間かかり、次のピークに達するまでに4年間かかりました。 [caption id="attachment_27670" align="aligncenter" width="622"] 引用 : Bloogberg Opinion[/caption] ビットコインとダウ・ジョーンズ米国金融指標 また、2018年の仮想通貨の価格暴落を2017年のダウ・ジョーンズ米国金融指標と比べると、ピークの前後1年間は似たような変動をしています。 このまま同じような動きを続ければ、仮想通貨危機が回復するまでには3年以上かかるかもしれません。 [caption id="attachment_27671" align="aligncenter" width="660"] 引用 : Bloomeberg Opinion[/caption] ビットコインとナスダック総合指数 2000年のナスダック総合指数の景気の推移は緩やかで回復に15年を要しました。 仮想通貨は、低価格のまま長い時間停滞するかもしれないし、セロまで落ちてずっとそのままになってしまうかもしれません。 それでも、暴落から回復するとすれば、ナスダック総合指数と同じような形をたどるでしょう。 [caption id="attachment_27685" align="aligncenter" width="751"] 引用 : Bloomberg Opinion[/caption] 2018年を振り返ってみて 2018年では仮想通貨のユーザー数が1700万人から3000万人と2倍になりました。また仮想通貨業界で働いている人数は、実に2.6倍まで増えました。 安定通貨は挫折や進歩がありながら、分散型や二層構造の安定通貨は期待を上回る成長を見せています。不完全な部分は多いものの、規制が整備され始め、たくさんの技術的な問題も解決されました。 失敗してしまった仮想通貨ビジネスは以下の3つのグループに分類されます。 たくさんのお金が詐欺師や楽観主義者に渡ってしまった 規制や技術革新についての予想を誤ってしまった 事業を起こすために資金調達したはいいものの、それを仮想通貨に投資してしまし使い果たしてしまった また、仮想通貨に限ってはハッキングなどの問題も深刻なものとなっています。 そしてもちろん、全ての仮想通貨の価値が将来上がるという保証もないし、仮想通貨が他の投資に比べて特段ハイリスクやハイリターンであるという事でもありません。 そうだとしても、仮想通貨に関するブロックチェーンの技術はまだまだ有用で、仮想通貨をより発展しようとする動きもあります。今後は仮想通貨はただ単に売買されるだけではなく、開発者や企業にとって良い経済的効果をもたらす可能性を持っていると言えます。 また、こういったことを総合的に考えると、2018年は悲劇の年というより、仮想通貨にとっては悪くない年だったと言えます。 記事参照:Bloomberg Opinion https://www.bloomberg.com/opinion/articles/2018-12-20/bitcoin-s-crash-looks-about-average

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2019/01/022018年最も下落した通貨とそこから学ぶ3つの教訓
2017年は年末にかけてブルマーケット(強気相場)で多くの仮想通貨投資家が利益を出していました。一方で今年に入ってからはベアマーケット(弱気相場)が続いており通貨ごとに差はあれど市場全体は伸び悩んでいます。 今回の記事では、そんなベアマーケットの中でも特にパフォーマンスがひどかった、下落幅が大きかった通貨とそれらに学ぶ教訓を紹介していきます。 2018年のワースト通貨10種 Hodl(売らずに保有しておく)というスラングが流行った2017年に対し、中国の仮想通貨規制やZaifのハッキング被害などネガティブなニュースばかりが舞い込んでくる2018年。 Hodlするという戦略が仮想通貨投資家にとって悲惨な結果を生むという事が証明されつつある年ですが、以下の10通貨は特に大きい下落幅を記録しました。 ATHが過去最高額、Days since ATHがATHを記録した日からの日数、% down from ATHがATHからの下落幅を示しています。 このランキングで注目したいのはビットコイン(BTC)からハードフォークで誕生したビットコインダイアモンド(BCD)とビットコインプライベート(BTCP)がランクインしているという点です。その他にもNxtやQtumなどといった比較的名前の知られた通貨もランクインしています。 教訓1 下落幅95%と90%には大きな差がある 下落幅が90%もしくは95%と聞くとどちらもだいぶ落ちたなぁという印象を受けますが、実際はその5%に大きな差があるんです。 例えばWanchain(WAN)は比較的有名な通貨ですが、ATHから90%の下落を記録し、64位にランクインしています。WanchainがATHまで価格を戻すためには現在の価格から10倍を達成する必要があります。 一方で95%の下落を記録したIcon(ICX)はATHの価格に戻すためには現在の価格から20倍になる必要があります。 昨年であれば数倍程度であればすぐに達成できていましたが、今年のベアマーケットでは2倍ですら難しいという状況を鑑みると10倍と20倍の差はとてつもなく大きいと言えるでしょう。 教訓2 フォークしたコインの時価総額を信じるな 時価総額(マーケットキャップ)はその通貨の総供給枚数×1枚あたりの価格というように算出されます。一方でこの指標はフォークコインには全く役に立ちません。 ビットコインダイアモンドやビットコインプライベートなどといったビットコインからハードフォークした通貨の時価総額はBTCホルダーの数によって算出されています。しかし、多くのBTCホルダーはこれらのマイナーなコインに興味がないため、実際の時価総額は大幅に小さいものになっています。 例えばビットコインアトム(BTA)の時価総額は467万ドル(約5.2億円)とされていますが、24時間あたりの取引量は15000ドルを下回っており、Coincodexによると今年99.98%の下落を記録しています。 似たようなケースでignisという通貨は時価総額3000万ドル(約33.6億円)にも関わらず、今年だけで99.66%の下落幅を記録しました。もし本当に時価総額分のコインが流通していれば99.66%の下落幅はよっぽどの事がない限り起こりえないでしょう。 教訓3 底値というものは存在しない アルトコインが90%の下落を記録したからといってそこから回復の一途をたどるとは一概には言えません。多くの投資家は今年の大損失を棚に上げ、ここが底値だと信じて購入します。 ビットコイン(BTC)やビットコインキャッシュ(BCH)、イーサリアム(ETH)など主要な通貨に昨年投資した投資家らは現在でも数十パーセントの利益を保持しています。 仮想通貨市場は批評家が最悪だと評するほど悪くはありません。しかし、もしあなたがハイリスクなアルトコインやICOトークンに手を出し始めればその限りではありません。 ある投資家は「私はリタイアして生活できるほどの資産を築くという夢を持っていた。私はこの機会が人生で唯一莫大な富をえられるチャンスだと感じ、それを逃す事を恐れてリスクをとった。そして人生は私を謙虚にした。私は愚かだった。」と打ち明けています。 何パーセント下がったから、先月の最安値だから、などと我々は考えますが、実際は明確な底値など存在しません。投資をする際は常にその感覚を意識しておく事がこの世界で生き残る一つの術ではないでしょうか。 仮想通貨投資の光と闇は表裏一体 仮想通貨市場が盛り上がっていた昨年は知識がない方でも資金さえ投入していれば大きな利益を得る事ができていました。その様子はニュースやネットで取りざたされ話題になりました。 一方で有名な通貨であっても、時価総額が大きくても一晩で数十パーセント下落するという事もありえます。まさに仮想通貨投資の光と闇は紙一重だと思います。 様々なところで見かける文句でありますが、仮想通貨に投資をする際は自分でよく調べた上で自己責任だと理解して行うことをオススメします。 記事ソース: Bitcoin.com, onchainfx

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2019/01/01歴史的なBTC(ビットコイン)のトランザクション8選
今更ビットコインのトランザクションと聞いて驚く方はいないでしょうし、仮想通貨に投資した経験のある方であれば、一度はご自身でもトランザクションを生成した経験がある事でしょう。ビットコインのトランザクションは何一つ特別な事はなく、毎日30万件ほどがBTCとBCHのネットワーク上で生成されています。 しかし、時にはたった一つのトランザクションが歴史的に大きな意味を持つ事になります。今回の記事で紹介するトランザクションは公開されたレジャー(台帳)によって不滅にされており、公衆によって神話化されているため、どのブロックチェーンエクスプローラーでも見る事ができるでしょう。 ビットコインの歴史はブロックチェーン上で始まった 全てのビットコイントランザクションはマイナーからしてみれば、等しく同じものにすぎません。十分な手数料が添付されていれば、送金者と受取人の身元や送金額など対して重要ではありません。 現在までに3.7億件ほどのトランザクションが生成されていますが、今回紹介する8のトランザクションは実に全体の0.000000021%にしか過ぎません。しかし、この8つのトランザクションはビットコインの歴史が詰まっていると言っても過言ではないほどに重要となっています。 最初のビットコイントランザクション まずは、最初のトランザクションからです。このトランザクションは二人の間で行われた送金で、サトシナカモトが送金した唯一のトランザクションとしても知られています。 このトランザクションは2009年1月12日に生成されており、サトシナカモトがブロック170の時点で、50BTCをHal Finneyという人物に送ったという内容になっています。このトランザクションの手数料は0BTCとなっています。 最初にビットコインが法定通貨に交換された際のトランザクション 最初にビットコインが法定通貨に交換されたのは2009年10月12日の事でした。FinnishのデベロッパーだったMartti Malmiは5,050BTCを5.02ドルに交換します。この際、交換した米ドルはPaypalアカウントを通して受け取ったそうです。 送られたビットコインの枚数は当時、マイニングでしか入手できなかったBTCに対応しており、Coinbaseの報酬が50BTCに設定されていたため、5,050BTCとなっています。 かの有名なビットコインでのピザ購入 Laszlo Hanyecz氏が10,000BTCでピザを購入したという話はとても有名で、仮想通貨ホルダーでなくとも知っているトランザクションとも言えるでしょう。このトランザクションは2010年5月22日に生成されており、ブロック57043で10,000.99BTCが送金されています。 0.99BTCはマイナーの手数料であり、キリの良い数字になったのは偶然だと言われています。当時は1バイトあたり4,191satsとなっていました。 Mt.GOXのメガトランザクション クジラ(大型投資家)は自らが特定のビットコインアドレスを持っているという事を知らしめる際にマイクロトランザクションを生成します。この方法であれば、支払う金額は非常に少なく済みます。 しかし、Mt.GOXの元CEO、Mark Karpeles氏は別のアイディアを持っていました。彼は資産が自分の管理下にある事を証明するために、膨大な枚数のBTCを別のウォレットへと送金しました。 リークされたIRCのログによると、Karpelesは442,000BTCを送金するつもりでブロックチェーンの記録もそれを証明しています。2011年の6月23日に442,000BTCは一つのトランザクションで二つのアドレスへと送金されました。 このうちの一つは424,000BTCを送金しており、当時の最高送金金額を塗り替えました。しかし、同年の11月には550,000BTCを一度に送金しており、記録は再び更新されました。 モンスター級のトランザクション手数料 2013年のある日、Redditというオンライン掲示板でとあるユーザーが次のような質問を投稿しました。 「トランザクション手数料を間違えて超高額に設定しちゃったんだけど、どうにかしてトランザクションが承認されるのを止める方法はない?」 フォーラムには何件かの回答が寄せられたようですが、トランザクションは5月16日に承認されました。内容としては、98BTCの送金に30BTCの手数料が設定されているというものでした。 しかし、最終的にはトランザクションを承認したマイニングプールがせめてもの慰めとして、7.5BTCを返金しています。 驚くべき事にこのトランザクション手数料は過去最高のものではなく、2013年8月には何者かが200BTCのトランザクション手数料を支払っていますが、こちらもマイニングプールによって返金に至っています。 また、2016年には0.0001BTCの送金に291BTCのトランザクション手数料という信じられないトランザクションが生成されています。 ビットコインと偽の暗殺 2013年3月31日、Silk Roadの元管理人Dread Pirate Roberts(DRP)はディープウェブの市場を抑えていた人物を暗殺するべく、1607BTCを「redandwhite」というユーザーに送金しています。 暗殺は実際には行われなかったものの、当時の価格で15万ドル相当のトランザクションは生成されています。すでに32万以上の承認がされており、このトランザクションがロールバックされる事はありません。 アメリカ当局によるビットコインオークション 2014年7月1日、シルクロードから没収された30,000BTCはオークションの落札者、Tim Draperへと送られました。オークションは10個のブロックに別れていましたが、Draper氏はその全てを落札しています。 同氏は30,000BTCを1800万ドル(約20.5億円)ほどで落札しましたが、当時数百ドルで取引されていたBTCが今や数千ドルで取引されている事を考慮すると非常に賢い投資だったと言えるでしょう。 Bitstampを襲ったハッキング被害 ビットコイントランザクションの中にはハッキングに関連するものがいくつも存在します。中でも目立つのが2015年にBitstampから盗まれた約20,000BTCを送金したトランザクションです。これには最初の攻撃による3,100BTCの送金も含まれています。 当時のビットコインの価格は2009年から2015年の価格に比べて比較的高くなっており、ニュースの一面を飾るようなトランザクションはあまり発生しなくなっていました。しかし、実際にそれが起こった際にはニュースにする価値がありました。 そして、このトランザクションの2週間前には、Binanceが10万BTCを別のウォレットへと移動させていた事も話題になりました。 あなたにも思い出深いトランザクションはありますか? 今回紹介した8つのトランザクションはビットコインはもちろん、仮想通貨全体の歴史に大きな影響を与えたトランザクションです。しかし、この他にも歴史的な意味を持つトランザクションは多数存在しますし、一見何気ないトランザクションでもそれは誰かにとって特別な意味を持つのかもしれません。 僕もいまだに初めてビットコイントランザクションを生成した時の事を覚えています。マイナーや他の投資家からみればなんてことないトランザクションのうちの一つですが、僕の仮想通貨ライフがそこから始まったと思うと感慨深いです。 ブロックチェーンはネットワークが維持される限りトランザクションを検索する事ができるので、自分の思い出深いトランザクションを作っておくのも良いかもしれませんね。 記事ソース: Bitcoin.com













